サーフィンは基本的には季節を問わず、オールシーズン可能なスポーツです。
ただ真冬となればそれなりの防寒対策は必要であり、特に冷水が当たる顔や頭部へは万全の配慮が必要です。
その中でも冬用のサーフキャップは保温機能に優れ、また頭部の冷えを極力抑えることを可能としています。
今回は冬用サーフキャップに関した実情に加え、防寒対策でおすすめな10アイテムについて詳しくご紹介していきます。
冬用サーフキャップを使うメリット
頭部と首周りを冷たい海水から守る
神経が集中し、首にかけても大きな動脈がある頭部は、ヘッドキャップの装着によって真冬の冷たい海水から守ることができます。
体温維持に繋がるのはもちろん、底冷えによるパフォーマンス低下を抑える効果も期待できるでしょう。
冬用サーフキャップ装着による体温維持はメリットであり、また体調をベストに保つうえでは有利アイテムと言えます。
頭部を保護できる
サーフィンは常に怪我と隣り合わせのスポーツですが、サーフキャップの着用によって防げます。
夏場専用のサーフキャップとは異なり、冬用のサーフキャップは防寒機能として分厚い生地となっています。
防寒機能を始め、突起物から怪我を防止できる意味合いとしても冬用サーフキャップは必須アイテムと言えるでしょう。
サーファーズイヤーの防止
耳からの冷たい海水の侵入を防ぐことにより、サーファー特有の症状であるサーファーズイヤーの防止も期待できます。
冬用サーフキャップのほとんどが耳を覆う仕様となっており、それによって冷たい海水の侵入を防ぐことを可能にしています。
サーファーズイヤーは冷水に触れることで起こり、それを防ぐ意味合いとしても冬用サーフキャップは有利と言えるでしょう。
冬用サーフキャップを使うデメリット
着用による水の抵抗
冬用サーフキャップは防寒機能を果たすために生地が厚くできており、着用時はどうしても水の抵抗を受けてしまいます。
波を交わす際に行うドルフィンスルーなどのボードを沈めて潜る行為では、頭部を覆ったサーフキャップが抵抗になってしまいます。
真冬の海では必須になるサーフキャップといえど、水の抵抗を考慮すれば防寒対策としての機能がデメリットとなるのです。
音が聞き取り難くなる
防寒対策としては耳を覆う仕様が最も有効にもなりますが、そのぶん音は聞き取り難くなってしまいます。
そうすると人の会話が聞き辛くなるのはもちろん、ラインナップでの注意喚起もできなくなるので危険です。
喋ることや聞き取ることを特に必要としないサーフィンといえど、サーフキャップによって聞こえ難くなるのはデメリットになります。
見栄えが悪くなる
冬場のサーフィンでは必須アイテムになるサーフキャップといえど、何も被らない状態と比べれば見栄えはどうしても悪くなります。
見栄え自体はサーフィンに直接な影響を与えませんが、ダサくないスタイルはサーファーにとってのモチベーションと言えます。
最高ではなくとも最低限の格好良さは求められ、それらを保つうえで冬用サーフキャップの着用がデメリットになるのです。
冬用サーフキャップおすすめ10選
【TAVARUA】
ウォームサーフCAP(TM1010)
水陸両用だけにデザイン性が高く、また優れた保温機能によって快適なサーフを可能にするのがこちらです。
保温性の高いネオプレーン素材によって頭部と耳をしっかりとホールドし、冷たい海水と強風から頭部と耳を保護します。
極寒となる海での使用には不向きとなりますが、比較的暖かい季節での使用ではおすすめと言えます。
【TAVARUA】
ブリム付きサーフビーニー(3043)
サーフギアとしてのファッショナブルさに加え、防寒機能と運動機能にファーカスしたモデルです。
素材はウェットスーツでお馴染みとなっているネオプレーンを採用しており、真冬の海でも快適な保温効果が得られます。
優れた保温性能でありながらも水抜けは良く、ドルフィンスルーなどで受けた水の抵抗を最小限に抑えられます。
【TAVARUA】
プレミアムサーモキャップ
吸湿発熱効果を持つ起毛を内側へ託すことにより、真冬の海へのマストアイテムとなるのがこちらのキャップです。
優れた速乾性に加え、保温性の高いネオプレーン素材が冷たい海水から大切な頭部の全面をガードします。
顎部分はあえて裏地を託さないことが適度なフィット感を生み、その伸縮性を持つ締め付け具合が冷たい海水の侵入を防ぎます。
【SURF8】
マグマコア(81F3C3)
ファッショナブルなテイストを備えつつ、冬用としての高い保温機能を誇るサーフキャップです。
3mm厚のネオプレーン素材に加え、裏起毛処理による高い保温性にて頭部、耳をしっかりホールドします。
冬場でのサーフィンはもちろん、マリンスポーツ全般としてのオールラウンドな仕様になっています。
【SURF8】
マグマコアビーニー(82F3C9)
ニット帽のようなカジュアルテイストに加え、真冬の海への入水にこそ保温性能を発揮するのがこちらのキャップです。
ファッショナブルなデザインとともに、3mm厚のネオプレーン素材が高い保温性を可能とします。
冬場でのサーフィンを始め、直接水に触れないマリンスポーツなどでも活用できる仕様になっています。
【SURF8】
マグマコアサーフキャップ(82F3C2)
高い保温性をベースとしながらも、さり気なさとおしゃれさを上手く融合させているのがこちらのキャップです。
3mm厚のネオプレーンを素材で使用し、裏起毛を施した耳当て部によってサーファーズイヤーなども防止できます。
サーフキャップとしての十分な機能性に加え、ワークキャップライクなワンポイントロゴが目を引くデザインになっています。
【SURF8】
サーモキャップ(81F3G4)
柔らかさにこだわりを持つラバー材に加え、高品質な裏起毛によってベストな保温性を実現するのがこちらです。
3mm厚のネオプレーンが柔軟なストレッチを可能にし、極寒シーズンから少し暖かいシーズンまでストレス無く使用できます。
ベルクロにはグローブをはめたままでも掴める長めのタブを装着し、ミッドフードとしても簡素な仕上げになっています。
【Dopes】
ストレッチスキンヘッドキャップ(RU05)
保温性はもちろん、伸縮性の高い素材によって高品質なフィット感を実現しているのがこちらです。
2mm厚の軟質ラバー素材により、ゲッティング後などではキャップを頭の後ろ側に脱ぐことも容易に行えます。
真冬に使用できるものの中では比較的低価格ということもあり、初心者サーファーにとっておすすめのサーフキャップと言えます。
【Dopes】
メッシュスキン(RU27)
防寒対策としてのラバースキン仕様に加え、軽量起毛素材カールによる高い保温性を可能にしたのがこちらのキャップです。
首の付け根までが覆えるタイプになるほか、開口部内側にある折り返しが冷たい海水の侵入を防止します。
極寒地域でのサーフポイントを始め、12月後半から2月半ば辺りとされる寒波シーズンでも活用できる仕様になっています。
【FELLOW】
寒冷地仕様ウェットキャップ
日本規格品の中では唯一のJPSA公認であり、その信頼性によって全国的な支持を得ているのがこちらのキャップです。
3mm厚のネオプレーンを素材にしているほか、裏側の起毛処理により高い保温性能を実現しています。
日本規格品であることに加え、JPSA(日本プロサーフィン連盟)公認であれば、信頼性から安心できる製品と言えるでしょう。
まとめ
限られた期間のみに使用する冬用サーフキャップと言えど、体温低下に繋がることへの対策においては必須とも言えます。
まずはストレス無く使用できるサイジングをしっかりと把握し、そこから素材、仕様、機能面などを考慮すると良いでしょう。
冬用サーフキャップの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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