100年以上の歴史を持つ日本のアウトドアブランドで、性能が優れたキャンプギアが人気の「オガワ」。
耐久性や防水性、保温性に優れたオガワから発売される寝袋は、キャンプでも寝心地を重視したい方におすすめのアイテムです。
しかし、さまざまな種類の商品が発売されているため、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、人気ブランド「オガワ」から発売される寝袋を使用するメリットや選び方、おすすめ6選を詳しく紹介します。
オガワの寝袋を使うメリット
品質が高い
オガワは1914年に創業してから100年以上アウトドアギアを作り続けており、キャンパーからの信頼が高いアウトドアブランドです。
寝袋をはじめ、オガワから発売されるキャンプギアは品質の高さが魅力で、初心者から上級者まで安心して使用できます。
とくに、寝袋は品質の高さが寝心地に直結するアイテムのため、オガワの商品はさまざまな方におすすめできるアイテムです。
種類が豊富
寝袋には「マミー型」や「封筒型」のタイプ、「ダウン」や「化繊」の素材など、さまざまな種類の商品があります。
オガワでは、さまざまな種類の商品が発売されているため、自分の使用用途に合った寝袋が見つかるでしょう。
とくに、ダウンシュラフはコンパクトに持ち運びができて保温性にも優れるため、使い勝手が良い商品です。
「NANGA」とのコラボアイテムも
オガワでは、ダウンシュラフメーカーとして、キャンパーからの人気が高い「ナンガ」とのコラボアイテムも発売されています。
地域にもよりますが-5℃まで対応可能なため、冬も含めたオールシーズン快適に使用できるでしょう。
また、収納袋にコンパクトに収納できるアイテムのため、ソロキャンパーなどの荷物を減らしたい方にもおすすめです。
シンプルなデザイン
オガワから発売されるキャンプギアはシンプルな色合いの商品が多く、他のブランドのキャンプギアとの相性も抜群です。
性能の高さから価格はやや高い設定のため、使い勝手の良さを求めるアイテムのみ、オガワ商品を購入することもおすすめです。
自分のキャンプスタイルや、テント内のコーディネートに合わせて、適切なアイテムを選びましょう。
オガワの寝袋を使うデメリット
価格はやや高い
高性能で使い勝手の良いオガワから発売されるキャンプギアは、他のブランドと比べると価格がやや高い設定にあります。
そのため、これからキャンプを始めるという方にとっては、少し手を出しにくいアイテムかもしれません。
ただし、性能が高くお手入れを続ければ長く愛用できるため、長い目で見ればコスパの高い商品と言えるでしょう。
コンパクトな商品は少ない
オガワから発売される寝袋は「封筒型」タイプの商品が多く、現在「マミー型」の発売は一商品のみです。
封筒型は自宅の布団のように広々と眠れますが、布が多い分、コンパクトに収納できる商品が少ないです。
そのため、荷物をコンパクトにまとめたいソロキャンパーや、登山中のテント泊を楽しむ方には、あまりおすすめできません。
極寒地域での使用は厳しい
オガワから発売される寝袋は一番保温性の高い商品で、-10℃まで対応できる寝袋となります。
東北や北海道、標高の高い地域での冬キャンプで使用するには、さらに保温性の高い寝袋が必要となるでしょう。
そのため、寝袋をオールシーズン使用したいという方は、さらに保温性の高い寝袋を探すことをおすすめします。
オガワの寝袋の選び方
好みのタイプを選ぶ
寝袋には「封筒型」と「マミー型」の2つのタイプがあります。
それぞれにメリットやデメリットがあるため、自分の使用用途に合ったタイプの寝袋を選びましょう。
封筒型
自宅の布団のような寝心地でゆったり寝たい方におすすめです。
ただし、収納時にはかさばりやすいため、持ち運びは不便と感じるでしょう。
マミー型
ミイラのような形状のため、軽量でコンパクトに持ち運べます。
窮屈に感じやすく、寝心地を重視する方にはおすすめできません。
中綿の素材は保温性に関わる
寝袋に使用する中綿の素材は「ダウン」と「化繊」の2種類です。
それぞれに特徴があるため、自分の使用する季節に合わせて適切な素材の寝袋を選びましょう。
ダウン
空気を含んでいるため、軽量でコンパクトに持ち運べます。
性能が高い分価格はやや高く、水濡れに弱いため定期的なお手入れが必要です。
化繊
ダウンと比較して安価で購入できます。
ただし、重量があり持ち運びには不便のため、車で移動する方におすすめです。
使用する季節に合わせて快適使用温度をチェック
寝袋を選ぶ際には使用する季節に合わせて、「快適使用温度」をチェックする必要があります。
快適使用温度とは、その寝袋を使用して一般的な成人女性が寒さを感じずに寝られる温度を示します。
寝袋の説明書に記載されていることが多く、購入する際は必ず使用する季節に合った商品を選びましょう。
ただし、商品によっては「3シーズン用」などと記載されている商品もあります。
春から秋までしかキャンプをしないという方には、3シーズン用の寝袋がおすすめです。
身長に合ったサイズを選ぶ
寝袋によっては、いくつかのサイズ展開がある商品もあります。
ロング・レギュラー・ショートの3つに分かれている場合が多く、自分の身長に合った寝袋を選ぶとよいでしょう。
寝袋のサイズが大きすぎると寝袋内に隙間が多くできてしまい、保温性に影響します。
また、寝袋のサイズが小さすぎると寝袋内が窮屈に感じやすく、快適な睡眠を妨げてしまう可能性も。
店舗によっては寝袋を試すことも可能なため、ぜひ自分の身長に合ったものを探してみてください。
防水性を確認
寝袋を購入する際は、防水性や撥水性に優れた商品がおすすめです。
キャンプでは朝晩に気温差が激しいことから、結露などで寝袋が濡れてしまうことが多いです。
とくに、中綿にダウン素材を使用した商品は、水に濡れると最悪カビが生えてしまう可能性も。
防水性や撥水性が高いことで寒さを感じにくく、保温性の維持にもつながります。
また、透湿性の高い寝袋であれば汗による寝冷えも防げるため、ぜひチェックしてみてください。
気になる価格帯をチェック
オガワから発売されている寝袋は、安い商品で8,000円程度から40,000円程度まで、価格帯にやや幅があります。
高価な商品は保温性や撥水性に優れていて、使い勝手の良い商品が多い印象です。
ただし、価格の高い商品でも使用する季節や地域によっては、オーバースペックとなる可能性があります。
寝袋を購入する際は、価格はあまり気にせずに使用する季節や地域に合った使い勝手の良い商品を選びましょう。
オガワの寝袋おすすめ6選
製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 快適使用温度 |
---|---|---|---|---|
コンパクトシュラフUL | 540g | 200×上部70/下部50cm | ナイロン | 15℃ |
封筒型シュラフライト2 | 2,200g | 200×85cm | ポリエステル/コットン | 10℃ |
寝袋 フィールド・ドリームST-3I | 3,200g | 220×85cm | TC/コットン | 6℃ |
寝袋 フィールド・ドリームDX-3Y | 4,200g | 220×95cm | TC/コットン | 2℃ |
ダウンシュラフ500 | 990g | 225(フード部30)×80cm | ナイロン/ダウン | 4℃ |
ダウンシュラフ800 | 1,290g | 225(フード部30)×80cm | ナイロン/ダウン | 2℃ |
【ogawa】
コンパクトシュラフUL(1072)
春から夏にかけての暖かい時期におすすめの、コンパクトに収納できるため持ち運びに便利な寝袋です。
中綿には軽量で保温性にも優れたマイクロファイバー素材を使用しているため、重量540gとペットボトルと変わらない重さです。
また、バックパックに入れて簡単に持ち運べるため、災害時の防災アイテムとしても活躍するでしょう。
重さ | 540g |
---|---|
サイズ | 200×上部70/下部50cm |
素材 | ナイロン |
快適使用温度 | 15℃ |
【ogawa】
封筒型シュラフライト2(1061)
自宅の布団と同じように寝返りを打ちながら、快適に眠りたい方におすすめの3シーズン用の封筒型寝袋です。
内側には「コットンフランネル」素材を使用しているため、肌触りが良く、気温の下がる季節にも冷たさを感じにくいでしょう。
また、収納袋にコンパクトに収納できるパッキングロープがついているため、誰でも簡単に使用できます。
重さ | 2,200g |
---|---|
サイズ | 200×85cm |
素材 | ポリエステル/コットン |
快適使用温度 | 10℃ |
【ogawa】
寝袋 フィールド・ドリームST-3I(1037)
キャンプでも寝心地の良さを重視したい方におすすめの、快適使用温度6℃からの3シーズン用の寝袋です。
3本のファスナーがついており、上下を分離させて使用できるため、自宅の布団のように温度調整しながら使用できるでしょう。
また、同じサイズの寝袋を2つ用意することで、連結して使用できるため、小さなお子さんとのファミリーキャンプにおすすめです。
重さ | 3,200g |
---|---|
サイズ | 220×85cm |
素材 | TC/コットン |
快適使用温度 | 6℃ |
【ogawa】
寝袋 フィールド・ドリームDX-3Y(1038)
快適使用温度2℃以上のため、使用する地域や標高によってはオールシーズン使用できる汎用性に優れた寝袋です。
3本のファスナーがついており、自宅の布団のように分離させることが可能で、気温の高い季節でも簡単に温度調節できます。
また、保温性や防水性、透湿性に優れたTC素材を使用しているため、汗をかいても寝冷えしにくいでしょう。
重さ | 4,200g |
---|---|
サイズ | 220×95cm |
素材 | TC/コットン |
快適使用温度 | 2℃ |
【ogawa】
ダウンシュラフ500(1272-70)
耐久性に優れたダウンプルーフ加工が施された、撥水性や透湿性の高いナイロン素材を使用した3シーズン用の寝袋です。
ダウンの偏りを防げるシングルキルト構造のため、使用中にボリューム感を失わずに、快適な寝心地が実現します。
また、首元にはドローコードがついているため、首元から冷気が侵入しにくく、冷えを感じにくいでしょう。
重さ | 990g |
---|---|
サイズ | 225(フード部30)×80cm |
素材 | ナイロン/ダウン |
快適使用温度 | 4℃ |
【ogawa】
ダウンシュラフ800(1273-70)
耐久性や撥水性、透湿性に優れたナイロン素材を使用した、地域によってオールシーズン使用できるダウンシュラフです。
封筒型のため就寝中は窮屈に感じにくく、キャンプでも寝心地を重視したいという方にはおすすめの商品です。
また、ファスナーを開くと敷布団や掛け布団として使用でき、同じ商品を連結できるためファミリーキャンプでも活躍します。
重さ | 1,290g |
---|---|
サイズ | 225(フード部30)×80cm |
素材 | ナイロン/ダウン |
快適使用温度 | 2℃ |
まとめ
高品質で使い勝手の良いキャンプギアが魅力のオガワから発売される寝袋は、初心者から上級者まで安心して使用できます。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用する季節や地域に合わせて、適切な性能を持つ寝袋を購入して、キャンプを楽しんでください。
オガワの寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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