安全にスノーボードを楽しむために欠かせないアイテム、それがスノボゴーグルです。
ですが、小顔の方や女性は、「何を基準にすれば自分に合ったゴーグルを選べるんだろう?」と悩んでしまうかもしれません。
ポイントとしては、日本人の顔に合うジャパンフィットや、フレーム形状が小さいモデルから選ぶことです。
可能であれば、実物を試着してから購入するとより安心ですね。
これらの点を押さえれば、小さめのゴーグルを探している小顔の方や女性でも、自身に合ったゴーグルを選ぶことができるでしょう。
小さめスノボゴーグルを使うメリット
ゴーグル内が曇るのを防ぐ
雪や雨などでゴーグル内が濡れてしまうと、ゴーグル本体の曇り止め機能が発揮できなくなり、内側が曇ってしまいます。
ゴーグルが顔に隙間なくフィットすることで、悪天候でも雪などがゴーグル内に入りにくくなり、曇るのを防ぐことができます。
視界を確保する
筆者の実体験ですが、隙間から風が入ると目の乾燥につながり、進行方向をしっかりと見ることができなくなります。
風が直接、目に当たり続けてしまうのです。
これがいかに危ないことか、特にコンタクトレンズを使っている方ならよく分かるのではないでしょうか。
隙間なくフィットするゴーグルは視界の確保につながり、安全にスノボを楽しむことができるようになります。
目をダメージから保護する
ゲレンデ上では、反射した紫外線が目にダメージを与えます。
雪面では9割もの紫外線が反射するとの研究結果もあるほどです。
太陽からの紫外線も含めると、いつもの約2倍もの紫外線を浴びることになります。
顔にフィットした小さめゴーグルはズレる心配が少ないため、紫外線から目を保護することができるのです。
転倒時の怪我防止になる
スノボに転倒はつきものです。
転倒した際に雪や氷の塊が顔に当たったり、周りのボーダーとぶつかってしまう可能性があります。
そのようなときにしっかりと顔にフィットした小さめゴーグルを着けていることで、思わぬ怪我を防止することができるのです。
小さめスノボゴーグルを使うデメリット
視界が狭くなる
標準サイズと比べてゴーグル自体のサイズが小さいため、視界が狭くなる可能性があります。
フレームレスタイプなど、視界を確保する工夫がされたタイプを選ぶことで、こうしたデメリットをカバーすることができるでしょう。
ブランドによってはラインナップが少ない
極端に価格が安いブランドの中には、小さめサイズのライン展開がないものもあります。
サイズが「フリーサイズ」の1種類しか展開していない場合は、候補から外したほうが無難です。
選択肢はある程度絞られてしまいますが、ミディアムサイズを展開するブランドから選ぶことで、失敗を防ぐことができるでしょう。
キツすぎると圧迫感を感じる
小さめのスノボゴーグルは、フレームのアーチ形状も小さくなります。
必要以上に小さいサイズを装着すると、締め付けによる圧迫感が強すぎてストレスになってしまいます。
外したときに顔に跡が残ってしまう、なんてこともあるかもしれません。
フレームが顔にフィットし、バンドで締め付け具合を調整できるものを選びましょう。
小さめスノボゴーグルおすすめ8選
【OAKLEY】
FLIGHT DECK M(OO7064)
OAKLEYには「PRIZMレンズ」という、雪の乱反射をカットして視認性を高める技術が搭載されています。
また、スポンジが全体的に分厚い「グローバルフィット」が展開され、日本人の顔にもフィットします。
こちらのゴーグルは、人気モデルのFLIGHT DECK Lよりワンサイズ小さいものです。
フレームレスのレンズ形状は戦闘機パイロットの装備がモチーフで、上下左右の広い視界を実現しています。
【OAKLEY】
LINE MINER M(0OO7093)
レギュラーサイズのLINE MINER Lよりワンサイズ小さい、ミディアムサイズのモデルです。
こちらのゴーグルは平面レンズなので、レンズと顔の距離が近く、視界が広く見えます。
下方向や両サイドの視界は特に広く、視点が足元に行きがちな初心者にぴったりです。
フレームのカラーバリエーションが豊富なので、男女問わずおすすめできます。
フレーム形状が小さめなので、小顔の方や女性にフィットしやすくなっています。
【OAKLEY】
LINE MINER S(OO7095)
LINE MINER Mよりも、さらにワンサイズ小さいモデルです。
LINE MINERシリーズと視認性や性能面は同じなので、安心して使用できます。
バンドの色がカラフルなものもあり、女性におすすめのモデルです。
ユースサイズの位置付けで、小学校高学年からスモールメンズまでをカバーする製品です。
Mサイズでも大きいという方は、こちらのサイズを試してみることをおすすめします。
【DRAGON】
DX-2
DRAGONには「スーパーアンチフォグ2.0」という、NASAでも使用されている強力な曇り止め技術が搭載されています。
ジャパンフィットで、日本人に合わせたスポンジ形状にもなっています。
こちらのゴーグルは、人気モデル「DX」のミディアムサイズのモデルです。
DXのレンズ面からベンチレーション機能を省き、小さいながらも広い視界となっています。
フレーム形状は小さめで、小顔の方や女性にフィットしやすいでしょう。
【DRAGON】
DXT
DX-2よりもワンサイズ小さいモデルです。
最小モデルですが、ほかのDXシリーズと同じ性能を有しています。
バンドのデザインは、カッコいいものから可愛いものまで展開しているため、女性でも選びやすいでしょう。
ユースサイズの位置付けで、レンズ幅がラージモデルより2センチ程度小さめなので、特に小顔の方向けのモデルと言えます。
実物を試着し、サイズ感を確認してから購入することをおすすめします。
【SMITH】
Squad
SMITHは、水分吸収に優れた素材がレンズ表面に使われています。
また、レンズ自体が柔らかいという特徴もあり、隙間なく顔にフィットします。
こちらのゴーグルは、3サイズ展開のSquadシリーズのミディアムサイズのモデルです。
レンズフレームの一部を省いたセミリムレス構造のため、広い視界が確保されています。
ジャパンフィットかつ3層構造のスポンジが、顔へのフィット感を高めてくれる一品です。
【SMITH】
Squad S
Squadよりもワンサイズ小さいモデルです。
ユースサイズの位置付けですが、視界の広さ、レンズのクオリティ、フィットしやすいフレーム性能などは、ほかのSquadシリーズと何ら変わりません。
バンドが可愛いデザインのものも多いため、女性には特におすすめです。
Squadでも大きいという小顔の方や女性には、きっとしっくりとくるサイズ感でしょう。
【SWANS】
CHAMBO
日本のブランドであるSWANSは、長年の研究で蓄積した日本人の頭部データをもとに、日本人に合った設計のゴーグルを手掛けています。
こちらのゴーグルはユースサイズの位置付けです。
日本人の小顔に適したサイズ感となってますが、単なるサイズダウンではありません。
小さな顔の形状に合わせた専用設計により、高いフィット感を作り出しています。
まとめ
今回ピックアップしたゴーグルはどれも有名ブランドなので、実店舗でも取り扱っている可能性は高いでしょう。
特に小顔の方や女性は、実物を試着してフィット感を確認することで、満足度の高いゴーグルを購入することができます。
ご紹介した内容を参考にしていただき、ぜひ自身の顔にぴったり合ったゴーグルを選んでみてください。
小さめスノボゴーグルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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