モニターの中でも大型なモニターである、ウルトラワイドモニターですが、設置には相当なスペースを要します。
モニターアームで浮かせて取り付けたい場合、どの商品を、どんな基準で選べばいいのか分かりづらいと思います。
今回の記事では、
- モニターアームを使うメリット・デメリット
- ウルトラワイドモニターアームを選ぶポイント
- デュアルディスプレイにも対応しているのか
について解説し、おすすめのウルトラワイドモニターに対応したモニターアームも紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 ウルトラワイドモニターをアームを使うメリット・デメリット
- 2 ウルトラワイドモニターアームを選ぶ際のポイント
- 3 ウルトラワイドモニターアームおすすめ8選
- 3.1 【HUANUO】 モニターアーム 22~35インチ対応 耐荷重2~12 kg HNSS12
- 3.2 【AVLT】 モニターアーム 17~38インチ対応 耐荷重2-14kg AVLT-DM45-1-JP
- 3.3 【AVLT】モニターアーム ポール付け 17~38インチ対応 耐荷重2-12kg AVLT-DM47-1-JP
- 3.4 【AVLT】 モニターアーム 17~35インチ 2画面対応 耐荷重2-15kg AVLT-DM41-1-JP
- 3.5 【エルゴトロン】 LX デスクマウント モニターアーム アルミニウム 34インチ(3.2~11.3kg)まで対応 45-241-026
- 3.6 【エルゴトロン】 LX ウォールマウントアーム 34インチ(3.2~11.3kg)まで対応 45-243-224
- 3.7 【AVLT】モニターアーム 17~43インチ対応 耐荷重2-15kg AVLT-DM40-1-JP
- 3.8 【エルゴトロン】 HX デスクモニターアーム ホワイト 49インチ(9.1~19.1kg)まで対応 45-475-216
- 4 まとめ
ウルトラワイドモニターをアームを使うメリット・デメリット
ウルトラワイドモニターアームを使うことで、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリットやデメリットを理解しておくことで、本当に自分にはモニターアームが必要なのかが分かります。
メリット
ウルトラワイドモニターアームを使うメリットは下記のことが考えられます。
- ウルトラワイドモニターを浮かせてスペースを有効活用できる
- 高さや傾きの調整が出来ないモニターも自由自在に扱える
- デュアルディスプレイにも対応しやすい
ウルトラワイドモニターを浮かせてスペースを有効活用できる
モニターが大きくなるほど支えるスタンドも大きくなってしまいます。
その為、デスクの大半をモニターで占拠してしまい、他に置きたいデバイス等が置けなくなってしまいとても不便です。
ウルトラワイドモニターに対応したモニターアームを使うことで、スタンドが外せる為、モニター下がスッキリ使えます。
高さや傾きの調整が出来ないモニターも自由自在に扱える
元々、スタンド付きで高さや傾きの調整が出来ないモニターでも、モニターアームの選び方によって調整が可能になります。
モニターの微調整が出来ることで、目線の高さやモニターとの適正な距離に合わせやすくなり、作業効率や視認性が上がります。
特にデスクに昇降機能が付いていない場合や、椅子で高さ調整が出来ない人にモニターアームはおすすめです。
デュアルディスプレイにも対応しやすい
1枚目のモニターはウルトラワイドで、2枚目は普通のモニターにして縦置きにしたい場合などにもモニターアームは有効で、とても便利です。
ウルトラワイドモニターは、縦のサイズが本来のインチより小さめに作られている為、2枚目のモニターを縦にして使う人も見受けられます。
そうすることで、調べ物などは縦置きモニターを使い、作業はウルトラワイドモニターを使える為、更に作業効率が上がります。
デメリット
一方で、ウルトラワイドモニター対応のモニターアームを使う上でのデメリットもまとめます。
- デスクと壁などが近いと設置出来ない
- ウルトラワイドモニターが大きく重いため設置が大変
- デスクの耐荷重やモニターアームが設置可能か考える必要がある
デスクと壁などが近いと設置出来ない
モニターアームはデスクの奥側に付けることが多く、場合によっては設置できないことも考えられます。
取り付けるモニターアームの土台が大きかったり、可動式のモニターアームの場合、デスクを少し壁から離す必要があります。
そうなると、デスクを下げられるほどのスペースがあるかどうかも関係してくるため、注意が必要です。
ウルトラワイドモニターが大きく重いため設置が大変
そもそもウルトラワイドモニター自体が大きく重いので設置が大変です。
モニターアームの種類によっては、モニターとアームを合体させる際にモニターを抱えたまま取り付ける場合もあります。
モニターを抱えたまま六角レンチやネジでモニターを固定する為、かなりの重労働になります。
デスクの耐荷重やモニターアームが設置可能か考える必要がある
ウルトラワイドモニターとモニターアームを用意したところで、肝心のデスクが重さに対応していないと意味がありません。
何も考えずに購入すると天板の厚さで取り付けられないことや、取り付けても天板が薄すぎて重さに耐えられずデスクが壊れることも考えらえれます。
購入前に、現在使用しているデスクにモニターアームが取り付けが可能なのか・ウルトラワイドモニターの重さ以上の耐荷重があるかを調べておきましょう。
ウルトラワイドモニターアームを選ぶ際のポイント
メリットやデメリットを踏まえた上で、ウルトラワイドモニターに合うモニターアームを選ぶポイントは下記の通りです。
- モニターの重さとモニターアームの耐荷重
- モニターのサイズに対応しているか
- モニターアームの可動タイプ
- デュアルディスプレイに対応しているか
モニターの重さとモニターアームの耐荷重
真っ先に考えなければならない項目が、モニターの重さとモニターアームの耐荷重です。
例えばウルトラワイドモニターの重さが10Kgである場合、モニターアームの耐荷重はそれ以上じゃないと取り付けられません。
耐荷重がモニターより下回っているモニターアームを取り付けるとモニターの重さに耐えられず動いたり、故障に繋がります。
モニターアームだけ壊れたならば、安く済むかもしれませんが、モニターの背面が壊れたり、落とした衝撃で映らなくなったら目も当てられません。
そうならないように、事前にモニターの重さを調べておき、それに見合ったモニターアームを購入しましょう。
調べ方は説明書や公式サイトに掲載されているので、そんなに難しくないです。
モニターのサイズに対応しているか
モニターアームには耐荷重の他にモニターの対応インチが記載していることが殆どです。
自分が使っている、もしくは購入するモニターのインチに対応しているモニターアームを選ぶ必要があります。
ウルトラワイドモニターといっても、小さめなモニターもありますので、よほど大きなモニターを使っていない限り、モニターアームの選択肢は多いです。
モニターアームの可動タイプ
モニターアームの種類は様々で、取り付けたモニターを自由自在に動かせるものや、垂直は固定で水平方向のみ気軽に動かせるタイプもあります。
垂直固定タイプはポールにアームをネジで固定するので、高さを決めたらあまり動かさない人におすすめです。
一方で自由自在に動かせるタイプは、ガスシリンダーで位置調整をするタイプで、軽い力で様々な方向に動かせます。
また、モニターの縦置きも簡単な為、ウルトラワイドモニターのお供に普通のモニターを使う際には便利です。
デュアルディスプレイに対応しているか
モニターアームにはシングル用とデュアル用があり、ウルトラワイドモニターを使用する場合はシングル用を購入することが多いです。
先程出てきた耐荷重に関係するのですが、デュアルディスプレイに対応していて耐荷重がウルトラワイドモニターに耐えうるものは少ないです。
それでもモニターを2枚使いたい場合はシングル用のモニターアームを2つ用意することで問題が解決できます。
デュアルディスプレイに対応したモニターアームは、土台から2本のアームが伸びるので、モニターのサイズが大きくなると微調整が難しくなります。
むしろ、ウルトラワイドモニターをメインに運用するのであれば、その方が設置場所に困らないことが殆どです。
購入の際には、使用するモニターやデスク、その他デバイスの配置を考えておくと良いでしょう。
ウルトラワイドモニターアームおすすめ8選
【HUANUO】
モニターアーム 22~35インチ対応 耐荷重2~12 kg HNSS12
ごちゃごちゃしがちなモニター関係のケーブルをスッキリまとめられる溝が付いている為、デスク周りがスッキリします。
また、土台部分にはUSB端子が付いており、スマホ等の充電ケーブルに使えて便利です。
多機能でコスパが高く、モニターアームデビューにおすすめの商品です。
【AVLT】
モニターアーム 17~38インチ対応 耐荷重2-14kg AVLT-DM45-1-JP
ガスシリンダーで自由自在に動かせるモニターアームで、ウルトラワイド以外に湾曲モニターにも対応しています。
耐荷重も十分で、シングルディスプレイ用な為、安定感もあります。
デスクとの固定にはクランプ式とグロメット式の2つが付いていて、デスクに合わせて変更可能です。
【AVLT】
モニターアーム ポール付け 17~38インチ対応 耐荷重2-12kg AVLT-DM47-1-JP
こちらはポールに高さを固定するタイプですが、可動範囲は広めです。
気軽に微調整するのが難しいですが、水平にしか動かないタイプのモニターアームではないので、少しであれば高さや左右の調整も出来ます。
その代わり耐荷重が少し減っているので先述したモデルと比較して購入するのが良いでしょう。
【AVLT】
モニターアーム 17~35インチ 2画面対応 耐荷重2-15kg AVLT-DM41-1-JP
それぞれのアームにつき15Kgまで耐えられるモニターアームです。
片方をウルトラワイドモニター、もう片方を普通のモニターの縦置きも可能になっており、使い勝手抜群。
その分、モニターアーム自体もかなり重くなっている為、デスクの耐荷重を気にする必要があります。
上下でモニターを並べることは出来ないタイプなので、購入の際には気を付けましょう。
【エルゴトロン】
LX デスクマウント モニターアーム アルミニウム 34インチ(3.2~11.3kg)まで対応 45-241-026
常に高品質なモニターアームを提供しつづける世界的に有名なメーカーです。
選択肢も多く、こちらのモデルだけでもカラー展開は3色(アルミ・ホワイト・マッドブラック)とあり、スタイルも数多く取り揃えています。
このモデルはポールが低く、モニターを下げ切ってもモニター上部からポールがはみ出さずデスクがスッキリします。
デスク環境に合わせたカラーを選べるうえに、実用性も抜群です。
また、エルゴトロン価格こそ高いものの、保証が10年付いてきますので安心して長く使えるところもポイントです。
【エルゴトロン】
LX ウォールマウントアーム 34インチ(3.2~11.3kg)まで対応 45-243-224
壁にとりつけるタイプのモニターアームです。
デスク周りがスッキリする反面、壁に穴を開けて取り付ける為、壁によっては取り付けられません。
しかし、壁さえあれば取り付ける場所を選ばないので、かなり自由度が高まります。
他のモニターアームと併用することで、抜群の使い勝手を発揮してくれます。
【AVLT】
モニターアーム 17~43インチ対応 耐荷重2-15kg AVLT-DM40-1-JP
ウルトラワイドモニターの中でも数が少ない43インチまで対応しているモニターアームです。
このスペックまでくれば大抵のモニターは設置が可能で安心感もあります。
その分、土台やアーム部分は太く大きくなっている為、場所を取るので設置場所をイメージして寸法と見比べて購入しましょう。
ここまで対応していて、この価格はかなり安くコスパ最強です。
【エルゴトロン】
HX デスクモニターアーム ホワイト 49インチ(9.1~19.1kg)まで対応 45-475-216
恐らく一番大きなモニターに対応しているモニターアームです。
ウルトラワイドモニターだけではなく、普通の大きなモニターにも問題なく対応してくれます。
耐荷重は脅威の約19Kgですが、湾曲モニターを使用する際には別売のピボットも併せて購入し取り付ける必要があります。
モニターアームの中でもトップクラスに性能が良く、その分価格は高騰しますが、こちらにも安心の10年保証が付いている為、アフターサポート問題ありません。
まとめ
ウルトラワイドモニターはゲーム用途以外にも作業効率を上げたり2枚以上のモニターを使うのが邪魔と感じる人にはもってこいのモニターです。
その分、場所を取るのでモニターアームで自由自在に操れると更にスペースもスッキリするのでおすすめです。
ウルトラワイドモニターアームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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