トラックボールマウスには5~8つのボタンが搭載された多ボタンモデルが存在しており、操作性の高さが注目を集めています。
本来はキーボードを用いて操作する工程すらもマウスで完結できるため、導入を検討される方も多いでしょう。
しかし、製品数は決して多くないですし、何を基準に選ぶべきか分からず、手が出せない方もいると思います。
そこで本記事では、多ボタントラックボールマウスおすすめ製品を紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 多ボタンのトラックボールマウスを使うメリット
- 2 多ボタンのトラックボールマウスを使うデメリット
- 3 多ボタンのトラックボールマウスおすすめ10選
- 3.1 【エレコム】6ボタン トラックボールマウス(M-XT3DRBK)
- 3.2 【エレコム】8ボタン トラックボールマウス(M-DT2URBK)
- 3.3 【エレコム】人差し指 トラックボールマウス(M-DPT1MRXBK)
- 3.4 【ProtoArc】RGBライト付き トラックボールマウス(EM01)
- 3.5 【Gillmar】7ボタン トラックボールマウス(BLACK-M1-NEW)
- 3.6 【Logicool】M575S
- 3.7 【Logicool】MX ERGO(MXTB1d)
- 3.8 【Kensington】Pro Fit ERGO TB450(K72194JP)
- 3.9 【Kensington】Orbit Fusion(K72362JP)
- 3.10 【Adesso】iMouse T40
多ボタンのトラックボールマウスを使うメリット
あらゆる用途で運用できる
多ボタントラックボールマウスはカーソル操作がラクになるだけでなく、あらゆる操作をボタン1つで行えるアイテムです。
これは作業だけでなく、MMOなどのキー割り当てが重要となるゲームでもパフォーマンスを発揮してくれます。
よく使うスキルをマウスに割り当てたり、必須な操作をマウス1つで完結できるため、快適なゲーム環境を整えられます。
省スペースで運用できる
一般的なマウスの場合、マウス本体を上下左右に動かして操作するため、マウス操作用にスペースを確保する必要があります。
ですが、トラックボールマウスはボールを転がしてカーソルを操作できるため、マウススペース要らずで運用できます。
デスクスペースが限られていても運用しやすいですし、カフェ等のあらゆる場所を作業空間にできるのが強みです。
作業を効率化できる
多ボタントラックボールマウスはカーソル移動がラクなだけでなく、多数のボタンを活用できるのが強みです。
ブラウザ閲覧時における「戻る・進む」をはじめ、製品次第ではコピーやペーストなどのショートカットも割り当てられます。
これにより、複雑な工程を要する作業もマウス1つで行えるため、作業にかかる時間が短縮できて効率化を図れます。
多ボタンのトラックボールマウスを使うデメリット
コストが掛かる
多ボタントラックボールマウスは様々な工程を簡略化してくれるため、作業の時短が期待できる便利なアイテムです。
しかし、一般的な3ボタンマウスと比べると製品価格が高く、最低でも5千円程度のコストが掛かります。
機能やカスタマイズ性次第では1万円を超えてくるため、ある程度の予算を事前に準備しておきましょう。
扱いには慣れが必要
多ボタントラックボールマウスはカーソル操作をはじめ、様々な工程をボタンのみで操作できるアイテムです。
省スペースで運用できて自分好みの操作性を追求できますが、慣れないと扱いにくい点がデメリットです。
キーボードで行っていた操作もマウスで行える分、配置を覚えるのにも苦労してしまう点には注意しましょう。
安定性に欠けてしまう
多ボタントラックボールマウスは通常のマウスとは違い、頻繁に使用するボタンやホイールがサイドに配置されています。
通常のマウスは親指でマウスを支えますが、トラックボールマウスは親指で操作するため、支点が失われてしまうのが欠点です。
慣れてしまえば問題は無いですが、慣れるまでは誤操作やマウスの落下等が起きてしまう可能性がある点に注意しましょう。
定期的なメンテナンスが必須
多ボタントラックボールマウスはあらゆる操作をマウス1つで完結できるため、作業効率の向上が期待できます。
しかし、通常のマウスとは違い、ボタンやトラックボール部分の隙間から汚れが侵入しやすく、定期的なメンテナンスが必須です。
2~3か月に一回はボールを取り外し、内部の清掃を行う必要があるため、こまめに管理できない方にはおすすめできません。
他のマウスに移行しづらい
多ボタントラックボールマウスはあらゆる用途でパフォーマンスを発揮しやすく、リラックスして操作できるのが強みです。
しかし、通常マウスとは使用感が大きく異なるため、一度慣れてしまうと通常のマウスに移行しづらくなるのが欠点です。
通常マウスとの使い分けも非常に難しく、移行するたびに操作ミスが起きてしまう点には注意しましょう。
多ボタンのトラックボールマウスおすすめ10選
【エレコム】
6ボタン トラックボールマウス(M-XT3DRBK)
直径25mmボールを親指に配置し、合計6つのボタンと合わせて操作性を向上させたトラックボールマウスです。
乾電池式バッテリーを採用しており、最長270日以上連続で使用できるため、こまめなバッテリー管理も要りません。
優れた追従性で正確なカーソル操作が行えるため、ストレスフリーで集中状態を維持できる点がおすすめです。
サイズ/重量 | 12.4×9.5×4.8cm/200g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 6 |
dpi | 750/1500 |
【エレコム】
8ボタン トラックボールマウス(M-DT2URBK)
人差し指部分にボールを配置し、ゲーミンググレードセンサーで追従性を強化したトラックボールマウスです。
8つのOMRON製スイッチを採用したボタンが配置されており、高い操作性と耐久力を両立させています。
骨格や筋肉に沿うように窪みと膨らみを設けており、抜群のフィット感で疲労を軽減できる点も好評です。
サイズ/重量 | 12.5×9.5×4.8cm/200g |
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ボール位置 | 人差し指 |
ボタン数 | 8 |
dpi | 750/1500 |
【エレコム】
人差し指 トラックボールマウス(M-DPT1MRXBK)
傾斜角度を設けることでフィット感を高めつつ、大型ボールでスムーズなカーソル操作を可能にしたトラックボールマウスです。
OMRONスイッチを採用した合計8個のボタンを活用し、あらゆる作業を効率的に進められます。
乾電池式バッテリーを採用しているため、年単位でバッテリーが切れる心配が無く、長期的に安定して使用できる一台です。
サイズ/重量 | 13.3×9.1×5.7cm/163g |
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ボール位置 | 人差し指 |
ボタン数 | 8 |
dpi | 500/1000/1500 |
【ProtoArc】
RGBライト付き トラックボールマウス(EM01)
無線接続に対応しており、最大3台のマルチペアリングで状況に応じて接続先を切り替えられるトラックボールマウスです。
3パターンのdpiが用意されており、シーンに合わせた調節が行えるだけでなく、RGBライトで雰囲気も演出できます。
トラックボールは容易に取り外せるように設計されているため、定期的なメンテナンスがラクに行える点も好評です。
サイズ/重量 | 15×13×10cm/173g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 7 |
dpi | 1000/1600/2400 |
【Gillmar】
7ボタン トラックボールマウス(BLACK-M1-NEW)
高性能光学式センサーを搭載し、直径35mm大型ボールで精密なカーソル操作を実現したトラックボールマウスです。
dpi調節や省電力ボタンを含む、合計7個のボタンが配置されており、あらゆる作業の効率化が期待できます。
約1000万回の入力に耐える耐久力を実現しており、長期的に安定して使用できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 14×10.5×7.2cm/133g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 7 |
dpi | 1000/1600/2400 |
【Logicool】
M575S
親指部分に配置された大型ボールでラクなカーソル操作を可能にしつつ、無線接続で運用できるトラックボールマウスです。
湾曲したデザイン+傾斜角度を設けることでフィット感を高めており、長時間の作業もリラックスして行えます。
バッテリーに乾電池を採用し、2年間連続使用できるため、こまめなバッテリー管理も不要です。
サイズ/重量 | 13.4×10×4.8cm/145g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 5 |
dpi | 400~2000 |
【Logicool】
MX ERGO(MXTB1d)
20度までの傾斜角度調節が可能であり、自然に近いホールドポジションをキープできるトラックボールマウスです。
マルチペアリング機能を活用し、シーンに合わせた接続先の切り替えが可能なだけでなく、トラッキング速度も任意で変更できます。
合計8個のボタンが搭載されているため、キーボードで行う必要がある操作もマウス1つで完結させられます。
サイズ/重量 | 13.3×10×5.1cm/259g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 8 |
dpi | 512~2048 |
【Kensington】
Pro Fit ERGO TB450(K72194JP)
高精度光学センサーで精密性を強化しつつ、4パターンのdpiを任意で調節できるトラックボールマウスです。
特許を取得した取り出しボタンが配置されており、本体のメンテナンスもラクに進められます。
人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインを採用しており、リラックス状態で作業に集中できます。
サイズ/重量 | 13.8×9.4×5cm/130g |
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ボール位置 | 親指 |
ボタン数 | 7 |
dpi | 400/800/1200/1600 |
【Kensington】
Orbit Fusion(K72362JP)
直径40mm大型ボールを中央に配置し、3パターンから任意でdpiを調節できるトラックボールマウスです。
専用ソフトウェアを活用し、ポインターやスクロールをはじめ、5つのボタンをカスタムして操作性を追求できます。
特許を取得したスクロールリングを採用しており、ラクな姿勢で精密なカーソル操作が行える点が好評です。
サイズ/重量 | 13.2×10×5.8cm/173g |
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ボール位置 | 人差し指 |
ボタン数 | 5 |
dpi | 400/800/1500 |
【Adesso】
iMouse T40
人間工学に基づいた輪郭デザインを採用しており、操作時に掛かる負担の軽減を可能にしたトラックボールマウスです。
400~4800の幅でdpiを調節できるため、カーソル速度にこだわりやすく、スイッチで瞬時に切り替えられます。
専用ソフトウェアを活用し、スクロール速度や各ボタンへの割り当てが自在に行えるカスタマイズ性も魅力です。
サイズ/重量 | 16.8×11.4×5.1cm/136g |
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ボール位置 | 手のひら |
ボタン数 | 7 |
dpi | 400~4800 |
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