全国に約100店舗を構えるスポーツショップヒマラヤのプライベートブランド、ビジョンピークス。
シンプルでコスパのよいキャンプ用品を店舗やネットで見かけて、気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ビジョンピークスからリリースされている「寝袋」にターゲットを絞ってご紹介していきます。
あの有名ブランドとのコラボ商品もご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
- 1 ビジョンピークスの寝袋を使うメリット
- 2 ビジョンピークスの寝袋を使うデメリット
- 3 ビジョンピークスの寝袋の選び方
- 4 ビジョンピークスの寝袋おすすめ9選
- 4.1 【NANGA × VISIONPEAKS】封筒型シュラフ イブキ スクエアバッグ1200(IBUKISQ1200)
- 4.2 【NANGA × VISIONPEAKS】封筒型シュラフ イブキ スクエアバッグ800(IBUKISQ800)
- 4.3 【NANGA × VISIONPEAKS】マミー型シュラフ IBUKI1200プラス(IBUKI1200+)
- 4.4 【NANGA × VISIONPEAKS】マミー型シュラフ IBUKI800プラス(IBUKI800+)
- 4.5 【NANGA × VISIONPEAKS】マミー型シュラフ イブキバッグ 600(IBUKI600)
- 4.6 【VISIONPEAKS】封筒型シュラフ TCシュラフ10(VP161001H02)
- 4.7 【VISIONPEAKS】封筒型シュラフ リバーシブル シュラフ15(VP161001H03)
- 4.8 【VISIONPEAKS】マミー型シュラフ シンセティックマミー3(VP161002K03)
- 4.9 【VISIONPEAKS】封筒型シュラフ フリースシュラフ(VP161001K02)
- 5 まとめ
ビジョンピークスの寝袋を使うメリット
コスパがよく初心者におすすめ
ビジョンピークスは「すべての人にOUTDOOR LIFEを」をコンセプトに、コスパのよい商品を取り揃えています。
特に寝袋はコスパがよく、「キャンプを始めよう!」と思い立ったら迷うことなく購入できる価格帯です。
もちろん、寝袋としての基本性能はしっかりと押さえているので、ビジョンピークスはキャンプ初心者におすすめのブランドと言えます。
コラボ品が安く手に入る
岐阜県を本拠地としているビジョンピークスは、国内最高峰のシュラフメーカーであるナンガとのコラボ商品をリリースしています。
コラボのよいところは、生地や縫製技術など互いの技術を組み合わせて作ることにより、コストが抑えられるところです。
それにより、ナンガオリジナルモデルよりも安く、質の高い商品を提供できるというメリットがあります。
シンプルでおしゃれなデザイン
ホームページを見て分かるように、ビジョンピークスにはサンドカラーをベースとしたシンプルでおしゃれな商品が揃っています。
寝袋のなかには裏地にネイティブ柄を取り入れたり、リバーシブルにしたりと、デザインにスパイスを効かせた商品もあります。
そのように、どのキャンプギアとも相性がよく、時にはアクセントとなってくれる商品を展開しているのがビジョンピークスの強みです。
ビジョンピークスの寝袋を使うデメリット
過酷な環境には向かない
ビジョンピークスの寝袋は、もっともスペックの高いマミー型寝袋で快適温度が−5℃となっています。
そのため、真冬の北海道などの最低気温が−10℃を下回るような環境での使用にはあまり向かないと言えるでしょう。
ですが、寝袋の中に湯たんぽやインナーシュラフを入れるなど工夫をすることにより、スペック以上の保温効果も期待できます。
化繊シュラフのため収納サイズが大きい
ビジョンピークスの寝袋にはダウン素材のものが存在せず、すべて化繊の中綿素材になっています。
その中綿はストローのように繊維が空洞になっているため保温性は高いのですが、軽さや収納力に関してはダウンに比べて劣ります。
そのため、軽量コンパクトな寝袋が好ましい登山のテント泊などには向かない、というのがデメリットと言えるでしょう。
サイズ展開がない
ビジョンピークスの寝袋は、寝袋専門メーカーのように「ロングサイズ」「ワイドモデル」のようなサイズ展開がありません。
また、寝袋のサイズが記載されていない商品もあるため、大柄の男性にとっては丈が足りない可能性があります。
例えばイブキシリーズは、ヒマラヤ公式YouTubeチャンネルによると適応身長が178cmと公表されているのでご注意ください。
ビジョンピークスの寝袋の選び方
封筒型 or マミー型から選ぶ
ビジョンピークスの寝袋は、封筒型とマミー型の2種類になります。
封筒型はサイズに余裕があり、同じ寝袋を連結させることもできるため、大柄の人やファミリーキャンパーにおすすめです。
マミー型は体に密着するぶん下限温度が封筒型よりも低く、寒い時期のキャンプをメインに考えている人に適しています。
適応温度で選ぶ
ビジョンピークスの寝袋は、春夏に最適なライトなものから秋冬キャンプに最適な下限温度が低いものまで、さまざまなモデルがあります。
これからご紹介するおすすめ商品の紹介ページには、「おすすめシーズン」の記載があるので参考にしてください。
また、仕様欄には「快適温度」「下限温度」も明記されているので、キャンプをする場所の最低気温=快適温度と考えて選ぶようにしましょう。
寝袋の価格帯
ビジョンピークスの寝袋は、いちばん安いモデルで2千円台と、とてもリーズナブルな価格で購入することができます。
もっともスペックの高いナンガコラボモデルでも2万円ちょっとで購入できるので、コスパのよいブランド品を探している人にもおすすめです。
ビジョンピークスの寝袋おすすめ9選
製品名 | 快適温度 | 下限温度 | サイズ |
---|---|---|---|
封筒型シュラフ イブキ スクエアバッグ1200 | -3℃ | -9℃ | 83×183cm |
封筒型シュラフ イブキ スクエアバッグ800 | 3℃ | -3℃ | 82×185cm |
マミー型シュラフ IBUKI1200プラス | -5℃ | -11℃ | 記載なし |
マミー型シュラフ IBUKI800プラス | 0℃ | 記載なし | 80×210cm |
マミー型シュラフ イブキバッグ 600 | 5℃ | 0℃ | 記載なし |
封筒型シュラフ TCシュラフ10 | 10℃〜 | 記載なし | 80×190cm |
封筒型シュラフ リバーシブル シュラフ15 | 15℃〜 | 記載なし | 75×190cm |
マミー型シュラフ シンセティックマミー3 | 5℃ | 0℃ | 82〜42×205cm |
封筒型シュラフ フリースシュラフ | 記載なし | 記載なし | 75×190cm |
【NANGA × VISIONPEAKS】
封筒型シュラフ イブキ スクエアバッグ1200(IBUKISQ1200)
ナンガ本拠地の滋賀県米原市と、ビジョンピークス本拠地の岐阜県の間に位置する「伊吹山」がネーミングの由来となったイブキシリーズ。
「ダクロンファイバーフィル」という糸の中心に空洞がある中綿を使っているため、より多くの空気を取り込んで保温性を高めてくれます。
快適使用温度が−3℃となっていますが、別売りの「フリースシュラフ」を中に仕込めばさらにあたたかく就寝することができます。
快適温度 | -3℃ |
---|---|
下限温度 | -5℃ |
サイズ | 83×183cm |
【NANGA × VISIONPEAKS】
封筒型シュラフ イブキ スクエアバッグ800(IBUKISQ800)
こちらはナンガコラボモデルの中綿が800gになったモデルで、快適温度が3℃のため春から秋にかけてのキャンプに最適です。
シンプルなブラック/コヨーテのバイカラーは、手持ちのどんなキャンプギアとも相性がよく、サイトコーデに迷うことがありません。
また、収納した状態ではクッションとしても使うことができるため、日中は椅子の背もたれにしてくつろぐこともできます。
快適温度 | 3℃ |
---|---|
下限温度 | -3℃ |
サイズ | 82×185cm |
【NANGA × VISIONPEAKS】
マミー型シュラフ IBUKI1200プラス(IBUKI1200+)
化繊の中綿タイプでありながら、快適温度−5℃、下限温度−11℃という真冬のキャンプでも使用できるマミー型寝袋です。
頭まですっぽりと被ってドローコードを引っ張ることにより、肩から入ってくる冷気をシャットアウトすることができます。
さらにドラフトチューブとショルダーウォーマーにより、温まった寝袋内の空気を外に逃がすことがなく、より保温性を高めてくれます。
快適温度 | -5℃ |
---|---|
下限温度 | -11℃ |
サイズ | 記載なし |
【NANGA × VISIONPEAKS】
マミー型シュラフ IBUKI800プラス(IBUKI800+)
シュラフとしてはめずらしいアイボリー×コヨーテカラーがひときわ目を引くおしゃれな寝袋です。
表面生地は20デニールという、おもに上質なシュラフに使われている柔らかい素材を採用し、かつ表面シル加工により防水性にも優れています。
ナンガのクオリティを2万円以下で購入できるので、とてもお得感のある寝袋と言えるでしょう。
快適温度 | 0℃ |
---|---|
下限温度 | 記載なし |
サイズ | 80×210cm |
【NANGA × VISIONPEAKS】
マミー型シュラフ イブキバッグ 600(IBUKI600)
先述のイブキシリーズのマミー型で、中綿の量が600gのこのモデルは春夏秋の3シーズン用に最適です。
イブキシリーズに使用されている「ダクロンファイバーフィル」は、自宅でお洗濯もできるので、ダニやカビの繁殖を抑えて清潔に保つことができます。
他社の化繊シュラフに比べると軽くてコンパクトに収納できるため、車載スペースがあまりない人にもおすすめです。
快適温度 | 5℃ |
---|---|
下限温度 | 0℃ |
サイズ | 記載なし |
【VISIONPEAKS】
封筒型シュラフ TCシュラフ10(VP161001H02)
裏地にコットンを使用しているため吸湿性がよく、ファスナーを全開にして布団のようにも使えるので、春夏のファミリーキャンプに最適です。
付属のロールアップ紐と横型の収納袋によりラクに収納することができるので、お子さんに片付けを手伝ってもらうのもいいですね。
ただし、使いはじめはコットンがゴワつくとのレビューもあるため、気になる人はいちどお洗濯をして使うとよいでしょう。
快適温度 | 10℃〜 |
---|---|
下限温度 | 記載なし |
サイズ | 80×190cm |
【VISIONPEAKS】
封筒型シュラフ リバーシブル シュラフ15(VP161001H03)
リバーシブルのカラーリングがおしゃれで、その日の気分によって色を変えることができる封筒型シュラフです。
快適使用温度は15℃なので、夏の避暑キャンプや、急な来客用に用意しておくのもおすすめです。
とてもリーズナブルな価格なので、2枚セットで購入して連結させ、ファミリーキャンプで使うのもよいでしょう。
快適温度 | 15℃〜 |
---|---|
下限温度 | 記載なし |
サイズ | 75×190cm |
【VISIONPEAKS】
マミー型シュラフ シンセティックマミー3(VP161002K03)
表面には強度が高く風を通しにくいリップストップナイロンを、中綿には空気を閉じ込める中空糸を使用したマミー型寝袋です。
快適温度5℃、下限温度0°Cというスペックでありながらも5千円を切る価格なので、安くて丈夫な寝袋をお探しの人におすすめです。
快適温度 | 5℃ |
---|---|
下限温度 | 0℃ |
サイズ | 82〜42×205cm |
【VISIONPEAKS】
封筒型シュラフ フリースシュラフ(VP161001K02)
とても肌触りのよいフリース生地のシュラフは、1枚でも、封筒型シュラフのインナーとしても使うことができます。
広げてブランケットのように使うこともできるので、外で過ごす時の羽織りにしたり、ひざ掛けにしたりと使いみちいろいろです。
収納袋に入れると肌触りのよいクッションにもなるので、車の中に常備しておくと何かと使えるアイテムとして重宝するに違いありません。
快適温度 | 記載なし |
---|---|
下限温度 | 記載なし |
サイズ | 75×190cm |
まとめ
ビジョンピークスの寝袋は、手頃なエントリーモデルからナンガコラボモデルまで、幅広いラインナップから選ぶことができます。
全国のヒマラヤ店舗またはインターネットで気軽に購入できるので、候補のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
ビジョンピークスの寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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