日常生活での左利きの割合が10%程度に比べ、ゴルフでのレフティの割合は3%程度と非常に少ないと言われています。
そのため、レフティのゴルファーが中古ユーティリティを選ぶ際、相談できる人がおらず、悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなレフティゴルファーの手助けになる「中古レフティユーティリティについて」がテーマです。
中古のレフティユーティリティの選び方はもちろん、各メーカーで人気のモデルも多数紹介していきます。
目次
- 1 中古のレフティユーティリティを使うメリット
- 2 中古のレフティユーティリティを使うデメリット
- 3 中古のレフティユーティリティの選び方
- 4 中古のレフティユーティリティおすすめ10選
- 4.1 【ピン】G430 ハイブリッド
- 4.2 【ピン】G425 ハイブリッド
- 4.3 【テーラーメイド】M6 レスキュー(U3215709)
- 4.4 【テーラーメイド】M2 レスキュー(BP308409)
- 4.5 【テーラーメイド】SIMMAX レスキュー(U3185809)
- 4.6 【ダンロップ】ゼクシオ11 ハイブリッド(XX11LHNVHB)
- 4.7 【ダンロップ】スリクソンZX ハイブリッド(ZXHLHODH)
- 4.8 【ミズノ】Mizuno Pro ユーティリティ(5KJTB45460)
- 4.9 【プロギア】19 Q33 HEAVY(HFV)
- 4.10 【キャロウェイ】EPIC FLASH STAR ユーティリティ
中古のレフティユーティリティを使うメリット
これはレフティに限ったことではありませんが、中古のユーティリティを使う一番のメリットは、価格が安いことです。
新品のクラブが通常3万円前後するところ、中古ユーティリティであれば状態によっては数千円で手に入るケースも。
そのため、価格を抑えたい人や、試しに使いたいクラブがある人にとって、中古クラブはぴったりの商品と言えるでしょう。
また、中古ユーティリティを選ぶメリットとしては、今では販売終了になってしまったモデルを購入できることです。
欲しいクラブが販売終了している場合でも、中古市場を探せばお目当てのクラブが見つかるかもしれません。
中古のレフティユーティリティを使うデメリット
レフティのクラブは、使用者が少ないということもあり、右利きのクラブに比べてロフト角や番手が少ない傾向にあります。
販売されている数も使用者も少ないということは、その分中古市場に出回る数も少ないということです。
そのため、レフティの中古クラブを探そうとしても、全体的な在庫が少なく選べる幅が狭いのが難点と言えます。
特に、欲しいメーカーやモデル、シャフトやロフト角などのスペックの希望があった場合、在庫がなく苦労する人は多いようです。
中古のレフティユーティリティの選び方
ロフト角
ユーティリティは、ロフト角表記と番手表記があり、番手が同じでもメーカーによってロフト角が変わる場合があります。
そのため、番手表記があってもロフト角の数字をしっかりと確認して選ぶことが大切です。
ユーティリティのロフト角の選び方としては、フェアウェイウッドとアイアンの間の距離を補えるクラブが良いとされています。
例えばウッドで200ヤード、アイアンで170ヤード飛ぶ場合、間の185ヤード前後を飛ばせるユーティリティを選ぶといいでしょう。
また、ロングアイアンやショートウッドが苦手な人は、ユーティリティの本数を増やしてカバーするのもおすすめです。
フレックス
フレックスはシャフトの硬さのことで、ヘッドスピードの速さによってフレックスを選ぶのが主流となっています。
シャフトが柔らかいと、大きなしなりを利用して飛距離を飛ばすことができる反面、ボールが曲がりやすくなるのが難点です。
反対にシャフトが硬くなると、しなりが少なくなるのでボールは安定しますが、ヘッドスピードが足らないと飛距離は下がります。
自身のヘッドスピードを知った上で、方向を安定させたいなら硬め、もっと飛距離を伸ばしたいなら柔らかめを選ぶといいでしょう。
シャフトの種類
ユーティリティのシャフトには、カーボンシャフトとスチールシャフトのラインナップがあります。
カーボンシャフトは、軽い振り抜きとしなりによる飛距離アップが利点ですが、打点がブレやすく、曲がりやすいのが難点です。
スチールシャフトはカーボンより重く硬いので、まっすぐ飛ばせる反面、ヘッドスピードによっては飛距離が落ちる人もいます。
軽い振り切りやすさと飛距離重視ならカーボン、ヘッドスピードが速い人や方向性重視ならスチールシャフトがおすすめです。
価格帯
中古クラブは販売年数や人気、使用状態などで価格が変わますが、格安クラブの場合、使用状態や販売年数に注意が必要です。
あまりに古いクラブの場合、ヘッドの劣化がひどいケースや、新たにグリップ交換が必要なケースも。
錆びやへこみ、劣化は多少なりとも打感に影響が出ますし、グリップ交換は別途費用が掛かることになります。
そのため、打感の違いやグリップ、シャフト交換など別途かかる費用を加味した上で選ぶことが大切です。
中古のレフティユーティリティおすすめ10選
【ピン】
G430 ハイブリッド
カーボンクラウンによる低重心設計で、高弾道で飛距離を伸ばせるクラブとなっています。
フェース面をソールとクラウンにまで拡大することで、フェースが最大限までたわみ、初速アップを実現しました。
ロフト角とライ角調整機能も付いているので、1本であらゆるシーンでの活用が可能です。
番手 | 2~7 |
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フレックス | R~X |
ヘッド体積(#5) | 124cc |
シャフト長さ(#5) | 39.25~39.75インチ |
販売年 | 2022年 |
【ピン】
G425 ハイブリッド
ヘッド後方のソール部分に高比重のウェイトを配置することで、慣性モーメントが5%向上しました。
高強度のマレージングフェースをソールとクラウン部分にまで拡大することで、大きなたわみでボール初速をアップ。
ミスに強く、打点がズレても安定した方向で飛距離を伸ばせるユーティリティとなっています。
番手 | 2~7 |
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フレックス | R~X |
ヘッド体積(#5) | 124cc |
シャフト長さ(#5) | 39.25~39.75インチ |
販売年 | 2020年 |
【テーラーメイド】
M6 レスキュー(U3215709)
メーカー独自のテクノロジーである「ツイストフェース」を、初めてユーティリティに採用しました。
それにより、弾道がバラつきやすいトゥの上部やヒールの下部に当たっても、まっすぐ飛距離を伸ばせる仕組みになっています。
また、ソール部分の貫通型スピードポケットによる振り抜きの良さと、低いスピン量も魅力です。
番手 | 3、4 |
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フレックス | R~S |
ヘッド体積(#4) | 102cc |
シャフト長さ(#4) | 39.5~39.75インチ |
販売年 | 2019年 |
【テーラーメイド】
M2 レスキュー(BP308409)
クラウン部分にある白のMデザインによる構えやすさと、貫通型スピードポケットによる振り抜きの良さが特徴です。
ロフト角調整機能をなくした軽量ホーゼルにより、スッキリとした見た目で低重心、軽量化も実現しました。
アスリート向けのM2シリーズながら、幅広い層が使いやすい作りということで、販売から年数が経った現在でも人気のモデルです。
番手 | 3、4 |
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フレックス | S~R |
ヘッド体積(#4) | 106cc |
シャフト長さ(#4) | 39.25~39.75インチ |
販売年 | 2017年 |
【テーラーメイド】
SIMMAX レスキュー(U3185809)
「Vスチールソール」と呼ばれるV字型の溝で接地面積を減らすことで、あらゆるライでの振り抜きの良さを実現しました。
また、高強度のステンレススチールを使った「ツイストフェース」により、どこに当たってもブレない弾道を打ち出せます。
ウッドが使えないラフでも、しっかりと距離を伸ばせるユーティリティとなっています。
番手 | 3、4 |
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フレックス | R~S |
ヘッド体積(#4) | 102cc |
シャフト長さ(#4) | 39.5~39.75インチ |
販売年 | 2020年 |
【ダンロップ】
ゼクシオ11 ハイブリッド(XX11LHNVHB)
グリップ部に重量を持たせ、カウンターバランスを作り出すことで、ヘッドが軽く感じられスイングのブレを防ぎます。
また、「キャノンホール」と呼ばれるソール部分がたわむ形状により、ボール初速を上げる仕組みです。
弾くような感触と低弾道のボールで、飛距離を伸ばせるユーティリティとなっています。
番手 | 3~6 |
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フレックス | R~S |
ヘッド体積(#5) | 130cc |
シャフト長さ(#5) | 39.75インチ |
販売年 | 2019年 |
【ダンロップ】
スリクソンZX ハイブリッド(ZXHLHODH)
アイアンのようなグースネック構造と、トゥの輪郭をまっすぐにすることで、スクエアで構えやすく方向性が安定する作りです。
また、「リバウンドフレーム」と呼ばれるフェースのたわみにより、高反発で強弾道のボールを打ち出せます。
アイアン感覚で打てるユーティリティということで、ウッドが苦手な人でも打ちやすいクラブとなっています。
番手 | 3、4 |
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フレックス | R~S |
ヘッド体積(#4) | 108cc |
シャフト長さ(#4) | 39.25~39.75インチ |
販売年 | 2021年 |
【ミズノ】
Mizuno Pro ユーティリティ(5KJTB45460)
小ぶりで丸みのあるヘッドで、アイアンのような構えやすさと振り抜きの良さが特徴です。
フェース下部に当たってもしっかりと上がるボールを打ち出せるので、低弾道になりがちな人やトップしやすい人におすすめです。
±2度のロフト調整機能が付いているので、その日のコースによって調整することができます。
番手 | 3、4 |
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フレックス | R~S |
ヘッド体積(#4) | 100cc |
シャフト長さ(#4) | 38.75インチ |
販売年 | 2019年 |
【プロギア】
19 Q33 HEAVY(HFV)
「オールラウンドソール」と呼ばれる丸みを帯びたソール形状により、あらゆるライや傾斜でも振り抜ける作りです。
また、ボールが上がりにくいロングクラブでも、ソールをステンレスにすることで、ボールが上がりやすい仕組みになっています。
ラインナップが少なくなりやすいレフティクラブの中でも、4タイプのロフト角ラインナップがあるのも魅力です。
ロフト角 | 18~33度 |
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フレックス | ヘビー、レギュラー、ライト |
ヘッド体積(23度) | 162cc |
シャフト長さ(23度) | 39.5インチ |
販売年 | 2019年 |
【キャロウェイ】
EPIC FLASH STAR ユーティリティ
「ジェイル ブレイク テクノロジー」と呼ばれる2本の柱により、ボール初速を上げ強弾道のボールを打ち出せる仕組みです。
また、カーボンクラウンに加え、タングステンウェイトをヘッド内部とソール部分に配置することで、低重心設計を作り出しました。
「フェースカップ テクノロジー」により、芯を外しても飛距離が落ちずに、高弾道のボールを飛ばせるクラブとなっています。
番手 | 3~7 |
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フレックス | R~S |
ヘッド体積(#5) | 123cc |
シャフト長さ(#5) | 39.5インチ |
販売年 | 2019年 |
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