アームは関節がないカーブ状となっており、設置後はディスプレイの角度はやや内向きになります。近年、コロナ禍の影響でテレワークで仕事する方が急増し、快適なワークスペースを整える事にも注目が集まっています。
4画面対応モニターアームは快適なワークスペースを実現させ、仕事の効率アップと快適な作業環境を後押ししてくれる周辺機器です。
今回は、4画面対応モニターアームのメリット・デメリットとおすすめ10選をご紹介します。
目次
- 1 メリット
- 2 デメリット
- 3 4画面対応モニターアームおすすめ10選
- 3.1 【Duronic】4画面 モニターアーム (DM254)
- 3.2 【グリーンハウス】 4アーム水平稼働 モニターアーム(GH-AMCR02)
- 3.3 【サンワ】4画面 モニターアーム(100-LA011)
- 3.4 【Duronic】4画面 モニターアームスタンド(DM754)
- 3.5 【アーチェスト】4画面 モニターアーム (DM754)
- 3.6 【エルゴトロン】4画面 モニタースタンド(DS100)
- 3.7 【Big-One】4画面 モニターアーム (34618)
- 3.8 【Big-One】4画面用 ディスプレイスタンド (40465)
- 3.9 【JAPANNEXT】ガス式 液晶ディスプレイアーム (JN-ARM-GA44V)
- 3.10 【スターテック】4面液晶 モニタースタンド(ARMQUADSS)
- 4 まとめ
メリット
上下左右に並べて作業スペースを確保
4画面対応モニターアームのメリットは何といってもデスクの上に上下左右の空いている空間に配置出来る事です。
机の上に限らず、デスクの端やはみ出てしまう所であっても、空間さえあれば配置することができます。
モニター4台分のスタンドのスペースが無くなり、省スペースでのマルチモニターの設置が可能です。
ディスプレイの向きを自由に変えられる
ディスプレイを自分の好みの位置に自由に変えられるところも魅力の一つです。
モニターアームを使えば、高さや位置が細かく自由に動かせます。
ディスプレイを見えやすい位置に設置すれば、長時間の姿勢の悪さによる疲れが無くなり仕事の作業効率アップにつながります。
1度に複数画面を見ることが出来る
4つのディスプレイに異なる画面を表示させられるため、作業効率が飛躍的にアップします。
画面に参考サイトを頻繁に表示させながら作業する際は、タブをいちいち切り替える必要がなくなるので便利です。
情報を別々のディスプレイに表示させる事で、一度に入ってくる視覚的な情報量が多くなり、作業スピードもあげることが出来ます。
デメリット
机に強度がないと机が凹んでしまう
モニターアームの重さだけで約5キロ以上、ディスプレイの重さは一枚約2キロ~5キロ程あるため机の設置箇所には数十キロの重さがかかります。
机に挟んで固定するクランプ式は机の一点に集中して負荷がかかるため、耐荷重の優れた机でないと歪んでしまいます。
補強プレートを使用したり、足幅の広めのスタンド式にするなど、重みを分散させて机の損傷を軽減させる工夫が必要です。
ディスプレイがVESA規格でないと設置できない
ディスプレイがVESA規格対応でないと、背面にネジ穴が無いためモニターアームとの取付が出来ないため注意が必要です。
ネジ穴の間隔は100×100㎜(27インチ)が主流となっていますが、大きなディスプレイ用に場合は200×200㎜(31インチ以上)などもあります。
大きいディスプレイの場合は大型ディスプレイ用のモニターアームを選ぶか、変換アダプターで調整することも可能です。
意外と場所を取る
デスクの裏側の壁からディスプレイの間の空間、アームの可動域が増えたスペースが場所を取ります。
壁からディスプレイまでの間の空間はそれなりのスペースが必要となることを想定して配置を考ておくべきです。
また、配線もディスプレイの数だけ増えて多くなるので、配線が絡み合う事でディスプレイが動かしにくくなることもあります。
4画面対応モニターアームおすすめ10選
【Duronic】
4画面 モニターアーム (DM254)
Duronicのクランプ式モニターアームで、価格は1万円程とお手頃な価格です。
アームは180度回転する関節が付いていて、前後左右にも動かす事が出来ます。
また、VESAブラケットの先が左右上下360度動かせるするため、ディスプレイの向きが思い通りに動かせるところも特徴です。
裏側に配線をかけるフックがついているため、配線を奇麗に収納することが出来ます。
【グリーンハウス】
4アーム水平稼働 モニターアーム(GH-AMCR02)
グリーンハウスのクランプ式モニターアームで、1万円を切る安さで5軸式で自由度の高い設計となっています。
安さの割にしっかり丈夫なつくりになっており、ディスプレイを360度回転させて横向きから立て向きにすることも可能です。
アームにはケーブルガイドがあり、ポールの中に配線をまとめる事が可能です。
【サンワ】
4画面 モニターアーム(100-LA011)
サンワのクランプ式モニターアームで、片側アームが3関節になっているところで、ディスプレイの微妙な角度での調整も可能です。
しっかりとした作りで、24インチのモニターを4枚載せてもぐらつきなく安定感があります。
クランプの取り付け部分がやや小さいため、別売のモニターアーム補強プレートと一緒に取り付ける方が安定感が増します。
【Duronic】
4画面 モニターアームスタンド(DM754)
Duronicのスタンド式モニターアームで、設置の手間がかからず置くだけで簡単に設置出来ます。
スタンドの足幅が広く作られていることもあり、しっかりとした安定感があります。
アームの関節がないため自由に動かすことはできませんが、動かさないで並べて配置したい場合にはおすすめです。
【アーチェスト】
4画面 モニターアーム (DM754)
アーチェストのスタンド式モニターアームで、低価格でありながら使い勝手の良いつくりとなっています。
アームの8関節とVESAパネルが上下左右90度・360度に回転でき、細かい角度でディスプレイの角度が変えられる事が特徴です。
ケーブルガイド付きで配線がきれいに収納出来、組み立て方法もシンプルで、簡単に設置できます。
【エルゴトロン】
4画面 モニタースタンド(DS100)
アメリカの大手であるエルゴトロンのスタンド式で、何といってもしっかりとした作りが魅力です。
スタンドは幅広で分厚く大きいため抜群の安定感があり、ケーブルガイドですっきりとした配線が可能です。
アームは関節がないカーブ状となっており、設置後はディスプレイの角度はやや内向きになります。
【Big-One】
4画面 モニターアーム (34618)
BigOneのクランプ式モニターアームで、1万円程の低価格ながらしっかりした安定感があります。
耐荷重はアーム1台あたり10kgと頑丈な作りで、本体も10キロと全体的に重みがありずっしりとした重厚感があります。
アーム1本につき4カ所の関節があり、関節分も好みの硬さに調整でき、上下左右方向や高さ調節、細かい角度調整が可能です。
【Big-One】
4画面用 ディスプレイスタンド (40465)
BigOneのスタンド式モニターアームで、価格は1万円を切る安さながらしっかりとした作りになっています。
耐荷重はアーム1台あたり10キロでずっしりとした重厚感があり、スタンドの脚部は幅広く設計されていて、安定感が抜群です。
関節のないアームは、ディスプレイを横に左右にスライド出来る様になっています。
【JAPANNEXT】
ガス式 液晶ディスプレイアーム (JN-ARM-GA44V)
JAPANNEXTのクランプ式モニターアームで、通常高価なガス式が低価格で入手出来るところが魅力です。
ガス式で簡単に手で動かせるモニターアームは画面360度回転、上下左右前後斜めと多角度の調整が可能。
画面を動かせるため、オンライン会議等、顔を画面に近づける機会がある場合におすすめです。
【スターテック】
4面液晶 モニタースタンド(ARMQUADSS)
スターテックのスタンド式モニターアームで、水平可動式3関節アームがついているのが特徴です。
ディスプレイの角度は上下左右に変えられ、360度に回転が可能で、支柱に沿って上下の高さの調節も可能です。
支柱が86センチと十分な長さがあるのであるので、上下に配置したモニター同士が干渉することがありません。
まとめ
4画面対応モニターアームは、ワークスペースをすっきりとさせるだけでなく、作業効率の向上や姿勢の改善の効果があります。
アームの可動域・重さ・ディスプレイの回転など、モニターアームによって特徴も様々です。
目的やシーンに合わせて自分に一番あったモニターアームを選んでみてください。
4画面対応モニターアームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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