スピアフィッシング中、岩礁の穴の中やテトラポットの暗がりが見えなくて魚を逃した経験はありませんか?
水中ライトは海中を照らす便利なアイテムです。
この記事では、スピアフィッシング用ライトについて紹介します。
ライトにこだわるメリット・デメリットだけでなく、その選び方やおすすめの商品も紹介するのでぜひ参考にしてください。
水中ライトについての知識が増えることで、スピアフィッシングの漁獲量が増えるメリットがあります。
スピアフィッシング用ライトにこだわるメリット
漁獲量が増える
ロックフィッシュなどは、海底のストラクチャーやテトラポットの下に居ついています。
ライトにこだわって、ルーメンの高いライトを使用すると、暗がりにいる魚も見つけやすくなります。
それにより突く回数も多くなり、漁獲量も比例して増えるでしょう。
また、照射角の広いタイプもあり、広範囲での獲物の探索が可能となります。
付属機能付きのライトで効率が良くなる
1回のダイブで何種類ものライトを持っていくのは、大変なうえに非効率です。
水中ライトにこだわれば、購入の際に付属機能付きのライトが選択肢の中に増えます。
照射角の切り換えや、明るさが調節可能な調光機能が付いているライトは、使い勝手が良いです。
効率も考え、付属機能付きのライトを選択すると良いでしょう。
スピアフィッシング用ライトにこだわるデメリット
メンテナンスコストがかかる
精密機器である水中ライトは、特殊な素材を使用し、耐衝撃や耐摩擦などのさまざまな破損に対する対策がなされています。
しかし、ライトの蓋を閉め忘れていたり保管状況が悪かったりすることで、故障することもあります。
もともと高価な商品ですので、故障した際のメンテナンスコストは一般の商品と比較すると高額です。
購入費が高額
軍用グレードの素材や航空機用のプラスチックが使用されている水中ライトは、高額な商品が多いです。
安価で購入することもできますが、性能や故障の頻度を考慮するとおすすめできないのは確かです。
しかし、高価な水中ライトともなると数万円を超えるものは珍しくありません。
高性能なものですと、水深200mまで耐圧がある商品も存在しますが、実際に200mまでダイブするでしょうか。
水中ライトにこだわりすぎるあまり、自身のダイビングスキルに見合っていない性能の商品を購入する可能性があります。
高性能は良いことですが、耐用年数が終わるまで未使用ならば、金銭面的にデメリットとなるでしょう。
スピアフィッシング用ライトの選び方
ルーメン(輝度)で選ぶ
ライトの利用で重要なのが明るさです。
晴れの日と比較すると、曇りの日や雨の日は海中の明るさが全く異なります。
ナイトダイビングではもちろんのこと、視野の確保のためにルーメンの高いライトを選択した方が良いでしょう。
また、テトラポットの下や岩礁の穴に居ついた魚を狙うスピアフィッシングを主にされる方は、ルーメンを意識しましょう。
暗い場所でも利用できる視認性と、対象物との距離の把握のためにも、ライトの明るさは必要不可欠です。
ほかにも、海中では自分の位置把握が難しく、海流が激しいポイントだと長い距離流されてしまいがちです。
イグジットポイントや目的地を正確に探すためにも、よく見える明るさのライトを選択しましょう。
照射角で選ぶ
ダイビングライトには、「ワイドタイプ」と「スポットタイプ」があります。
この2つの違いは対象物を照らす際の角度の違いです。
照射角が75度から110度の、広い範囲を照らせる製品をワイドタイプと呼びます。
サンゴ礁の下を見るときや、ナイトダイビングの際の暗い水中を照らすのにおすすめできるタイプです。
一方スポットタイプは5度から30度程度の場所をピンポイントで照らすタイプです。
対象物をまとまった光で照らし、遠方のものを見たり近くによって照射できない魚などを見る際に役立ちます。
照射角を切り替えることが可能な商品も存在するので、切り替え式のタイプを選択するのも良いでしょう。
スピアフィッシング用ライトおすすめ8選
【APLOS】
ダイビングライト(AP60)
最大6,000ルーメンの超高輝度のダイビングライトです。
356m先の目標物も視認できるので、ナイトダイビングでも心配ありません。
また、磁気回転スイッチが付いており、簡単に調節可能な4つの照明モードも付いています。
USB充電ができ、使用時間はターボモードを使ったとしても、2時間連続で使用し続けられるのが魅力の一つです。
【Petrichor】
LEDダイビングライト
1,000ルーメン・1,050ルーメン・6,000ルーメンの輝度を3種類選択できるダイビングライトです。
アメリカ大手LED企業のXM-L2を採用しており、1,050ルーメンのライトだと最大50,000時間の使用寿命となっています。
一般的なダイビングライトはOリングが1つですが、本商品は3つも追加されています。
完全防水レベルで、推進100mまでの水圧と使用に耐える強度と、頑丈さを兼ね備えた製品です。
【Wurkkos】
超高輝度水中ライト(DL07)
スイッチデザインが個性を感じさせる水中ライトです。
マグネットリングスイッチになっており、回すだけでスイッチが切り替わるのが特徴です。
防水レベルはIPX8級で、高品質の軍用アルミニウム合金を採用しています。
耐摩耗コーティングされているので、岩に擦れても傷まず、防水・耐衝撃・落下耐久の性能に優れている商品です。
【Sofirn】
ダイバーライト(D21700)
XHP50BのLEDライトを採用しているので、視認性に優れたダイバーライトです。
sofirnlightメーカーの正規販売店で、一年間の品質保証が付いているため、1シーズンで故障した場合は商品の交換ができます。
完全防水で、水深100mまでの圧力に耐えられ、水中での照射距離は最長244mも有効です。
軍用グレードの耐磨処理がライトの表面に施されているので、摩耗や衝撃に耐性があります。
【ShinePick】
ダイビングライト
充電式ではなく乾電池式なので、対応電池の単4電池を交換するだけでいつでも使用が可能なダイビングライトです。
本体素材には、航空機用のアルミ合金とプラスチックが採用され、レンズには強化ガラスが使用されています。
耐衝撃性・耐摩耗性はもちろんのこと、海水による金属腐食も心配ありませんので、安心して使用可能です。
ハンドストラップが付属しているので、海中で紛失することもなく、常に両手がフリーな状態を維持できます。
【ShinePick】
LEDダイビングライト(TGK019-SP)
コンパクト設計で、携帯しやすいダイビングライトです。
最新のダブル光源なので輝度が高く、アメリカのP50LEDを採用しています。
最大輝度は2,600ルーメンで、耐用寿命は80,000時間です。
ダイビング時、水質のクリアな場所ではホワイトライトを使用し、濁りの強い場所では暖光モードと使い分けができます。
ストロボモードがないので、ダイビング中やスピアフィッシング中に魚を警戒させることがありません。
【Fisheye】
水中ライト(30559)
最大3,000ルーメンの大光量Premiumカラーが特徴的な水中ライトです。
ライトの中心から周辺を照射する角度は100度で、平面的に光で照らすため、水中撮影する際の光源として適しています。
ストロボ光を感知したのちオート消灯する、ストロボ光自動消灯モードも搭載しています。
また、水中での重量はわずか130gで、手のひらサイズのコンパクト性能に抜群の操作性が魅力です。
【Leton Power】
ダイビング懐中電灯(Turbo S2)
水中にもかかわらず、対象物のありのままの色を照射する、10,000ルーメンのダイビング懐中電灯です。
照射角度は120度もあり、広範囲の照射が可能です。
水中100mの耐圧テストを100%の確率でクリアしているので、耐水性に優れた商品と言えるでしょう。
高強度ハウジングはチタン製のスイッチが採用されているので、海水に長時間触れていても腐食に耐えることができます。
まとめ
スピアフィッシングで使用するライトについて紹介しました。
水中ライトの選び方や、こだわることのメリット・デメリットを知識として落とし込みましょう。
おすすめの水中ライトも、ぜひ参考にしてみてください。
スピアフィッシング用ライトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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