夏のキャンプや登山などのアウトドアシーンで、水分補給するときに便利なアイテム「水筒」。
1リットルの大容量タイプであれば、複数人での使用もでき、汗をかきやすい季節でも十分な水分補給ができるため便利です。
しかし、サーモスやタイガーなどさまざまなブランドから発売されているため、どれを購入すればよいかわからない方も多いのでは?
そこで今回は、1Lのアウトドア向け水筒を使用するメリットや選び方、使いやすい500ml以上のおすすめ商品10選を紹介します。
目次
- 1 1リットルのアウトドア向け水筒を使うメリット
- 2 1リットルのアウトドア向け水筒を使うデメリット
- 3 1リットルのアウトドア向け水筒の選び方
- 4 1リットルのアウトドア向け水筒おすすめ10選
- 4.1 【カクセー】マグボトル(MF-10N)
- 4.2 【パール金属】広口 ダブル ステンレス ボトル(HB-1743)
- 4.3 【CAPTAIN STAG】真空断熱 HDボトル(UE-3372)
- 4.4 【Healthywish】タイムマーカー付きウォーターボトル
- 4.5 【象印マホービン】ステンレスクールボトル(SD-HA10-BB)
- 4.6 【サーモス】保冷炭酸飲料ボトル(FJK-1000)
- 4.7 【nalgene】トライタンボトル(341829)
- 4.8 【タイガー】ステンレスボトル(MTA-B100WK)
- 4.9 【THERMO MUG】TRIP BOTTLE(TP22-100)
- 4.10 【STANLEY】マスター真空ボトル(02659-032)
- 5 まとめ
1リットルのアウトドア向け水筒を使うメリット
真夏の暑い時期に楽しむキャンプや登山などのアウトドアでは、汗をかきやすいため、十分な水分補給が重要です。
そのため、1L以上の大容量サイズの水筒を使用することで、熱中症などのリスクを軽減できるでしょう。
保冷・保温能力に優れた水筒であれば、季節に合わせて適切な温度の飲み物を飲めます。
また、飲み口がコップタイプとなっていれば、小さなお子さんなどと一緒に複数人で使用できるため便利です。
さらに、健康面だけではなく美容面からも日常的に水分を摂ることは推奨されています。
学校や職場などの日常生活で使用できる、おしゃれな商品も増えているため、普段使いとしてもおすすめです。
1リットルのアウトドア向け水筒を使うデメリット
1Lサイズのアウトドア向け水筒を使用する一番のデメリットは、容量が大きいため、持ち運びに不便なことでしょう。
そのため、荷物をなるべく減らしたいソロキャンパーや、移動手段が徒歩や公共交通機関となる方にはあまりおすすめできません。
ただし、ボトルの上部にハンドルやカラビナがついている商品もあり、バックパックなどの吊り下げて持ち運びできます。
また、普段水筒を持ち歩かずペットボトル飲料を購入する方は、お手入れが面倒と感じる方も多いでしょう。
普段あまり水筒を使用しない方は、お手入れが簡単なパッキンなどの部品が少ない商品がおすすめです。
商品によっては食洗器を使用できるため、自分の使用頻度や用途に合わせて適切な機能を持つ商品を選んでください。
1リットルのアウトドア向け水筒の選び方
使いやすい素材を選ぶ
アウトドア向け水筒に使用される素材は主に3つあり、それぞれの特徴があります。
自分の使用用途に合わせて、使いやすい素材の水筒を選びましょう。
ステンレス
耐久性に優れ、保温・保冷能力にも優れます。
ただし、重量があるため、持ち運びには不便でしょう。
アルミ
軽量で持ち運びやすく、耐久性にも優れるため劣化しにくいです。
ただし、保温・保冷能力は備えていません。
プラスチック
軽量で持ち運びやすく、残量の確認も簡単にできます。
ただし、保温・保冷能力は低く、傷や臭いがつきやすいでしょう。
使用用途に合った飲み口の形状を選ぶ
水筒の飲み口は、主に2種類あり、それぞれに特徴があるため、使い勝手の良いタイプを選んでください・
直飲みタイプ
登山中などのアクティビティ中にも、手軽に直接口をつけて水分補給できます。
ワンタッチで蓋が開けられるタイプであれば、片手で簡単に操作でき便利でしょう。
コップ付きタイプ
コップに注いで飲むタイプのため、ファミリーキャンプなどの複数人での使用におすすめです。
取っ手付きのタイプは飲みやすいですが、収納時にスペースをとりやすいため注意しましょう。
保温・保冷機能をチェック
夏のアウトドアではもちろん、寒い時期に使用することもあるため、保温・保冷機能は必ず確認しましょう。
保温・保冷機能は、水筒の説明書などに記載のある「保温効力」「保冷効力」で確認できます。
一般的に水筒の保温・保冷効果は、95℃のお湯や4℃の水が6時間後に何度になっているかを基準に記載されています。
アウトドアシーンで使用する場合は、保温効力50〜60℃、保冷効力10℃以下を1つの目安にして選んでみてください。
持ち運びやすさを確認
アウトドアシーンで使用する水筒は、持ち運びやすさも重視しましょう。
1Lの容量の水筒を満タンにすると、中身だけで1kg以上となるため、水筒自体の重さを合わせると負担が大きいです。
軽量の水筒であれば重さ300g程度の商品もあるため、ぜひ目安にしてみてください。
また、ハンドルやカラビナがついている商品はアウトドアでも持ち運びやすいです。
バックパックに吊り下げて持ち運ぶこともできるため、移動手段が徒歩や公共交通機関となる方にも向いています。
洗いやすい水筒がおすすめ
アウトドアで使用する水筒を選ぶ際は、使用後に洗いやすい商品を選ぶとよいでしょう。
キャンプや登山だけはなく、日常生活でも毎日使用するという方は、とくに洗いやすさは重視したいポイントです。
口径が広くスポンジが入りやすい商品や、パッキンなどのパーツが少ない商品がおすすめです。
また、自宅に食洗器があるご家庭であれば、食洗器に対応した水筒を選ぶとよいでしょう。
密閉性に優れた商品を選ぶ
アウトドアなどでは持ち運びの機会が多いため、密封性に優れた水筒がおすすめです。
蓋がスクリュータイプとなっている商品や、ロック機能がついた商品であれば安心して使用できます。
密閉性の高い水筒は、中身が漏れにくいのはもちろん、外気温に左右されにくいことから保温・保冷機能にも優れます。
ただし、スクリュータイプは蓋を開ける際に両手を使う必要があるため、片手で飲みたいという方にはおすすめできません。
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーとは?
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
サーモス
1904年にドイツで創業した調理器具や魔法瓶を作るメーカーです。
保温・保冷能力に優れた機能性の高さが魅力です。
タイガー
日本で創業した魔法瓶メーカーです。
保温・保冷能力の高さはもちろん、軽量で持ち運びやすいためアウトドアにぴったりです。
スタンレー
100年以上の歴史がある、アメリカの人気ブランドです。
保温・保冷能力や耐久性はもちろん、ミリタリーでおしゃれなデザインが人気です。
気になる価格帯をチェック
1リットルのアウトドア向け水筒は、安い商品で2,000円程度から10,000円程度までと、価格帯にやや幅があります。
価格の高い商品は高性能な素材を使用している商品や、保温・保冷能力の高い商品が多い印象です。
ただし、使用シーンや使用する季節によっては、価格の高い商品ではオーバースペックとなる可能性もあります。
そのため、水筒を購入する際は価格はあまり気にせず、自分の使用用途に合った商品を選びましょう。
1リットルのアウトドア向け水筒おすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 飲み口 |
---|---|---|---|---|
カクセー マグボトル | 440g | 8.7×25.8cm | ステンレス | 直飲み |
パール金属 広口 ダブル ステンレス ボトル | 758g | 10×28cm | ステンレス | コップ付き |
CAPTAIN STAG 真空断熱 HDボトル | 490g | 8.4×31cm | ステンレス | 直飲み |
Healthywish タイムマーカー付きウォーターボトル | 181g | 7.5×7.5×27.9cm | プラスチック | 直飲み |
象印マホービン ステンレスクールボトル | 500g | 10.5×9.5×28.5m | ステンレス | 直飲み |
サーモス 保冷炭酸飲料ボトル | 400g | 8.5×8.5×30cm | ステンレス | 直飲み |
nalgene トライタンボトル | 180g | 45.7×45.7×22.8cm | プラスチック | 直飲み |
タイガー ステンレスボトル | 160g | 9.1×9.1×27.5cm | ステンレス | 直飲み |
THERMO MUG TRIP BOTTLE | 400g | 8.9×26.9cm | ステンレス | コップ付き |
STANLEY マスター真空ボトル | 1,300g | 17×35.8×10.2cm | ステンレス | コップ付き |
【カクセー】
マグボトル(MF-10N)
直径8.7cmと広い口径のため、暑い時期には氷を入れて、冷たい飲み物を楽しめるステンレス素材の水筒です。
ボトル上部の蓋部分に持ち運びにも便利なハンドルがついているため、バックパックなどに吊り下げることもできます。
また、水筒の表面には防錆性や耐久性に優れる「粉体塗装」が施されているため、アウトドアでも安心して使用できるでしょう。
重さ | 440g |
---|---|
サイズ | 8.7×25.8cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | 直飲み |
【パール金属】
広口 ダブル ステンレス ボトル(HB-1743)
ダブルステンレス素材の保温・保冷能力に優れた、直飲みとコップどちらでも使用できる広い口径の水筒です。
片手1本で開閉できるワンタッチボタンタイプなので、登山などのアクティビティでも手軽に水分補給できます。
また、移動に便利なベルト付きなので、持ち運びの機会が多いキャンプなどのアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
重さ | 758g |
---|---|
サイズ | 10×28cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | コップ付き |
【CAPTAIN STAG】
真空断熱 HDボトル(UE-3372)
保温効力6時間、保冷効力8時間のため、季節を問わずアウトドアシーンで活躍する大容量タイプの水筒です。
8.4cmの口径で自宅の冷蔵庫で作った氷も使用でき、蓋にはパッキンなどのパーツが少ないため、お手入れも簡単にできます。
また、蓋部分はスクリュー栓となっているため、中身が漏れる心配もありません。
重さ | 490g |
---|---|
サイズ | 8.4×31cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | 直飲み |
【Healthywish】
タイムマーカー付きウォーターボトル
ボトルの両側に目盛りがついているため、自分が摂取した水分量がわかりやすい、プラスチック素材を使用した水筒です。
スクリュー栓となっているため、キャンプギアと一緒に収納していても中身が漏れ出ることはないでしょう。
また、おしゃれなデザインで日常使いとしてもおすすめで、カラー展開も豊富なため、自分のお気に入りの水筒が見つかります。
重さ | 181g |
---|---|
サイズ | 7.5×7.5×27.9cm |
素材 | プラスチック |
飲み口 | 直飲み |
【象印マホービン】
ステンレスクールボトル(SD-HA10-BB)
ボトル本体に専用の「プロテクトアーマー」がセットになっているため、落下の衝撃や汚れに強いステンレス製の水筒です。
栓とパッキンが一体型になったシームレス栓のため、水漏れの心配がなく、使用後のお手入れも簡単にできるでしょう。
ボトル内面にはラクリアコートが施されているため、撥水性が高く、スポーツドリンクも問題なく使用できます。
重さ | 500g |
---|---|
サイズ | 10.5×9.5×28.5m |
素材 | ステンレス |
飲み口 | 直飲み |
【サーモス】
保冷炭酸飲料ボトル(FJK-1000)
ステンレス素材の真空断熱構造のため、保温・保冷能力に優れたアウトドアシーンで活躍する大容量のボトルです。
蓋を開けると中の圧力が少し抜ける構造を採用しているため、炭酸飲料を持ち運ぶこともできます。
また、スポーツドリンクの持ち運びも可能なため、登山などのアウトドアはもちろん、ジムなどへの持ち運びにも便利です。
重さ | 400g |
---|---|
サイズ | 8.5×8.5×30cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | 直飲み |
【nalgene】
トライタンボトル(341829)
環境に優しく、安全性も高い「飽和ポリエステル樹脂」を採用した、軽量で持ち運びしやすいナルゲンボトルです。
ボトル本体の体熱耐冷温度は100℃~-20℃となっており、さまざまな使い道があるため、汎用性にも優れます。
また、完全密閉可能なスクリュー栓となっているため、水漏れすることがなく、パッキンも不要で衛生的です。
重さ | 180g |
---|---|
サイズ | 45.7×45.7×22.8cm |
素材 | プラスチック |
飲み口 | 直飲み |
【タイガー】
ステンレスボトル(MTA-B100WK)
片手で簡単にワンタッチでオープンできるため、登山などのアクティビティシーンにおすすめの水筒です。
持ち運びに便利なハンドルもついているためバックパックに吊り下げられ、持ち運びの機会が多いアウトドアでも安心です。
また、ボトル内面には「スパークリーン加工」が施されているため、衛生的でスポーツドリンクも持ち運べます。
重さ | 160g |
---|---|
サイズ | 9.1×9.1×27.5cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | 直飲み |
【THERMO MUG】
TRIP BOTTLE(TP22-100)
シンプルなデザインのため、キャンプなどのアウトドアシーンではもちろん、日常使いとしても活躍するコップ付きの水筒です。
真空二重構造となっているため、保温・保冷能力が抜群で、オールシーズン適切な温度で飲み物を持ち運べます。
水筒本体の内面にはなめらかな「ミラーコートコーティング」が施されいてるため、汚れや臭いが付きにくいです。
重さ | 400g |
---|---|
サイズ | 8.9×26.9cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | コップ付き |
【STANLEY】
マスター真空ボトル(02659-032)
ステンレス素材のダブルガード構造となっているため、耐久性が高く、アウトドアでも傷や汚れの心配なく使用できる水筒です。
スチール加工のスクリュー栓や真空断熱カップにより、保温・保冷能力に優れ、屋外でも適切な温度をキープできます。
また、注ぎ口は広くパーツが少ないため使用後のお手入れも簡単にできて、自宅の食洗器も使用可能です。
重さ | 1,300g |
---|---|
サイズ | 17×35.8×10.2cm |
素材 | ステンレス |
飲み口 | コップ付き |
まとめ
1リットルのアウトドア向け水筒は、容量が大きいため十分な水分補給ができ、熱中症対策としても活躍するアイテムです。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合ったお気に入りのデザインの水筒を見つけて、アウトドアを安全に楽しんでください。
1リットルのアウトドア向け水筒の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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