スマートウォッチは身に着けるだけで手軽に健康管理ができ、スマートフォンとの連携も便利なので普及が進んできています。
それに伴い、スマートウォッチを製造するメーカーやモデルの選択肢も増えてきました。
スマートウォッチが初めての人は、種類が多くてどれを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
また、スマートウォッチを買っても本当に使いこなせるかどうか不安になることもあると思います。
今回は、スマートウォッチ初心者におすすめなモデルを10種類ご紹介します。
目次
- 1 初心者向けスマートウォッチを使うメリット
- 2 初心者向けスマートウォッチを使うデメリット
- 3 初心者向けスマートウォッチの選び方
- 4 初心者向けスマートウォッチおすすめ10選
- 4.1 【Apple】Apple Watch SE 第2世代
- 4.2 【Apple】Apple Watch Series 8
- 4.3 【Fitbit】Sense 2(FB521BKGB-FRCJK)
- 4.4 【Fitbit】Charge 5(FB421SRBU-FRCJK)
- 4.5 【GARMIN】Venu Sq 2(010-02701-72)
- 4.6 【GARMIN】vívosmart 5(010-02645-60)
- 4.7 【Amazfit】GTR4(sp170050-C181)
- 4.8 【Amazfit】T-Rex 2(sp170045C173)
- 4.9 【Galaxy】Galaxy Watch5(SM-R900NZSAXJP)
- 4.10 【SONY】wena 3(WNW-B21A/S)
- 5 まとめ
初心者向けスマートウォッチを使うメリット
健康的な生活につながる
腕に着けたウォッチを確認するだけで気軽に体調を確認することができるので、健康的な生活を心がけることにつながります。
毎日の健康状態や、健康になるための改善点を確認することができ、健康管理のモチベーションも上がることでしょう。
なかには血中酸素濃度や体温の測定ができるモデルや、毎日の健康スコアやアドバイスを表示してくれるモデルもあります。
自分の体調を客観的に観察できる
スマートウォッチを使うことで、心拍数や睡眠の質の推移が可視化されるため、生活を見直すきっかけになります。
最近疲れていると感じたときには、スマートウォッチで計測したデータが原因を分析する材料になるかもしれません。
なかには、ユーザーの残り体力を表示するモデルや、ストレスレベルを評価する機能を持つモデルもあります。
運動のモチベーションにつながる
スマートウォッチを使用することで、毎日のエクササイズの効果が可視化されるので、やる気につながります。
運動による消費カロリーや、活性化している筋肉を確認することによって、トレーニング効率を上げることもできるでしょう。
なかにはエクササイズをゲーム感覚で楽しんだり、ユーザー同士で競争したりできる機能を備えたモデルもあります。
スマートフォンをより便利に使える
スマートウォッチをスマートフォンと連携することで、着信やアプリの通知をスマートウォッチから確認することができます。
さらに通話機能に対応したモデルであれば、スマートウォッチから電話を受けて、ハンズフリー通話をすることも可能です。
スマートフォンから再生している音楽を操作するなど、スマートフォンのリモコンとして使うこともできる点も便利です。
気分によって気軽にカスタマイズできる
一般的な腕時計と大きく違う点として、画面に表示された時計盤を気軽に変更できることが挙げられます。
ビジネスシーンでは一般的な時計に近い時計盤で、普段はお気に入りの写真を背景にするなど、場面に応じた使い分けが可能です。
さらにストラップを交換できるモデルなら、色や素材を選んで、さらに自由なカスタマイズをすることもできます。
初心者向けスマートウォッチを使うデメリット
定期的な充電が必要
一般的な時計と違い、大半のスマートウォッチはバッテリー充電式です。
バッテリーが切れると時計表示を含む全部の機能が使えなくなってしまうため、こまめに充電することが必要になります。
長期にわたり充電できない事情がある場合は、モバイルバッテリーを持ち歩くことも検討が必要です。
バッテリーが切れてもしばらく使える予備電源を備えたモデルや、ソーラー充電が可能なモデルを選ぶのも良いでしょう。
高機能であるほど高価になる
比較的リーズナブルなモデルでも、心拍数や睡眠、エクササイズ測定など基本的な機能は備えていることが多いです。
しかし、より健康管理機能が充実したモデルや、アウトドア用の頑丈な素材を使用したモデルは、その分高くなる傾向があります。
例えばApple Watch Series 8に搭載の血中酸素濃度センサーは、よりリーズナブルなSEには搭載されていません。
自分にとってゆずれない機能をあらかじめ確認しておき、オーバースペックでないモデルを選ぶ必要があります。
スマートフォンとの連携が必要
大半のスマートウォッチはスマートフォンからアプリを使って連携する必要があります。
スマートフォンなしでの通信が可能なモデルも例外ではなく、初期設定はスマートフォンで行うことが必須となる場合が多いです。
多機能な機種ほどその傾向は強く、通知や通話などの機能も基本的にスマートフォンに対応したものです。
フィーチャーフォンを使用している人は、タブレットと連携できるモデルを選ぶなどの対策が必要になります。
医療用機器の代用品として使うことはできない
スマートウォッチで計測する心拍数などのデータは、医師の診断を受けるときに参考情報として見せることができます。
しかし、スマートウォッチは医療用の精密機器ではありません。
健康や生命の維持にかかわる場合は必ず医療機関に相談し、医師が指示する医療用機器を使用するようにしてください。
自己判断で医療用機器の代用品として使用するのは非常に危険なので、絶対にやめましょう。
初心者向けスマートウォッチの選び方
使う場面を想定して必要な機能があるモデルを選ぶ
スマートウォッチは機能が充実しているほど高価になるため、想定する用途に応じたモデルを選ぶようにしましょう。
例えばアウトドアスポーツで使用する場合、衝撃やすり傷に強いモデルや、衛星測位システムを備えたモデルが便利です。
また、健康管理面では、血中酸素濃度や心電図、体温などの測定に対応しているのは一部のモデルのみです。
初心者の場合、心拍数や睡眠の測定などの基本的な機能を備えたモデルで、スマートウォッチに慣れるのが良いでしょう。
サポートの充実したモデルを選ぶ
初めてスマートウォッチを使う場合、使い方が分からなかったり、思った通りに動作しなかったりして困ることもあると思います。
電話やチャットですぐに対応してくれるお問合せ窓口があるなど、いざというときのサポートが充実したモデルを選びましょう。
故障や紛失などに備えた補償サービスが付いたものを購入するのも初めての人にはおすすめです。
使っているスマートフォンやサービスと相性の良いモデルを選ぶ
現在使用しているスマートフォンと同じメーカーのものを選べば、お問合せなどのサポートもまとめて受けられるので安心です。
例えば、iPhoneを使っている場合はApple Watchシリーズから選ぶと、スマートフォンとの連携もしやすいです。
また、音楽配信サービスなどについても、普段使っているサービスに対応したモデルならより便利にサービスを利用できます。
使っている人が多いモデルを選ぶ
お問合せ窓口が休みの場合やレアケースの場合は、困ったことがあってもすぐには解決できないこともあるでしょう。
使っている人の多いスマートウォッチを選べば、わからないことがあった場合に、ネット検索などで情報を見つけやすくなります。
ご家族やお友達が使っていて、困ったときに周囲の誰かに相談しやすいスマートウォッチを選ぶのもおすすめです。
初心者向けスマートウォッチおすすめ10選
【Apple】
Apple Watch SE 第2世代
Apple純正スマートウォッチの中でもリーズナブルなモデルで、iPhoneを使っている場合はこちらがおすすめです。
心拍数、睡眠、エクササイズの測定や、通知や天気予報の確認など、スマートウォッチの基本的な機能が備わっています。
iPhoneの純正ウォレットアプリと連携することで、SuicaやPASMO、PayPayなどの電子決済も使えます。
服薬機能もあるほか、周囲の騒音レベルを測定し、聴覚に悪影響を与える場合に警告する機能も便利です。
【Apple】
Apple Watch Series 8
Apple純正スマートウォッチの定番モデルで、SEよりも高価な分、機能が追加されたモデルです。
心拍数や睡眠、エクササイズのほか、血中酸素濃度や皮膚温を計測するセンサーも備えています。
常時点灯にも対応しているため、腕をあげて時計をのぞき込まなくても時刻を確認することができます。
高速充電機能も備えており、約45分でバッテリー切れから80%まで充電することが可能です。
【Fitbit】
Sense 2(FB521BKGB-FRCJK)
Fitbitによる、ストレスマネジメント機能に特化したスマートウォッチ。
皮膚の電気活動をスキャンすることにより、身体のストレスレベルを検知できる機能が備わっています。
ストレスレベルが高いときにはマインドフルネスを行なうことができ、ストレスが減る様子を画面で確認することも可能です。
心拍数や睡眠の計測ができるうえ、睡眠時の皮膚温変動を推定するセンサーが付いています。
【Fitbit】
Charge 5(FB421SRBU-FRCJK)
Fitbitによるリストバンド型のスマートウォッチで、比較的安価にも関わらず電子決済に対応している点も魅力です。
血中酸素ウェルネス、心拍変動、推定皮膚温変動を記録する健康指標ダッシュボードは毎日の健康管理に便利です。
運動記録や睡眠の質、心拍変動に基づき計算された「今日のエナジースコア」を確認すれば、客観的に体調を把握できます。
【GARMIN】
Venu Sq 2(010-02701-72)
ウェアラブル機器を多く取り扱っているGARMINによるエントリーモデル。
心拍数や呼吸数、ストレス、血中酸素濃度を測定できるほか、25種類のスポーツ種目からエクササイズの計測ができます。
専用アプリからカスタマイズ用の時計盤やアプリをダウンロードできるほか、電子決済にも対応しています。
ストレスレベルの推移を計測する機能や、測定データから残り体力を推定できるBody Battery機能も便利です。
【GARMIN】
vívosmart 5(010-02645-60)
GARMINによる、小型軽量なリストバンド型のスマートウォッチ。
心拍数、睡眠の質、血中酸素濃度などをトラッキングするほか、水分摂取量を記録し、水分補給を促す機能もあります。
独自機能である、測定データをもとにユーザーの残り体力を算出する機能やフィットネス年齢を推定する機能も便利です。
バッテリー駆動時間は約7日間と、比較的長いモデルでもあります。
【Amazfit】
GTR4(sp170050-C181)
高級スポーツカーをモチーフとした、薄型軽量でクラシックなデザインのスマートウォッチ。
心拍数や睡眠、ストレスを測定するほか、最短45秒間で4種類の健康データを測定する機能もあります。
6つの衛星測位システムに対応したナビゲーション機能やログ機能が使えるため、ジョギングなどにも便利です。
天気や健康データなど、自分で選んだ内容を毎朝ポップアップ表示できるモーニングアップデート機能もあります。
【Amazfit】
T-Rex 2(sp170045C173)
ミリタリー基準の耐久性を持つ、アウトドア仕様のスマートウォッチ。
アウトドアウォッチらしいデザインで、重厚感のある4種類のカラーバリエーションがあります。
ただでさえ頑丈なうえ、-30℃の極寒の環境下でも操作することができるため、過酷な環境に行くことの多い人におすすめです。
バッテリーはGPSモードをオンにしている場合でも最大26時間持続します。
【Galaxy】
Galaxy Watch5(SM-R900NZSAXJP)
スマートフォンでも知られるGalaxyによるスマートウォッチ。
カバーがサファイアガラス製なので、画面が傷つきにくいのも特徴です。
独自機能である体組成計機能は、本体にタッチして15秒で体脂肪率や骨格筋を分析し、アドバイスを表示してくれます。
バッテリー駆動時間は最大40時間で、さらに急速充電対応なので約30分間の充電で最大45%のチャージが可能です。
【SONY】
wena 3(WNW-B21A/S)
一般的な腕時計のバックルに取り付けることができる、変わったタイプのスマートウォッチ。
操作方法もシンプルなので、手放したくないお気に入りの腕時計がすでにある人におすすめです。
腕時計を持っていなくても、純正パーツを組み合わせることで好きな腕時計を一からカスタマイズすることができます。
心拍数や歩数、消費カロリー、最大酸素摂取量、睡眠といったデータを測定できるほか、電子決済やアプリ通知の確認も可能です。
まとめ
スマートウォッチは健康管理や通知確認など、さまざまな便利機能が入っているため、使い始めたら手放せなくなるでしょう。
今回ご紹介した内容を、初めてのスマートウォッチ購入の参考にしていただければ嬉しいです。
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