今回はスウェーデンで生まれたスケーター、ポンタス・アルブによるブランド「ポーラー」のデッキをご紹介いたします。
ポーラーに所属しているスケーターは、非常にトリッキーな滑りをするライダーが多いです。
また、ポーラーはスケートボードだけではなくアパレルも多く販売しています。
そのおしゃれさから、現在かなり注目されているブランドです。
そのようなおしゃれブランドから出ているデッキはどのような特徴があるのでしょうか。
メリットデメリットを詳しく解説し、記事後編では厳選したデッキを10枚ご紹介いたしますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
- 1 ポーラーのスケボーデッキを使うメリット
- 2 ポーラーのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 ポーラーのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【POLAR SKATE CO】SHIN SANBONGI FISH HEAD
- 3.2 【POLAR SKATE CO】OSKAR ROZENBERG SPIDER KING
- 3.3 【POLAR SKATE CO】AARON HERRINGTON SERENADE DECK
- 3.4 【POLAR SKATE CO】ROMAN GONZALEZ – SOLDIER SKATEBOARD
- 3.5 【POLAR SKATE CO】DANE BRADY THRASH CAN DECK
- 3.6 【POLAR SKATE CO】AARON HERRINGTON MAUSOLEUM DECK
- 3.7 【POLAR SKATE CO】OSKAR ROZENBURG TRICYCLE 1991 JR SHAPE
- 3.8 【POLAR SKATE CO】OSKAR ROZENBERG DRIVERS LICENSE DECK
- 3.9 【POLAR SKATE CO】AARON HERRINGTON TWISTED
- 3.10 【POLAR SKATE CO】DANE BRADY FAILURE
- 4 まとめ
ポーラーのスケボーデッキを使うメリット
非常に優れた安定感を体感できる
ポーラーのデッキはコンケーブが強いことでもよく知られているブランドです。
コンケーブの強いデッキはグリップ力に優れているため、クイックな動きにも対応した安定感のある乗り心地を体感できます。
ポーラーのデッキはその安定感から、R系セクションでよく使用されているブランドのひとつです。
R系セクションをガンガン攻めるパークスタイルのスケーターは、ぜひ一度ポーラーのデッキを使ってみてください。
ちなみに筆者の周りのパークスケーターは、ポーラーのデッキを使っている確率が非常に高いです。
トリック時に高さが出しやすい
ポーラーのデッキはキックが強めであることでも有名です。
キックが強いデッキは地面からテールまでの距離が長いため、デッキを弾いたときにノーズがより高く上がってきます。
それによって、トリック時に高さが出しやすいといった特徴を持っているデッキです。
また、コンケーブの強さも相まって、エアキャッチビタビタのキックフリップなど、非常に綺麗にトリックをメイクできるでしょう。
もはやアート作品とも言えるおしゃれなデッキ
ポーラーは、北欧の雰囲気が漂う非常におしゃれなデッキばかりを揃えたブランドです。
フリーハンド調のアートワークやモダンアートなグラフィックのデッキは、まるで美術館に飾られているような素敵な作品に見えます。
あまりにもおしゃれ過ぎるので、乗らずに部屋に飾っておきたいほどのデッキです。
そのような素敵なデッキに乗ってイカした滑りをしていたら、パーク内で一躍有名人に慣れることでしょう。
一体どのようなデザインなのか気になってきたかと思います。
それは記事後編にてご紹介させていただきますので乞うご期待ください。
ポーラーのスケボーデッキを使うデメリット
太めのデッキが多い
ポーラーのデッキはR系セクションで使われることが多く、その理由からか、太めのデッキが多い印象です。
また、卵型やオールドスクールのシェイプも多く、結構クセが強いデッキを販売しております。
R系セクションを攻めるスケーターは極太デッキやフィッシュテールなど、オールドスクールなシェイプのデッキを好む傾向が。
ですが、初心者の方だと最初から太めのデッキやクセの強いデッキを使うと、少々乗りづらさを感じるかもしれません。
ただ本記事で紹介する10枚のデッキは、初心者の方でも扱いやすいサイズの板もご紹介しておりますのでご安心ください。
強い力で弾く必要がある
ポーラーのデッキはキックが強いため、強い力で弾く必要があります。
そのため、初めてオーリーやフリップ系を練習する方にとっては、少し練習しづらいかもしれません。
逆にキックが弱いデッキだと少ない力で簡単に弾けるので、どちらかというと初心者の方にはキックが弱いデッキがおすすめです。
ですが、もし最初からキックの強いデッキで練習すると、最終的にトリックに高さを出すことが容易になるかもしれません。
また、ランプやボウルのメイントリックではオーリーを必要としません。
そのため、R系セクションだけ滑るスケーターにとってはあまりデメリットに感じない点でもあります。
多種多様なデッキが多い
ポーラーのデッキは、異なったデザイン、サイズ、シェイプなど、多種多様なラインナップ。
歴の長いスケーターにとっては選び甲斐があり、非常にワクワクするポイントであります。
ただし初心者の方にとってはデザインはともかく、サイズからシェイプまで種類が多すぎると感じてしまいます。
そして「どのデッキが自分のスケートスタイルに合うのか」すらもわからなくなってしまう要因のひとつとなり得るでしょう。
もし選び方に困ったら、まずは「スタンダードなシェイプ」と「8インチに近いデッキ」で選ぶことをおすすめします。
ちなみに8インチは現在主流とされているデッキサイズです。
ポーラーのスケボーデッキおすすめ10選
【POLAR SKATE CO】
SHIN SANBONGI FISH HEAD
こちらは7.875インチの三本木心シグネチャーデッキとなっております。
7.875インチは標準サイズよりやや細めで、ストリートスタイルにも適している太さのデッキです。
キックとコンケーブの強さ、そしてデッキの細さによって、テクニカルなライディングを実現することができるでしょう。
デザインはグリーンカラーの背景にポップなキャラクターのアートワークが施されております。
【POLAR SKATE CO】
OSKAR ROZENBERG SPIDER KING
こちらは8インチのオスカー・ローゼンバーグシグネチャーデッキとなっております。
標準サイズである8インチのデッキはストリートはもちろん、R系セクションでも扱いやすく、オールラウンダー向けの太さです。
そのため、初心者スケーターや初めてポーラーのデッキを購入する方にもおすすめなサイズ。
デザインはピンクカラーの背景に剣を持ったキャラクターと、蜘蛛の巣に拘束されているキャラクターのデザインが施されています。
【POLAR SKATE CO】
AARON HERRINGTON SERENADE DECK
こちらはシンプルなデザインの8インチデッキとなっております。
標準サイズの太さとなっておりますので、どのような方でも乗りやすいサイズ感です。
デザインはホワイトカラーをベースとし、中央部分にブルーカラーでフリーハンド調のアートワークが施されております。
【POLAR SKATE CO】
ROMAN GONZALEZ – SOLDIER SKATEBOARD
こちらはまるでアート作品のようなグラフィックが施された8.125インチのデッキとなっております。
標準サイズよりやや太めなデッキは、これからR系セクションを始めるスケーターにもおすすめなサイズ感。
デザインは大人な雰囲気を纏ったグラフィックとなっており、落ち着いたデザインのデッキを好む方にもおすすめできる一枚です。
【POLAR SKATE CO】
DANE BRADY THRASH CAN DECK
こちらはエアロゾールアートのようなデザインの8.25インチデッキとなっております。
8.25インチのデッキは安定感に優れており、R系セクションでも有利なサイズ感です。
かといってストリートで使えないわけではなく、回し系トリックもやりやすくキャッチもしやすいという特徴を兼ね備えています。
デザインはポーラーの代表的なゴミ箱をモチーフとしたグラフィックで、全体的にイエローカラーの個性的なデッキです。
【POLAR SKATE CO】
AARON HERRINGTON MAUSOLEUM DECK
こちらはシンプルデザインの8.5インチデッキです。
8.5インチまでくると、結構太めなデッキに分類されます。
圧倒的な安定感を誇るサイズ感は、R系セクションで快適な滑り心地を体験させてくれます。
ランプやボウルをメインとして滑るスケーターにおすすめな太さのデッキです。
デザインはまるで美術館に飾られている作品のようなアートが施され、ホワイトの余白部分がまたおしゃれさを引き立てています。
また、デッキの乗る面にもアートワークが施されているので、クリアデッキテープとの相性が抜群の一枚です。
【POLAR SKATE CO】
OSKAR ROZENBURG TRICYCLE 1991 JR SHAPE
こちらはオールドスクールな変形型シェイプの8.65インチデッキです。
絞られたノーズと対照的な四角いテールは、スラッピーをする際にエントリーしやすいシェイプとなっております。
R系セクションはもちろん、オールドスクールスタイルのスケーターに非常におすすめできる一枚です。
また、8.65インチの太めなデッキなので、クルーザー用として購入しても良いでしょう。
デザインは風刺のきいた子供のアートワークが施されており、シンプルかつオシャレなグラフィックです。
【POLAR SKATE CO】
OSKAR ROZENBERG DRIVERS LICENSE DECK
変形型シェイプのデッキとなっており、サイズは8.625インチです。
ランプやボウルなどのR系セクションや、クルーザーデッキとして使用しやすいシェイプとサイズ感のデッキ。
デザインはイエローとブルーを基調とした、車がモチーフのグラフィックとなっております。
【POLAR SKATE CO】
AARON HERRINGTON TWISTED
こちらは8.75インチのアーロン・へリントンシグネチャーデッキとなっております。
とうとうご紹介するデッキサイズが8インチ後半に差し掛かってきました。
ここまでくると回し系トリックをするには結構難しいサイズ感となってきますが、R系セクションでは大活躍します。
まず足がデッキからはみ出さなくなり、まさに「板の上に乗っている」感覚を味わう事ができるでしょう。
そしてその安定感はまるでサーフィンをしているような乗り心地となります。
そのためスケーターだけではなく、サーファーのオフトレ用としてこのデッキをチョイスしてみても良いかもしれません。
デザインはホワイトをベースとしたフリーハンド調のおしゃれなアートワークが施されております。
【POLAR SKATE CO】
DANE BRADY FAILURE
こちらは9.75インチのデーン・ブレディーシグネチャーデッキとなっております。
なんと8インチ後半どころか9インチ前半もすっ飛ばして、9インチ後半のデッキのご紹介です。
皆様は9.75インチのデッキを実際に見たことがありますでしょうか。
それはそれはとてつもない太さのデッキとなっており、いうまでもなく凄まじい安定感を誇ります。
クルーザーデッキ用としてはもちろんですが、ランプやボウルでこのサイズのデッキを乗りこなしている方もいらっしゃいます。
「俺/私はランプでしか滑らないんだ!」というスケーターには心からおすすめできる一枚です。
シェイプもオールドスクールですので、このデッキに乗ってバックサイドディザスターをメイクしたら非常にカッコいいですよ。
デザインはホワイトとダークグリーンを使ったシンプルかつアーティスティックなグラフィックとなっております。
まとめ
ポーラーはキックもコンケーブも強く、太めのデッキが多いブランドとなっております。
また、デッキに施されているグラフィックは色使いからアートワークまで、どの点においてもおしゃれです。
さらにはアパレル商品も多く販売しているブランドなので、気になった方はアパレルやその他アイテムもチェックしてみてください。
パークスケーターであればぜひ一度乗っていただきたい「ポーラー」のデッキ。
今回ご紹介させていただいた10枚も参考にしていただきながら、ぜひお気に入りの一枚をピックアップしてみてください。
ポーラーのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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