リモートワークの普及で、オンラインセミナーやオンライン会議など、在宅で仕事や会議をすることが増えています。
ただ、パソコンに内蔵しているカメラでは、画角や明るさが足りないなど、伝えきれないもどかしさもあるのではないでしょうか?
この記事では、会議に適した高画質で高精細なWebカメラについて解説しています。
会議用にWebカメラを導入したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 会議用Webカメラを使うメリット
- 2 会議用Webカメラを使うデメリット
- 3 会議用Webカメラの選び方
- 4 会議用Webカメラおすすめ10選
- 4.1 【OBSBOT】Tiny 4K(OWB-2105-CE)
- 4.2 【ソースネクスト】Meeting Owl Pro(MTW200)
- 4.3 【ナイスモバイル】MAXHUB(UCM40)
- 4.4 【J5create】360°パノラマミーティングカメラ(JVCU360‐EJ)
- 4.5 【ソースネクスト】KAIGIO CAM 360(KGC1-BK)
- 4.6 【Spedal】4K Ultra HD Webカメラ(FF931)
- 4.7 【Anker】PowerConf C300 Webカメラ(A3361)
- 4.8 【Auditoryworks】Nuroum Webカメラ(C20)
- 4.9 【サンワサプライ】会議用ワイドレンズWebカメラ(CMS-V43BK-3)
- 4.10 【Coolpo】会議用カメラ AI HUDDLE MINI(CP-M21A)
- 5 まとめ
会議用Webカメラを使うメリット
広い部屋や複数人でも見切れない
会議用Webカメラは、広角レンズを搭載しているので、広い画角で映し出すことができます。
少人数であれば問題ない画角も、複数人や広い会議室では、見切れてしまうことがあります。
重要な場面で資料全体が見えない、商品全体が見えないなど、ストレスを与え信用を失いかねません。
会議やプレゼンをストレスなく進行するなら、画角の広い会議用Webカメラは必須です。
文字や音声が明瞭
一人で会議に参加するなら、さほど高画質や高音質でなくても困ることはありません。
ただ、複数人で会議室のような場所では、カメラから被写体まで距離が離れています。
そのため、文字がはっきり見えなかったり、音声が聞きづらいことで、参加者はストレスを感じてしまいます。
コミュニケーションの質を高めるために、高画質・高音質は最低条件でしょう。
会議のセッティングが楽
会議用Webカメラのサイズは、コンパクトなクリップ型や、大きくてもペッボトル程度で、持ち運びがとてもスムーズです。
いつも決まった場所で会議をするとは限らず、カメラの設営は簡単・スピーディーに越したことはありません。
Webカメラの設定も、パソコンにケーブルを挿すだけで、すぐに会議ができる手軽さです。
会議用Webカメラを使うデメリット
余計なものまで映り込む
会議用Webカメラは、高画質で広い視野角のため、部屋を広範囲で鮮明に映し出します。
そのため個人の部屋などは、映り込んでほしくないものまで映り込んで、情報漏洩の危険性があるかもしれません。
視野角を調整できるモデルや、プライバシー保護機能がついているモデルもありますので、商品情報を確認して見ると良いでしょう。
ネット環境によっては不快になることも
高画質で解像度が上がれば上がるほど、ファイルサイズが大きくなり転送スピードが低下し、画像などが途切れるかもしれません。
大事な会議やプレゼンで、画像や音声が途切れてしまっては印象を悪くしてしまい、コミュニケーションもままなりません。
高画質・高精細なWebカメラを導入するときは、ネット環境が対応できるのか、確認しておくと良いでしょう。
高性能なものは高額
低価格で簡易的なWebカメラでも、映像や音声の品質が悪いわけではなく、必要十分な性能です。
ただ、よりストレスなく、印象良くスムーズに会議やプレゼンをするなら、高性能なWebカメラに越したことはありません。
会議用Webカメラを導入するにあたっては、ランニングコストや使用頻度など、長い目で検討すると良いかもしれません。
会議用Webカメラの選び方
画角の広いカメラ
会議用Webカメラは、会議全体を映し出すことで、本来の真価を発揮します。
パソコン内蔵のカメラでは、会議に参加している人すべてが映らず、見切れてしまいます。
見切れてしまうと、会議の臨場感が伝わりづらく、コミュニケーション不足にもなりかねません。
そのため、会議用のWebカメラは複数人でも見切れない、視野角の広さが求められます。
解像度の高いカメラ
広い画角と同じくらい大事なのが、解像度の高さです。
会議では、カメラと参加者、カメラと商品などが離れていることが多いでしょう。
カメラから離れている被写体を、キレイにくっきり映し出すためには、高い解像度が必要になります。
ホワイトボードの文字が見えなかったり、商品がぼやけていては、会議やプレゼンの質を落としかねません。
会議やプレゼンをスムーズに進行するためには、高解像度のカメラを用意すると良いでしょう。
自動追尾やオートフレーミング搭載のカメラ
自動追尾機能があれば、動いている発話者をカメラが捉え、つねに画面に映し出してくれます。
さらにオートフレーミング機能は、画面上に参加者が増えても、ちょうど良い画角に調整してくれるのです。
オンラインの会議やプレゼンは、どうしても動きが制限されますが、自動追尾・オートフレーミング搭載なら気にすることはありません。
質の高い会議やプレゼンをするなら、自動追尾・オートフレーミング搭載のWebカメラを選択すると良いでしょう。
集音能力の高いマイクを内蔵したカメラ
会議用Webカメラは、広い部屋で使われることが多く、複数人の声を離れた場所から集音しなければいけません。
カメラから離れれば離れるほど、出力される音声は小さくなってしまいます。
見づらいことと同じくらい、聞き取りづらいのはストレスに感じるもの。
会議用Webカメラのなかには、集音能力の高い、4つ以上のマイクを搭載したモデルもあります。
なるべく集音能力の高いWebカメラで、コミニュケーションしやすい会議にしましょう。
会議用Webカメラおすすめ10選
【OBSBOT】
Tiny 4K(OWB-2105-CE)
2軸ジンバル内蔵の、4K対応Webカメラです。
AI制御による自動追尾やオートフレーミングのおかげで、被写体が常に画面の中心に収まります。
そのため、動きながらのプレゼンも、画面から見切れることはありません。
手を使ってジェスチャーするだけで、自動追尾とズームイン・アウトができますので、スムーズに会議をすすめることができます。
【ソースネクスト】
Meeting Owl Pro(MTW200)
AIが360°気配りしてくれるWebカメラです。
360°カメラが、発話者を自動フォーカスしてくれますので、誰が話しているのか目で追う必要がありません。
マイクは、半径5.5mまで認識できますので、小中規模の会議なら聞き取りづらいことも無いでしょう。
何と言っても、見た目の可愛らしさに癒やされ、和やかに会議がすすめられるのでは。
【ナイスモバイル】
MAXHUB(UCM40)
360°広角カメラ・マイク・スピーカーを内蔵した、オールインワンタイプのWebカメラです。
参加人数や会議スタイルによって、最適なレイアウトに切り替えるので、カメラの設置場所を変える必要がありません。
最大半径5メートルの集音能力は、中会議室ほどの広さなら、ストレスなくコミュニケーションできるでしょう。
【J5create】
360°パノラマミーティングカメラ(JVCU360‐EJ)
360°のパノラマ撮影ができる、コンパクトボディのWebカメラです。
6種類の撮影モードで、一人から複数人まで対応でき、中規模程度の会議室までならこの1台でカバーできます。
UVC/UAC対応なので、パソコンにカメラ本体のUSBケーブルを接続するだけで、すぐに使用が可能。
電源もバスパワー方式のため、コンセントを探す必要がなく、会議前に余分な時間を割かなくて済みます。
【ソースネクスト】
KAIGIO CAM 360(KGC1-BK)
2K画質のカメラを4つ搭載した会議用Webカメラです。
AIが人物を自動フォーカスして、発話者を拡大表示してくれるので、視聴の際に戸惑うことはありません。
無指向性マイクを8個搭載していることや、3つの高性能スピーカーはハウリングしづらくなっており、同時に会話をしても聞き取りやすく快適です。
外部マイクを接続できるため、広い会議室でも、音声の不安はないでしょう。
【Spedal】
4K Ultra HD Webカメラ(FF931)
クリップ式のコンパクトボディーで、4K 800万画素のWebカメラです。
4K対応で4倍デジタルズーム、自動調光機能など、豊富な機能を備えながら低価格でコストパフォーマンスに優れています。
120°の超広角レンズ搭載とコンパクトボディーで、複数人の急な会議でも素早く対応することができるでしょう。
【Anker】
PowerConf C300 Webカメラ(A3361)
AI機能搭載で、フルHD対応の、コストパフォーマンスの高いWebカメラです。
自動追尾機能と超高速オートフォーカスで、動きのある会議やプレゼンでも、被写体をしっかり捉えてストレスを感じさせません。
また、声の大きさの違いを均一に調整してくれるオートゲイン機能付きで、聞き取りづらさを解消してくれます。
【Auditoryworks】
Nuroum Webカメラ(C20)
360°全指向性マイクを4つ搭載した一体型Webカメラです。
高性能なマイクは、ハウリングやキーボードのタイプ音、椅子を引く音など、会議室にありがちな音をシャットアウトしてくれます。
カメラはフルHD対応で、100°の超広角レンズと相まって、会議の臨場感をあますことなく伝えることができるでしょう。
【サンワサプライ】
会議用ワイドレンズWebカメラ(CMS-V43BK-3)
150°の超広角ワイドレンズを搭載したWebカメラです。
超広角のため、画像の両端が歪んでしまい、長時間の会議には不向きかもしれません。
しかし、パソコンに接続すればすぐ使えて、取り回しも便利なので、短時間で終わる会議にはもってこいでしょう。
モニターに取り付け可能で、三脚の取り付けにも対応していますので、設置場所を選びません。
【Coolpo】
会議用カメラ AI HUDDLE MINI(CP-M21A)
4Kパノラマ&110°超広角レンズ搭載の会議用Webカメラです。
AI技術搭載で、会議の参加者が出入りしても自動で識別し、全員がフレームに収まるように自動調整してくれます。
さらに、ジェスチャー認識機能で、ジェスチャーした人を自動追尾。
プレゼンや商品紹介など、動きのある場合でも見切れることなく、かつ鮮明な画像を届けてくれるでしょう。
まとめ
部屋の広さや参加人数、商品の有無など、フレキシブルに活用できるWebカメラは、オンライン会議でも重宝します。
視野角の広さ、高画質高精細、高フレームレートなど、最適な会議用Webカメラを選んで、快適なオンライン会議を構築しましょう。
会議用Webカメラの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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