チタン製焚き火台は、軽くて耐久性も高い素材であるチタンを使用した、キャンパーにとって魅力的なアイテムです。
長持ちする素材となっているので、1台あれば長く愛用でき、ギアを育てられるのもおすすめポイントの一つ。
そこで今回の記事では、そんな魅力的なチタン製焚き火台のメリット・デメリット、選び方、おすすめ11選をご紹介します。
軽くて耐久性が高い焚き火台を探している方は、ぜひ最後まで見てくださいね。
目次
- 1 チタン製焚き火台を使うメリット
- 2 チタン製焚き火台を使うデメリット
- 3 チタン製焚き火台の選び方
- 4 チタン製焚き火台おすすめ11選
- 4.1 【ベルモント】焚き火台TABI(BM-263)
- 4.2 【テンマクデザイン】男前ファイアグリル(TM-RS)
- 4.3 【笑’s】B-6君オールチタニウム グリルプレートセット II(SHO-0059B)
- 4.4 【WIKA】FlexFire-6
- 4.5 【チタンマニア】ウッドストーブ焚火台 超軽量 組み立て式
- 4.6 【TOAKS】コンパクトストーブ(12707)
- 4.7 【Boundless Voyage】折りたたみ焚火台(Ti2029C)
- 4.8 【Tentock】ウッドストーブ(TT0149JP)
- 4.9 【OneTigris】ROCUBOID 組立簡単 コンパクト
- 4.10 【Bush Craft】ウルトラライト ファイヤースタンド(29205)
- 4.11 【モノラル】ワイヤフレームフェザー(MT-0111)
- 5 まとめ
チタン製焚き火台を使うメリット
軽くて持ち運びしやすい
チタン製焚き火台はチタン製でできており、チタン製はどの素材のものより軽いという特徴を持っています。
その重量は、ステンレスや鉄よりも約6割も軽い重さと言われており、その軽さから自動車や航空機、ロケットの部品などに使用されるほどです。
軽いという特徴から持ち運びしやすく、力に自信のない女性やコンパクトな荷物で行うキャンパーにぴったりなアイテムになります。
頑丈で耐久性が高く長持ちする
頑丈で耐久性が高いというところも、チタン製焚き火台を使うメリットとなります。
チタン製は、どの素材のものより頑丈で耐久性が高く、その耐久性はステンレスを超えると言われています。
そのほかの鉄やアルミニウムと比べても、2〜3倍ほど耐久性が強いとされており、その分ほかの素材より長持ちするアイテムです。
錆びにくくお手入れもしやすい
チタン製焚き火台は水分や塩分に強く、錆びにくくなっており、お手入れもしやすいところもメリットの一つです。
チタン製は、酸素と結びつくと同時に、表面に酸化被膜と呼ばれる薄い膜ができ、その膜がサビを防いでくれています。
そのため、使用した後は水で洗うこともでき、乾燥は拭く必要もないほど手軽なお手入れで済みます。
使うたびに色合いが変わる楽しさがある
チタン製の焚き火台は、使うたびに色合いが変わるという素材の特徴があり、それを見る楽しさがあるところもメリットです。
チタンは火で炙ることで、チタンブルーと呼ばれる鮮やかな色合いを見せてくれるのですが、これは酸化被膜による色が現れており、使うたびに色が変化します。
そのため、ギアを育てたい方にはぴったりで、毎回焚き火台を扱う楽しみも増えるでしょう。
チタン製焚き火台を使うデメリット
他の素材と比べるとやや高めな値段
他の素材と比べるとやや高めな値段となっているところが、チタン製焚き火台を使う唯一のデメリットです。
軽く、頑丈で錆びにくいとメリットだらけである素材のチタンは、希少価値が高く、より頑丈にする製造方法で作っているため、値段が高くなってしまいます。
とはいえ、メリットのことを考えると、長く使えるので、長い目で見ると、コスパも安くなるアイテムといえます。
チタン製焚き火台の選び方
オールチタンやフルチタンのものを選ぼう
チタン製焚き火台は、火底や土台、そのほかのパーツ全てがチタン製になっている、オールチタンやフルチタンのものを選びましょう。
一部のアイテムが違う素材で作られているものなら、耐久性や耐食性が変わってしまうので、破損してしまい、買い替えになる可能性があります。
反対に、すべてのものがチタン製で作られているならチタン製のメリットが最大限に発揮できます。
ただし、値段が高いチタンのみのアイテムとなり、その分値段も高くなるので、予算と相談しながら決めるようにしましょう。
重量と収納サイズを確認しよう
チタン製焚き火台は、組み立て式や折りたたみ式といった、形やデザインが違うものが豊富に発売されています。
そのため、どういった移動手段や人数、使い方をするのかを考慮したうえで、重量や収納サイズを確認しましょう。
ソロキャンプやコンパクトな荷物で行うキャンパーの方なら、より軽量で収納性ができるアイテムがおすすめです。
一方で、大人数やファミリーで使いたい方は、ある程度の大きさがあるアイテムがおすすめとなります。
そのほかでは、薪などの燃料が入れやすくなっている、開口部が広口になっているアイテムなど、使いやすさもありますので、そちらもチェックしておきましょう。
料理もしたいなら付属品と耐荷重も確認しよう
焚き火台は焚き火を楽しむものですが、同時に焚き火の火を使って料理も楽しめます。
もし、料理もしたいなら付属品と耐荷重も確認しましょう。
焼き網やグリルプレート、五徳などの付属品があれば、簡単な焼き料理や温かい飲み物を作れます。
また、耐荷重が高いアイテムなら、スキレットやダッチオーブンなども使用できるので、手が込んだ本格的な料理も調理可能です。
さらに、広いスペースがとれるアイテムなら、複数の調理器具を置けられるので、料理もしやすくなります。
付属品は、自分の好みのものを買い足せますが、できるならメーカーに合わせて購入する方が使いやすくておすすめです。
二次燃焼可能なタイプかで選ぶ
二次燃焼可能なタイプかで選ぶことも、チタン製焚き火台を選ぶ大切なポイントになります。
二次燃焼とは、薪などが燃えることを言う一次燃焼のときに出る未燃焼ガス「煙」に、高温の空気を送り込み、再び燃やすことを言います。
これらが起こることで、燃えカスが残らず、あと片付けも手間をかけず簡単にすることが可能です。
さらに、少ない燃料で効率よく燃焼でき、煙も減らせるので、環境にも良いと言われているアイテムです。
チタン製焚き火台おすすめ11選
【ベルモント】
焚き火台TABI(BM-263)
使用サイズ237×360×170mmとコンパクトなサイズですが、ソロキャンプから、2〜3人程度のキャンプまで幅広い人数で使用できるチタン製焚き火台です。
コンパクトサイズとは思えない広い火底が特徴となっており、薪を切る必要もなく、大きい薪も入れられるようになっています。
さらに、焼き網が付属されていることで料理もしやすく、料理中にも薪の追加もできるので、火の調節もしやすいアイテムです。
【テンマクデザイン】
男前ファイアグリル(TM-RS)
パッと広げるだけのワンタッチで簡単に設営できるところが特徴となっているチタン製焚き火台です。
別売りのグリルプレートを使用すれば簡単な料理からステーキを焼くこともでき、五徳もついているので、調理したものを保温できます。
簡単に設営、片付けもできるので、あまり手間をかけたくない方や、料理もできるソロ向けの焚き火台を探している方におすすめです。
【笑’s】
B-6君オールチタニウム グリルプレートセット II(SHO-0059B)
総重量約300gと、とにかく軽量でコンパクトにもなるところが特徴となっており、徒歩でキャンプに行く方や登山する方におすすめのチタン製焚き火台です。
耐荷重も10kgとなっており、コンパクトサイズですが、ダッチオーブンも使用できる丈夫さも兼ね備えています。
専用のグリルプレートを使用すれば、1〜2人でBBQや焼き鳥、ステーキなど幅広い使い方もできるアイテムです。
【WIKA】
FlexFire-6
薪以外に炭やガスバーナー、アルコールバーナーなどが使用でき、調理内容や天気に合わせた使い方ができるチタン製焚き火台です。
プレートの組み立て方や、ポットホルダーやグリルプレートを使い分けることで、さまざまな料理に対応できるところも良いポイント。
これ1台で薪以外のさまざまな熱源を使用できる、多機能なアイテムです。
【チタンマニア】
ウッドストーブ焚火台 超軽量 組み立て式
重量が約202gと超軽量に設計されており、サイズも約160×98×125mmと小型タイプのチタン製焚き火台です。
開口部が広くなっているので、大きい薪を入れられ、さらにアルコールストーブや固形燃料を使用することもできます。
組み立て式タイプの焚き火台で、収納サイズもとてもコンパクトにできるので、コンパクトな荷物で行うキャンパーにぴったりのアイテムです。
【TOAKS】
コンパクトストーブ(12707)
丸いカップ状のパーツを組み立てて使用するタイプのチタン製焚き火台で、二次燃焼が可能になっています。
二次燃焼ができるので、薪が小さくても強力な火が期待でき、安定した火力の調整も可能です。
チタン製のため耐荷重も期待でき、大きめのフライパンや鍋なども置ける仕様となっています。
【Boundless Voyage】
折りたたみ焚火台(Ti2029C)
焚き火とバーベキューグリルとテーブルが一体化しているチタン製焚き火台で、さまざまなシーンで活躍できるところが特徴となっています。
上面が幅330×奥行245mmと広く使用できるので、お肉やお魚などを焼きやすく、ダッチオーブンなどの大きな器具も使いやすい仕様です。
サイドから大きめの薪も入れやすいような設計にもなっており、空気の流れも良くなっているので、安定した火力を作り出せるアイテムとなっています。
【Tentock】
ウッドストーブ(TT0149JP)
3つのパーツを組み合わせて設営する組み立て式の焚き火台で、五徳も付いているので簡単な料理もできる仕様です。
二次燃焼できるタイプのものとなっており、現地で手に入れた小さな枝などで簡単に火を付けられ、さらに安定した火力が期待できます。
収納するときもコンパクトにできるので、あまり持ち運びに手間をかけたくない方におすすめのアイテムです。
【OneTigris】
ROCUBOID 組立簡単 コンパクト
焚き火をしたときに、燃える炎で側面に施した悪魔のようなおもしろい顔が、映し出されるところが特徴となったチタン製焚き火台です。
チタン製という高強度で耐久性に優れる素材に加え、厚さ1mmという厚板化することで、他の製品と比べても長い期間の使用が期待できます。
専用の収納バックに入れることで、10mmという厚さで持ち運びもできるので、ソロキャンプや荷物を減らしたい方にはぴったりのアイテムです。
【Bush Craft】
ウルトラライト ファイヤースタンド(29205)
フレームに火底を引っ掛けるだけの簡単な設営ができるチタン製焚き火台です。
設営アイテムが少ないので、重量が352gという超軽量となっており、自転車やバイク、徒歩でキャンプに行く方にも使いやすくなっています。
別売りのステーブルスキットを追加すれば、五徳としても使用できるので、料理を楽しみたい方にもおすすめのアイテムです。
【モノラル】
ワイヤフレームフェザー(MT-0111)
名前の通り羽のように軽く、その重量は100gと世界最軽量とも言える焚き火台です。
設営もとても簡単で、アームを広げて火底を引っ掛けるだけでできるので、手間をとらせません。
耐荷重は500gと低い数値のため、大きめの薪は使えませんが、現地で小枝などを拾って手軽に焚き火を楽しみたい方にぴったりです。
まとめ
チタン製の焚き火台は、軽くて頑丈で耐久性が高く、錆びにくい耐食性も持っています。
やや高めな値段ですが、壊れる心配や買い替えが少なく、長く愛用できる魅力的なアイテムです。
これから焚き火台を購入したい方や、軽くて耐久性が高い焚き火台を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
チタン製焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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