ロードバイクのハンドル周りは、ライトやサイコン、ベルやアクションカメラなど便利なアイテムを付ければ付けるほどゴチャゴチャしがちです。
そんなハンドル周りをスッキリさせるには、ハンドルの下に装着する「下付け」タイプのライトを活用しましょう。
この記事では、ゴチャついたハンドル周りを整理したい方に向けて、下付けライトを使うメリットやデメリット、選び方のポイントを解説します。
記事の最後には、下付けタイプのおすすめライト10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 下付け可能なロードバイク向けライトを使うメリット
- 2 下付け可能なロードバイク向けライトを使うデメリット
- 3 下付け可能なロードバイク向けライトの選び方
- 4 下付け可能なロードバイク向けライトおすすめ10選
- 4.1 【キャットアイ】ハンドルバー下専用ヘッドライトGVOLT70(HL-EL551RC)
- 4.2 【TOWILD】ロードバイク ライト 1800ルーメン(DLite1800)
- 4.3 【TOWILD】ロードバイク ライト 800ルーメン(BR800S)
- 4.4 【TOWILD】ロードバイク ライト 600ルーメン(CL600)
- 4.5 【TOWILD】ロードバイク ライト 1200ルーメン(CL1200)
- 4.6 【TOWILD】ロードバイク ライト 1000ルーメン(CL1000)
- 4.7 【TOWILD】ロードバイク ライト 1000ルーメン(BR1000)
- 4.8 【TOWILD】ロードバイク ライト 1200ルーメン(DLite1200)
- 4.9 【TOWILD】ロードバイク ライト 1200ルーメン(CL1200Pro)
- 4.10 【XOSS】ロードバイク ライト 400/800ルーメン
- 5 まとめ
下付け可能なロードバイク向けライトを使うメリット
ハンドル周りを整理できる
ライトやサイコンなどのロードバイク乗車中に使える便利なアイテムは、手の届くハンドル周りに集まりがちなのは致し方ありません。
ですが、利便性を求めた結果ハンドル周りがゴチャゴチャして、かっこいいロードバイクのデザイン性を損なってしまいたくはないでしょう。
ライトを含め、ハンドルの下に付けられるアイテムは下に付けてしまえば、機能性を保ちつつ見た目をスッキリさせられます。
路面を明るく照らせる
ロードバイクで使うフロントライトの目的は、光によって自分の位置を相手に知らせることと、前方を照らし路面状況を知ることの2点あります。
後者の、前方の路面状況をより見やすくするためには、低い位置から直接路面を照らせる下付けライトがおすすめです。
路面の異常は事故やトラブルの元になりますので、ライトによりできる限り早く気がつくことが大切です。
複数ライトの併用も可能
夜間のライドの安全性を高めるために、上付けライトと下付けライトの両刀使いもおすすめです。
ハンドルの上に付けるライトは前方の高い位置を照らせるため、他者からの視認性を高くできる点がメリットです。
上下のライトを使うことでそれぞれの欠点を補い相乗効果を発揮し、安全性を高めてくれます。
下付け可能なロードバイク向けライトを使うデメリット
他者からの視認性が低い
下付けライトは路面を明るく照らせるメリットがあることとの表裏一体で、ライトの位置が低い分自動車や歩行者からの視認性は低い点がデメリットです。
いくら自分から他者が見えていても、他者が自分のことを認識できていないと事故が発生してしまうリスクは向上します。
このデメリットをできるだけ解消するためにも、照度が高いライトを使うか、ハンドル上のライトやヘルメットに付けるヘッドライトの併用がおすすめです。
操作性は上付けに劣る
ロードバイク用のライトをオンオフしたり、明るさや点灯モードを変更するためには、物理的にボタンを押さなければなりません。
ハンドル上に付いていればボタンの位置や電池残量などの情報を目でキャッチできますが、下付けライトではその確認が難しいでしょう。
操作性の悪さでストレスを感じたくない方は、ボタンの数が少ないシンプルなライトや、リモコン付きのモデルをおすすめします。
下付け可能なロードバイク向けライトの選び方
明るさをチェックする
夜間走行時に前方を明るく照らしたり、他者から自分の存在を気づいてもらうためにも、ライトの明るさは必ず確認しましょう。
ライトの明るさを示す単位はいくつかありますが、ロードバイク向けライトの多くは「ルーメン」と呼ばれる指標を用いています。
目安としては、市街地を走行するのであれば200ルーメン程度、街灯が少ないエリアを走行するのであれば500ルーメン前後を目標に選びましょう。
夜の峠など、街灯が全くない暗闇を走行される方は、1000ルーメン以上あるモデルがおすすめです。
防水性能をチェックする
通勤通学など、雨の中走行する可能性がある場合には、ライトの水没を防ぐために防水性能をチェックしましょう。
防水性能はIPX0〜8までの9段階で表され、数字が大きいほど防水性能が高いことを意味します。
雨の中でも安心して使うには、IPX6以上の防水性能があるものを選びましょう。
また、雨が降るとライトの明かりが届きにくくなりますので、雨天走行を見据えて明るめのライトを選ぶと安心です。
電源タイプを確認する
ロードバイク向けライトは、電池タイプとバッテリータイプの大きく2種類に分かれます。
電池タイプは、予備の電池をコンビニなどで調達できるため、出先での電池切れに比較的強い点がメリットです。
デメリットとしては、電池が切れる度に交換する手間と支出が発生します。
リチウムイオンバッテリータイプは近年の主流で、自宅で気軽に充電できランニングコストも安く済みます。
電池とバッテリーとで迷った場合には、モデル数が多く使い勝手のいいバッテリータイプがおすすめです。
メーカーから選ぶ
ロードバイク向けライトは、国内の大手メーカー「キャットアイ」がおすすめです。
キャットアイは用途に合わせて、明るさや電源の種類によって豊富なラインナップがあります。
ですが、キャットアイの欠点としては、下付け用のライトのモデル数はあまり多くありません。
下付けライドを多く展開するメーカーとしては「TOWILD」が人気です。
TOWILDは明るさやバッテリー容量によって多くのモデルを揃えていますので、おすすめ商品として後述いたします。
下付け可能なロードバイク向けライトの価格帯は?
下付けできるライトの価格帯は、安いモデルで3,000円程度から、高いモデルで10,000円前後が相場です。
基本的には、明るくてバッテリー容量が大きいモデルほど価格が高くなる傾向にあります。
ライトは、ロードバイクの走りを直接良くするものではありませんが、安全性に関わる大切なアイテムです。
モデル選びに迷った場合には、よりスペックの高い商品の購入を推奨します。
下付け可能なロードバイク向けライトおすすめ10選
メーカー・製品名 | 最大明るさ | 防水レベル | 使用時間 |
---|---|---|---|
キャットアイ ハンドルバー下専用ヘッドライトGVOLT70 | 260ルーメン | 耐水 | 7〜40時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 1800ルーメン | 1800ルーメン | IPX6 | 1.75〜18時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 800ルーメン | 800ルーメン | IPX6 | 2〜12時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 600ルーメン | 600ルーメン | IPX6 | 1.5〜10時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 1200ルーメ | 1200ルーメン | IPX6 | 1.75〜10時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 1000ルーメン | 1000ルーメン | IPX6 | 3〜18時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 1000ルーメン | 1000ルーメン | IPX6 | 2.5〜15時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 1200ルーメン | 1200ルーメン | IPX6 | 1.75〜11時間 |
TOWILD ロードバイク ライト 1200ルーメン | 1200ルーメン | IPX6 | 2〜12時間 |
XOSS ロードバイク ライト 400/800ルーメン | 400/800ルーメン | 生活防水 | 記載なし |
【キャットアイ】
ハンドルバー下専用ヘッドライトGVOLT70(HL-EL551RC)
最も明るいハイモードでは260ルーメンの明るさで、約7時間もの持続時間を持つ下付け専用のヘッドライトです。
ハイモード以外にも、ミドル、ロー、デイタイムハイパーコンスタント、点滅など多くの点灯モードを備えており、シーンに応じて使い分けしやすくなっています。
下付け専用モデルのため、下付けした際にボタンが上向きになるように配慮されており、使い勝手も高い人気のライトです。
最大明るさ | 260ルーメン |
---|---|
防水レベル | 耐水 |
使用時間 | 7〜40時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 1800ルーメン(DLite1800)
TOWILDは下付けできるロードバイク向けライトを数多くラインナップしており、使い勝手の良さと品質の高さで人気です。
こちらのモデルは高価なモデルですが、1800ルーメンという圧倒的な明るさを持ち、街灯が全くない夜道を走行する方にはぴったりです。
付属のワイヤレスリモコンについている警告モードボタンを押すと2100ルーメンの光を発し、向かってくる人や車に対し自分の存在を知らせることができます。
最大明るさ | 1800ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 1.75〜18時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 800ルーメン(BR800S)
最大輝度800ルーメンと日常使いでは困ることのない明るさを誇る下付けライトです。
カラーラインナップはシンプルでオーソドックスなブラックと、クラシックでクールな印象を与えるブラックとシルバーのツートンカラーをラインナップしています。
点灯状態で120秒停止すると自動でライトがオフになるスマートモードを搭載しており、ライトの切り忘れによるバッテリー切れを防ぎます。
最大明るさ | 800ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 2〜12時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 600ルーメン(CL600)
600ルーメンのライトは明るさも十分で、バッテリー持ちと重量のバランスが高く人気なモデルです。
ワイヤレスリモコンが付属しており、ハンドルにリモコンを付けることでライトまで手を伸ばさずとも明るさを調整できます。
高品質なアルミ合金により作り込まれており、大雨が降っても安心なIPX6相当の防水性能を誇ります。
最大明るさ | 600ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 1.5〜10時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 1200ルーメン(CL1200)
街灯のない暗い夜道を160メートル先まで明るく照らす、最大1200ルーメンの高性能ライトです。
1200ルーメンは人の目に当たると眩しすぎる明るさですが、新たなカットラインリフレクターを採用することで眩しさを軽減し、対面への安全性も確保しています。
4000mAhとバッテリー容量も豊富で、USBケーブルを持っていればスマホの充電も可能な優れものです。
最大明るさ | 1200ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 1.75〜10時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 1000ルーメン(CL1000)
高精度の振動センサーを内蔵しており、2分間停止すると自動消灯し、また動き出すと自動で点灯する便利なライトです。
アンチグレアレンズにより光線が上に向かず、地面に対して平行に向くため、歩行者や自動車の運転手の目線を遮ることもありません。
互換性の高いGARMINベースを採用しており、ヘルメット用のベースを活用すれば、視線を照らすヘルメットライトに様変わりします。
最大明るさ | 1000ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 3〜18時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 1000ルーメン(BR1000)
振動を受け続けるロードバイク向けに耐衝撃性の高いアルミニウム合金とプラスチックを採用し、バッテリーを含む重量がわずか115gと超軽量なモデルです。
さまざまな形状のハンドルに対応しており、下付けはもちろん上付けも可能のため、お使いのロードバイクや使用シーンに合わせて活躍します。
デイフラッシュ機能を使い昼間でもライトを点灯することで、交通事故の危険性をグッと減らせます。
最大明るさ | 1000ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 2.5〜15時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 1200ルーメン(DLite1200)
最大1200ルーメンの圧倒的な明るさを誇るこちらのモデルは、ロービームで150°の広角照射を、ハイビームで175メートル先を照らすという使い分けができます。
リモコンは単にライトをオンオフするだけでなく、最大1600ルーメンに達するパッシング機能が付いており、対向車に自分の存在を知らせることが可能です。
スマホを充電するモバイルバッテリーとしても活躍する、利便性の高さが人気です。
最大明るさ | 1200ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 1.75〜11時間 |
【TOWILD】
ロードバイク ライト 1200ルーメン(CL1200Pro)
ハンドルの上下どちらにも装着でき、六角レンチで簡単に設置面を切り替えられる高輝度ライトです。
5000mAhの超大容量モデルとなっており、付属の放電用アダプターを使うことでスマホやサイコンなどの電気製品を充電できます。
カラーは光沢のあるレッドを使っており、ロードバイクのデザインと合わせることでおしゃれさも演出できます。
最大明るさ | 1200ルーメン |
---|---|
防水レベル | IPX6 |
使用時間 | 2〜12時間 |
【XOSS】
ロードバイク ライト 400/800ルーメン
街乗り中心でそこまで明るいライトは必要ないという方は、400ルーメンの光量でリーズナブルなこちらのモデルがおすすめです。
アルミニウム合金製のボディは耐摩耗性に優れているだけでなく、ライト本体の放熱性向上にも寄与します。
丸みを帯びたシンプルなデザインで、どんなロードバイクともマッチするおすすめモデルです。
最大明るさ | 400/800ルーメン |
---|---|
防水レベル | 生活防水 |
使用時間 | 記載なし |
まとめ
ロードバイクで走行する際のライト装着は法律で定められていますが、それ以上に自分自身の身を守る大切なアイテムです。
下付けライトを活用することで、ハンドル周りをスッキリさせながら安全性の確保にも繋がるります。
ぜひこの記事をお役立ていただき、お気に入りのライトを見つけましょう。
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