さまざまな機能が搭載され日々進化しているスマートウォッチですが、最近では健康管理のために使用する方も増えてきています。
特に心拍数については、安静時や運動時、睡眠時などさまざまな場面で変化する値でもあるため、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、心拍数が測定できるスマートウォッチの中から、日常使いや大切な方へのプレゼントにもおすすめな商品をご紹介します。
- 保健師
- 元看護師
ガジェットが好きな元看護師、現保健師のみぃと申します。 スマートウォッチは、健康管理機能も搭載されているので、専門分野の知識を活かしながら商品のリサーチや記事の執筆を行っています。
心拍数が測れるスマートウォッチを使うメリット
自分で測定や記録をする必要がない
心拍数を測る方法はいくつかありますが、自宅で心電図や心拍計などで測定する方は少ないと思います。
手首で脈を測り心拍数を予測するという方法もありますが「手間がかかり面倒に感じて続かない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで、心拍数が測れるスマートウォッチが非常に便利です。
自動で測定できるだけでなく、記録管理が可能なアイテムも多く、測定・記録両方をスマートウォッチが代行してくれます。
データを分析できる
スマートウォッチで測定された値は、後から見返して分析することも可能です。
スマートウォッチをトラッカーとして使用される方は、運動負荷を決める際にも役立ちます。
また、循環器系の疾患をお持ちの方は、労作時の心拍数は体調管理の上でも非常に重要な値です。
データを分析することで、無理のない日常生活や適切な運動習慣のためのヒントを得ることができます。
アプリとの連動で、データをグラフ化して閲覧できる製品もあるので、記録管理の面でも使いやすいものを選んでみてください。
体調の変化に気づくことができる
心拍数を測定し記録を分析することで、体調の変化や体からのSOSを見逃してしまうことを防ぎます。
最近では、スマートウォッチが自動で心拍数管理を行い、危険を察知すると異常アラームで通知してくれる製品もあります。
スポーツ中に無理をしてしまう方や病気で体調面に不安がある方は、スマートウォッチで体調管理をしてみてはいかがでしょうか。
常に気をつけることは難しくても、スマートウォッチからの通知や警告で小さな体調の変化にも気づきやすくなるのでおすすめです。
心拍数が測れるスマートウォッチを使うデメリット
数値が必ずしも正確とは限らない
心拍数の測定が可能なアイテムは増えていますが、数値の正確性は製品ごとにバラつきがあり、必ずしも正確な値とは言い切れないのが現実です。
しかし、数値ごとの比較ができるので値自体の誤差は特に気にならずにお使いいただける場合もあると思います。
最近は、医療機器レベルの精度の製品も登場しているので、用途に合わせて数値の正確性にも着目して選ぶことをおすすめします。
バッテリー使用量が大きい
24時間継続して測定を行うモデルになると、その分バッテリー使用量も増えるため充電の減りが早く感じる場合があります。
心拍数測定以外にも、お仕事で通話機能やメッセージ通知機能なども使用される方にとって、充電の持ちは重要なポイントでしょう。
そのため、24時間のモニタリングを必要とする方はなるべくバッテリー容量の大きいスマートウォッチから選択することをおすすめします。
心拍数が測れるスマートウォッチおすすめ10選
【Fitbit】
Fitbit Luxe(FB422GLWT-FRCJK)
トラッカーとしても人気を集めるスマートウォッチで、細かな健康管理にも適したアイテムです。
24時間心拍数を測定することにより、安静時の心拍数変化や運動負荷とのバランスについて傾向を知ることができます。
バッテリー容量も十分で、最大で5日間連続使用が可能です。
専用アプリで、グラフ化されたデータ閲覧ができるので、日々の変化も捉えやすくなっています。
【Withings】
ScanWatch(HWA09-MODEL 4-ALL-RO)
アナログデザインの文字盤に、小窓がついているようなデザインが特徴のスマートウォッチをご紹介します。
このデザインのおかげで、時間を確認しながら知りたい健康情報も同時に確認することが可能です。
そして、心拍数測定に関しては自動で測定するだけでなく、急激な数値の変化があった際には通知でお知らせもしてくれます。
また、トレーニング中も途切れることなく心拍測定を行い記録されるため、心拍数と運動強度のバランス分析にも最適です。
【HUAWEI】
Band 6
24時間心拍数トラッキング機能と急速充電、大容量バッテリーが魅力のスマートウォッチです。
心拍数だけでなく、血中酸素濃度や睡眠周期も持続してモニタリングします。
そして、たった5分で2日間分充電ができ、最大2週間の連続使用が可能な強力バッテリーモデルです。
96種類のワークアウトモード搭載で、健康管理だけでなくスポーツ用トラッカーとしても活躍します。
【HUAWEI】
HUAWEI WATCH GT
こちらも人気ブランドHUAWEIのスマートウォッチで、1つ前にご紹介した製品と同様に強力なバッテリーと24時間の心拍モニタリングが可能です。
心拍数の測定に関しては、AIアルゴリズムの改良が行われ、激しい運動中の心拍もより高い精度で測定することができるようになりました。
また、デザイン性もこだわって作られているモデルであり、おしゃれに普段使いしたい方にも非常におすすめです。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(E15)
光学式心拍センサーが搭載されたモデルで、高い精度の心拍測定が可能です。
また、専用アプリ上では、まるで心電図のような波形データの確認もできます。
同様に血中酸素濃度も合わせてグラフで確認できるので、総合的な健康モニタリングにピッタリのスマートウォッチです。
【MEDICAL GRADE】
スマートウォッチ
医療機器レベルの高精度なスマートウォッチをご紹介します。
PPG光電センサーが搭載されており、より正確な値が測定できるように設計されたモデルです。
もちろん、医療機器ではないため完全に正しい値が出るわけではありませんが、購入された方からは数値の正確性で高い評価を集めています。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(E80)
最先端の計測技術が搭載されたモデルで、スマートウォッチのディスプレイで心電図波形が確認できる仕様になっています。
また、スマートウォッチ機能としては珍しい呼吸率の測定機能もあり、循環動態、呼吸動態の両方の観点から健康モニタリングを行うことが可能です。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(Z3)
心拍数以外に、血圧測定や体温管理もできる製品です。
特に基礎体温の変動の記録に役立つモデルで、妊婦さんや妊活中の女性にも喜ばれる機能かと思います。
スマートウォッチで血圧測定もできるモデルはあまり多くないため、総合的な体調管理をしたい方にはおすすめです。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(Q9PRO)
こちらも血圧測定まで可能なアイテムですが、価格が3000円以下とコストパフォーマンスの面でもおすすめしたい商品です。
「スマートウォッチでの健康管理に興味はあるけれど、いきなり高価なアイテムには挑戦しにくい」といったお悩みが解決します。
実際に1つ目のスマートウォッチとして購入された方のレビューも多くありますが、高く評価されています。
レビュー数は3000件以上もあるので、気になる方は実際に使っている方の声も参考にしながらご検討ください。
【Apple】
Apple Watch SE 第2世代
大人気スマートウォッチシリーズのApple Watchでも心拍数の測定が可能です。
Apple製品をお使いの方はご存じの方も多いかと思いますが、「ヘルスケア」というアプリでiPhoneと連動した記録管理もできます。
アプリ上には心拍数に関しての知識や正常値についての解説もあるため、健康管理の知識に自信がない方にも安心してお使いいただけます。
まとめ
心拍数が測れるスマートウォッチをご紹介しましたが、心拍数に限らずさまざまな健康管理機能が搭載されたスマートウォッチが多かったと思います。
体に起こる「おかしい」異変やSOSを見逃さず、健康な毎日を送るためのサポート役として、ぜひスマートウォッチをお使いいただきたいです。
心拍数が測れるスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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