外出先でも手軽にスマホやパソコンの充電ができ、暇つぶしや仕事の強い味方となるモバイルバッテリー。
最近ではスマホのバッテリー性能が非常に高くなってきていますが、それでもモバイルバッテリーには根強い需要があります。
特に飛行機で移動することが多いという方にとっては、機内に持ち込んで使えるモバイルバッテリーは重宝するものですよね。
そこで今回は、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーに注目し、使いやすくておすすめの商品を10点ご紹介します。
目次
- 1 機内持ち込み可能なモバイルバッテリーを使うメリット
- 2 機内持ち込み可能なモバイルバッテリーを使うデメリット
- 3 機内持ち込み可能なモバイルバッテリーの選び方
- 4 機内持ち込み可能なモバイルバッテリーおすすめ10選
- 4.1 【Anker】PowerCore 10000(A1263)
- 4.2 【Anker】737 Power Bank(A1289)
- 4.3 【Anker】PowerCore Fusion 10000(A1623)
- 4.4 【Belkin】MagSafe対応 ワイヤレス モバイルバッテリー(BPD004)
- 4.5 【CIO】SMARTCOBY Pro 30W(SMARTCOBYPRO10000-30W-BK)
- 4.6 【CIO】SMARTCOBY Pro PLUG(SMARTCOBYPRO-30W-PLUG)
- 4.7 【CIO】SuperMobileCharger 10000mAh(CIO-SC2)
- 4.8 【Conber】magsafeモバイルバッテリー 10000mah(HX-10000-HEI)
- 4.9 【エレコム】モバイルバッテリー 10000mAh(EC-C03BK)
- 4.10 【グリーンハウス】モバイルバッテリー 5000mAh(GH-BTN50-BK)
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーを使うメリット
多くの航空会社では、電池やバッテリーは機内に持ち込みや預け入れが出来ない危険物として定められています。
しかし、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーは予備電池に分類されるため、国内線、国際線問わず使えます。
そのため、機内でバッテリーを気にせず音楽やゲームを楽しんだり、パソコンで仕事をしたりすることができるのです。
また、最近のモバイルバッテリーはUSB Power Deliveryに対応しているモデルが増えてきています。
これに対応しているモデルではデバイスを高速で充電できるため、飛行機だけでなく日常使いにも非常に便利です。
更に、大容量のモバイルバッテリーでしたら複数回スマホをフル充電できるため、旅行先でコンセントを探す必要もありません。
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーを使うデメリット
とても便利な機内持ち込み可能なモバイルバッテリーですが、いくつか抑えておくべきデメリットもあります。
まず、モバイルバッテリーは預け入れサービスを使うことができず、必ず機内に持ち込む必要があるという点です。
そのため、特に大容量のモバイルバッテリーを持ち込む際には荷物の量が増え、重いバッグを持ち運ぶことになってしまいます。
次に、モバイルバッテリーの容量によっては持ち込める個数に制限があるという点です。
多くの航空会社では、容量が100Wh~160Whのモバイルバッテリーは機内に2個まで持ち込み可能で、160Whを超えるものは持ち込めません。
このため、例えばアウトドアで使うような超大容量のモバイルバッテリーなどは機内に持ち込むことが出来ないのです。
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーの選び方
バッテリー容量
モバイルバッテリーの容量は、スマホやタブレットと行ったデバイスを何回充電できるかという目安になります。
例えば、iPhoneの標準モデルではバッテリー容量がおよそ3,500mAh、Plusシリーズでは4,500mAh薄型のパソコンでは60Wh程度と言われています。
このことを参考に、大体何回デバイスを充電できればよいかという観点で選ぶと良いでしょう。
なお、バッテリー容量にはWhとmAhの2つの単位がありますが、リチウムイオンバッテリーの場合10,000mAh=37Whとなります。
出力
モバイルバッテリーの出力は、大きければ大きいほど高速でデバイスを充電することが出来ます。
標準的なモバイルバッテリーの場合、5V×2.4A=12Wが最大出力となっていることが多いです。
この出力でしたらほとんどのスマホやタブレットの充電が可能ですが、パソコンの充電は出力不足となり出来ません。
パソコンの充電もできるモバイルバッテリーが欲しい場合には、USB Power Deliberyで45W以上の出力ができるモデルを探すと良いでしょう。
ポートの数・種類
スマホやイヤホン、ヘッドホンなど、同時に複数のデバイスを充電したいという場合には、ポートの数・種類に注目しましょう。
標準的なモデルではUSB-Aポートが搭載されていることが多く、この数が多いほど同時に複数のデバイスが充電可能です。
また、USB Power Delibery対応のモバイルバッテリーではUSB-Type Cポートが備えられています。
このポートを使うためにはType C to Type CケーブルやType C to Lightningケーブルが必要になるため合わせて購入しておくと良いでしょう。
メーカー
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーを販売しているメーカーは数多くありますが、ここでは有名なメーカーをご紹介します。
Ankerは充電器やモバイルバッテリーの分野で常にトップレベルの製品を提供し続けている会社で、品質の高さに定評があります。
CIOはデザイン性と性能の良さを追求した日本のメーカーで、近年急速に力を伸ばし続けている注目のメーカーです。
エレコムはマウスやキーボードなどのパソコン周辺機器で有名なメーカーで、コスパと耐久性の良さが評価されています。
価格帯
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーの価格帯は幅広く、欲しい機能やバッテリー容量によって異なります。
そこまで高出力なモバイルバッテリーを必要としない場合には、3,000円前後で10分なスペックの商品が手に入ります。
一方で、USB Power Deliberyやワイヤレス充電機能などを使いたい場合には、10,000円前後の価格帯の消費がおすすめです。
購入前に欲しい機能やバッテリー容量をよく考えて、自分にとって最もコスパの良い商品を選ぶようにしましょう。
機内持ち込み可能なモバイルバッテリーおすすめ10選
【Anker】
PowerCore 10000(A1263)
10,000Ah以上のモバイルバッテリーでは世界でも類を見ないコンパクトさが魅力的な、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
USB-Aポートと充電用ポートが1つずつというシンプルな構成で扱いやすく、重さも約180gと軽量です。
ただし、本体への充電にはMicro USBケーブルを使っているほか、これに伴い充電時間もやや長くなるため注意しましょう。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
出力 | 12W |
ポートの数・種類 | USB-A×1 |
【Anker】
737 Power Bank(A1289)
充電ポート付近にフルカラーの液晶ディスプレイを搭載し、稼働状況がわかりやすい機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
USB Power Delivery 3.1に対応しており、最大出力は140Wとハイパワーなため大型のノートパソコンも高速で充電できます。
液晶ディスプレイには充電残量以外にも各ポートの供給電力や残り時間なども表示でき、非常に便利です。
バッテリー容量 | 24,000 mAh |
---|---|
出力 | 140W |
ポートの数・種類 | USB-Type C×2 USB-A×1 |
【Anker】
PowerCore Fusion 10000(A1623)
USB充電器とモバイルバッテリーの2つの役割を1台でこなすことができる、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
Ankerの高速充電技術であるPowerIQ 3.0 (Gen2)により、どのデバイスにも最適な出力での高速充電が可能になっています。
モバイルバッテリーへの充電もコンセントから給電できるためケーブルが不要で、4時間程度でフル充電されます。
バッテリー容量 | 10,000 mAh |
---|---|
出力 | 20W |
ポートの数・種類 | USB-Type C×1 USB-A×1 |
【Belkin】
MagSafe対応 ワイヤレス モバイルバッテリー(BPD004)
MagSafeに対応し、スマホに貼り付けるだけでワイヤレス充電ができる機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
USB-Type Cポートも搭載されているため、イヤホンなどの同時充電もできるようになっています。
本体には自立可能なキックスタンドも搭載されており、スマホスタンドとして使いながらの充電もできる仕様となっています。
バッテリー容量 | 5,000 mAh |
---|---|
出力 | 7.5W |
ポートの数・種類 | ワイヤレス充電ポート USB-Type C |
【CIO】
SMARTCOBY Pro 30W(SMARTCOBYPRO10000-30W-BK)
手のひらに収まるコンパクトなサイズ感ながらも、最大30Wの高出力が可能な機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
残量が数字で表示されるためわかりやすく、液晶部を保護するための保護フィルムも付属しています。
バッテリーセルは大手電気自動車メーカーが採用しているセルが採用されており、高い耐久性が期待できます。
バッテリー容量 | 10,000 mAh |
---|---|
出力 | 30W |
ポートの数・種類 | USB-Type C×1 USB-A×1 |
【CIO】
SMARTCOBY Pro PLUG(SMARTCOBYPRO-30W-PLUG)
機能性とデザイン性が注目され、クラウドファンディングで2,500万円以上支援を受けた機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
コンセント一体型のモバイルバッテリーですので利便性がよく、外出先のホテルなどでも手軽に充電出来ます。
USB Power Deliberyに対応したUSB-Cポートからは30Wの出力が可能で、ノートパソコンの充電にも対応しています。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
出力 | 42W(30W+12W) |
ポートの数・種類 | USB-Type C×1 USB-A×1 |
【CIO】
SuperMobileCharger 10000mAh(CIO-SC2)
USB充電器とモバイルバッテリー、さらにはワイヤレス充電器としても使える機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
iPhone約3回分の充電ができる十分なバッテリー容量を備えており、長時間のフライトも安心です。
ワイヤレス充電ではqi規格に対応しており最大15Wの出力が可能で、360度どの角度からデバイスを置いても充電が始まります。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
出力 | 18W |
ポートの数・種類 | ワイヤレス充電ポート USB-Type C×1 USB-A×1 |
【Conber】
magsafeモバイルバッテリー 10000mah(HX-10000-HEI)
ワイヤレス充電機能に加え、モバイルバッテリーでは珍しいLightningポートを備えている機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
バッテリー容量は10,000mAhと大きめですが重量は210と比較的軽く、手に持ちながらの充電も大きな負担にはなりません。
同じ性能でバッテリー容量が小さいモデルも用意されていますので、使い方に合わせて選ぶのも良いでしょう。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
出力 | 20W(ワイヤレスは15W) |
ポートの数・種類 | ワイヤレス充電ポート USB-Type C×1 Lightning×1 |
【エレコム】
モバイルバッテリー 10000mAh(EC-C03BK)
必要最小限の機能を備え、使いやすさを追求したエレコムの機内持ち込み可能なモバイルバッテリーです。
イヤホンやヘッドホン用の低電流モードが搭載されており、過電流による故障を未然に防ぐことが出来ます。
温度や過充電、過電圧などを自動で検知して電力供給を止める6つの保護機能により、使用中や充電中の発煙リスクも防げます。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
出力 | 20W |
ポートの数・種類 | USB-Type C×1 USB-A×1 |
【グリーンハウス】
モバイルバッテリー 5000mAh(GH-BTN50-BK)
薄型軽量で使いやすく、良心的な価格設定がうれしい、機内持ち込みができるモバイルバッテリーです。
4段階のLED表示で残量が直感的に把握でき、2台同時充電に対応しているだけでなく、Nintendo Switchも充電することが出来ます。
重さも約120gとかなり軽いため、コートやジャンバーのポケットに入れて持ち運ぶこともできます。
バッテリー容量 | 5,000mAh |
---|---|
出力 | 10W |
ポートの数・種類 | USB-A×2 |
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