高速外付けSSDおすすめ10選!最速の商品も紹介!

パソコン・タブレット端末が普及し、ビジネスをはじめ、ゲーム・編集と多岐に渡る用途で活躍しています。

しかし、内部からのストレージ拡張は知識が必要ですし、物理的に不可能な端末もあるため、外付けSSDを検討されることでしょう。

長時間の転送や起動・ロードによるストレスを回避するため、可能な限り最速で転送できる製品を求める方も多いと思います。

そこで本記事では、高速外付けSSDおすすめ製品を紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。

高速外付けSSDを使うメリット

ファイルをスムーズに保存できる

HDDの場合、小さなファイルでも1分程度の時間が掛かり、ファイルサイズが大きいと5分以上の時間が掛かることもあります。

急を要する状況であっても保存が完了するまでは取り外せませんが、高速外付けSSDを使用することで解決可能です。

製品別で差はありますが、HDDの3倍以上の転送速度を実現しており、容量が大きなファイルも短時間で保存できます。

起動・ロード時間を短縮できる

高速外付けSSDはファイル保存時間の短縮だけでなく、ゲーム・OS・アプリ等の起動やロード時間を短縮できるのが強みです。

起動・ロード時間においてもHDDの3倍以上の数値を記録しており、無駄な待ち時間の削減が期待できます。

これにより、時間が差し迫っている状況下でもスムーズにアプリ等を起動し、作業等に取り掛かることができます。

簡単に容量を増設できる

ストレージを内部取り付けで増設する場合、知識が無ければ故障するリスクも伴いますし、端末次第では不可能なケースもあります。

ですが、外付けSSDは内部取り付け型ストレージとは違い、USB端子に接続するだけでストレージ容量の拡張が可能です。

故障するリスクが伴うことも無く、タブレットやノートパソコンでも簡単に接続し、容量の拡張が行えるのは大きな強みです。

携帯性に優れている

外付けSSDはHDDと比較すると少ない内部パーツで構成されており、コンパクト+軽量で設計されています。

そのため、バッグ等に収納してもかさばる心配が無く、スペースを消費せずに接続できるため、場所を問わずに運用可能です。

デスクトップPCに対する固定接続だけでなく、ノートパソコン・タブレット端末とセットで持ち運べる携帯性も魅力です。

高速外付けSSDを使うデメリット

コストが掛かる

高速外付けSSDは簡易的にストレージ容量を拡張できるだけでなく、転送・起動やロードに掛かる時間を削減できるのが強みです。

快適な環境構築に非常に便利ですが、優れたパフォーマンスに比例して高額な導入コストが掛かります。

1TB以上の製品は2万円程度のコストが掛かりますし、最高峰のパフォーマンスを実現した製品は4万円以上の予算確保が必須です。

任意の位置に設置しにくい

高速外付けSSDはUSB端子でストレージ容量を拡張しつつ、スムーズにファイルを転送できる便利アイテムです。

しかし、端末と接続するケーブルは非常に短いですし、中には直付けを採用している製品もあり、任意の位置に設置できません。

PC端末でも側に置いておく必要がありますし、タブレット端末等に設置すると煩わしさを感じる可能性もあります。

高速外付けSSDの選び方

容量で選ぶ

外付けSSDは簡易的に容量を増設できますが、増設できる容量数は製品別で違ってきます。

250GB~4TBと幅広い容量で展開されており、ご自身の扱うファイル容量・数に適した容量の選択が必須です。

文書ファイル程度なら250GB~500GBで充分ですが、動画・ゲームデータを扱う場合は1TB以上が推奨です。

容量が大きくなるほどに価格が高騰する点には注意し、扱うファイルを考慮して選択しましょう。

転送速度で選ぶ

外付けSSDは大容量ファイルをスムーズに転送できますが、転送速度は各製品で異なってきます。

400MB/秒~2000MB/秒と転送速度の幅は広いですが、高速に分類されるのは1000MB/秒以上の製品です。

速度を重視するなら1000MB/秒以上の製品選択が必須ですが、パフォーマンスに比例して高額になる点には注意です。

ご自身の予算を加味しつつ、最低でも1000MB/秒、予算に余裕があるなら2000MB/秒以上を視野に入れましょう。

接続規格で選ぶ

外付けSSDの接続規格はUSB・Thunderbolt3が採用されており、規格によって端末との接続速度が違ってきます。

USBは3.1・3.2を採用した製品が多いですが、3.1=10Gbpsに対し、3.2=20Gbpsと速度に差があります。

Thunderbolt3はUSBよりも接続速度に優れており、最大40Gbpsで接続できるため、より安定した接続が可能です。

接続速度はSSDのパフォーマンスを引き出すために重要となるため、予算と相談しつつ、なるべく優れた製品を選択しましょう。

メーカーで選ぶ

高速外付けSSDは国内外を含む、家電・デバイスメーカーから豊富なラインナップが展開されています。

多数のメーカーの中から製品を選ぶにあたり、失敗しないポイントはユーザー人気・レビュー評価のチェックです。

特に、レビュー評価は製品ページには無い使用体験が綴られており、実際の製品イメージを掴めるため、必ず参考にしましょう。

「Kingston・Samsung・Sandisk」あたりはレビュー評価が多いため、初めて導入される方にもおすすめです。

価格帯で選ぶ

外付けSSDは製品数が非常に多く、価格帯も幅広いですが、高速に分類されるSSDは5千円~4万円以上で展開されています。

容量次第で変動しますが、1000MB/秒前後の製品が5千円~2万円程度で登場しており、最低限でも5千円は予算が必須です。

2万円以上の製品は1000MB/秒以上の製品が多いため、予算に余裕があるなら2万円以上の製品を選びましょう。

ご自身の予算を加味しつつ、手が届く範囲で理想の製品を選択するのがベストです。

高速外付けSSDおすすめ10選

メーカー・製品名サイズ/重量容量転送速度接続規格
トランセンドジャパン 256GB ポータブルSSD7.1×2×0.8cm/11g250GB1050MB/秒USB 3.1
グリーンハウス 240GB 外付けSSD10.2×4.8×1.4cm/86g240GB1400MB/秒Thunderbolt3
Crucial X811.1×5.3×1.1cm/100g500GB1050MB/秒USB 3.1
Archgon X7010.1×5.7×1.4cm/118g480GB1600MB/秒Thunderbolt3
YottaMaster 500GB ポータブルSSD11.5×6.3×2.1cm/120g500GB2060MB/秒USB 3.2
Samsung T78.5×5.7×0.8cm/58g1TB1050MB/秒USB 3.1
SARBENT Rocket Nano6.9×2.8×1.3cm/62g1TB2700MB/秒Thunderbolt3
SanDisk G-DRIVE Pro SSD11.2×8×1.7cm/200g1TB2800MB/秒Thunderbolt3
Kingston XS20007×3.3×1.4cm/29g2TB2000MB/秒USB 3.2
トランセンドジャパン 4TB 外付けSSD9.7×5.4×1.3cm/75g4TB2000MB/秒USB 3.2

【トランセンドジャパン】
256GB ポータブルSSD(TS256GESD310C)

引用:Amazon

左右にType-A/Type-Cを搭載しつつ、スティックタイプでコンパクトに仕上げた外付けSSDです。

USB 3.1規格を採用しており、最大10Gbpsでの端末接続が行えるため、転送時等の遅延を軽減できます。

容量こそ少ないですが、転送速度1050MB/秒を実現しつつ、5千円前後で導入できるコスパの良さも魅力です。

サイズ/重量7.1×2×0.8cm/11g
容量250GB
転送速度1050MB/秒
接続規格USB 3.1

【グリーンハウス】
240GB 外付けSSD(GH-SSDTB3A240)

引用:Amazon

手のひらサイズ+軽量で携帯性を高めつつ、アルミボディで放熱性・耐久力も強化した外付けSSDです。

Thunderbolt3規格を採用しており、Mac/iPad端末に接続し、最大40Gbpsでの接続が行えます。

容量が少ないため、限られた用途向けにはなりますが、最大1400MB/秒の転送速度を実現している点も好評です。

サイズ/重量10.2×4.8×1.4cm/86g
容量240GB
転送速度1400MB/秒
接続規格Thunderbolt3

【Crucial】
X8(‎CT500X8SSD9)

引用:Amazon

アルミニウムボディをコンパクトに仕上げており、安全に屋外へ持ち出せる外付けSSDです。

PC・タブレット端末をはじめ、ゲーム機への互換性も実現しており、あらゆるファイルを一括で管理できます。

スマートなデザインで景観を損ねることが無く、Type-C/Type-A両端子に対応している点も魅力です。

サイズ/重量11.1×5.3×1.1cm/100g
容量500GB
転送速度1050MB/秒
接続規格USB 3.1

【Archgon】
X70(‎MS-7215-TB3TI480)

引用:Amazon

アルミ合金ボディをコンパクトに設計されており、使用時の排熱性を極限まで高めた外付けSSDです。

Thunderbolt3対応端末と接続することにより、最大40Gbps高速接続が行えるため、遅延の心配もありません。

容量480GBを確保しつつ、1600MB/秒の転送速度を実現しており、あらゆるシーンを快適にしてくれます。

サイズ/重量10.1×5.7×1.4cm/118g
容量480GB
転送速度1600MB/秒
接続規格Thunderbolt3

【YottaMaster】
500GB ポータブルSSD(TR1-20-512G-BK)

引用:Amazon

IML表面加工技術を使用し、外部からの耐衝撃性を強化しつつ、コンパクトに仕上げた外付けSSDです。

Type-Cで各種端末に接続し、最大20Gbpsで高速且つ安定した接続が行えるため、遅延が起きる心配がありません。

シリコン・アルミヒートシンクで放熱にも優れており、コストは掛かりますが、パフォーマンスを求める方に最適です。

サイズ/重量11.5×6.3×2.1cm/120g
容量500GB
転送速度2060MB/秒
接続規格USB 3.2

【Samsung】
T7(MU-PC1T0T)

引用:Amazon

内部の稼働部品を抑えて設計されており、衝撃・落下等による耐久力も高めたポータブルSSDです。

手のひらサイズで持ち運ぶ際に負担にならず、1TB容量を搭載しているため、コアな用途以外で容量不足に陥る心配もありません。

内蔵ソフトウェアを活用し、保存データにセキュリティロックを掛けられるため、万が一の際の盗難も回避できます。

サイズ/重量8.5×5.7×0.8cm/58g
容量1TB
転送速度1050MB/秒
接続規格USB 3.1

【SARBENT】
Rocket Nano(SB-XTMN-1TB)

引用:Amazon

Type-A/Type-C両接続に対応しつつ、放熱性に優れたアルミニウムボディをコンパクトに設計した外付けSSDです。

Thunderbolt3で接続することにより、最大40Gbps+2700MB/秒でスムーズなファイル転送が行えます。

1TB容量を採用しており、容量不足に陥る心配が無く、気軽に屋外へ持ち出せる点もおすすめです。

サイズ/重量6.9×2.8×1.3cm/62g
容量1TB
転送速度2700MB/秒
接続規格Thunderbolt3

【SanDisk】
G-DRIVE Pro SSD(SDPS51F-001T-GBANB)

引用:Amazon

最大3m落下テストをクリアする耐久性を実現しつつ、コンパクトで携帯性を高めた外付けSSDです。

高い放熱性を発揮するアルミニウムコアを採用しており、使用時に溜まる熱を効率よく放出してくれます。

Thunderbolt3対応端末と接続し、最大40Gbps+2800MB/秒でスムーズな転送が行える点もおすすめです。

サイズ/重量11.2×8×1.7cm/200g
容量1TB
転送速度2800MB/秒
接続規格Thunderbolt3

【Kingston】
XS2000(SXS2000/2000G)

引用:Amazon

指でつまめるポケットサイズに設計されており、各種端末への互換性も併せ持つポータブルSSDです。

取り外しに対応した頑丈なスリーブが付属されており、持ち運ぶ際の故障リスクを徹底的に排除できます。

最大20Gbps接続で遅延が起きる心配も無く、最大2000MB/秒転送速度により、快適な空間を構築できます。

サイズ/重量7×3.3×1.4cm/29g
容量2TB
転送速度2000MB/秒
接続規格USB 3.2

【トランセンドジャパン】
4TB 外付けSSD(TS4TESD380C)

引用:Amazon

Type-A/Type-C両端子に対応しており、ポケットサイズでコンパクトに仕上げた外付けSSDです。

4TB大容量を採用しており、大容量ファイルを多数保存しても容量不足に陥る心配がありません。

転送速度に優れているだけでなく、専用ソフトウェアでセキュリティ・バックアップ等の機能を活用できる点も好評です。

サイズ/重量9.7×5.4×1.3cm/75g
容量4TB
転送速度2000MB/秒
接続規格USB 3.2

まとめ

高速外付けSSDはあらゆるファイルのスムーズな保存を可能にしつつ、起動やロードに掛かる時間も削減できます。

快適な環境を構築できる分、高額なコストが掛かる点には注意し、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。

紹介アイテム一覧

高速外付けSSDの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

トランセンドジャパン
256GB ポータブルSSD(TS256GESD310C)
グリーンハウス
240GB 外付けSSD(GH-SSDTB3A240)
Crucial
X8(‎CT500X8SSD9)
Archgon
X70(‎MS-7215-TB3TI480)
YottaMaster
500GB ポータブルSSD(TR1-20-512G-BK)
Samsung
T7(MU-PC1T0T)
SARBENT
Rocket Nano(SB-XTMN-1TB)
SanDisk
G-DRIVE Pro SSD(SDPS51F-001T-GBANB)
Kingston
XS2000(SXS2000/2000G)
トランセンドジャパン
4TB 外付けSSD(TS4TESD380C)