快適にPCゲームをするとなると周辺機器もゲーミングデバイスで揃えるのが最適です。
しかし一口にゲーミングキーボードと言っても種類が色々あり、どれを選べばよいかわからないと感じている方も多いと思います。
そこで本記事では無線(ワイヤレス)のゲーミングキーボードをおすすめ10選と題して、安い製品も含めてご紹介します。
また有線タイプとの違いや不安要素の一つである無線(ワイヤレス) の遅延についても解説していきます。
目次
ワイヤレス(無線)とは
ワイヤレス(無線)とは簡単に言ってしまえば有線ではないということです。
直接PCに繋がなくて良いことで離れていても操作ができたり配線周りをスッキリさせることができます。
ワイヤレス(無線)になったことで生じる大きな違いは充電(電池交換)が必要なことと接続方式です。
ワイヤレス(無線)は有線と違い直接電源が確保できないため充電池を内蔵していたり、乾電池で動かすことになります。
また接続方法にはUSBレシーバーを挿す方法とBluetoothで接続する2種類があり、それぞれに違いがあります。
検討する際にはそういった点にも注意して選んでいきましょう。
ワイヤレス(無線)のゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
メリット
ゲーミングキーボードをワイヤレス(無線)にするメリットは以下が挙げられます。
メリット
デスク周りの配線をスッキリさせることができる
ケーブルがないのでレイアウトの変更などでもPC本体との距離を気にしなくて良い
シンプルですがワイヤレス(無線)の最大のメリットはケーブルが無いことです。
ケーブルが無いことでデスク周りがスッキリし何かとゴチャゴチャしがちなデスク周りをスッキリさせることができます。
またケーブルが無いということはキーボードとPC本体の距離を気にしなくて良いということです。
レイアウト変更でPCとの距離を気にすることもないですし、膝の上において使うなんてこともできてしまいます。
デメリット
反対にデメリットは以下が挙げられます。
デメリット
充電(電池交換)が必要
有線と比べ価格が高い
有線に比べて遅延が発生する可能性がある
ワイヤレス(無線)の場合は定期的に充電や電池交換が必要になります。
ゲーム中に突然充電が切れないように電池残量を気にかける必要があります。
また有線と比べると値段が高くなる場合が多く単純なコストで言うと有線の方がお得です。
さらに無線で接続することによって他の無線機器に干渉し遅延が発生してしまう可能性があることにも注意が必要です。
ワイヤレス(無線)のゲーミングキーボードの選び方
テンキーの有無
結論を言ってしまうとテンキーレスがオススメです。
オフィスで使う場合や仕事で使う方にとってはテンキーはあったほうが便利に感じることも多いかと思います。
ですがゲームをする上でキーボードが大きいとマウスを大きく動かしたときに邪魔になる可能性があります。
筆者も最初はテンキー付きに慣れていたためテンキー付きキーボードを使用していました。
その際にマウスがキーボードの端に当たってしまい反応してしまうなんてこともありました。
今ではテンキーレスキーボードを使用していますが使用に関して特に不便はなく、むしろより快適にゲームができています。
価格帯
デメリットでも挙げましたがワイヤレス(無線)は有線と比べると価格が高くなる傾向にあります。
有名メーカーの上位モデルだと3万円近くするものもあります。
コスパの良いものもありますがやはり有線と比べると劣ってしまいます。
中にはワイヤレスでもかなり安いものも売られていますが接続方式が限られており接続に不安定さがでる可能性もあります。
ですが値段以上にワイヤレス(無線)でケーブルがないというのは非常に快適なものです。
初期投資はかかりますが快適さを考えれば思い切ってワイヤレス(無線)を選ぶのも良い選択肢だと思います。
メーカー
ワイヤレス(無線)のゲーミングキーボードを選ぶ上でオススメのメーカーは以下の通りです。
おすすめ
Logicool
Razer
Corsair
安心の大手メーカーでもあり3社とも独自のワイヤレス技術により応答速度を1ms以下に抑えています。
ワイヤレス(無線)の弱点である入力遅延も全く感じさせないためFPSなどの1秒を争うような対戦ゲームでも問題なく使用できます。
またメーカー保証もあるのでなにかあった際にも安心できます。
ゲームでも相手に引けを取りたくないといった場合はやはり上記のメーカーを選ぶことをオススメします。
遅延
Bluetooth接続はUSBレシーバーでの接続と比べると他の機器に干渉しやすく、遅延が起きる可能性も高まります。
最悪接続が切れてしまう可能性もあります。
対戦ゲーム中にそうなってしまうのは避けたいところです。
ワイヤレス(無線)にとって遅延はつきものですが、ゲーム用として考えるのであればUSBレシーバーで接続できるものがオススメです。
中にはゲーミング用でもBluetoothでしか接続できないものもありますので確認してから購入するとよいでしょう。
安いワイヤレス(無線)ゲーミングキーボード3選
【 GameSir 】
GameSir ( GK300)
GameSir GK300は価格を1万円以内に抑えながらワイヤレスに接続で1msの高速レポートレートを実現しています。
またBluetoothにも対応していますので用途によって使い分けもできます。
10キーロールオーバーにも対応しているためゲーム仕様としては十分です。
コストを抑えながらもゲーミングデバイスとしては標準の機能を備えているためコスパも高い点でオススメです。
【 Cross Zebra 】
Cross Zebra (メカニカルキーボード ブラック(ホワイト68キー) )
5千円台でありながら Bluetooth5.1と2.4GHzワイヤレス接続にも対応しています。
入門用でとりあえずゲーミングキーボードを買ってみたいという方には手が出しやすいのではないでしょうか。
充電に関しても8時間フル充電で最大30時間使用可能なので快適に使用できると思います。
さらにテンキーレスなので、コンパクトなタイプがほしいという方の選択肢になるのではないでしょうか。
【 KLIM 】
KLIM ( Chroma Wireless )
今回紹介する中で最安の5千円以下のゲーミングキーボードです。
Bluetooth接続はありませんが USBレシーバー接続のためゲーム用としては安心して使用できます。
テンキー付きになのでゲーム以外の日常用としても使えると考えればかなりコスパのいい商品です。
ライトの発色も中々キレイなので、とにかく安くゲーミングキーボードを手に入れたいという方はまずはこれを試してみるのも良いですね。
テンキーレスのワイヤレス(無線)ゲーミングキーボード4選
【 ASUS 】
ASUS ( ROG Falchion NX )
PCメーカーでも有名なASUSのテンキーレスゲーミングキーボードです。
無駄をなくし最大限コンパクトにした65%レイアウトのキーボードなので狭いスペースでも困ることはないでしょう。
また最大450時間のバッテリー寿命で快適で安定的なゲームプレイが楽しめます。
【 DREVO 】
DREVO ( Calibur V2 PRO )
USBレシーバー接続はありませんが Bluetooth 5.1接続ですので通常使用する分には問題ありません。
ですがFPSや格闘ゲームといったコンマ何秒を争うゲームよりもRPGなどの非対戦系ゲームをやりたいという方にオススメです。
またNキーロールオーバーとアンチゴーストにより複数のキーの同時入力にも対応しています。
【 CoolerMaster 】
CoolerMaster ( SK622 )
シンプルですがおしゃれなキーボードです。
圧倒的に機能性が良いというわけではないですがデザイン性と優れたタイピング感を実現しています。
コンパクトでおしゃれなゲーミングキーボードがほしいという方にはグッとくると思います。
無線はBluetoothでの接続だけなのでライトユーザーや普段使いも重視したい方向けかもしれません。
【 Logicool 】
Logicool ( G913 TKL )
おそらく一度は耳にしたことがあるLogicoolの製品です。
LIGHTSPEEDという独自の接続方式で超低遅延を実現しており対戦系のゲームでも安定して結果を出すことができるでしょう。
また22mmという究極の薄さを実現し、立体的にもコンパクトなため今までにない操作のしやすさを体験できます。
他と比べると値段が高いため、スペックを求める方や絶対に失敗したくないという方は検討しても良いかもしれません。
人気なワイヤレス(無線)ゲーミングキーボードおすすめ3選
【 Logicool 】
Logicool ( G613)
今回ご紹介する中で1番コスパが良いワイヤレス(無線)ゲーミングキーボードです。
この価格帯の中では頭一つ抜けてスペックが高く入門用としても、結果を求める方にもオススメできるキーボードです。
ただしゲーミングキーボードの中ではかなり大きな部類になります。
デスクに余裕がない方やコンパクトなものをお探しの方には向きませんが、それ以外であれば絶対に選択肢に入れてほしい一品です。
【 Corsair 】
Corsair ( K57)
CorsairはPC系メーカーとして有名ですね。
SLIPSTREAM CORSAIRワイヤレステクノロジーを搭載し低遅延を実現しています。
また6つの専用マクロキーを搭載しており有利なゲーム展開も実現できます。
さらにパームレストが取り外し可能で、ボリュームコントローラなども搭載しています。
細かいですが人によっては嬉しいポイントですね。
【 Razer 】
Razer ( Blackwidow V3 Pro JP )
コアなファンが多いRazer製品はとにかく画面映えします。
スペックも文句なくRazerHyperspeedを搭載しており低遅延を実現し、ノイズやデータが過剰な環境でも性能を発揮します。
さらにBluetoothに切り替えて最大3台のデバイスに接続し、1つのスイッチでこれらをシームレスに切り替えが可能。
透明なスイッチハウジングでRGBライティングの明度を向上し操作性能だけでなくテンションが上がるようなデバイスとして楽しむこともできます。
まとめ
ワイヤレス(無線)ゲーミングキーボードはまだ選択肢が少ないのが現状ですが、なるべく皆様の選択肢が増えるようにご紹介しています。
ゲームの楽しみ方は様々ですので自分にあったものを見つけて、ぜひ快適なゲームライフをお過ごしください。
ワイヤレスゲーミングキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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