キャンプのときに灯りや暖をとるために活躍する焚き火台。
焚き火はもちろん、料理やバーベキューに使ったりと、使用方法は豊富にあります。
しかし、焚き火台といえば焚き火に特化しているものと思って「調理や焼肉すると良くない」「デメリットは?」など、考えている方もいるかと思います。
そこで今回は、焼肉ができる焚き火台のおすすめ10選をご紹介します。
使用するにあたってのメリットやデメリット、選び方も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
目次
- 1 焼肉ができる焚き火台を使うメリット
- 2 焼肉ができる焚き火台を使うデメリット
- 3 焼肉ができる焚き火台の選び方
- 4 焼肉ができる焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【スノーピーク】焚火台M(ST-033R)
- 4.2 【コールマン】ファイアーディスク(2000031235)
- 4.3 【コールマン】ステンレスファイアープレイス3(2000023233)
- 4.4 【ユニフレーム】ファイアグリル(683040)
- 4.5 【ロゴス】LOGOS theピラミッド篝火(81064192)
- 4.6 【TokyoCamp】焚き火台 折りたたみ 軽量
- 4.7 【キャプテンスタッグ】バーベキューコンロ 焚火台(M-6500)
- 4.8 【笑’s】コンパクト焚き火グリルB-6君(SHO-0004-10-25-38)
- 4.9 【DOD】めちゃもえファイヤー(Q3-626-SL)
- 4.10 【キャプテンスタッグ】マルチファイアグリル(1646215)
- 5 まとめ
焼肉ができる焚き火台を使うメリット
1台でさまざまな料理に使用できる
1台あればさまざまな料理で使用できるところが、焼肉ができる焚き火台のメリットの一つです。
1台で焚き火や焼肉はもちろんですが、調理器具が使用できるアイテムも多いので、さまざまな料理で使用できます。
アイテムによっては、耐荷重が高いものもあるので、重量のあるダッチオーブンが使用できたり、串焼きやピザが作れるものもあります。
荷物が減らせる
焼肉ができる焚き火台は、1台で2役以上の役割が果たせるため、それだけ荷物を減らせます。
そのため、できるだけ荷物や重量を減らしたい方におすすめで、荷物を詰めるときの手間も減らせます。
また、バーベキューグリルを購入する必要がなくなるので、それだけコスパも抑えられ、その分良いアイテムを選択可能です。
火起こしが一度で済む
焼肉ができる焚き火台は、火起こしが一度で済むところもメリットになります。
火起こしは慣れていない方だと、火を付けるのがとても手間となりますが、焼肉ができる焚き火台だと何度も火起こしをする必要がなくなります。
1度火を起こせば、その後の燃料の切り替えを行なっても、火が付いている状態なので、すぐに燃料の切り替えが可能です。
焼肉ができる焚き火台を使うデメリット
油汚れが付いてしまう
焼肉ができる焚き火台は、焼肉で使用すると油が焚き火台に飛び散ってしまうため、油汚れが付いてしまいます。
そのため、使用後のお手入れに手間をかけたくない方や、油汚れが気になる方には向かないアイテムです。
また、素材によっては油汚れや塩分に弱い素材もあるので、なるべく手間のかからない素材やお手入れしやすいものを選ぶようにしましょう。
個々に特化したものと比べると劣る
1台で2役の役割を持つ焼肉ができる焚き火台ですが、2役できるところから、個々に特化したものと比べると劣るところがあります。
例えば、大きめの薪が入らず勢いのある火が作れなかったり、ダッチオーブンなどの重い調理器具を使用するなら、付属品や耐荷重などが必要になったりします。
そのため、使用したときに使いにくいと感じるようなら、どちらかに特化したアイテムを選ぶのが良いでしょう。
高さが低くなる
焼肉ができる焚き火台は、バーベキューグリルと比べると高さが低くなるアイテムです。
そのため、立って料理をしたい方や立つスタイルのキャンプをする方には向かないものになるでしょう。
反対に座って料理する方などの座るキャンプスタイルの方には、使いやすいアイテムになります。
焼肉ができる焚き火台の選び方
形状で選ぶ
焼肉ができる焚き火台といっても、選べる形状は豊富にあり、選ぶものによって焚き火のしやすさや、焼肉や料理のしやすさも変わってきます。
そのため、目的に合わせた形状を選ぶようにしましょう。
焚き火台は大きく分けて浅型と深型の2種類あります。
浅型には、メッシュ型、薄底火底型、ディスク型、らせんパネル型などで、薪が入れやすいので火の調整がしやすい特徴があります。
また、火が直接観れるので、炎をゆっくり楽しみたい方におすすめです。
一方深型は、横三角柱型、四角錐型、ボックス型、コの字型などで、料理を楽しみたい方におすすめです。
安定性が高い特徴を持っているので、重量のあるスキレットやダッチオーブンなど、本格的な料理も楽しめます。
素材で選ぶ
焼肉ができる焚き火台は、豊富な素材のものから作られており、素材によっては使い勝手や耐久性も変わっくるため、素材で選ぶことも大切です。
焚き火台の素材は、大きく分けてステンレス製、鉄製、チタン製から選べます。
ステンレス製
ステンレス製は耐久性が高く、錆びにくいところが特徴的となっています。
やや耐熱性が低いところと、塩分には弱く、使用後の拭き取りや乾燥は必ず必要です。
鉄製
鉄製は、安定性があり頑丈で耐久力も高いところが特徴となっています。
反面、重量が重く、錆びやすいところがデメリットです。
チタン製
チタン製は軽量で耐久性も高く、さらに錆びない特徴を持っています。
ほかの素材と比べても、すべてにおいて優れていますが、その分価格が高くなってしまうところがデメリットです。
使用人数で選ぶ
焚き火台は、大きいものから小さいものまであるので、使用人数に合わせた選び方も大切です。
1〜2人程度で使用するなら幅30cm前後のものがおすすめで、これくらいの大きさなら焼く面と保温する面とで分けられる使い方ができます。
3〜4人程度なら作る料理の量や数も増えてくることと、複数の調理器具を乗せる必要も出てくるので、35〜50cm前後のものがおすすめです。
それ以上の人数になるなら50cm以上のものを選ぶと間違いありませんが、車への積み込みや持ち運びが大変になるので注意しましょう。
もしくは、2台使用することで解決できるので、難しそうな方は2台持ちもおすすめです。
ただし、上記はおおよその目安になりますので、必ず実物や使用人数をチェックするなど、確認してから選びましょう。
付属品が設置できるかで選ぶ
焚き火台は、アイテムによって付属品が付いてるものもあり、付属品が設置できるかで焼肉や調理の幅も増えます。
そのため、特に料理も楽しみたい方は付属品が付いているものや、付属品が設置できるものかで選ぶことも大切です。
付属品は豊富にありますが、例えばゴトクが設置できるものなら鍋ややかん、網なども置けるようになるので料理の幅が広がります。
また、グリルプレートが置けるものならステーキや目玉焼きなどが手軽に作れます。
さらに、ロストルと呼ばれる燃焼効率を上げる効果のある網が付いているものなら、燃料をしっかり燃やせ、耐久性もあるのでダッチオーブンも置けます。
付属品は豊富にあるので、どういったシーンで使用したいかをしっかりチェックしてから選びましょう。
設置や片付けなどの手間をチェックする
焚き火をするときに、できれば設営や片付けに手間をかけたくないと思われている方も多いと思います。
そのため、設置や片付けなどの手間をチェックすることも大切になります。
手間をチェックするときは、分解するタイプのものか、折りたたむタイプのもので選ぶのが良いでしょう。
分解するタイプは、設営に時間がかかるアイテムもありますが、分解できるのでコンパクトにでき、手洗いなどのお手入れもしやすくなっています。
折りたたむタイプのものは、設営にそこまで時間がかからず、すぐに使用できるところが特徴的となっています。
中には、パッと開くだけで使用できるものもあり、数秒で設営可能です。
また、炭受けがあるものやメッシュ製のものを選べば、炭を捨てるのも楽にできるので、そちらもチェックしましょう。
耐荷重をチェックする
耐荷重をチェックすることも、焼肉ができる焚き火台を選ぶにあたって大切になります。
耐荷重が高いものを選べば、重量のあるダッチーブンも使用でき、本格的な料理も楽しめます。
また、大きめの薪をどんどん焚べられるので、勢いのある火を楽しみたい方にもおすすめです。
中には、本体の耐荷重がそこまで高くないアイテムもあります。
しかし、付属品であるゴトクやダッチオーブンスタンドを使用すれば、耐えられるようになるアイテムもあるので、そちらもチェックしましょう。
炭が使いやすいかチェックする
焼肉ができる焚き火台は、焼肉もできるからこそ炭が使いやすいかチェックすることも大切です。
薪を使って焼肉やステーキなどをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、薪は焚き火をするのに向いている燃焼で、調理には向いていません。
反対に炭は、安定した火を長時間保てるので、直火で焼肉やステーキなどをするための使用に向いています。
そのため、焚き火台で焼肉やステーキなどをするなら、炭は使える方が良いでしょう。
形状によっては炭の火が届きにくかったり、燃焼効率が低く炭の温度が上がりにくかったりするので、必ず炭が使いやすいかもチェックしましょう。
焼肉ができる焚き火台おすすめ10選
【スノーピーク】
焚火台M(ST-033R)
スタイリッシュな見た目が特徴的で、四角錐型の折りたためるタイプの焚き火台です。
素材はすべて耐久性の高いステンレスで作られており、強靭で炎にも強く、4本の脚がしっかり支えてくれるので、安定性も高くなっています。
別売りの付属品も多彩にあるので、焼肉やそのほかの料理も楽しめるアイテムです。
【コールマン】
ファイアーディスク(2000031235)
直径約45cmと大型の焚き火台で、脚を広げるだけの3秒で設営できるところが特徴となっています。
付属品には、バーベキュー用の網付きが付いており、炭を入れやすいように隙間があるので、火の調節や燃料補給に困りません。
耐荷重も約30kgまで対応可能となっているので、大きめのダッチオーブンも使用可能です。
【コールマン】
ステンレスファイアープレイス3(2000023233)
井桁のような形が特徴となっており、焚き火でも焼肉でも使いやすい、マルチに活躍できる焚き火台です。
付属品には焼き網やゴトクが付いているので、焼肉やそのほかの料理もしやすく、ダッチオーブンも置ける仕様となっています。
折りたたみ式となっているので、収納するときは折りたたむことでコンパクトに収納可能です。
【ユニフレーム】
ファイアグリル(683040)
ファミリーなどに使いやすいサイズで、焚き火から焼肉、ダッチオーブンを使った料理など、幅広い使い方ができる焚き火台です。
網は焚き火台のツメに載せるスタイルとなっており、焚き火台の四隅のスペースから炭が入れやすく、火の調整も楽にできます。
収納するときはコンパクトなサイズにできるので、持ち運びしやすく、キャンプやお花見などで楽しみたい方におすすめです。
【ロゴス】
LOGOS theピラミッド篝火(81064192)
2段階の高さ調節ができるタイプの焚き火台で、立っての使用とゆっくり座っての使用から選べます。
耐荷重が高い設計となっており、大きい薪も入れられダッチオーブンも置けるので、さまざまな料理が作れたり、勢いのある炎が作れたりできます。
付属品も豊富にセットされているので焼肉や串焼きもでき、さらにサイズも大きめに設計されていることから、半面使用もできるアイテムです。
【TokyoCamp】
焚き火台 折りたたみ 軽量
重量985gと軽量な設計となっていますが、安定性が高く耐久性にも期待できる薄板火底型タイプの焚き火台です。
設営も約15秒程度で組み立てられ、片付けも折り畳むだけの簡単仕様となっています。
別売りの付属品も豊富にあり、使用することで使い方の幅や料理の幅も増やせる魅力的なアイテムです。
【キャプテンスタッグ】
バーベキューコンロ 焚火台(M-6500)
直径約47cmと大人数で使用できるボックス型タイプの焚き火台で、焚き火や焼肉のどちらでも使いやすい設計となっています。
また、ダッチオーブンも置ける耐荷重も施しており、作れる料理の幅も広いところも持っています。
大きめのサイズとなっていますが、折りたたんで専用の収納袋に入れることで、持ち運びにも困らないアイテムです。
【笑’s】
コンパクト焚き火グリルB-6君(SHO-0004-10-25-38)
B6サイズというコンパクトなところが特徴となっており、ソロキャンプにぴったりな焚き火台です。
重量も500gと超軽量サイズとなっており、さらに折りたたむと厚み18mmと超薄型にできるので、徒歩やツーリングキャンプでも活躍できます。
長方形のボックス型となっており、燃焼効率も良い設計となっているので、料理や焚き火でも使いやすくなっています。
【DOD】
めちゃもえファイヤー(Q3-626-SL)
長方形のボックス型タイプの焚き火台で、2層構造の設計から二次燃焼が可能となっており、高い燃焼効率が期待できます。
また、二次燃焼により煙と灰が少なくなるので、煙の影響を受けにくく、片付けも簡単です。
設営も専用の台に載せるだけの簡単仕様となっており、とても使い勝手の良いアイテムとなっています。
【キャプテンスタッグ】
マルチファイアグリル(1646215)
1台あるだけで、焼肉、焚き火、ダッチオーブン、串焼き、ピザなどの1台7役の使い方ができる多機能な焚き火台です。
さまざまな使い方ができるとこから、ファミリーや大人数で使用するのにぴったりなアイテムとなっています。
また、ハイタイプとロータイプの2つの高さから使用できるようになっており、キャンプスタイルにも合わせやすいアイテムです。
まとめ
焼肉ができる焚き火台は、1台あるだけで焚き火や焼肉はもちろん、さまざまな料理も作れるアイテムです。
また、形状や素材、使用人数など、使用目的を決めてから選ぶことが大切になります。
焼肉も焚き火も両方楽しみたいキャンパーにはおすすめのアイテムとなりますので、ぜひ素敵なアイテムを見つけてくださいね。
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