テントやタープを地面にしっかり固定し、風などで崩れないように補強するためにロープとペグは必需品です。
購入した際に付属品でペグが付いてくる商品も多いですが、付属のペグだと強度や耐久性が弱い場合があるため、しっかりしたペグを用意しておくことをおすすめします。
そこで人気があるのが、初心者から上級者まで幅広く使いやすいスチールペグです。
キャンプの必須アイテムであるペグ選びで失敗しないよう、強度があって曲がりづらいスチールペグのおすすめの商品とともにご紹介します。
目次
- 1 スチールペグとは
- 2 スチールペグを使うメリット
- 3 スチールペグを使うデメリット
- 4 スチールペグの選び方
- 5 スチールペグおすすめ10選
- 5.1 【RiveRock】20cm ペグ(20)
- 5.2 【M-STYLE】ペグ 25cm 16本セット(05-09-06-b25-16Black)
- 5.3 【Soomloom outdoor】スチール ソリッド ペグ
- 5.4 【YOGOTO】ペグ 20cm
- 5.5 【CAPTAIN STAG】ペグ 26.5cm(UZ-13164)
- 5.6 【FLYFLYGO】ペグ スチール製
- 5.7 【Drizzle-JP】20cmペグ 8本 + 30cmペグセット
- 5.8 【CAPTAIN STAG】ペグ 25cm(UZ-13166)
- 5.9 【LOGOS】スクリューペグ2(71990105)
- 5.10 【snow peak】ペグ ソリッドステーク30(R-103-1)
- 6 まとめ
スチールペグとは
ペグはプラスチック製から金属製まで何種類もの素材から作られており、さまざまな形状の商品が存在します。
中でもスチール製のペグは丈夫で長く使えるのに、同じく丈夫なペグの素材として人気のチタンやステンレスと比べて価格が安い点が大きな魅力です。
固い地面でも刺さりやすく強く打っても曲がりにくいため、初心者にも使いやすいペグとしてとして人気があります。
スチールペグを使うメリット
丈夫で曲がりにくい
スチールペグの素材であるスチール(鋼)は、鉄よりも強度があり加工しやすくコストが安いのが特徴です。
テントやタープは表面積が大きく風が吹くと抵抗を受けやすいため、しっかりと地面に深く打って固定する必要があります。
スチールペグであれば丈夫なため、強く打っても曲がることなく強い風で煽られても耐えることができます。
固い地面でも打ち込みやすい
スチールペグは丈夫で強く打っても曲がりにくいため、小石交じりの固い地面でもしっかり打ち込むことができます。
また、スチールペグは重量があり安定していて打ちやすいため、固い地面でも無理なく深く差しやすいのが特徴です。
コツなどなくてもガンガン強くい打ち込むことができ、重さがあって手で支えた際にブレにくく狙いやすいため初心者にも向いています。
価格が安い
原料であるスチール自体の単価が安い上に、加工しやすく製造コストも安いためかなりお手頃価格となっています。
安いのに丈夫で耐久性が強いため、壊れにくく長く使うことができてコスパ抜群です。
キャンプグッズを揃えようとすると何かとお金がかかりますし、ペグはコスパを重視して選びたいという方におすすめです。
スチールペグを使うデメリット
重い
スチールの重いという特性は、丈夫で固い地面にしっかり打ちやすいというメリットでもありますが、持ち運びという点ではデメリットになります。
ペグはテントの設営に最低でも8本は必要ですし、グランドシートやタープの設営の分も含めると20本以上になることもあります。
持ち運びのしやすさはキャンプグッズにおける重要なポイントなので、使用箇所によって軽量素材のペグと使い分けるとよいでしょう。
柔らかい地面には向かない
固い地面に適している反面、砂地や雪面など柔らかい地面には向きません。
摩擦力が弱く重量があることで周りの土を押しのけて動いてしまうため、するっと抜けてしまうことがあります。
もし柔らかい地面に使用したい場合は、長めのペグにして深く差し込めるようにするか、プラスチック製のペグが適しています。
錆びやすい
低価格のわりに丈夫で長持ちする素材ではありますが、錆びやすいという弱点があります。
雨の中で使用した後や、水気を含んだ土を付けたまま放置するとすぐに錆びてしまい、見た目が悪くなったり強度が弱くなったりしてしまいます。
使用後にしっかり水気を取らなくてはならないため、手間がかかるというのが欠点といえます。
スチールペグの選び方
長さ
ペグは使用箇所・地面の状態・天候などによって長さを使い分ける必要があります。
20cmはほどよい固さの整備されたキャンプ場で、主にテントの固定をするのに適しています。
30cmはテントとタープどちらでも使えて、幅広い地面の状態や天候に対応できるオールマイティーな長さになります。
40cmは大型のテントやタープを設置する場合や、砂地など柔らかい地面でしっかり固定したい場合におすすめです。
形状
同じスチール製のペグでも形状はさまざまで、一般的な形のほかピンペグ・ネイルペグなどの種類があります。
一般的な形状はフック部分も金属製で一体化しており、頭が少し大きく平たくなっているものが多いため、丈夫で打ちやすいです。
ピンペグは細い棒を上部だけ折り曲げたシンプルな形状で、なるべく軽量でコンパクトに収納したい方におすすめですが、打ちにくく強度が弱めという欠点があります。
ネイルペグは上部のフック部分がプラスチック製になっており、打ちやすく固い地面でも釘のようにまっすぐ打ち込むことができます。
プラスチック部分は割れやすいので、強く打ちすぎないよう注意が必要です。
価格と本数
同じスチール製のペグでも、ブランドや形状、長さなどによって価格は様々です。
ペグは何本かセットで販売されている場合が多いため、価格に対し本数によって1本あたりいくらなのか計算して比較するとよいでしょう。
形状的にはピンペグがもっとも安いですが細くて曲がりやすいため、コスパのよさで選ぶのであれば長持ちするしっかりした作りのペグがおすすめです。
テント1つ設営する際に使用するペグの本数は、商品によって6~12本ほど必要になります。
テントもタープも設営するという場合は15~20本ほどあると安心です。
スチールペグおすすめ10選
【RiveRock】
20cm ペグ(20)
固い地面でも差しやすい20cmのスチールペグです。
12本セット・16本セット・24本セットの中から必要な本数を選ぶことができます。
ハンマーを当てやすいヘッドデザインで、反射ロープ付きのため夜間でも見失いにくくなっています。
ロープやハンマーも入る大き目サイズで、かっこいいデザインの収納ケースが付属しています。
【M-STYLE】
ペグ 25cm 16本セット(05-09-06-b25-16Black)
あらゆるシーンで使いやすい25㎝で、カラーバリエーションが豊富なデザイン性も高い商品です。
ブラック・イエロー・ピンク・ブルー・レッドの5種類から自分好みの色を選ぶことができます。
フック部分をレーザーで溶接し、特殊加工で素材の鉄を圧縮して密度を高めているため、繰り返し使用しても壊れにくい丈夫な設計になっています。
同シリーズの商品で、30㎝と40cmのペグもあります。
【Soomloom outdoor】
スチール ソリッド ペグ
16本で1,000円台と大変コスパのよい商品になります。
オールマイティーな25㎝で、ヘッドの面積が大きく打ちやすい上に抜きやすいためキャンプ初心者にもおすすめです。
破れにくく長持ちする600Dオックスフォード製の収納ケースが付属しており、ネイビーかカーキの2色どちらかがランダムで届きます。
【YOGOTO】
ペグ 20cm
20㎝15本セットで、夜光ロープと長さ調整用の金具、収納ケースも付属されて2,000円ちょっとと大変お得な商品です。
砂利や石まじりの固い地面でも使用できる曲がりにくい丈夫な素材でできており、
スプレー静電粉体塗装によって錆びを防ぐことができます。
ファスナーと持ち手つきで、しっかりした作りの収納ケースが付属しているのも魅力的です。
【CAPTAIN STAG】
ペグ 26.5cm(UZ-13164)
コスパのよいキャンプグッズで人気があるキャプテンスタッグの、スチール製のピンペグになります。
26.5cm10本セットで、錆びにくいメッキ加工が施されており、固い地面でも簡単に打ち込むことができます。
細くてシンプルな形状で、1本90gとスチールペグの中では軽量なため、荷物の負担を減らしたい方におすすめです。
【FLYFLYGO】
ペグ スチール製
価格が4,000円以上と最初は高く感じるかもしれませんが、30㎝のペグ16本とハンマー、収納ケースがすべてセットになったお得感のある商品です。
収納ケースはこれだけでも商品として販売できそうな、ロール式のおしゃれなデザインになっています。
ハンマーもスチール製のため、固い地面でも気にすることなくガンガン打ち込めます。
【Drizzle-JP】
20cmペグ 8本 + 30cmペグセット
20㎝のペグが8本と30㎝のペグが8本と2種類の長さがセットになっており、どの長さを購入しようか迷っているという方にピッタリです。
表面には黒電着塗装を施してあるため水分が付いても錆びにくい、お手入れも楽なスチールペグになります。
ヘッドが大きめで打ち込みやすく、底が細めのため女性の力でも固い地面にささりやすい設計になっています。
【CAPTAIN STAG】
ペグ 25cm(UZ-13166)
お馴染みの人気アウトドアブランド、キャプテンスタッグのネイルペグです。
プラスチック製のヘッド部分は面積が広く、初心者でも安定してハンマーを当てやすいデザインになっています。
ネイルペグは固い地面でも打ち込みやすく、しっかり固定できて風の抵抗にも耐えることができるため、大型テントやタープの設営におすすめです。
【LOGOS】
スクリューペグ2(71990105)
お手頃価格なキャンプグッズで人気があるロゴスのスクリュー型スチールペグです。
特殊な形状のため1本あたりの価格はかなり高めですが、砂地や草地など柔らかい地面でしっかり固定することができます。
すべての箇所をこのペグで固定するのはコスト面の負担が大きいため、一番負荷がかかる数か所だけ使い分けすると急な強風があっても安心です。
【snow peak】
ペグ ソリッドステーク30(R-103-1)
アウトドアブランドの中でもとくに人気が高いスノーピークの、最強の強度を誇るペグになります。
鍛造ペグという、素材のスチールを叩きながら成型することによって強度が増す製造法で、スチールペグの中でもダントツの強靭性を持っています。
価格は高めですがその分かなり長持ちするため、長い目でみるとコスパのよい商品です。
まとめ
ペグは小さくて目立たない脇役的な部品と思われがちですが、テントやタープが崩れるのを防ぐためにキャンプには欠かせないアイテムです。
一番負荷がかかる重要な部品のため、丈夫で曲がりにくくしっかり固定できて、長く使える商品を選びましょう。
スチールペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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