登山に欠かせないアイテムが登山リュックですが、はじめて山を登る人はどのくらいの大きさを購入すれば良いのか迷うのではないかと思います。
最近は幅広い容量サイズのリュックが販売されていますが、その中でも日帰りの登山に持っていくのであれば35L容量リュックがおすすめです。
今回は35Lの登山リュックを購入するメリットやデメリット、どんな商品が良いかを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
- 1 35Lの登山リュックを使うメリット
- 2 35Lの登山リュックを使うデメリット
- 3 35Lの登山リュックの選び方
- 4 35Lの登山リュックおすすめ10選
- 4.1 【ザノースフェイス】リュック Tellus 35(NM62341)
- 4.2 【マムート】バックパック Trion Spine 35(2520-00860)
- 4.3 【グレゴリー】ZULU35(146670)
- 4.4 【ミレー】 登山用バックパック サースフェー30+5
- 4.5 【karrimor 】SF Sabre 35
- 4.6 【ヘリコンテックス】ミリタリー バックパック 登山 リュック
- 4.7 【スーリー】リュック ALLTRAIL 35L(3203536)
- 4.8 【Cariyier】登山バッグ 35L
- 4.9 【マウンテントップ】登山 リュック 35L(JPM6314)
- 4.10 【ドイター】リュック ガイド35
- 5 まとめ
35Lの登山リュックを使うメリット
十分な収納力
日帰りの登山をするのであれば、35Lサイズのリュックで十分収納できることが可能です。
日帰りであれば、着替えや調理器具・食料や地図など一通り収納しても少し余裕があります。
また、麓でお土産などを買い物することを考えても、35Lぐらいの容量が最適です。
機能性に優れている
各ブランド・メーカーから販売されている35Lの「登山用」と名のついているリュックであれば、ほぼほぼ山を登るのに便利な機能が付いています。
腰の部分をサポートするウエストベルトや、胸の部分のチェストベルトは標準装備なものが多いです。
背面部分も快適に歩くためのクッションや、体に合うフレーム形状で設計されています。
選択肢が多い
35Lリュックは登山を始めるエントリー用に適していますので、商品も数多く発売されています。
そのため選択肢が多い中から、見た目の好みや素材やカラーを選ぶことが可能です。
商品によっては、30L付近の容量のリュックが「+5L」や「20-35L」などと表記されていて拡張できるリュックがあります。
35Lの登山リュックを使うデメリット
本格的登山
日帰りの登山には適している35Lリュックですが、本格的な登山には容量的に物足りない場合があります。
テント泊であったり、クライミングをする登山の場合は、35Lでは容量が少なく荷物が入りません。
標高が高くなればなるほど、防寒具や予備のアイテムなど持っていくものが増えますので35L以上が必要です。
サイズが大きい
近隣の山に日帰りで登りに行く場合には持っていく荷物も少なく、35Lリュックは少し大きく感じるかかもしれません。
また、低山登山では大きなボディは邪魔に感じ軽快に歩くことで、疲労感が増すことに繋がります。
さらに、ハイキング程度であれば標準の登山装備が不要に感じますので、35Lサイズのリュックで行くとかえって不便です。
35Lの登山リュックの選び方
形状
35Lもの容量のリュックが必要な登山は、荷物も多く長い時間歩くと予想されるため、疲労が蓄積されないリュックを選ぶことが大事です。
縦長の形状であれば重心が真ん中に集まるので背負って歩きやすいですし、ウエストベルトが分厚いと長時間歩いても楽に感じます。
可能であれば自分の背面長(頸椎と腰骨の間)をはかり、リュックの背面長と照らし合わせて、自分に合ったリュックを選びましょう。
機能
リュックを選ぶ際は、自分の登山スタイルに合う機能や必要なものが付いているのかを、確認して選ぶことも大事になります。
35Lはボディが大きいので、上部以外からも下のモノを取り出せるようにサイドジッパーがついているモデルが便利です。
また、トレッキングポールなどのアイテムを外側に積載できるリュックもありますので、便利な機能が付いているリュックを選びましょう。
メーカー
35Lの登山リュックは各ブランド・メーカーから発売していますが、どちらかというと海外のメーカーの商品が目立ちます。
ミレーやドイターなどのリュックは高品質につくられており、他のサイズのモデルも数多く発売されており実績と信頼があるので購入しやすいです。
ヘリコンテックスの商品は他の製品と区別化したデザインに特徴があり、マウンテントップのリュックはコスパに優れています。
価格帯
価格ですが、安い商品で4,000円から高い商品で40,000円程で購入することが可能です。
もし予算に余裕がある方は、高い値段のリュックの方が良い素材を使用し機能も充実しているので、使い心地も所有感も満足できると思います。
ただ値段が安いリュックでも十分登山に持っていくことはできるので、予算が少ない方や初心者の方は、10.000円以下のリュックでも大丈夫です。
35Lの登山リュックおすすめ10選
メーカー 商品名 | 重量 | 素材 |
---|---|---|
ザノースフェイス リュック Tellus 35 NM62341 | 約1,470g | リサイクルドビーナイロン |
マムート バックパック Trion Spine 35 2520-00860 | 記載なし | ナイロン |
グレゴリー ZULU35 146670 | 1,490g | ナイロン |
ミレー 登山用バックパック サースフェー30+5 | 1,500g | ナイロン |
karrimor SF Sabre 35 | 1,300g | ナイロン |
ヘリコンテックス ミリタリー バックパック 登山 リュック | 1,670g | ナイロン |
スーリー リュック ALLTRAIL 35L 3203536 | 1,260g | ポリエステル |
Cariyier 登山バッグ 35L | 600g | ナイロン |
マウンテントップ 登山 リュック 35L JPM6314 | 800g | ポリエステル |
ドイター リュック ガイド35 | 1,550g | ナイロン |
【ザノースフェイス】
リュック Tellus 35(NM62341)
この登山リュックは、背中に触れる背面パネルがEVAフォームとメッシュで構成されていて、通気性とフィット感に優れています。
リュック内部の荷物が簡単に取り出せるように縦型のサイドファスナーが付いてますので、雨蓋を開かずに楽にボディ内にアクセスすることができます。
リサイクルの素材を使用していますので、環境にも配慮されているリュックです。
重量 | 約1,470g |
---|---|
素材 | リサイクルドビーナイロン |
【マムート】
バックパック Trion Spine 35(2520-00860)
長時間背負って歩行するのに適したリュックで、サスペンションの部分は特許技術が使われていて自然な歩行をサポートしてくれます。
フロント部分のポケットを含め、内外と小物を収納できる区画が多くつくられているので、貴重品などをいれることができます。
とても目立つカラーが採用されていますので、周囲からの視認性も抜群です。
重量 | 記載なし |
---|---|
素材 | ナイロン |
【グレゴリー】
ZULU35(146670)
フロントとサイド部分にはメッシュポケットが付いていますので、頻繁に使うものを収納することが可能です。
トレッキングポールなど、アイテムを固定するために便利なアタッチメントループが付いており登山に必要な装備が優れています。
EVAフォームが採用されていますので、長期間歩行しても。ハーネスの通気孔によって空気が流れていますので、快適に登山ができます。
重量 | 1,490g |
---|---|
素材 | ナイロン |
【ミレー】
登山用バックパック サースフェー30+5
素材は耐久性抜群のナイロンを使用し快適性が優れていて、背中の蒸れを防ぎ乾燥へと促す背面システムを採用しています。
ヒップベルトは折りたたみ式になっていて、大きく作られていますので、スマホや方位磁石などのサイズなら十分に収納が可能です。
元々は30Lですが必要に応じて+5L拡張できます。
重量 | 1,500g |
---|---|
素材 | ナイロン |
【karrimor 】
SF Sabre 35
イギリスの軍隊や警察に採用された経験のある、外観がミリタリー寄りの登山リュックです。
快適性に特化したリュックを目指し、過酷な状況でも使用できるように設計されており、いろいろなノウハウが注がれているモデルになっています。
耐久性にも優れており、枝や物当たっての切り裂きにも強く作られています。
重量 | 1,300g |
---|---|
素材 | ナイロン |
【ヘリコンテックス】
ミリタリー バックパック 登山 リュック
見た目的には近年の主流のデザインとは一線を画すリュックで、ボリューム感があります。
外に付いている大きな膨らみのあるポケットは、取り出し口が大きく設計されているので、収納がしやすくなっています。
ウェストベルトは、取り外しが可能になっていますので邪魔な時は、外すことが可能です。
重量 | 1,670g |
---|---|
素材 | ナイロン |
【スーリー】
リュック ALLTRAIL 35L(3203536)
ヒップベルトや背面部分などをカスタムする商品(別売り)が用意されており、カスタマイズできる仕様の登山リュックです。
リュックを背負ったままヒップベルトにトレッキングポールを装着できるように設計されていますので、リュックを降ろさずとも収納できます。
ドリンクボトルを両側に収納出来たり、チューブを前に持ってきたりするのが可能など、機能性に優れた登山リュックです。
重量 | 1,260g |
---|---|
素材 | ポリエステル |
【Cariyier】
登山バッグ 35L
重量が600gという非常に超軽量に作られた、軽さと収納力を兼ね備えた登山リュックです。
バックパックと肩ベルトの内側には、メッシュ生地が採用されていますので、通気性がとてもよく快適に長時間歩行することができます。
撥水性のナイロン素材を使ってあるので、枝などに引っかかった際の引き裂きに強く、なおかつ柔らかい材質なので体に馴染みます。
重量 | 600g |
---|---|
素材 | ナイロン |
【マウンテントップ】
登山 リュック 35L(JPM6314)
ジッパーやバックルには、品質に定評がある国内メーカーの製品が採用されていますので、安心して使うことができます。
重量は800gですのですごく軽量に作られており、また素材はポリエステルが使用されているのでメンテナンスが容易です。
背面とショルダー部分はクッション性に優れているので、快適に長時間歩行することができます。
重量 | 800g |
---|---|
素材 | ポリエステル |
【ドイター】
リュック ガイド35
形状が縦長に作れていますので、背負ったときに重心が真ん中にきますので、登山する時に安定して歩行することが可能です。
背面部分には、しっかりと分厚いクッション性が高い素材が採用されているので、楽に歩くことができます。
ウェストベルト・チェストベルト・雨蓋など装備されていて、今どき主流の形をしている登山リュックです。
重量 | ナイロン |
---|---|
素材 | 1,550g |
まとめ
多くの35Lのリュックが販売されていますが、そのなかで自分に合ったリュックで登山を行うと楽しい時間を過ごせます。
予算をしっかり決めて、そのうえで各商品の特徴の説明文を読んで購入しましょう。
35Lの登山リュックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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