最近ではPCケースもあらゆるメーカーから販売されており、価格帯も安価から高価まで様々です。
PCを自作する場合は予算内で各パーツを揃えなければいけないため、安いPCケースの購入を検討している方も多いでしょう。
安い価格は魅力的ですが、安いというだけで選んでしまうと組み立てる際に後悔してしまう事もあります。
そこでおすすめの安いPCケース紹介をはじめ、安いPCケースを使用するメリットデメリットについて解説します。
目次
- 1 安いPCケースを使うメリット
- 2 安いPCケースを使うデメリット
- 3 安いPCケースおすすめ10選
- 3.1 【Thermaltake】ミニタワーPCケース(CA-1J1-00S1NN-00)
- 3.2 【Scythe】ミドルタワーケース(SCY-CFS3-BK)
- 3.3 【ZALMAN】ミドルタワーケース(T8BK)
- 3.4 【XPG】ミドルタワーケース(VALORAIR-WHJPA)
- 3.5 【Fractal Design】マイクロタワーケース(FD-CA-CORE-1100-BL)
- 3.6 【ANTEC】マイクロタワーケース(DP301M)
- 3.7 【Silver Stone】ミドルタワーケース(SST-FAR1B)
- 3.8 【Cooler Master】ミドルタワーケース(MCB-E501L-KN5N-S00)
- 3.9 【ciciglow】ミニタワーケース
- 3.10 【Sharkoon】ミドルタワーケース(4044951030170)
- 4 まとめ
安いPCケースを使うメリット
初心者に組み立てやすい
PCケースは様々な価格帯が販売されており、価格に比例して機能や利便性も高い傾向にあります。
しかし、逆に言えば機能が増えることで構造が複雑になるため、初心者には組み立てが難しいという側面もあります。
ですが、安価で販売されているケースはシンプルに設計されているので、初心者にも組み立てやすいのが特徴です。
他のパーツに予算を充てられる
PCを自作する場合はケースをはじめ、CPU・GPU等の基礎パーツや電源等のコストも考慮しなければいけません。
価格の高いPCケースの場合、予算次第では他のパーツに充てるコストの妥協を余儀なくされます。
ですが、価格の安いPCケースであれば他パーツにもしっかり予算を割り当てることが可能です。
安いPCケースを使うデメリット
自由度が低い
高いPCケースの場合は拡張ベイを複数確保し、細部まで拘れる自由度の高い設計が基本的です。
しかし、安いPCケースの場合は拡張ベイも最低限しか確保されておらず、電源スイッチが搭載されていないこともあります。
初心者には組みやすいですが、利便性を求めるのであれば自由度の低さは大きなデメリットです。
ファンが付属されていない
高価格なPCケースの場合はケースファンが付属されていたり、コントローラーが付属されていることもあります。
ですが、安いPCケースはケース単体のみで販売されており、ケースファン等の付属品はセットになっていません。
付属品のようなコストの掛かる箇所を最大限カットして安価を実現しているので、ファンは別途購入する必要があります。
冷却性能を活かしにくい
安いPCケースは最低限の通気口しか確保されておらず、エアフローに優れた素材が使用されていないことも珍しくはありません。
そのため、高い冷却性能を持つファンや水冷システムを搭載したところで冷却性能を活かしにくいのがデメリットです。
ケースの価格を押さえつつも冷却性能を活かしたいなら、通気性や拡張性を慎重に吟味して選ばなければいけません。
安いPCケースおすすめ10選
【Thermaltake】
ミニタワーPCケース(CA-1J1-00S1NN-00)
Mini-ITXやMicroATX規格のマザーボードに対応できるシンプルなミニタワーケースです。
最大5基のケースファンが搭載可能なだけではなく、水冷ラジエーター設置スペースも確保されています。
すっきりとケーブルを纏めることもできるマネジメントにも優れたコスパに優れたケースです。
【Scythe】
ミドルタワーケース(SCY-CFS3-BK)
Mini-ITX~ATX規格のマザーボードに対応できるミドルタワーケースであり、120mmx3が標準搭載されています。
フロント及び電源設置部分には防塵フィルターが設置し、ネジ止め不要でドライブの拡張が可能です。
電源ボタンやコネクタ類も押しやすいケース上部に設置されているコスパに優れたケースとなります。
【ZALMAN】
ミドルタワーケース(T8BK)
フロント部分のRGBライティングLEDが特徴的なミドルタワーケースであり、ATX規格までのマザーボードに対応可能です。
ケース全体を拡張スペースとして活用できるので、水冷ラジエーターや大型グラフィックカードも搭載できます。
背面部分には120mmケースファンが1基標準搭載されているコスパに優れたおすすめケースです。
【XPG】
ミドルタワーケース(VALORAIR-WHJPA)
ATX規格までのマザーボードに対応できるミドルタワーケースであり、黒・白・ピンクの3色が用意されています。
メッシュフロントパネル、クリアサイドパネルを搭載した革新的デザインに加え、最大6基のファン取り付けも可能です。
大型グラフィックカードや水冷ラジエーター設置スペースも確保されており、デザインにも拘れる優れたケースとなります。
【Fractal Design】
マイクロタワーケース(FD-CA-CORE-1100-BL)
Mini-ITX及びMicroATX規格までのマザーボードに対応可能であり、シンプル且つコンパクトな見た目が特徴です。
コンパクトながらも最大3つのファンが取り付け可能なだけではなく、拡張スロットも4基用意されています。
優れたエアフロー効果から高い冷却性能が実現できるコスト面も優れたおすすめケースです。
【ANTEC】
マイクロタワーケース(DP301M)
Mini-ITX~MicroATX規格までのマザーボードに対応可能であり、フロント部分のRGBライティングが特徴です。
最大6基ケースファンが取り付け可能なだけではなく、ケーブルマネジメントにも優れているので綺麗に纏めることができます。
水冷ラジエーターや大型グラフィックカードも搭載可能なスペースが確保されているケースです。
【Silver Stone】
ミドルタワーケース(SST-FAR1B)
メッシュ通気口で高いエアフローを実現し、シンプル且つスタイリッシュなデザインが特徴のミドルタワーケースです。
天面と底面に設置した防塵フィルターで性能低下を防止するだけではなく、水冷ラジエータも搭載し冷却に拘ることもできます。
Mini-ITX~ATX規格までに対応可能で高い拡張性も併せ持つ、コスト面も優れたケースです。
【Cooler Master】
ミドルタワーケース(MCB-E501L-KN5N-S00)
メッシュパネルを使用することで高いエアフローを実現し、エッジ部分のブルーカラーでスタイリッシュに仕上げたケースです。
Mini-ITX~ATX規格までに対応可能であり、7つスロットが用意されている高い拡張性が魅力となります。
大型グラフィックカードや水冷ラジエーターも容易に搭載可能なコスト面も優れたケースです。
【ciciglow】
ミニタワーケース
アルミニウム合金とクリア強化パネルが特徴的であり、各面に通気口を確保しエアフローを高めています。
底面の防塵フィルターにより埃の侵入を防ぐことで性能低下を防止し、組み立てや分解も容易に行える設計です。
自作PC初心者の方でも扱いやすい設計とスペースが確保されたおすすめけーすとなります。
【Sharkoon】
ミドルタワーケース(4044951030170)
フロント部分のカーボンファイバーが特徴的なケースであり、RGBファンが付属されたケースです。
Mini-ITX~ATX規格までのマザーボードに対応しており、7つの拡張スロットからなる高い拡張性も魅力となります。
クリアサイドパネルは簡単に取り外しできるのでメンテナンスもしやすいおすすめケースです。
まとめ
安いPCケースは拡張性の低さなどのデメリットが多いですが、近年では拡張性や機能面に優れた安いPCケースが多く販売されています。
今回紹介した内容を参考にし、低価格で理想を実現できるPCケースを選び出してくださいね。
安いPCケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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