テント素材は様々あり、どんな素材のテントを選べばよいか悩む人は多いと思います。
ポリコットンはポリエステルとコットンの性質をあわせ持ち、ポリコットン素材のテントを使用することにより快適でより良いキャンプをすることができます。
この記事ではソロキャンプに適したポリコットンテントのメリット・デメリット・選び方・おすすめ商品についてご紹介していきます。
この記事を読めばソロキャンプに適したポリコットンテントが見つかるでしょう。
目次
- 1 ソロキャンプ向けポリコットンテントを使うメリット
- 2 ソロキャンプ向けポリコットンテントを使うデメリット
- 3 ソロキャンプ向けポリコットンテントの選び方
- 4 ソロキャンプ向けポリコットンテントおすすめ10選
- 4.1 【DOD】カマボコテントソロTC(T2-604-TN)
- 4.2 【TENT FACTORY】Hi-TCワンポールテントRG (TF-TCP6RG)
- 4.3 【LOGOS】 Tradcanvas T/C オーニングリビング(71201010)
- 4.4 【QUICK CAMP】 ポリコットン ツインポールソロテント(QC-PT340)
- 4.5 【CAMPERS COLLECTION】 ワンポールテント(CTN-300)
- 4.6 【S’more】 Kleine Base(SMOrKleineBa)
- 4.7 【tent-Mark DESIGNS】 パンダTC+
- 4.8 【BUNDOK】 ソロティピー1TC(BDK-75TC)
- 4.9 【ogawa】 タッソT/C(2727000000)
- 4.10 【FIELDOOR】 ワンポールテント240
- 5 まとめ
ソロキャンプ向けポリコットンテントを使うメリット
結露しにくく通気性がよい
素材として「水を吸収する」「吸収した水分を外側に蒸発させる」という特徴があり、結露しにくく通気性がよいのでテント内の湿度を適切に保つことができます。
湿度が適度に保たれると夏場や雨の日にジメジメとした不快な環境になりにくく、快適な環境を維持しやすくなるでしょう。
またテント内側が濡れるのを防ぐことができるので、冬場など気温が低いときにもよいです。
燃えにくい
コットンは天然素材であり火の粉がついてもすぐに燃え広がらないので、すぐに振り払うことで穴あきや破損を防ぐことができます。
また、ソロキャンプで焚き火をするとき、テントが火に強いと安心して焚き火ができるでしょう。
ただし「燃えにくい」というだけで、直火では燃えますし「燃えないわけではない」ということに注意が必要です。
遮光性・断熱性・浸透性が高い
日差しを遮り外気がテント内に影響しにくいので、冬は暖かく過ごすことができ夏はテント内が暑くなりにくいです。
また、浸透性が高くテント内に湿気がたまりにくいので、雨の日のジメジメとした空気を逃がすことができるという特徴もあります。
テント内の環境を適正に保ち、快適な空間を維持するためには室内温度の調整は必須といえるでしょう。
質感・色味・雰囲気がいい
ポリコットンは柔らかく温かみのある質感と色味があり、100%化学繊維にはない心地よい雰囲気を演出することができます。
色はカーキやベージュなど自然にとけこみやすい物が多くあります。
自然な雰囲気作りができるのでゆったり感やリラックス感などを感じやすく、より一層落ち着いた空間をつくってくれるでしょう。
丈夫で長持ち
ポリコットンはコットンの丈夫さとポリエステルの耐水性をあわせ持っており、耐久性に優れている素材です。
だからといって、適当に扱えば劣化の原因となるので丁寧に扱うことが大事です。
濡れたあとはしっかり乾燥させる・しわを伸ばして片付けるなど使用後のメンテナンスをしっかりすれば長く使うことができます。
ソロキャンプ向けポリコットンテントを使うデメリット
重い
コットンが含まれる素材であるため他の素材と比べると重く、設営や撤収の際には1人では大変かもしれません。
また、駐車場から設営場所まで距離があるキャンプ場であれば、運ぶのに疲れてしまって楽しさが半減してしまいます。
テント選びの際には重量はできるだけ軽いものを選び、負担が軽くなるようにしましょう。
乾きにくい
素材の性質上、一度濡れると乾きにくく乾燥に時間がかかるので片付けに時間がかかってしまいます。
もし乾燥が不十分なままで収納してしまうとカビが発生してしまい、せっかくのテントが台無しになります。
晴れの日に使うことが望ましいですが、雨などで濡れてしまった場合はしっかり拭いてよく乾かしてから収納するようにしましょう。
値段が高い
化学繊維テントに比べると値段はやや高く、物によってはソロテントでもファミリーテントが買えるほどの物もあります。
しかし、メンテナンスをしっかりして丁寧に扱えば長く使うことができるので、コストパフォーマンスはよいといえます。
最近はいろいろなポリコットンテントが発売されているので、使う頻度やデザインなどを考え購入を検討するとよいでしょう。
耐水圧が低い
ポリエステルテントの耐水圧は1500〜3000mmですが、ポリコットンテントの耐水圧は大体350~400mmほどです。
耐水圧の数値としては低いのですが、素材の特徴として水分を吸収すると素材が膨らみ防水力は高くなります。
雨などで濡れたときには素材自体は濡れていますが、よほどの豪雨でないかぎりはポタポタと雨漏りすることはないです。
ソロキャンプ向けポリコットンテントの選び方
設営・片付けが簡単
ポリコットンテントの中には1ポール型や2ポール型など、初心者でも1人で簡単に設営や片付けができる物が多くあります。
ソロキャンプは設営を1人でするため設営が大変なテントでは体力が奪われ、せっかくのキャンプが台無しになってしまいます。
そして、テント設営がスムーズにできるとその他の色々なことに時間をさくことができるので、キャンプの楽しみが増えます。
なのでソロキャンプを少しでも楽しむために、設営や片付けが簡単にできるテントを選びましょう。
小型で軽い
ソロキャンプでは1人で荷物を運び設営し片付けをするため、できるだけ荷物はコンパクトで軽い方が楽です。
いくらテントの性能がよくても、大きくて重いテントであれば運ぶときや設営のときに疲れてしまいます。
また収納サイズが大きいと荷台のスペースをとるので、荷物の量を考えながら準備をしなければならないのでデメリットになります。
そこで小型で軽いテントを選ぶことにより、運搬や設営が楽になり楽しみながらキャンプでの時間を過ごすことができます。
デザイン性に優れている
ポリコットンテントはトレンド素材であるため、色や形など様々なデザインの物が多くあります。
その中から自分のお気に入りのデザインのテント選ぶと、気分が盛り上がりとても良い時間を過ごすことができるはずです。
テントは性能ももちろん大事ですが、性能がいくら良くても見た目が自分のお気に入りでなければキャンプの楽しさは半減してしまいます。
色・デザイン・大きさなど自分のお気に入りのテントを選び、ソロキャンプで素晴らしい時間を過ごせるようにしましょう。
ソロキャンプ向けポリコットンテントおすすめ10選
【DOD】
カマボコテントソロTC(T2-604-TN)
ソロテントとしては前室が広く1〜2人が過ごせるほどスペースがあるので、ゆったりとソロキャンプを楽しむことができます。
寝室も広く2人で寝れるスペースがあるため、一人で寝るときに窮屈な思いをせずに過ごすことが可能です。
蓄光ネイルペグと専用のコンプレッション収納バッグが付属するため収納サイズはコンパクトにまとまります。
【TENT FACTORY】
Hi-TCワンポールテントRG (TF-TCP6RG)
ポリコットンは独自開発のもので、生地裏側をコーティング加工して耐水性・耐久性を向上させた「Hi-TC」を採用しています。
出入口は前後にありメッシュドアもある二重仕様になっているため、通気性を確保することができます。
付属品として、専用のグランドシート・スチールペグ22本・ガイドロープ・キャリーバッグがついています。
【LOGOS】
Tradcanvas T/C オーニングリビング(71201010)
テント前面が大きく張り出すように設計され、広々としたリビングスペースとして使用できるような大型の前室を作ることできます。
インナーテントには大きなC型のメッシュドアがあり、大型ベンチレーションとして機能します。
重さ4.9kg、収納サイズは小型で持ち運びやすく、重さを気にする必要はありません。
【QUICK CAMP】
ポリコットン ツインポールソロテント(QC-PT340)
フロントメッシュや開閉式の大型ベンチレーションを装備しており、夏場でも快適に過ごせます。
雨をはじく撥水加工がされ、カビが発生しづらいカビ防止加工もされているので雨の日でも安心して使用できます。
グランドシートが付属しているのでわざわざ買い足す必要はありません。
180日の製品保証があり、品質としてメーカーの自信がうかがえる一品です。
【CAMPERS COLLECTION】
ワンポールテント(CTN-300)
三角窓がおしゃれでインナーテントとフライシートがセットになっているポリコットンテントです。
前室が作れるフライポールが付属しており、小さな荷物を置くスペースをつくることができます。
前後に出入口があり、ロケーションや設営場所に応じて使い分けて使用できます。
テントの裾にスカートが装備されていて、雨風の吹き込みや虫の侵入を防ぐことができます。
【S’more】
Kleine Base(SMOrKleineBa)
軍幕型で5種類の張り方があるため、ロケーションやその日の気分によって豊富なレイアウトを展開することが可能です。
UPS50+のUVカットがついているので、日焼けが気になる方でもテント内では安心して過ごせます。
ポール穴にエンドキャップが付属しており、雨の侵入を防いでくれるのでポール穴からの水漏れがしにくい使用になっています。
【tent-Mark DESIGNS】
パンダTC+
キャンプコーディネーターとして活躍されている「こいしゆうか」さんが企画・デザインされたテントです。
前後に出入口があり、キャンプの動線や環境に応じて開け閉めが可能です。
別売りのインナーテントはテントに対して縦にも横にも置くことができ、ギアの設置場所に応じてインナーテントの配置を変えることができます。
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【BUNDOK】
ソロティピー1TC(BDK-75TC)
テント上部にはベンチレーションがあり、フルクローズしたときにも通気性を確保することが可能です。
スカートがついているので寒い時期の冷気を軽減し、テント内の暖気も逃がしにくい構造となっています。
インナーテントが付属し、メッシュ構造になっているので暑い時期でも通気性を確保できる構造です。
ポールは軽量で頑丈なジュラルミン製で耐久性があります。
【ogawa】
タッソT/C(2727000000)
1ポール型で構造はシンプルですが、六角形から八角形まで色々な張り方が可能です。
設営用のガイドシートとロープが付属しており、より簡単に設営することができます。
巻き上げ可能なスカート、トリプルファスナーを装備したメインファスナー、テント上部にはベンチレーションがついています。
付属品としてアイアンハンマー、スチールペグ、張り網がついています。
【FIELDOOR】
ワンポールテント240
ワンポール型でインナーテントは吊り下げ式なので簡単に設営・撤収することができ、力作業が苦手な方でも安心です。
出入口は前面と両サイドにあるので、ロケーションによって様々なレイアウトを展開することができます。
付属品として、長さ18cmの超々ジュラルミン製のY字ペグが12本、ロープが4本がついています。
まとめ
すべてを一人でこなすキャンプで、適切なテントを使用すればキャンプがスムーズになり良い時間を過ごすことができます。
今回の記事を参考に自分に合ったポリコットン素材のソロテントを準備して、素晴らしいソロキャンプの旅へでかけてみましょう。
ソロキャンプ向けポリコットンテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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