ゴルフにおいて、グリップ選びはスイングやショットに大きな影響を与えるので、かなり大切です。
特にドライバーは、方向性の安定と飛距離アップを狙う方も多いでしょう。
最近、太めのグリップのドライバーを使うゴルファーの方が増えてきています。
太めのグリップは向き不向きがありますが、自身の手の大きさを考慮しながら選ぶと、方向性やショットの安定性に繋がるでしょう。
今回は、太めのドライバーグリップの選び方やおすすめの商品、極太のグリップについても紹介するので是非ご覧下さい。
目次
- 1 太めのドライバーグリップを使うメリット
- 2 太めのドライバーグリップを使うデメリット
- 3 太めのドライバーグリップの選び方
- 4 太めのドライバーグリップおすすめ10選
- 4.1 【ゴルフプライド】GP CP2 Wrap ジャンボサイズ (CCWJ)
- 4.2 【ゴルフプライド】ツアーラップ2G ジャンボサイズ (RE134-001)
- 4.3 【ゴルフプライド】MCC plus4(MIDSIZE)
- 4.4 【スーパースローク】Traxion Tour ミッドサイズ (GR-233)
- 4.5 【リンクス】ゴルフクラブ用極太ジャンボグリップ (4580185021046)
- 4.6 【ゴルフプライド】CPX ジャンボ(CPXJ)
- 4.7 【ゴルフプライド】GP CP2 Pro ジャンボサイズ (CCPJ)
- 4.8 【ゴルフプライド】ツアーベルベット プラス4 ミッドサイズ(VT4M)
- 4.9 【ムジーク】ドライコンパウンド パワーミッド
- 4.10 【ゴルフイット】スーパーハンマーグリップ バルク(G-852)
- 5 まとめ
太めのドライバーグリップを使うメリット
方向性が安定しやすい
太めのグリップは、細い物と比べると手首を使いにくくなるので方向性の安定に繋がります。
さらに、ハードヒッターで普段ひっかけやすい方にも、太めのグリップはおすすめです。
自身の手の大きさに対して太めの物を使うと、インパクトゾーンでのフェースローテーションを抑えることができます。
力みにくくなる
細いグリップだと握った際指に力が入りやすくなりますが、太めのグリップだとそれを抑えることができます。
特に、プレッシャーがかかった場面や飛ばそうと力が入りすぎる時にも、太めのグリップは力の入りすぎを軽減してくれるでしょう。
手に力が入りすぎなくなると、体全体でスイングすることができるのて、ショットに良い影響を与えます。
太めのドライバーグリップを使うデメリット
手が小さい人には握りにくい
太いグリップは手が大きい人には握りやすいですが、手が小さい人には不向きのグリップと言えるでしょう。
手の大きさに対してグリップが太すぎると、インパクトの際に緩んでしまい飛距離が安定しなくなります。
一概に太いグリップが絶対に良いとは言えないので、自身の手の大きさに合わせたグリップ選びをしてみて下さいね。
グリップの重さでクラブのバランスが変わる
太いグリップになるほどグリップの重さも重くなるので、ドライバー全体のバランスが変わってきます。
手元が重くなりすぎるとヘッドが走りにくくなり、方向性は安定するものの飛距離が出にくくなる場合があるでしょう。
太いグリップを選んでバランスもあまり変えたくない場合は、ヘッドに鉛などを貼って重さを調整する必要があります。
太めのドライバーグリップの選び方
バックラインで選ぶ
グリップには後ろ側に突起がついているバックラインと言う物があり、それが無いのを選ぶこともできます。
バックラインがあると構えた際にフェースの向きが変わりにくく、いつも同じ構え方ができるでしょう。
しかし、グリップ交換の際にズレてしまう可能性やバックラインがあることによって、違和感を感じる場合もあるので注意が必要です。
素材で選ぶ
基本的に柔らかいラバー製か、中に糸が入っているコード入りのグリップから選ぶことができます。
初心者や、グリップにこだわりのない方はラバー製のグリップが良いでしょう。
柔らかい素材のグリップは握り心地も良いですが、グリップの擦れで交換頻度も多くなります。
雨や汗に強いグリップを探している方や、握った時に固めのグリップが良い方はコード入りがおすすめです。
また、固めのグリップはインパクト時に力を入れやすく、ハードヒッターの方にも使いやすいでしょう。
その他には、実店舗で握ってみた感触で選ぶと向き不向きが分かるのでおすすめです。
重さで選ぶ
グリップの重量は、50g前後が平均的な重さと言われており、太めのグリップはやや重めの商品も多いです。
軽いとクラブ先端のしなりをより感じることができ、シャフトの特性を活かしてスイングしたい方にも良いでしょう。
重めのグリップは手元がブレにくく安定性が出るので、ミート率の向上や安定したボールが打ちやすくなります。
メーカー
グリップのメーカーは、種類豊富なメーカーから選びたい場合はゴルフプライドがおすすめです。
ゴルフプライドは、初心者向けから上級者向けまで幅広く商品展開しており、色々なシリーズから選ぶことができます。
その他に色々なカラーから選びたい方には、イオミックなどが良いでしょう。
他にもグリップメーカーはあるため、クラブ全体で統一すると握った時の違和感が少なくなるのでおすすめです。
価格帯
グリップの平均的な価格帯は、千円から2千円前後が多く、なるべく低価格で揃えたい場合は千円以下のグリップから選ぶこともできます。
グリップの種類でも変わってきますが、通常のラバー製は比較的低価格なものが多いです。
どんな天候でも使えるグリップや、コード入りのグリップは少し高めの傾向があります。
太めのドライバーグリップおすすめ10選
メーカー 商品名 | 重量 | コアサイズ | バックライン |
---|---|---|---|
ゴルフプライド GP CP2 Wrap ジャンボサイズ | 80g | M60R | 無し |
ゴルフプライド ツアーラップ2G ジャンボサイズ | 73±2g | M60 | 無し |
ゴルフプライド MCC plus4 | 52±3.5g | M60R | ― |
スーパースロークTraxion Tour ミッドサイズ | 49±2.5g | 60R | ― |
リンクス ゴルフクラブ用極太ジャンボグリップ | 50g | 60 | 無し |
ゴルフプライド CPX ジャンボ | 82g | 60R | 無し |
ゴルフプライド GP CP2 Pro ジャンボサイズ | 80g | M60R | 無し |
ゴルフプライド ツアーベルベット プラス4 ミッドサイズ | 66g | M60R | 無し |
ムジーク ドライコンパウンド パワーミッド | 53±2g | 60 | 有りor無し |
ゴルフイット スーパーハンマーグリップ バルク | 100±3g | M60 | ― |
【ゴルフプライド】
GP CP2 Wrap ジャンボサイズ (CCWJ)
柔らかいフィーリングが手に馴染みやすく、グリップと手が一体になったフィット感を味わうことができるグリップです。
こちらはジャンボサイズですが、スタンダード、ミッド、アンダーサイズと種類も豊富に揃っています。
太めなので、飛距離重視よりかはミート率を安定させたり手打ちを少なくしたい人に良いでしょう。
重量 | 80g |
---|---|
コアサイズ | M60R |
バックライン | 無し |
【ゴルフプライド】
ツアーラップ2G ジャンボサイズ (RE134-001)
柔らかくてしっとり感のあるグリップを使用しており、握った際のフィーリングが良いグリップです。
重さは70g台なので、やや重めで方向性を安定させたい方や、ヘッドがブレるのを改善したい方に良いでしょう。
バックラインは入っておらず、自身でグリップ交換をする時も慎重になりすぎずにグリップを入れることができます。
重量 | 73±2g |
---|---|
コアサイズ | M60 |
バックライン | 無し |
【ゴルフプライド】
MCC plus4(MIDSIZE)
ツアーでも実証されたハイブリットグリップで、ハンド下部が4.6%大きくなり、柔らかいゴム素材を使っています。
ハンド上部には起毛加工を施しているコットンコードを採用しており、スイング時の安定感が増すでしょう。
全天候に使うことができるので、天気に関わらずにゴルフをする方や、上級者の方にもおすすめです。
重量 | 52±3.5g |
---|---|
コアサイズ | M60R |
バックライン | ― |
【スーパースローク】
Traxion Tour ミッドサイズ (GR-233)
パターグリップで有名なスーパーストロークですが、ウッドやアイアン用もあり、手首の余計な動きを抑えてくれるグリップです。
握ったフィーリングとしては、滑りにくく手に馴染みやすい感触となっています。
手元下部が通常のグリップよりもやや太めで、ゴルファーの緊張を和らげると共に、ヘッドスピードアップも期待できるでしょう。
重量 | 49±2.5g |
---|---|
コアサイズ | 60R |
バックライン | ― |
【リンクス】
ゴルフクラブ用極太ジャンボグリップ (4580185021046)
極太サイズのグリップですが50gと平均的な重さで、方向性や安定性、密着性が高いグリップです。
手首を使いにくくなるので、過度なフェースローテーションがなくなり、安定感が増すでしょう。
バックラインはついておらず、太くなっても重量は変わらないので、スイングバランスを変えずにシャフト変更することができます。
重量 | 50g |
---|---|
コアサイズ | 60 |
バックライン | 無し |
【ゴルフプライド】
CPX ジャンボ(CPXJ)
キルティングパターンテクノロジーにより、グリップ力が高くソフトな感触が特徴のグリップです。
利き手に力が入り過ぎるのを押さえてくれるテーパーレス仕様となっており、握った際の安心間も増すでしょう。
また、ソフトな素材の捻れを軽減するために、コントロールコアが内蔵されています。
重量 | 82g |
---|---|
コアサイズ | 60R |
バックライン | 無し |
【ゴルフプライド】
GP CP2 Pro ジャンボサイズ (CCPJ)
グリップと手が一体になった様なフィット感を体感でき、柔らかいラバー素材を使用しているグリップです。
柔らかいですが、グリップエンドには捻れを軽減するコントロールコアが搭載されています。
グリップ下部のテーパーを少なくしてストレートに近い形状なので、グリッププレッシャーが軽減されて安定したショットを打ちやすいでしょう。
重量 | 80g |
---|---|
コアサイズ | M60R |
バックライン | 無し |
【ゴルフプライド】
ツアーベルベット プラス4 ミッドサイズ(VT4M)
こちらもテーパーレス形状のグリップで、下巻きテープ4枚分と同じ太さになっているのが特徴です。
それにより、左右のグリップをバランスよく握ることができ、安定したスイングとショットに繋がります。
太さはスタンダードとミッドサイズから選ぶことができ、手の大きさや好みに合わせて選択するのが良いでしょう。
重量 | 66g |
---|---|
コアサイズ | M60R |
バックライン | 無し |
【ムジーク】
ドライコンパウンド パワーミッド
太めのグリップですが重量が53gと軽いので、クラブのバランスを気にせずに装着することができます。
ドライコンパウンド軽量ラバー素材を採用しており、雨にも汗にも強いので天候を気にせず使用可能です。
グリップの長さはやや短く、その分シャフトのしなる部分が長くなるので、シャフトの特性を活かすことができるでしょう。
重量 | 53±2g |
---|---|
コアサイズ | 60 |
バックライン | 有りor無し |
【ゴルフイット】
スーパーハンマーグリップ バルク(G-852)
ハンマー打法用極太グリップで、クラブを手で上げてそのまま振り下ろすスイングタイプの方におすすめです。
重量も100gと他のグリップよりも倍近くあり、ヘッドがかなり軽く感じるでしょう。
この打法は体全体でスイングする方法ではない為、シンプルな動きで最大のパワーを出したい方に良いでしょう。
重量 | 100±3g |
---|---|
コアサイズ | M60 |
バックライン | ― |
まとめ
飛距離よりもミート率アップや、グリッププレッシャーをなくしたいと言う方に太めのグリップはおすすめです。
ティショットの方向性が良くなると、次にも良い影響を与えます。
太めのドライバーグリップを検討する際は、是非今回の記事を参考にしてみて下さい。
太めのドライバーグリップの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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