サーフボードケースは大きく分けると、プロテクション素材で作られたハードケースと布製ケースの2種類があります。
布製ケースは一般的にソフトケースと言われ、布で作られているためデザインが豊富で、多くのサーファーに愛用されています。
また、ハードケースに複数のサーフボードを入れるときの緩衝材としても活躍するため、非常に重宝するケースです。
今回はソフトケースのメリット・デメリットに加えて、おすすめの布製ケース10選をご紹介します。
目次
- 1 布製サーフボードケースを使うメリット
- 2 布製サーフボードケースを使うデメリット
- 3 布製サーフボードケースおすすめ10選
- 3.1 【GLASSY】ソフトケース(G061)
- 3.2 【SYNDICATE.JPN】サーフボードニットケース(ES-0418206710)
- 3.3 【SYNDICATE.JPN】サーフボードニットケース(ES-0418206730)
- 3.4 【SYNDICATE.JPN】メッシュケース(ES-04MM186430)
- 3.5 【FCS】ニットケース(BST-063-AP)
- 3.6 【OCEAN & EARTH】ニットケース
- 3.7 【OCEAN & EARTH】ボードケース
- 3.8 【OCEAN & EARTH】SHORT STRECH COVER
- 3.9 【QUIKSILVER】ニットケース
- 3.10 【FRUITION】マイクロファイバーボードケース
- 4 まとめ
布製サーフボードケースを使うメリット
吸水性が高い
ソフトケースは、使用後のサーフボードの水気を吸い取り、サーフボードの経年劣化を抑えることが可能です。
サーフボードは、使用後にどんなに頑張って水気を拭き取っても、フィンボックスなどから浸水すると言われています。
ソフトケースは布製の生地で作られているため、吸水性に加えて通気性も良く、サーフボードの水気を効率良く取り除いてくれます。
洗える
ケースは海水の塩分や砂埃、溶けて剥がれたサーフボードのワックスなどで、気が付くと汚れています。
ソフトケースは洗えないハードケースとは異なり、水やお湯で簡単に洗えるため、清潔感を維持して使用できるでしょう。
また、布でできていることで洗った後も乾きやすいため、私もソフトケースは定期的に洗っています。
非常に軽い
ソフトケースは、靴下のように柔らかくクッション性がある布でできているため、ハードケースと比較して非常に軽いです。
ハードケースはソフトケースよりも固い素材でできているため、重量が重たくなります。
ソフトケースの緩衝性能はハードケースと比較すると低くなるものの、非常に軽く柔らかい素材でできています。
デザインが豊富
ソフトケースは布生地で作られているため、ハードケースと比べて豊富なデザインがあります。
そのため、皆さんのセンスが光るポイントのひとつでしょう。
多くのブランドでさまざまなカラーやデザインを販売しているため、気に入ったデザインをきっと見つけられると思います。
また、お気に入りのデザインのサーフボードケースは、室内に保管しているときでもテンションを上げてくれます。
未使用時にコンパクトに仕舞える
ソフトケースは、海に入るときやサーフボードの古いワックスを剥がすときなど、ボードケースを使わないときに小さく畳めます。
ソフトケースは固い素材で作られたハードケースと異なり、布素材のため小さく畳んだり丸めることができるのです。
小さく仕舞えると、再度使うときに直ぐに用意できるうえに、綺麗に整理できます。
通気性が良い
サーフボードは、拭き取れなかった水分を吸ったり、夏場の高温により樹脂コーティングが剥離してしまいます。
布製のサーフボードケースは、ハードケースと比較すると通気性が良いです。
そのため、サーフボードの水分が乾きやすく、熱も籠りづらいのが特徴。
熱が籠りづらいと、樹脂コーティングの剥離を防ぐだけでなく、ワックスが溶けることも防ぎます。
ハードケースと比べて価格が安い
ソフトケースは、緩衝性能が高い特殊な素材を使ったハードケースと比べ、布で作られているため価格が安いです。
よって選択肢も広くなり、さまざまなカラーやデザインの中から、そのときの気分で選ぶこともできます。
また、新たにサーフボードを購入して懐が寂しいときでも、お財布への負担が少なく済みます。
布製サーフボードケースを使うデメリット
緩衝性能が低い
ソフトケースはハードケースと比べると緩衝性が低く、収納していてもサーフボードが傷付く可能性があります。
特殊な緩衝材で作られているハードケースと異なり、ソフトケースは厚めの布素材でできているため、傷付くことがあるのです。
そのため、サーフトリップや公共交通機関での移動など、ぶつける可能性が高い環境での使用はおすすめできません。
1本しか仕舞えない
サーフボードケースには基本的に1本のサーフボードしか仕舞うことができません。
ですが、ハードケースは商品により、3本以上のボードを収納できるものもあります。
しかし、ソフトケースはどの商品であっても、複数のサーフボードを収納することはできないのが事実。
そのため、サーフトリップでの移動やサーフボードをまとめてコンパクトに収納したいときは向いていません。
持ち手がないため持ちにくい
布製サーフボードケースには持ち手がなく、抱えるようにしか持てません。
抱えるように持つとシルエットはかっこいいため、サーフボードだけを持つアイテムとしては申し分ないです。
しかし、ウェットスーツやリーシュコードなどのサーフギアを同時に持つには非常に不便です。
また、幅が広いサーフボードは持ち方を工夫する必要もあります。
穴が開きやすい
ソフトケースは、サーフボードにフィンを付けたまま収納すると、フィンの角で穴が開きやすいです。
布で作られていることから、尖ったものや摩擦に弱く、愛用すると摩耗するためハードケースに比べて経年劣化も早いです。
丈夫な材質を使うようにはなったものの、リーフポイントなどで傷付いたフィンを使っていると穴が開きやすくなります。
布製サーフボードケースおすすめ10選
【GLASSY】
ソフトケース(G061)
開口部にドローコードが付いていて、キャンバス生地とポリエステル生地でできています。
こちらは吸水力は低いものの、ファスナーを最大限開くことで一枚の布にできるため、サーフボードの管理も容易です。
また、フルに開けることでソフトケースとサーフボードを衛生的に使用できるため、長期間の使用が可能です。
【SYNDICATE.JPN】
サーフボードニットケース(ES-0418206710)
ニットとナイロンの2種類の生地を使った、伸縮性のある6’7サイズの軽量ソフトケース。
割れやすいうえにほかのボードを傷付けやすいノーズ部分には、ノーズガードが付いているため、収納しているボードを守ります。
また、伸縮性があるため、幅の広いサーフボードやフィンを着けたままのサーフボードも収納が可能です。
【SYNDICATE.JPN】
サーフボードニットケース(ES-0418206730)
青と黒のストライプ柄が特徴のこちらは、オールドサーファーを連想させるデザインです。
伸縮性はもちろん、ニットとナイロンの2種類の生地により熱がこもりづらく、サーフボードをしっかり保護してくれます。
また、サーフボードのモデルを色違いのソフトケースに収納することで、管理がしやすくなります。
【SYNDICATE.JPN】
メッシュケース(ES-04MM186430)
こちらは、ニット生地のソフトケースと比べて通気性と緩衝性能に長けているメッシュ生地のソフトケースです。
サーフボードの出し入れを簡単に行えるようにするためにサイドジッパーを採用しており、より利用しやすくなっています。
また、ロールアップバックルを採用しているため、ご自身のサーフボードのサイズに合わせられ、幅広いサイズの収納が可能です。
【FCS】
ニットケース(BST-063-AP)
サーフボードのフィンメーカーFCSが販売しているソフトケースです。
私も同じFCSのソフトケースを使っていますが、伸縮性と吸水性が良く、無縫製筒状構造のためフィット感も抜群です。
また、ノーズガードが付いているため安心して収納できるほか、ワックスの付着を低減する薄型平織りを採用。
サーファーを思った工夫が施されています。
【OCEAN & EARTH】
ニットケース
伸縮性のある厚手のニット素材を採用した、OCEAN & EARTHのソフトケース。
厚手のニット素材は多少の衝撃からサーフボードを保護するとともに、通気性にも優れているためサーフボードの経年劣化を防ぎます。
紺と白の落ち着いたカラーに黒色のノーズガードを組み合わせた、クールなデザインです。
【OCEAN & EARTH】
ボードケース
フィッシュやファンボードの収納ができるよう、幅を持たせています。
もちろん普通のショートボードの収納も可能ですが、ノーズガードの幅が大きいため、多少の工夫が必要です。
2種類のカラーバリエーションと4種類のサイズが選べるため、皆さんが使っているサーフボードに合わせてお選びください。
【OCEAN & EARTH】
SHORT STRECH COVER
男性に人気の落ち着いたカラーリングで、6‘6サイズまで入れられます。
サーフボードのモデルを色分けして収納できるため、整理整頓にも役立ちます。
厚手のニット生地でしっかりとサーフボードを保護し、通気性にも長けたモデルです。
【QUIKSILVER】
ニットケース
サーフィンやスノーボードのブランドとして有名なQUIKSILVERより、6‘0サイズのニットケースです。
もともとはサーファーのためのファッションブランドとして創業したため、奇抜でお洒落なデザインのものが多いです。
2種類のカラーセレクトと3サイズから選択できるため、マイボードに合わせて購入できます。
【FRUITION】
マイクロファイバーボードケース
1999年に生まれたサーフアクセサリーブランド、FRUITION。
アクセサリーブランドだからこその、独特でデザイン性に優れたビジュアルのソフトケースです。
それだけでなく、サーフボードにフィンを着けたまま収納しても長く使えるよう、内張が付いています。
また、この内張はポケットにもなるため、ワックスなどの小物の収納も可能です。
まとめ
ソフトケースは、サーフボードの経年劣化を抑えるための性能が山盛りです。
ハードケースとの使い分けができれば、大切なサーフボードを長い期間使い続けることができるでしょう。
この機会にぜひ布製サーフボードケースを使ってみてくださいね。
布製サーフボードケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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