ハイスペックで保温性も抜群ながら、超軽量で登山などにも重宝するシートゥサミットの寝袋はご存知でしょうか。
シートゥサミットはオーストラリアで創業されたブランドで、高所登山からファミリーキャンプまで、様々なシーンに対応できる豊富なラインナップが特徴です。
おしゃれなデザインと優れた機能性で、ハードなアウトドアにも安心して使用できるので愛用者が多く非常におすすめです。
今回は超軽量で携帯性にも優れた、シートゥサミットの寝袋をメリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 シートゥサミットの寝袋を使うメリット
- 2 シートゥサミットの寝袋を使うデメリット
- 3 シートゥサミットの寝袋の選び方
- 4 シートゥサミットの寝袋おすすめ10選
- 4.1 【SEA TO SUMMIT】スパークSp0 レギュラー(ST81231)
- 4.2 【SEA TO SUMMIT】スパークSpI レギュラー(ST81232)
- 4.3 【SEA TO SUMMIT】スパークSpII レギュラー(ST81233)
- 4.4 【SEA TO SUMMIT】スパークダウン寝袋(ASP4-R)
- 4.5 【SEA TO SUMMIT】Flame 超軽量レディースダウン寝袋(AFM3-WR)
- 4.6 【SEA TO SUMMIT】トレックダウン 寝袋(S1021)
- 4.7 【SEA TO SUMMIT】ベースキャンプ 合成スリーピングバッグ(S4232)
- 4.8 【SEA TO SUMMIT】エンバー EbI レギュラー(S2211)
- 4.9 【SEA TO SUMMIT】シンダー Cd1ラージ(ST81384)
- 4.10 【SEA TO SUMMIT】グロー Gw1 ラージ(ST81386)
- 5 まとめ
シートゥサミットの寝袋を使うメリット
軽量コンパクトで携帯に便利
シートゥサミットの寝袋は驚くほど軽量コンパクトな設計で、登山や徒歩キャンプなどバックパックで移動するなら非常に重宝します。
薄手の夏用の寝袋なら他社の製品でも軽量なモデルは展開されていますが、シートゥサミットの寝袋は冬用のモデルでも500〜800gほどと驚異的な軽さです。
車での移動がメインの方でも、なるべくコンパクトに荷物をまとめたいなら選んで損はありません。
保温性に優れている
軽量コンパクトですが、天然のダウンを使用しているので保温性にも優れているのも大きなメリットです。
シートゥサミットの寝袋は撥水加工がされたダウンを採用しているため、湿気で保温性が低下することを防ぎ朝まで暖かく快適な寝心地を得られます。
特にスパークシリーズは軽量性と保温性の両立を実現しており、冬の登山やロングトレイルなど、ハードなアウトドアにも対応する優れたモデルです。
ハイスペックでどんなアウトドアにも安心
シートゥサミットの寝袋は非常に機能性に優れているので、どんなアウトドアでも安心して使用することができます。
登山や徒歩キャンプなど、軽量化が重要なシーンでは寝袋のスペックの高さは非常に大切になるため、少々高価ですが選んで間違いはありません。
また、重量は増しますがキャンプに特化した快適な寝袋も展開しているので、使用するシーンに合わせて最適な製品を選ぶことができます。
デザイン性が良くおしゃれ
スタイリッシュでおしゃれなデザインも大きなポイントで、キャンプやアウトドアの気分を高めてくれるのも嬉しいメリットです。
シートゥサミットの寝袋はカラーリングのセンスが抜群に良く、軽やかなグレーやおしゃれなサファイヤブルーなど素敵な製品が揃っています。
UL系のハイカーに人気がある、背面を省略しマットに直接取り付けるモデルも非常におしゃれで、所有欲も満たしてくれるおすすめのモデルです。
シートゥサミットの寝袋を使うデメリット
全体的に高価で取り入れにくい
とても優れたおすすめのシートゥサミットの寝袋ですが、全体的に非常に高価で気軽に取り入れにくいのはデメリットと言えるでしょう。
夏用の寝袋でもほとんどの製品は3万円以上と高額になり、初めての寝袋としては敷居が高いのは否めません。
登山などを始めたい方なら最初からハイスペックな寝袋を購入するのもおすすめですが、キャンプ初心者には安価で気軽な寝袋が購入しやすいでしょう。
シートゥサミットの寝袋の選び方
モデルで選ぶ
シートゥサミットの寝袋には様々なモデルが展開されており、シーンや用途に合わせて選ぶことができます。
超軽量で保温性にも優れたスパークシリーズや、エンバーやシンダーといったULハイカー御用達のモデルも揃っています。
ライトなキャンプや車中泊にぴったりな製品や、連結ができるファミリーキャンプ向きのモデルもあり、必ず最適な製品が見つかるでしょう。
携帯性で選ぶ
シートゥサミットの寝袋は全体的に非常に軽量コンパクトな仕様ですが、モデルや製品によって携帯性にも違いがあります。
スパークシリーズやエンバーなどは手のひらサイズの軽量コンパクトさで、携帯性を重視する方には非常におすすめです。
保温性も申し分なく、ダウン自体に撥水加工がされているので、結露や水濡れにも強く、非常に快適に使用できるでしょう。
キャンプや車中泊がメインで、携帯性より快適さを重視したいなら、トレックダウンやベースキャンプシリーズがゆったりサイズで快適性も抜群です。
使用する季節で選ぶ
寝袋を購入する際は、使用する季節に見合った製品選びが最も大切になります。
コンフォート温度は快適に使用できる気温で、リミット温度は通常使用できる限界値なので、参考にしてみてください。
また、エクストリーム温度は低く設定されていますが、こちらは非常時に生存可能な温度となり、この数値を基準に選ぶのは危険なため注意が必要です。
シートゥサミットの寝袋は極寒用の製品でも1kgを切る驚異的な軽量さなので、重量の面で冬のアウトドアを諦めていた方でも取り入れやすいでしょう。
シートゥサミットの寝袋の価格帯
シートゥサミットの寝袋は高価な部類になり、ほとんどの製品は3万円から、極寒用のハイスペックな製品だと7万〜10万ほどになります。
高機能で超軽量な使いやすい製品ばかりなので非常におすすめですが、初心者やこれからキャンプを始める方には取り入れにくい印象です。
比較的安価な化繊綿を採用したモデルもあり、そちらは2万円前後と手が届く価格帯なので、シートゥサミットの寝袋を試してみたい方におすすめです。
シートゥサミットの寝袋おすすめ10選
製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 使用温度 |
---|---|---|---|---|
スパークSp0 レギュラー | 288g | レギュラー183cm | 850+プレミアムグースダウン、10Dナイロンシェル、7Dライニング | コンフォート温度=14度、リミット温度=10度、エクストリーム温度=-2度 |
スパークSpI レギュラー | 340g | レギュラー183cm | 850+ロフトプレミアムグースダウン10Dナイロンシェル7Dライニング | コンフォート温度=9度、リミット温度=5度、エクストリーム温度=−9度 |
スパークSpII レギュラー | 505g | レギュラー183cm | 50+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウン | コンフォート温度=4度、リミット温度=−2度、エクストリーム温度=−18度 |
スパークダウン寝袋 | 880g | レギュラー183cm | 850+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウン | コンフォート温度=−8度、リミット温度=−15度、エクストリーム温度=−36度 |
Flame 超軽量レディースダウン寝袋 | 813g | レギュラー170cm | 850+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウン | コンフォート温度=−4度、リミット温度=−10度、エクストリーム温度=−29度 |
トレックダウン 寝袋 | 980g | レギュラー183cm | 650+ロフトウルトラドライダウン、30Dナイロン | コンフォート温度=−1度、リミット温度=−8度、エクストリーム温度=−25度 |
ベースキャンプ 合成スリーピングバッグ | 1340g | 記載なし | 30D DWRナイロンシェル、Thermolite断熱材 | コンフォート温度=20〜65度 |
エンバー EbI レギュラー | 513g | レギュラー183cm | RDS850+プレミアムグースウルトラドライダウン、10Dシェル、7Dライニング | 記載なし |
シンダー Cd1ラージ | 620g | ラージ198cm | 750FP撥水ダウン、透湿ナノシェル、750+フィルパワーウルトラドライダウン | コンフォート温度=4〜10度 |
グロー Gw1 ラージ ST81386 | 820g | ラージ198cm | コンティニュアス化繊綿、30Dシェル、20Dライニング | コンフォート温度=4〜10度 |
【SEA TO SUMMIT】
スパークSp0 レギュラー(ST81231)
軽量コンパクト性を徹底的に追求した春夏用のモデルで、軽量性と保温性の両立を実現したおすすめの製品です。
わずか288gの驚きの軽量さで、夏の登山やロングトレイルなどのアクティブなアウトドアのお供にぴったり。
冬はインナーシュラフとしても重宝し、一年中活躍してくれる非常に使いやすい寝袋です。
重さ | 288g |
---|---|
サイズ | レギュラー183cm |
素材 | 850+プレミアムグースダウン、10Dナイロンシェル、7Dライニング |
使用温度 | コンフォート温度=14度、リミット温度=10度、エクストリーム温度=-2度 |
【SEA TO SUMMIT】
スパークSpI レギュラー(ST81232)
こちらも非常に軽量コンパクトなモデルで、秋口までの使用に対応できる使いやすい製品です。
コンフォート温度がスパークSp0より高いので、男性より体感温度が低い女性のメインシュラフとしてもおすすめ。
登山や徒歩キャンプ、ツーリングなど、様々なシーンで重宝する非常にバランスの良いおすすめの軽量シュラフです。
重さ | 340g |
---|---|
サイズ | レギュラー183cm |
素材 | 850+ロフトプレミアムグースダウン10Dナイロンシェル7Dライニング |
使用温度 | コンフォート温度=9度、リミット温度=5度、エクストリーム温度=−9度 |
【SEA TO SUMMIT】
スパークSpII レギュラー(ST81233)
こちらは冬用の非常に保温性に優れた製品ですが、重量がわずか505gと冬用シュラフとしては驚きの軽さが大きな特徴です。
この軽さは冬用寝袋の軽量性を諦めていた方にもピッタリで、冬でもストレスなくアウトドアを楽しむことができます。
また、生地に撥水加工が施されているのもポイントで、湿気や水分をしっかり防いでくれるので結露が多い冬の使用に最適です。
重さ | 505g |
---|---|
サイズ | レギュラー183cm |
素材 | 50+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウン |
使用温度 | コンフォート温度=4度、リミット温度=−2度、エクストリーム温度=−18度 |
【SEA TO SUMMIT】
スパークダウン寝袋(ASP4-R)
春〜秋用の寝袋よりは少々重量はありますが、1kgを切る軽量さでコンフォート温度が−8度と、厳冬期や雪国での使用にもおすすめの製品です。
非常に保温性に優れており、平地でのキャンプなら薄着で就寝しても快適に熟睡することができるハイスペックな仕様です。
バックパックで携帯するのにも最適なコンパクトさで、冬の徒歩キャンプやツーリングなど、軽量化が難しいシーンでも重宝します。
重さ | 880g |
---|---|
サイズ | レギュラー183cm |
素材 | 850+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウン |
使用温度 | コンフォート温度=−8度、リミット温度=−15度、エクストリーム温度=−36度 |
【SEA TO SUMMIT】
Flame 超軽量レディースダウン寝袋(AFM3-WR)
こちらは女性の身体に合わせたレディース用の寝袋で、肩の部分を狭くヒップ部分を広く設計しており、内部の暖かい空気を逃しません。
冬の使用にぴったりな製品ですが、軽量コンパクトで持ち運びがしやすく登山や徒歩キャンプなど様々なシーンで重宝します。
湿気や結露にも強いULTRA-DRYダウン処理を施しているので、朝まで保温効果が落ちにくく、非常に快適に使用できるおすすめの製品です。
重さ | 813g |
---|---|
サイズ | レギュラー170cm |
素材 | 850+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウン |
使用温度 | コンフォート温度=−4度、リミット温度=−10度、エクストリーム温度=−29度 |
【SEA TO SUMMIT】
トレックダウン 寝袋(S1021)
ゆったりとしたサイズ感で快適に身体を伸ばせる寝心地の良い製品で、キャンプや車中泊に特におすすめです。
ファスナーを開いて膝掛けや掛け布団としても重宝し、連結してダブルサイズの寝袋として使用できるのでファミリーキャンプにも最適。
湿気や結露を防止するULTRA-DRYダウン加工を施し、湿気に悩まされることなく朝まで安眠することができます。
重さ | 980g |
---|---|
サイズ | レギュラー183cm |
素材 | 650+ロフトウルトラドライダウン、30Dナイロン |
使用温度 | コンフォート温度=−1度、リミット温度=−8度、エクストリーム温度=−25度 |
【SEA TO SUMMIT】
ベースキャンプ 合成スリーピングバッグ(S4232)
こちらはキャンプでの使用にぴったりな広々とした寝袋で、ゆったりとして快適な寝心地のおすすめの製品です。
3シーズンに対応し、WaveLoft構造の合成充填断熱材で非常に保温性に優れており、キャンプのメインシュラフとしてもぴったり。
また、ひざ掛けとしての使用やダブルサイズのラインナップも揃っており、ファミリーキャンプにも取り入れやすくなっています。
重さ | 1340g |
---|---|
サイズ | 記載なし |
素材 | 30D DWRナイロンシェル、Thermolite断熱材 |
使用温度 | コンフォート温度=−6〜18度 |
【SEA TO SUMMIT】
エンバー EbI レギュラー(S2211)
UL系のアウトドアに人気な背面の生地がないタイプの寝袋で、ストラップでマットに固定して使用する設計の製品です。
こちらのタイプは、就寝中に背面のダウンが潰れてしまい保温効果が低下する現象に着目して設計されており、従来より大幅な軽量化を実現しています。
通常の寝袋に慣れていると不安になる構造ですが、愛用者は増えており人気も高く、軽量化を重視するなら選択肢に加えてみるのも良いでしょう。
重さ | 513g |
---|---|
サイズ | レギュラー183cm |
素材 | RDS850+プレミアムグースウルトラドライダウン、10Dシェル、7Dライニング |
使用温度 | 記載なし |
【SEA TO SUMMIT】
シンダー Cd1ラージ(ST81384)
春から秋までの使用に最適な3シーズン用の製品で、こちらもマットに取り付けて使用するタイプの寝袋です。
寝苦しい真夏のキャンプではマットに取り付けずに掛け布団としても重宝し、冬は他の寝袋と併用して保温効果を向上させることができます。
SEA TO SUMMITの製品のなかでは比較的取り入れやすい価格なので、ULスタイルに挑戦したい方にもおすすめの製品です。
重さ | 620g |
---|---|
サイズ | ラージ198cm |
素材 | 750FP撥水ダウン、透湿ナノシェル、750+フィルパワーウルトラドライダウン |
使用温度 | コンフォート温度=4〜10度 |
【SEA TO SUMMIT】
グロー Gw1 ラージ(ST81386)
こちらは化繊綿を採用した非常に購入しやすい価格の製品で、SEA TO SUMMITの寝袋を試してみたい方にも最適です。
ダウン製ではないので他のモデルより少々重量がありますが、非常にコンパクトに収納できるのでバックパックでの携帯にも向いています。
気軽に取り入れやすく、車中泊や春夏のキャンプなど、普段のアウトドアにも使いやすいおすすめの製品です。
重さ | 820g |
---|---|
サイズ | ラージ198cm |
素材 | コンティニュアス化繊綿、30Dシェル、20Dライニング |
使用温度 | コンフォート温度=4〜10度 |
まとめ
シートゥサミットの寝袋は軽量性と保温性に優れたハイスペックなアイテムで、どんなアウトドアでも安心して使用できます。
軽量コンパクトさを重視するなら選んで損はないおすすめの製品なので、是非こちらの記事を参考にアウトドアに取り入れてみてください。
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