音楽や動画コンテンツを楽しむ時に活躍するイヤホンは、ランニング中に使うという方も多いでしょう。
イヤホンといえば耳に差し込むのが一般的ですが、耳を塞がない骨伝導タイプのイヤホンをご存知でしょうか。
骨伝導イヤホンには、耳に直接装着しないことによるさまざまなメリットがあります。
この記事では、骨伝導イヤホンとは何か、またメリットとデメリットを解説します。
そして、骨伝導ランニングイヤホンのおすすめ10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
骨伝導ランニングイヤホンとは
通常のイヤホンは耳に装着して音波を発し、鼓膜を震わせることで音を認識するというメカニズムです。
一方の骨伝導イヤホンは耳ではなく、固い骨があるこめかみ部分に装着します。
こめかみから頭蓋骨に直接振動を与えて音を認識させるという技術が使われているのが骨伝導イヤホンです。
どちらのタイプでも、振動によって人間に音を認識させるという点は共通しています。
骨伝導イヤホンには、通常のイヤホンとは異なるメリットやデメリットがあります。
骨伝導ランニングイヤホンを使うメリット
周囲の音が聞こえて安全
骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、イヤホンの音声を楽しむのと同時に周囲の音が聞こえます。
ランニング中には車や自転車、歩行者などと衝突しないように注意を払う必要がありますよね。
しかし、視覚で得られる情報には限りがあり、後方から近づく車に早く気付くためには聴覚から得られる情報も重要です。
耳を塞がない骨伝導イヤホンは、安全にランニングを楽しむのに役立ちます。
耳への圧迫感が少ない
通常のイヤホンの場合、耳の形やイヤホンとの相性によっては、長時間使用を続けると耳へ負担がかかり痛みを生じさせてしまいます。
一方、骨伝導イヤホンはこめかみに挟むスタイルなので、耳への負担はありません。
通常のイヤホンだと耳が痛むという方は、骨伝導イヤホンを試してみることをおすすめします。
会話しやすくなる
骨伝導イヤホンは、ハンズフリー通話や対面での会話をより快適にしてくれます。
耳への密着性が高いイヤホンで会話をすると、自分の声が反響して違和感を覚えた経験がある方もいるのではないでしょうか。
この違和感が苦手な方は、骨伝導イヤホンを使えばより自然に近い状態での会話ができます。
また、ランニング中であれば音声を楽しみながら仲間との会話も可能です。
骨伝導ランニングイヤホンを使うデメリット
音漏れしやすい
骨伝導は音漏れが少ないというイメージを持たれがちですが、実際は耳に装着する通常のイヤホンよりも音漏れしやすいです。
なぜなら、こめかみから骨に伝える振動は、同時に周りの空気も振動させ周囲の人に聞こえてしまうためです。
ランニングのように人が少ない環境では問題ないものの、満員電車のように人が多い環境で使用する時には音漏れに気をつけましょう。
音質は通常のイヤホンに劣る
骨伝導イヤホンは一般的に、耳に装着する通常のイヤホンと比べて音質は低い傾向にあります。
特に低音が不得意なため、オーケストラや音楽バンドで低音を楽しみたい方には向いていません。
一方、ラジオやドラマのように言葉を中心に聞くのであれば問題なくお使いいただけます。
安全に外出する時は骨伝導イヤホン、純粋に音を楽しみたい時は通常のイヤホンといったように使い分ける方も多くいます。
骨伝導ランニングイヤホンおすすめ10選
【SHOKZ】
Open Run Pro
世界累計販売数700万を誇るSHOKZのハイエンド骨伝導イヤホンをご紹介します。
SHOKZの新たなテクノロジーが搭載され、骨伝導ながら鮮明でクリアな中高音と深みのある低音を実現しました。
連続再生時間10時間の性能を持っているため、家を出発してから帰宅するまで、長時間お使いいただけます。
おしゃれなピンクやブルーなど、全4色をラインナップしています。
【SHOKZ】
Open Run(S803)
こちらはSHOKZのスタンダードモデルで、普段使いからランニング時まで、日常のあらゆるシーンでお使いいただけます。
可愛らしい見た目とおしゃれなカラーラインナップのため、女性からも人気のあるモデルです。
IP67級の防水性能を持っているため、急な雨に振られても安心です。
急速充電にも対応しており、10分間の充電で1.5時間利用できます。
【SHOKZ】
Open Move(S661)
こちらの骨伝導イヤホンはSHOKZのエントリーモデルで、高いコストパフォーマンスを誇り普段使いに最適なモデルです。
もちろん、ランニング用としても活躍する骨伝導イヤホンです。
重量は29gと小型で軽量ながら、重低音が強化されており快適に音声を楽しめます。
ピンクやグレーなど、おしゃれなカラーがラインナップされています。
【Ziswin】
骨伝導イヤホン
Bluetooth5.3に対応し、安定した接続と音の遅れが少ない骨伝導イヤホンです。
29gの軽量モデルのため、長時間着用しても重みを感じることはありません。
耳栓が付属しており、音に集中したい時に着用することでさらに音楽などを楽しめます。
コストパフォーマンスが優れており、初めての骨伝導イヤホンとしてもおすすめです。
【Erssimo】
骨伝導イヤホン
こちらの骨伝導イヤホンはIPX5級の防水性能を持っているため、ランニングやサイクリングの汗にも耐えられるモデルです。
USBタイプCによる急速充電にも対応しており、短い充電時間で長時間ご使用いただけます。
電車内でも使いやすい音漏れ軽減モデルで、ハンズフリー通話用としても活躍する骨伝導イヤホンです。
【Kawlity】
TWS 1
左右のイヤホンが完全独立したタイプの骨伝導イヤホンをご紹介します。
ケースから取り出せば自動的にBluetooth接続可能なため、手軽に使用開始できます。
ハンズフリー通話時にはノイズ除去機能が稼働し、快適な会話を楽しめる便利なモデルです。
おしゃれなネイキッドカラーやレッド、ホワイトなどをラインナップし、リーズナブルで人気な骨伝導イヤホンです。
【Tummty】
骨伝導イヤホン(C22)
こちらの骨伝導イヤホンの特徴は、SDカードを挿入できる点です。
SDカードに入れた音声データを骨伝導イヤホン単体で再生できるため、ランニングの際にスマートフォンを持たなくても楽しめます。
もちろん、Bluetooth接続によりスマートフォンの音楽を聞いたり、電話でのハンズフリー用としてもお使いいただけます。
【Gloworm】
W9
こちらのモデルは耳元にフックで引っ掛けるタイプのため、ランニングなどの激しい動きでも落ちにくい設計となっています。
押しやすい物理ボタンのため、機械操作が苦手な方でも使いやすいように配慮されたモデルです。
連続再生時間8時間とバッテリー性能も十分で、充電切れの心配なく安心して使えます。
【Uensslin】
骨伝導イヤホン
こちらのモデルは耳掛け式のため、ランニング用としておすすめの骨伝導イヤホンです。
重量はわずか25gのため、長時間着用しても疲れを感じにくい点が好評です。
マイクも付いているため、ハンズフリーやWEB会議でも活躍します。
リーズナブルながら性能は十分で、コストパフォーマンスの高いモデルです。
【KOMOI】
骨伝導イヤホン
こちらの骨伝導イヤホンは本体にメモリーチタン合金が採用されており、強い力が加わっても壊れにくいモデルです。
頑丈な作りですが、柔らかいシリコンと線上の素材を使用しているため、軽く快適な着用感を得られます。
通話中には周囲のノイズを軽減するノイズキャンセリング機能が起動するため、外での会話にも便利です。
まとめ
骨伝導イヤホンは耳への負担が少なく、安全にランニングできるため需要が伸びてきています。
ぜひこの記事をご覧になり、安全なランニングを楽しめるお気に入りの骨伝導イヤホンが見つかれば幸いです。
骨伝導ランニングイヤホンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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