風を受けて続けて走るサイクリストにとって冬は、厳しい季節です。
外に走りに出かけるのは寒いし、気が重いもの。
ですが、冬にしか出会えない山の絶景や、グルメなどがあるのもまた事実。
暖かくて快適な最強グローブがあれば、きっと冬のサイクリングの強い味方になってくれます。
そこで今回は、冬のロードバイクライフを快適で、楽しいものにする「冬に最強なロードバイクグローブ」を13個紹介します。
おしゃれさやコスパを重視したものや、レーシーでかっこいいグローブなどなど様々です。
ぜひ参考にしていただければと思います。
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目次
ロードバイクで冬用グローブにこだわるメリット
冬用のグローブにこだわりをもって選ぶことで、安全なライドにつながります。
重要視するべきはもちろん防寒性です。
ですが、ただ寒さを防ぐのであれば、スキー用のグローブで事足ります。
しかしロードバイク用となるとそうもいきません。
ブラケットのグリップ、ブレーキングやシフトチェンジとった精密な操作が求められる場面が多く存在するからです。
寒さによって手がかじかんでしまわないレベルの防寒性を保ちつつも、操作性の高い手にフィットするものを選ぶ必要があります。
そのバランスにこだわることが、安全で快適なライドを実現させられるというメリットになります。
冬に最強なロードバイク用グローブを選ぶ前のポイント
冬に装着するロードバイク用グローブを選ぶ際は、事前に以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
乗り方を確認
まず確認しておきたいのがロードバイクの乗り方で、走る距離や時間、強度によって必要なグローブは異なります。
例えば、ポタリングなどの長距離を長い時間かけて走る方には、温度調節が可能なものを選んでいただくことがおすすめです。
早朝からサイクリングに出る場合、日中と気温が大きく異なるため、温度差対策が欠かせません。
通勤・通学がメインの方は体が温まる前に到着するので、厚手のものを用意すると良いです。
また、走る場所にもよりますが、レースなどの高い運動強度の中乗る方には、操作性の落ちる厚手のものはおすすめできません。
走る地域の気温を確認
走る地域の気温チェックも重要です。
比較的暖かい地域を走行する場合は、操作性を重視した薄手のグローブが良いですし、寒冷な地域を走る場合は厚手のものを用意する必要があります。
ただ、注意が必要なのは、走行ルートに峠や山が設定されている場合でしょう。
峠や山を登る場合、頂上の気温がふもとの気温から10℃以上気温が低いこともあります。
また、登った後の長い下り坂では体感値でさらに冷え込みますので、十分な寒さ対策が必要です。
峠や山を走行ルートに含む場合、頂上の気温を基準にグローブを選ぶようにしましょう。
冬に最適なロードバイク用グローブの選び方
ではここから、冬用サイクリンググローブを選ぶ際のポイントを解説します。
選び方のポイントは下記の3点です。
- 防寒性能
- 通気性
- 柔軟性
- タッチパネル対応
- 手にあったサイズ
防寒性能
冬のサイクリング等に欠かせないロードバイク用グローブは、防寒性能に優れたものがおすすめです。
防寒グローブは、ゴアテックスやネオプレーンなど様々なものが発売されています。
使われている素材にはそれぞれ特徴があるため、自分に合うものをしっかり選びましょう。
防寒性に優れたグローブは、操作性や通気性、防水性なども合わせて考えるととても分りやすいです。
通気性
冬用グローブでは通気性も大切です。
気温が上がったり、強度の高いサイクリングをすると、グローブの中で汗をかいてしまうことがあります。
多くの冬用グローブの難点は、その防寒性の高さのために通気性が低く、汗冷えしてしまう点です。
汗冷えで手先が凍えてしまっては、せっかくの冬用グローブの意味がありません。
そのため、速乾性の高いインナーグローブの着用や、防寒性と通気性を両立させたモデルを購入することをおすすめします。
ただし、防寒性と通気性を両立させたモデルは値段が高くなりますので、お財布との相談が必要です。
柔軟性
冬におすすめのロードバイク用グローブは保護性能はもちろん、素材の柔軟性が高いものがおすすめです。
柔軟性が高いと手が動かしやすくなるため、操作性も大きく向上します。
防寒性の高いネオプレーンやゴアテックス素材は、抜群のフィット感と柔軟性で手をしっかり保護してくれるでしょう。
また柔軟なグローブは、女性の方からも人気です。
タッチパネル対応
風景を撮影したり、仲間との連絡など、ツーリング中は何かとスマホを使用する機会が多くなります。
そんな時は、タッチパネル対応機能が付いたグローブがおすすめです。
グローブを装着したままスマホの操作ができるため、その都度グローブを脱着する手間がかかりません。
ナビ設定にも便利に使えますが、商品によって対応している指が異なるので、よく確認しましょう。
手にあったサイズ
手にあったグローブはフィット感が抜群で、高い操作性や快適性を生み出してくれます。
ロードバイク用グローブの場合、タイトより余裕を持たせたサイズ感のものがおすすめです。
手を広げた状態でピッタリでは、ハンドルを握った時に窮屈な感じになってしまうでしょう。
逆に余裕がありすぎても操作の邪魔になるので、試着するなどしてしっかり確かめてください。
冬に最強なロードバイク用グローブおすすめ13選
適応気温別にご紹介します。
15℃〜10℃
【パールイズミ】スーパーサーマ フリース グローブ(8200)
パールイズミの15℃対応の秋冬用グローブ。
裏起毛素材を採用し、肌触りが良く、保温性も高い作りになっているため快適です。
人差し指と親指のところがタオル地になっていて、汗を拭き取れるのもポイント。
指先がタッチパネルに対応しているため、グローブをつけたままのスマホの操作が可能です。
【KAPELMUUR】Polartec×Pontetorto ライトサーモグローブ(kpgs084)
自転車界のおしゃれブランド、カペルミュールの10℃〜15℃対応のグローブ。
手の甲にはPontetorto社製のウール混素材を使用し、おしゃれで上質な仕上がりになっています。
普段着にも合わせやすいカラーバリエーションなので、通勤、通学用のグローブとしてとても使いやすいです。
価格も抑えられているため、気軽におしゃれサイクリストの仲間入りができます。
【OGK Kabuto 】SFG-2
OGK Kabutoのプロスペックグローブ。
推奨気温は8℃〜13℃と秋〜春向け。
防寒性を保ちつつも比較的薄手のグローブのため、操作性も高いことがポイント。
お値段も税込定価5500円とハイエンドグローブとしてはかなりリーズナブルです。
空気抵抗を抑えるエアロ設計も施されているため、少しレース思考向けな方におすすめです。
【FREESE】
サイクルグローブ
人間工学に基づいた快適設計で、手によく馴染む高い装着感が魅力です。
肉厚GELパットを搭載し、走行時のハンドルからの衝撃を緩和して腕や手への負担を和らげます。
品質に圧倒的なこだわりながらリーズナブルな価格で、「買ってよかった」を実現しました。
使い勝手に優れ、サイクリングがもっと楽しくなるロードバイク用グローブです。
10℃〜5℃
【パールイズミ】ウィンドブレーク ウィンター グローブ(7215)
パールイズミの5℃対応のグローブ。
手の甲の部分に独自素材の「ウィンドブレーク®」を採用することで、防風性と保温性と動きやすさ実現しています。
スリムに手にフィットする形状になっているため、細かな操作性にも優れています。
夜間の視認性を確保する反射材も備わっているため、安心。
【シマノ】ウインドブレイク サーマル リフレクティブ グローブ(CW-GLBW-QS32M)
日本を代表する自転車部品メーカーシマノが放つ冬用サイクルグローブ。
最新の次世代メタリックサーマルテックを使用し、高い保温機能を誇ります。
また、衝撃吸収材PORONXRDパッドを搭載することで乗り手への乗車負荷を低減させてくれます。
冬場のロングライドにもってこいです。
【Dex Shell】サーモフィットネオ(DG324TS-BLK)
圧倒的な防風、防水性能を誇るDexShellサーモフィットネオ。
手にピッタリとフィットしてくれるため、非常に操作性に優れます。
また、完全防水でありながら、水蒸気は通すと言う性質を持つため、グローブの中がひどく蒸れてしますと言う心配もありません。
【ROCKBROS】
サイクルグローブ
高密度フリース素材を採用し、柔軟性や保温性、防風性を実現したロードバイク用グローブです。
親指と人差し指の先端はタッチパネルに対応し、グローブを着けたままスマホの操作を行えます。
また耐磨耗性や耐滑性に優れているため、滑ることなくハンドルをしっかり掴めるでしょう。
サイクリングから日常生活まで、幅広いシーンで活躍する防寒グローブです。
5℃〜0℃
【パールイズミ】ウィンドブレーク サーモ グローブ(7219)
パールイズミの0℃対応のグローブ。
冷えやすい指先部分を中綿入りの二重構造にすることで保温性をさらに高めています。
こちらも手の甲の部分に独自素材の「ウィンドブレーク®」を採用することで、防風性と保温性を保ちながらも確かな操作性を実現しています。
ムレにも強く、極寒地域でのサイクリング用として最適です。
【シマノ】WINDSTOPPER インサレーテッドグローブ(ECWGLBWRS35ML3)
Windstopper ファブリックと起毛ライニングにより高い防風性と保温性を誇ります。
また、厚手であるにもかかわらず、タッチスクリーンにも対応している為、極寒地域で手袋を外すことなくスマホを触れることができます。
価格が高くなりがちな極寒用のグローブとしてはかなりコスパが良く、Amazonでは6000円台で購入することが可能です。
【KAPELMUUR】プレミアムサーモグローブV2(kpgs051)
おしゃれでクラシカルなデザインが特徴のカペルミュールからの0℃対応グローブ。
防風透湿素材を採用しているため、冬の厳しい寒さと、ライド中の手のムレから守ってくれます。
どんなに寒くてもおしゃれかつ快適にサイクリングや通勤、通学したいわがままさんにおすすめです。
こちらもタッチスクリーンに対応しています。
インナーグローブ
【パールイズミ】インナーグローブ(120)
指先が冷えて動かなくなる厳冬期に、冬用グローブの下へ重ねて着用することで保温力をアップさせるアイテムです。
吸湿性と保温性が高いため一着あると非常に重宝します。
走り始めは着用し、体があったまってきたところで外してあげるなど、温度調節にも使用可能。
注意したいのはインナーグローブを装着する場合、少し大きめのグローブが必要になる場合がある点です。
【Andeor】
アウトドアグローブ
保温構造に優れた裏起毛の防寒仕様のグローブで、サイクリングや登山、釣りなど様々なアウトドアで活躍します。
高撥水性の防水素材は雨や雪を防ぐだけでなく、抜群の保温効果が備わっています。
寒い冬でも暖かいので、手袋の指先が凍えて操作性を損なうことがありません。
タッチパネル対応モデルは、グローブを着けたままでもスマホやタブレットを操作できます。
まとめ
冬のサイクルアパレル選びは快適なライドを実現するためにとても重要なことなので、慎重にならなくてはなりません。
中でもグローブは、安全性に直結する非常に重要な役割を持っています。
冬のサイクリンググローブ選びを成功させて、冬ならではの景色やグルメを楽しむライドにたくさん出かけましょう!
ロードバイクのグローブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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