冬のサーフィンで、ウェットスーツの首元から水が入ってヒヤッとしたことのある方も多いでしょう。
すると、首からの浸水で一気に体温が下がってしまいます。
体が冷えてしまうとサーフィンの動きにも影響を及ぼすことがあるのです。
ですが、ネックウォーマーやインナーネックを使うことで、首元からの浸水を軽減することができます。
今回はサーフィン用ネックウォーマーのメリットとデメリット、おすすめのネックウォーマーとインナーネックをご紹介します。
サーフィン用ネックウォーマーを使うメリット
首が温まる
冬のサーフィンでネックウォーマーをすることにより首が温まります。
首には体を巡る太い動脈があり、首を温めることによって体全体に冷えた血液が巡るのを防げます。
首を温めることは、体を冷やさないことにもつながるのです。
体が冷えてしまうと、もっとサーフィンをしたくてもつい諦めてしまうこともあるでしょう。
寒い海で少しでも長くサーフィンするためには、ネックウォーマーを使うのがおすすめです。
水の侵入を防げる
沖へ向かう時に波の下にサーフボードと体を沈めるドルフィスルーをするときや、波に巻かれたときの浸水を防げます。
首元から冷水が入るとヒヤッとすると同時に、一気に体温が下がってしまいます。
体が冷えてしまうとサーフィンの動きが鈍くなることに繋がるのです。
水の侵入を防ぐためにもネックウォーマーを使用することは有効です。
首の日焼け跡が残らない
ネックウォーマーを使うことで、首の日焼けを軽減することができます。
顔には日焼け止めを塗っていても、意外と盲点なのが首元のウエットスーツ跡の日焼けです。
首の日焼けはシワの原因にもつながります。
首は人と会うときにいつも見える場所であり、将来シワが増えると年齢以上に老けて見えることもあるので防ぎたいところです。
ヘッドバンドとしての使用もできる
ネックウォーマーをヘアバンドのように使用することで、頭や耳を覆うことができます。
冬のサーフィン中に風が吹き出してくると頭が冷え、耳がちぎれそうなほど痛くなることがあります。
風が強い時にネックウォーマーをヘアバンドのように使用すると、頭や耳の冷えを防いでくれるのは嬉しいポイントです。
自転車サーファーにもおすすめ
自転車で海に向かうサーファーにとって、意外と寒いのが首元です。
ウエットスーツが濡れていなければ、マフラーなどを巻くこともできます。
しかし、海上がりはより体が冷えているのに、濡れた状態でマフラーを巻くことができません。
そこで活躍するのがネックウォーマーです。
行き帰りもサーフィン中もずっと付けたままで、首周りを冷えから守ってくれます。
サーフィン用ネックウォーマーを使うデメリット
暑くなると邪魔になる
今日は寒いかなと思いネックウォーマーをつけて入っても、動いてるうちに暑くなると邪魔になってしまいます。
一度上がってネックウォーマーを置きに行くか、暑いまま我慢するかしか無くなってしまうことがあるのです。
前もって水温や風、天気を確認しておくようにしましょう。
荷物が増え片付けの手間が増える
ネックウォーマーを使用することで、いつもより荷物が増えます。
ネックウォーマーは決して大きなものではないものの、ブーツやグローブを使う場合、全てをまとめると荷物が増えてしまいます。
また、帰宅後にそれぞれを洗って乾かす手間も増えるので、少し邪魔くさいと感じるかもしれません。
しかし、寒い冬のサーフィンを快適にするグッズと思えば、荷物が増えることや片付けの手間は少しのデメリットでしかないと思えるでしょう。
サーフィン用ネックウォーマーの選び方
ウエットスーツの首周りの状態で選ぶ
ウェットスーツの首回りがフィットしていない場合や、背中にファスナーが付いているウェットスーツにはインナーネックがおすすめです。
なぜなら、ウェットスーツは首回りや背中のファスナーから浸水することがあるためです。
インナーネックはウェットスーツを着る前に着用します。
インナーネックを着用することで、ウェットスーツの首元やファスナーからの浸水を軽減することができるのです。
ネックウォーマーの厚みで選ぶ
ネックウォーマーはウェットスーツと同じように、2mmや3mmと厚みが商品により異なります。
厚みのあるものは保温効果が高くなりますが、首の動きが少し制限されるように感じる場合もあります。
まだそれほど寒くない季節の紫外線対策であれば薄いもの、真冬の防寒対策であれば厚みのあるものと使い分けると良いでしょう。
ネックウォーマーの素材で選ぶ
ネックウォーマーは外側と内側の素材が商品によりそれぞれ異なります。
全てジャージ素材のものや、外側はスキン素材で内側は起毛素材など、組み合わせも色々です。
ジャージ素材は柔らかく、着けている感覚もあまりありません。
スキン素材はジャージ素材に比べると若干硬さを感じる場合があります。
起毛素材は保温効果が高いため、真冬にはとてもありがたいと感じられるでしょう。
厚みと同様に使用する目的や季節、環境に応じて適するものを選択するのがおすすめです。
サーフィン用ネックウォーマーおすすめ7選
【BE WET】
MAGIC ROYAL NECK WARMER
多くのプロサーファーも愛用するウエットスーツメーカーであるBE WETのネックウォーマーです。
上下のゴールドのパイピングとロイヤルのゴールドロゴがポイントです。
表面には柔軟性と速乾性のある素材を採用し、消臭除菌効果も持ち合わせています。
【O'NEILL】
ネックウォーマー(AO-0021)
ウエットスーツメーカーとして有名なオニールが手掛けるネックウォーマーです。
外側にはメッシュスキンと呼ばれる、表面がワッフル状のスキン素材を使用しているので、強度があるのが特徴です。
内側はオニールが独自に開発するファイアーウォールという起毛素材を使用していて保温力があります。
【FELLOW】
ネック&ヘッドバンド
ウエットスーツや豊富なサーフィンアイテムを出していることで人気のFELLOWからリリースされているネックウォーマーです。
内側はドライ撥水機能があるため、内側に空気を蓄積して保温効果を高める濃密起毛素材が使われています。
外側は風を通しにくいスキン素材なので、しっかりと首元を保護してくれます。
【SURF8】
ネックヘッドバンド(82F3G7)
BodyGlove Wetsuitsを手がける会社が、サーフィンの防寒グッズの専用ブランドとしてつくったSURF8のネックウォーマーです。
防寒グッズ専用ブランドというだけあり、内側は世界で最も熱伝導率が高いとされる新炭素系素材を使用し保温性を高めています。
外側は風を通しにくいスキン素材を使用しています。
【FELLOW】
ネックインナー
内側にメタルスキンを使用しているので、海から上がった後に水分を拭き取るだけで乾かす手間がありません。
メタルスキンは浮力が少ない素材で軽く、肌への密着度も高いため、体温を逃さない保温力があります。
首の高さが気になる場合には1.5cmまでカットして使用できるため、より快適にオーダー感覚で使用できるのも嬉しいポイントです。
【AND NEW YOU】
インナーネック
全パーツに伸縮性の高いネオプレン素材を使用しているインナーネックです。
首周り全体へのフィット感があるので、首周りの動きを妨げません。
男性用はM〜XLのサイズ展開があり、ユニセックスではないのも珍しいです。
【ONEILL】
インナーネック(AFW-500A2)
肌との密着性が高く保温性にも優れています。
また、伸縮性のあるウルトラフレックス素材で首周りの動きがスムーズです。
ウエットスーツの内側に装着することで、秋冬のサーフィンを快適にすることができます。
まとめ
冬のサーフィンを快適にしてくれるネックウォーマーは、首元からの浸水を防ぎ首元を温めてくれます。
いかに体を冷やさず冬のサーフィンを楽しむかと考えると、ネックウォーマーはぜひプラスしたいアイテムとしておすすめです。
サーフィン用ネックウォーマーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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