ビジネスをはじめ、クリエイティブな用途で活躍するmacですが、独自のショートカット機能等が複雑に感じる方も多いでしょう。
トラックパッドに対して扱いにくさを感じた経験を持つ方もいると思いますが、そこで活躍するのがトラックボールマウスです。
しかし、トラックボールマウスは製品数も限られてきますし、macでの使用を前提にした製品選びで迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では、mac向けトラックボールマウスおすすめ製品を紹介し、メリットデメリットや選び方を解説します。
目次
- 1 mac向けトラックボールマウスを使うメリット
- 2 mac向けトラックボールマウスを使うデメリット
- 3 mac向けトラックボールマウスの選び方
- 4 mac向けトラックボールマウスおすすめ10選
- 4.1 【エレコム】チルト機能付き トラックボールマウス(M-HT1DRBK)
- 4.2 【エレコム】8ボタン トラックボールマウス(M-DPT1MRXBK)
- 4.3 【Gillmar】ワイヤレス トラックボールマウス(BLACK-M1-NEW)
- 4.4 【ProtoArc】7ボタン トラックボールマウス(EM01)
- 4.5 【Perixx】PERIPRO-801(11766)
- 4.6 【ナカバヤシ】Digio2(Z8378)
- 4.7 【Logicool】M575BGR
- 4.8 【Logicool】MX ERGO(MXTB1d)
- 4.9 【Kensington】ExpertMouse(K72359JP)
- 4.10 【Kensington】スリムブレード トラックボール(K72327JP)
mac向けトラックボールマウスを使うメリット
通常のマウスの場合、単にPCと接続するだけでなく、マウス可動域の確保やマウスパッドを用意する必要があります。
ですが、トラックボールマウスはマウスを動かさずにカーソルを操作できるため、スペース要らずで運用できるのが強みです。
トラックボールはMacOSで使用頻度が高い操作を割り当てられるため、飛躍的な操作性向上も見込めます。
エルゴノミクスデザインを採用した製品が多く、リラックス状態で使用しやすいですし、使用時に負担が掛かりにくいのも特徴です。
iMacなら省スペースで操作できますし、MacBookならトラックパッドに慣れていない方の強い味方になってくれます。
mac向けトラックボールマウスを使うデメリット
トラックボールマウスは省スペースでの運用を可能にしつつ、豊富なボタンを活用して操作性の向上が見込めるアイテムです。
しかし、パフォーマンスを発揮できるのはiMacのみであり、マウス無しで運用できるMacBookにおいては恩恵が薄いです。
一般的なマウスと比較すると製品価格が高いため、導入コストも掛かりますし、選択肢が豊富に用意されているわけでもありません。
また、通常のマウスやトラックパッドに慣れていると違和感を覚えやすいため、慣れるまでに長い期間を要します。
定期的なメンテナンスも欠かせませんし、導入コストに対して恩恵を感じにくい点には要注意です。
mac向けトラックボールマウスの選び方
ボール位置で選ぶ
トラックボールマウスはボールを転がしてカーソルを操作しますが、ボールの配置場所は製品によって異なります。
親指・人差し指・手のひらタイプが存在していますが、初めて導入するならベーシックな親指タイプがおすすめです。
人差し指・手のひらタイプは操作性は高いですが、通常マウスとは仕様が大きく異なるため、時間を掛けられる方向けになります。
初めて導入されるなら比較的扱いやすい親指タイプ、操作性を追求するなら人差し指・手のひらタイプを選びましょう。
dpiで選ぶ
トラックボールマウスはボールを転がしてカーソルを操作しますが、dpi数値によって移動速度が違ってきます。
400~2400dpiの幅で製品が展開されており、数値が高くなるほどにカーソル速度が速まります。
ミリ単位の操作を行うなら低dpiですが、大きなモニターは描画領域が広いため、800以上のdpiが推奨されています。
ご自身の使用する用途やモニター等の環境を考慮し、適したdpiに対応している製品を選択しましょう。
ボタン数で選ぶ
トラックボールマウスは通常マウスよりも多くのボタンを配置し、操作性が高められているのが特徴です。
ですが、搭載されているボタン数は製品によって違っており、ボタン数が多いほどに高いパフォーマンスを発揮してくれます。
ボタン数は5~8あたりが主流ですが、ボタン数は製品価格にも比例するため、数が多いほどに高額な予算が掛かる点に注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、使用頻度が高い操作を可能な限り割り当てられる製品を選択しましょう。
メーカーで選ぶ
macに対応したトラックボールマウスはデバイスメーカーから登場しており、製品数も豊富です。
しかし、メーカーによって機能性等に差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要になります。
エレコムやLogicoolは高い人気を獲得しつつ、高評価も多数獲得しているため、初めて導入される方におすすめです。
Kensingtonは数少ない手のひらタイプが製品化されており、玄人向けの製品を探している方は要チェックです。
価格帯で選ぶ
mac向けトラックボールマウスは通常マウスと比べると製品数は少なく、3千円台~1万円越えの価格幅で展開されています。
低価格帯に分類されるのは3千円台~5千円になりますが、価格が性能に比例するため、ボタン数やdpi幅は限られてしまいます。
高価格帯は6千円以上の製品は該当しますが、ボタン数が多かったり、dpi幅が広いため、パフォーマンスを求める方向けです。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、用途や環境にマッチする製品を選択しましょう。
mac向けトラックボールマウスおすすめ10選
【エレコム】
チルト機能付き トラックボールマウス(M-HT1DRBK)
直径52mm大型ボールを人差し指部分に配置し、合計8個のボタンで操作性を高めたトラックボールマウスです。
ボールによる直感的なカーソル操作だけでなく、左右スクロールが行えるホイールにより、スムーズな閲覧を実現しています。
低反発パームレストが付属されており、ラクな姿勢で操作できるため、長時間疲労が溜まりにくい点も好評です。
サイズ/重量 | 18.2×11.5×5.7cm/259g |
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ボール位置 | 人差し指 |
ボタン数 | 8 |
dpi | 500/1000/1500 |
【エレコム】
8ボタン トラックボールマウス(M-DPT1MRXBK)
心地の良いクリック感と耐久性を両立させつつ、有線/無線両接続を可能にしたトラックボールマウスです。
デバイスに合わせて自在な接続が行えるだけでなく、トラックボールを含む、合計8個のボタンで操作性を向上させています。
3パターンのdpiが用意されているため、シーンに合わせて最適化しやすく、カスタマイズで作業効率アップが見込めます。
サイズ/重量 | 13.3×9.1×5.7cm/162g |
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ボール位置 | 人差し指 |
ボタン数 | 8 |
dpi | 500/1000/1500 |
【Gillmar】
ワイヤレス トラックボールマウス(BLACK-M1-NEW)
エルゴノミクスデザインで使用時の負担を軽減しつつ、7ボタンで操作性を向上させたトラックボールマウスです。
3段階のdpiパターンが用意されており、瞬時切り替えを可能にしつつ、高性能センサーで精密なカーソル操作も実現しています。
約5分間の充電で1日分の充電が行えるため、長時間使用時もバッテリー不足に陥りにくく、安定して使用できる一台です。
サイズ/重量 | 14×10.5×7.2cm/133g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 7 |
dpi | 1000/1600/2400 |
【ProtoArc】
7ボタン トラックボールマウス(EM01)
2.4G・Bluetooth両接続に対応しており、最大3台のマルチペアリングを可能にしたトラックボールマウスです。
本体傾斜角度を20度まで調節できるため、ラクなポジションをキープしやすく、こまめなバッテリー管理も必要ありません。
トラックボールはラクに取り外せるように設計されているため、定期的なメンテナンスの手間も削減できます。
サイズ/重量 | 15×13×10cm/173g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 7 |
dpi | 1000/1600/2400 |
【Perixx】
PERIPRO-801(11766)
丸みを帯びたエルゴノミクスデザインを採用しており、リラックス状態を維持しやすいトラックボールマウスです。
Bluetooth5.1規格で無線ながらも高速且つ低遅延接続を可能にしており、ストレスフリーで運用できます。
400/1000dpiの2パターンが用意されており、状況に合わせて使い分けることで作業効率を高めてくれます。
サイズ/重量 | 13×10.7×4.5cm/130g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 7 |
dpi | 400/1000 |
【ナカバヤシ】
Digio2(Z8378)
トラックボール+5ボタンで操作性を高めつつ、優れた静音性で集中力も維持しやすいトラックボールマウスです。
トラックボールの動きを認識し、450~1200の幅でdpiを自動調節してくれるため、操作時のミスを軽減できます。
コンパクトサイズで設計されているため女性や手の小さい方にも馴染みやすく、長期間安定して使用できる一台です。
サイズ/重量 | 9.5×8.8×4.7cm/105g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 5 |
dpi | 450~1200 |
【Logicool】
M575BGR
BluetoothとLogi Bolt接続が可能であり、抜群のフィット感を実現したトラックボールマウスです。
ボールと指の接地面が広く確保されており、ワイドなコントロールが行えるため、精密な操作も正確に行えます。
設けられた傾斜角度でリラックス状態を維持しやすく、自分好みの操作性を追求できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 13.4×10×4.8cm/145g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 5 |
dpi | 2000 |
【Logicool】
MX ERGO(MXTB1d)
スピード/プレシジョンモードの瞬時切り替えに対応しており、最適な適切なトラック速度で運用できるトラックボールマウスです。
マルチペアリングで2台同時接続を可能にしつつ、専用スイッチで接続先の瞬時切り替えも実行できます。
専用ソフトウェアを活用し、各種ボタンやホイールへの自在な割り当ても可能であり、理想の操作性を追求できる一台です。
サイズ/重量 | 13.3×10×5.1cm/259g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 8ボタン |
dpi | 512~2048 |
【Kensington】
ExpertMouse(K72359JP)
直径55mm大型ボールを中心部に配置しつつ、ボールを囲うようにボタンを配置したトラックボールマウスです。
左右対称デザインを採用しているため利き手を問わずに馴染みやすく、パームレスト付きで負担が掛かる心配もありません。
重量が重たいため固定使用に限られてしまいますが、カスタマイズを活用して理想の作業環境を構築できます。
サイズ/重量 | 15.7×13×6.7cm/625g |
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ボール位置 | 手のひら |
ボタン数 | 4 |
dpi | 400 |
【Kensington】
スリムブレード トラックボール(K72327JP)
2種類のビューモード+メディアモードに対応しており、用途に最適な運用が瞬時に行えるトラックボールマウスです。
シンプルなカーソル操作だけでなく、ボールをツイストさせることでページのスクロールも行えます。
左右対称デザインを採用しているため、利き手を選びませんし、ソフトウェアで様々なカスタマイズが実行できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 15×13.3×6cm/306g |
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ボール位置 | 手のひら |
ボタン数 | 4 |
dpi | 800/1200/1600 |
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