ゲームの海外プロが使っているデバイスを真似たいと思う人は少なからず居るかと思いますが、日本と海外のゲーミングデバイスの中で何が一番違うと思いますか?
答えはキーボードです。
日本では一般的に「日本語(JIS)配列」が使用されており、海外では「英語(US)配列」が使用されています。
今回は「海外プロが使っているゲーミングキーボードを使いたい!」と思っている人に向けて
- どっちの配列がいいのか
- 日本語配列のゲーミングキーボードを使うメリットやデメリット
と併せて、日本語配列ゲーミングキーボードのおすすめも紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 日本語配列のゲーミングキーボードとは
- 2 日本語配列のゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
- 3 日本語配列のゲーミングキーボードおすすめ10選
- 3.1 【ビット・トレード・ワン】 複数同時押し対応コンパクトゲーミングキーボード テンキーレスモデル BFKB92UP2
- 3.2 【COUGAR】 ゲーミングキーボード VANTAR CGR-WXNMB-VAN
- 3.3 【Logicool G】ゲーミングキーボード 有線 G213r 日本語配列
- 3.4 【Razer】Cynosa V2 JP ゲーミングキーボード 日本語配列 メンブレン RZ03-03401500-R3J1
- 3.5 【GAMDIAS】日本語配列 ゲーミングキーボード HERMES M1A (RED KEY)
- 3.6 【Razer】 BlackWidow Lite JP Mercury White メカニカルキーボード 日本語配列 RZ03-02640800-R3J1
- 3.7 【MSI】 Vigor GK50 ELITE BW JP ゲーミングキーボード KB570
- 3.8 【ASUS】 ゲーミングキーボード X802 STRIX SCOPE TKL/SV/JP
- 3.9 【Thermaltake】TT PREMIUM X1 RGB ゲーミングキーボード KB429 KB-TPX-SSBRJP-01
- 3.10 【Logicool G】PRO X ゲーミングキーボード テンキーレス 日本語配列 G-PKB-002LN
- 4 まとめ
日本語配列のゲーミングキーボードとは
日本語配列とは一般的に広く日本で使われているキーボードの種類で、JIS配列とも言われます。
英語配列との違いは、大きく分けて下記の通りです。
- 一部キーの配列が違う
- エンターキーの大きさ
- バックスペースの大きさ
- 日本語入力に関するキーがあるか無いか
日本語入力に関するキーというのは、「全角/半角」や「変換」「無変換」などのキーのことで、普段使っている人も多いのではないでしょうか。
日本語で入力する際、変換することが殆どの為、日本語配列はエンターキーが大きくなっているのが特徴です。
日本語配列のゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
日本語配列のゲーミングキーボードを使う上でのメリットやデメリットはあるのでしょうか?
どちらも併せて紹介します。
メリット
メリットに関しては下記の3点が挙げられます。
- 使い慣れている
- 種類が豊富
- カナ入力が出来る
使い慣れている
日本語配列のゲーミングキーボードを使う上で一番の理由になるのではないでしょうか。
プログラマーなどでは無い限り、会社で一般的に使われているキーボードも、日本で販売されているノートパソコンも日本語配列です。
その為、日本人にとって一番馴染み深いのが日本語配列ですので、何も意識せずに使える点がメリットと言えます。
種類が豊富
最近は同じモデルで日本語配列と英語配列を出しているメーカーも増えてきました。
ゲーミングキーボードでも同様ですが、まだまだ日本語配列の方が種類が多く、選びやすいのがメリットです。
コンパクトなものが使いたいのであれば、日本語配列のテンキーレスや60%ゲーミングキーボードを購入すれば良いので、選択の幅が広がります。
カナ入力が出来る
ゲーミングキーボードと直接関係ありませんが、普段使い用としてカナ入力に慣れている人は日本語配列でしかカナ入力が出来ない為、必須と言えます。
カナ入力の方が打つ文字数が少ない為、カナ入力を習得するとチャット等の文章を打つ速さが段違いになります。
しかし、カナ入力が出来るからといって特にゲームの操作に関係するわけではありません。
「日本語配列と英語配列、どっちがいいかな?」と悩んだら日本語配列のゲーミングキーボードを買っておけば間違いありません。
デメリット
同様にデメリットを挙げるならば下記の3つが考えられます。
- 海外プロと同じモデルを使いたい場合は選択肢から外れる
- キーにカナ表記がされていてごちゃごちゃして見える
- 英語配列に慣れていると使いづらい
海外プロと同じモデルを使いたい場合は選択肢から外れる
海外プロに憧れて同じデバイスを使用したいと考えると、日本語配列のゲーミングキーボードは選択肢から外れる可能性が高いです。
日本語・英語どちらの配列も用意されているゲーミングキーボードもありますが、英語配列しか無いゲーミングキーボードも当然あります。
その場合、英語配列に慣れるか、諦めて日本語配列のゲーミングキーボードを購入することになるでしょう。
キーにカナ表記がされていてごちゃごちゃして見える
日本語配列のキーにはカナ入力をする人の為にカナ表記があるタイプが多いのですが、これがハッキリ言ってごちゃごちゃしすぎて見づらいです。
記号を打ちたくても、頻繁に使う訳ではないので探すのに一苦労します。
カナ入力をしないならばカナ表記が無い日本語配列モデルもありますので、そちらの方がキーがスッキリ見えておすすめです。
カナ入力は難しい為、習得に時間がかかりますし、何よりゲームには関係ありません。
英語配列に慣れていると使いづらい
初めて使ったキーボードが英語配列だった人は、そこからずっと英語配列のキーボードを使っている場合、日本語配列は使いづらいと感じるでしょう。
これが日本語配列のゲーミングキーボードを使う上で唯一のデメリットになると思います。
エンターキーのサイズや配置など慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、ゲーム自体の操作に支障をきたす事はありません。
日本語配列のゲーミングキーボードおすすめ10選
【ビット・トレード・ワン】
複数同時押し対応コンパクトゲーミングキーボード テンキーレスモデル BFKB92UP2
変換や無変換、半角/全角の表記が若干違いますが、日本語配列のゲーミングキーボードです。
キーの種類はメンブレン式ですので、静音性が高く打感も軽い傾向にあります。
バックライトは光りませんが、ゲーミングキーボードとしての機能は満載で、何より安価です。
【COUGAR】
ゲーミングキーボード VANTAR CGR-WXNMB-VAN
こちらはパンタグラフ式のゲーミングキーボードで、感覚的にはノートパソコンに使われているキーボードと同等の打感と考えていただいて問題ありません。
特徴は何より薄型なこと、WASDキーと矢印キーを入れ替える「左利きモード」が搭載されている点です。
この機能が付いているキーボードは少なく、かなり珍しいです。
【Logicool G】
ゲーミングキーボード 有線 G213r 日本語配列
ロジクールの中でもエントリーモデルであるゲーミングキーボードです。
こちらもメンブレン式ですがロジクール特有のメンブレン式のキーを採用しており、これはメカニカル式キーボードに打感が似ているという口コミも見受けられます。
メカニカル式が欲しい人は少し上位のモデルである「G51」もおすすめです。
どちらも日本語配列ですので、打感の好みで選べます。
【Razer】
Cynosa V2 JP ゲーミングキーボード 日本語配列 メンブレン RZ03-03401500-R3J1
メンブレン式でカナ表記が無いタイプで、キーが見やすくバックライトを光らせても、スッキリするのでおすすめです。
一方で、スペースキーが小さくなっており、代わりに変換キーやAltキーが大きい為、手の大きさによっては使いづらい可能性があります。
スペースキーは小さいながらも左側に寄っており、スペースキーにジャンプがアサインされている場合でも無理なく押せる配置になっています。
【GAMDIAS】
日本語配列 ゲーミングキーボード HERMES M1A (RED KEY)
日本語配列なのにエンターキーがUS配列サイズという珍しいゲーミングキーボードです。
一部のキー配列が変更になっているため、慣れるまで少し時間はかかりそうですが、どちらの配列からも良いところを取ったようなデザインとなっています。
メカニカル式の中でも安価で、赤軸という点も静音性が高くおすすめの逸品です。
【Razer】
BlackWidow Lite JP Mercury White メカニカルキーボード 日本語配列 RZ03-02640800-R3J1
Razerの中でも珍しいバックライトが白単色のゲーミングキーボードです。
カラー展開はブラックとホワイトの2色で、ホワイトは高級感があります。
Razer独自の軸であるオレンジ軸を採用しており、静音性が高く打感も程よくあります。
また、付属のOリングを付けることで更に静音性が高まりますので、思ったより静音性が高くないと感じた際には付けてみると良いでしょう。
テンキーレスでコンパクトなところと、同モデルで英語配列も展開していますので、どちらも選べる点でおすすめです。
【MSI】
Vigor GK50 ELITE BW JP ゲーミングキーボード KB570
Kaihl製 Box White軸を採用した日本語配列ゲーミングキーボードで、トッププレートは金属製で高級感もあります。
打鍵音や打感は青軸に似たような感覚で、赤軸や茶軸に比べて打鍵音は大きめです。
キートップが六角形になっており見た目がスタイリッシュなことと、その分キー同士のすき間が空いている為、光が漏れ出し綺麗なライティングを演出してくれます。
【ASUS】
ゲーミングキーボード X802 STRIX SCOPE TKL/SV/JP
テンキーレスモデルで省スペース向けのゲーミングキーボードです。
印字に特徴があり、カクついたフォントで見た目もゲームっぽくてカッコいいデザインとなっています。
銀軸はアクチュエーションポイントが浅いことが特徴で、素早いキー入力に特化している為、FPSゲームなどにおすすめです。
【Thermaltake】
TT PREMIUM X1 RGB ゲーミングキーボード KB429 KB-TPX-SSBRJP-01
本体右上にオーディオコントロールやWindowsキーのロックボタンが付いている為、取り扱いが非常に楽なゲーミングキーボードとなっています。
カナ表記もありますが、小さめに表記されているので、そこまでごちゃごちゃした印象はありません。
USBコードの隣にイヤホンジャックとUSB端子があり、使い勝手も良いモデルです。
【Logicool G】
PRO X ゲーミングキーボード テンキーレス 日本語配列 G-PKB-002LN
ロジクールから販売されているプロ仕様テンキーレスモデルのゲーミングキーボードです。
世界のトッププロと共同開発した最高峰モデルとなっており、軸には軽い打感で入力可能なリニアスイッチを採用。
また、持ち運びや移動の際に便利な着脱式ケーブルとなっており、コンパクトな点もポイントです。
着脱式のケーブルですが、無線接続ではないので注意が必要です。
まとめ
日本語配列と英語配列、ゲーミングキーボードとしてはどちらがいいのか?
その答えは「好みで選べば問題なし」ということです。
普段から日本語配列のキーボードが使い慣れている場合は、迷ったら日本語配列をおすすめします。
日本語配列のゲーミングキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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