ノートパソコンは優れたスペックと携帯性が特徴であり、あらゆるシーンで活躍している端末です。
しかし、優れた携帯性を持つ反面、拡張性が低いため、拡張性を強化できるドッキングステーションを検討される方も多いでしょう。
ドッキングステーションを扱うメーカーは多いですが、PC・デバイスで人気を獲得しているHPを選ばれる方もいると思います。
そこで本記事では、HPドッキングステーション紹介をはじめ、使用時のメリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 HPのドッキングステーションを使うメリット
- 2 HPのドッキングステーションを使うデメリット
- 3 HPのドッキングステーションの選び方
- 4 HPのドッキングステーションおすすめ10選
- 4.1 【HP】Ultra Slim 2013(D9Y19AV)
- 4.2 【HP】Ultra Slim(B9C87AA)
- 4.3 【HP】USB-C Mini Dock(1PM64AA#UUF)
- 4.4 【HP】USB-C Dock G5(5TW10AA#ABJ)
- 4.5 【HP】ユニバーサルドッキングステーション(1MK33AA#ABA)
- 4.6 【HP】Thunderbolt3 Dock(1DT93AA#ABA)
- 4.7 【HP】Thunderbolt Dock G2(2UK37AA)
- 4.8 【HP】Thunderbolt Dock G4(4J0A2AA#ABA)
- 4.9 【HP】Elite ドッキングステーション(X7W54AA#ABA)
- 4.10 【HP】USB-C G4(3FF69AA)
- 5 まとめ
HPのドッキングステーションを使うメリット
拡張性を強化できる
ノートパソコンな携帯性・スペックの高さが魅力ですが、インターフェースが少ないため、多数のデバイス接続は不可能です。
キーボード・マウスの接続が限界ですが、ドッキングステーションを活用することにより、拡張ポートを増設できます。
プリンター等のUSBデバイスの接続を可能にしつつ、増設された映像端子で大画面出力を行うことも可能です。
デバイスを一括管理できる
ノートパソコンはスペックこそ高いですが、搭載されたインターフェースが非常に少なく、複数のデバイスを同時に接続できません。
そのため、複数のデバイスを接続したい場合、その都度接続デバイスを繋ぎ直す必要があります。
ですが、ドッキングステーションは複数のデバイスの同時接続を可能にし、ケーブル1本で一括管理が可能です。
端末への給電が行える
ノートパソコンは携帯性・スペックに優れており、あらゆるシーン・用途でパフォーマンスを発揮できる適応力が強みです。
しかし、端末自体は内蔵バッテリーで稼働しているため、バッテリー切れが起きないようにこまめな管理が必要になります。
ですが、ドッキングステーションはPowerDelivery機能で端末へ給電できるため、バッテリー切れの心配が要りません。
サポートを受けやすい
HPはPC・デバイスを扱う海外メーカーですが、日本でも高い人気を獲得しており、支社も設置されているメーカーです。
購入した製品において初期不良等の不具合が生じた場合、問い合わせることでサポートが受けられる環境も整っています。
万が一の際には返品・交換も可能であり、製品購入後に長期間安心して利用できる点が強みです。
HPのドッキングステーションを使うデメリット
コストが掛かる
HPはPC・デバイスを中心に満足度を獲得し、日本でもユーザーが多い海外PCメーカーです。
品質・性能が高く、トラブルの際に受けられるサポート体制も整っていますが、製品価格は非常に高額です。
突出して高額な製品はありませんが、1万円~3万円台のラインナップで展開されているため、最低でも1万円程度の予算が必須です。
端末次第では変換アダプターが必須
HP製ドッキングステーションは充実した拡張性を持ち、端末の自由度を底上げできるのが強みです。
しかし、接続方式はType-Cを採用しており、端末がType-Cに対応しているのが前提になります。
旧モデルノートPCを使用している場合、Type-Cに対応していなければType-A変換アダプタが必要になる点に注意です。
HPのドッキングステーションの選び方
USBポート数で選ぶ
ドッキングステーションは端末のUSBポートを増設できますが、搭載されているポート数は製品で異なります。
最低数の2つしか搭載されていない製品もありますし、5個~6個で複数のデバイスを同時に接続できる製品も存在します。
USBポート数が余る分には問題無いですが、必ずポート側が不足しないように選択するのがポイントです。
ご自身の使用デバイス数だけでなく、この先導入を検討しているデバイスを考慮し、ポート数に余裕がある製品を選びましょう。
拡張の幅で選ぶ
ドッキングステーションは拡張性の強化が強みですが、拡張できる幅は製品によって違いがあります。
映像端子の数をはじめ、SDスロット・オーディオジャックの有無が異なるため、ご自身の環境に沿って選ぶのがポイントです。
複数枚のモニターを使用するなら映像端子は複数必要ですし、サウンドデバイスにこだわるならオーディオジャックは必須です。
使用デバイス・用途を考慮し、適した拡張性を持つ製品を選びましょう。
価格帯で選ぶ
HP製ドッキングステーションは拡張性だけでなく、品質に優れていますが、その他メーカー製と比べると価格は高額です。
最低限の拡張性を持ちつつ、可能な限りコストを抑えるにしても1万円~1.5万円程度の予算は必須です。
高価格帯は2万円~6万円前後となるため、予算が確保できており、拡張幅にこだわるなら2万円~6万円の幅で選択しましょう。
HPのドッキングステーションおすすめ10選
製品名 | サイズ/重量 | USBポート | 映像端子 | オーディオ |
---|---|---|---|---|
Ultra Slim 2013 | 36.8×10.7×4.4cm/760g | Type-A×4 | DP×2/VGA×1 | 有 |
Ultra Slim | 36.8×10.7×4.4cm/760g | Type-A×4 | DP×2/VGA×1 | 有 |
USB-C Mini Dock | 14.5×5.5×1.8cm/270g | Type-A×2 | HDMI×1/VGA×1 | 無 |
USB-C Dock G5 | 12.2×12.2×4.6cm/676g | Type-A×4/Type-C×1 | HDMI×1/DP×2 | 有 |
ユニバーサルドッキングステーション | 20×7.1×2.8cm/349g | Type-A×3/Type-C×1 | DP×2 | 有 |
Thunderbolt3 Dock | 23×5.7×1.8cm/220g | Type-A×4/Type-C×1 | DP×2/VGA×1 | 有 |
Thunderbolt Dock G2 | 9.8×9.8×6.9cm/798g | Type-A×4/Type-C×1 | DP×2/VGA×1 | 有 |
Thunderbolt Dock G4 | 9.8×9.8×6.8cm/760g | Type-A×4/Type-C×1 | HDMI×1/DP×2 | 無 |
Elite ドッキングステーション | 15.2×7×2cm/300g | Type-A×4/Type-C×1 | HDMI×1/DP×1 | 有 |
USB-C G4 | 19.8×6.9×2.2cm/350g | Type-A×4/Type-C×1 | HDMI×1/DP×2 | 有 |
【HP】
Ultra Slim 2013(D9Y19AV)
端末スタンド型で設置スペースを確保する必要が無く、ポートを増設できるドッキングステーションです。
充実したUSBポートを活用し、好みのデバイスを多数接続可能であり、快適な操作性を実現できます。
マルチモニター運用で作業領域を拡大できますし、1万円以下で導入できるコスパの良さもポイントです。
サイズ/重量 | 36.8×10.7×4.4cm/760g |
---|---|
USBポート | Type-A×4 |
映像端子 | DP×2/VGA×1 |
オーディオ | 有 |
【HP】
Ultra Slim(B9C87AA)
端末スタンド型で省スペースに設置しやすく、背面に各種ポートを揃えたドッキングステーションです。
AC電源の接続先を確保する必要はありますが、端末への給電が可能であり、半永久的にパフォーマンスを発揮できます。
USBポート・映像端子をはじめ、各種ポートを活用し、理想の作業環境を構築できる点も強みです。
サイズ/重量 | 36.8×10.7×4.4cm/760g |
---|---|
USBポート | Type-A×3 |
映像端子 | DP×2/VGA×1 |
オーディオ | 有 |
【HP】
USB-C Mini Dock(1PM64AA#UUF)
スティックタイプで適応力を高めつつ、背面に拡張ポートを搭載したドッキングステーションです。
裏面のケーブル収納スペースにより、持ち運ぶ際にケーブルが負担にならず、ラクに持ち運べます。
USB-Cだけでなく、Thunderbolt接続にも対応しており、MacBook等で高速接続が行える点も好評です。
サイズ/重量 | 14.5×5.5×1.8cm/270g |
---|---|
USBポート | Type-A×2 |
映像端子 | HDMI×1/VGA×1 |
オーディオ | 無 |
【HP】
USB-C Dock G5(5TW10AA#ABJ)
USB Type-CケーブルでWindows/MacOSに接続し、拡張性を強化できるドッキングステーションです。
充実したUSBポートを活用し、好みのデバイスを多数接続可能であり、快適な操作性を実現できます。
HDMI・DPポートでマルチ4Kモニターにも対応しており、作業領域の拡大・コンテンツの没入感を高められる点も魅力です。
サイズ/重量 | 12.2×12.2×4.6cm/676g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1/DP×2 |
オーディオ | 有 |
【HP】
ユニバーサルドッキングステーション(1MK33AA#ABA)
コンパクトサイズで省スペースに設置しやすく、各種ポートを充実させたドッキングステーションです。
USB Type-Cケーブルで接続し、端末への給電が行えるため、バッテリー切れが起きる心配もありません。
500g以下で持ち運ぶ際に負担が掛かりませんし、映像端子を活用して作業領域を拡大し、パフォーマンスの向上が見込めます。
サイズ/重量 | 20×7.1×2.8cm/349g |
---|---|
USBポート | Type-A×3/Type-C×1 |
映像端子 | DP×2 |
オーディオ | 有 |
【HP】
Thunderbolt3 Dock(1DT93AA#ABA)
横長タイプでモニター下等に設置し、背面のポートで拡張性を強化できるドッキングステーションです。
Type-C・Thunderbolt対応端末に接続し、充実したUSBポートで快適な操作性を実現できます。
映像端子は4K出力に対応しており、最大デュアルモニターで高グラフィックが楽しめる点も好評です。
サイズ/重量 | 23×5.7×1.8cm/220g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | DP×2/VGA×1 |
オーディオ | 有 |
【HP】
Thunderbolt Dock G2(2UK37AA)
Type-C・Thunderbolt規格で接続可能であり、コンパクトなスタンド型で仕上げたドッキングステーションです。
映像端子を活用し、4K解像度でグラフィックにこだわれますし、デュアルモニターで作業領域も拡大できます。
LANポートで接続環境を安定させられますし、内蔵された高音質スピーカーで会議シーンでも活躍できます。
サイズ/重量 | 9.8×9.8×6.9cm/798g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | DP×2/VGA×1 |
オーディオ | 有 |
【HP】
Thunderbolt Dock G4(4J0A2AA#ABA)
コンパクトサイズ+軽量で携帯性を高めつつ、高級感あふれるデザインで設計したドッキングステーションです。
充実した各種ポートを活用し、好みのデバイスの同時接続を可能にしつつ、優れた接続速度で遅延も抑えてくれます。
Thunderbolt・Type-C対応端末に互換性を持ち、セキュリティロックでデバイスを保護できる点も好評です。
サイズ/重量 | 9.8×9.8×6.8cm/760g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1/DP×2 |
オーディオ | 無 |
【HP】
Elite ドッキングステーション(X7W54AA#ABA)
Type-Cだけでなく、付属アダプタを使用し、Type-Aでも接続可能なドッキングステーションです。
スリムフォルム+軽量で設計されており、負担無く持ち運びやすく、省スペースで運用できます。
充実したUSBポートをはじめ、各種ポートで端末の拡張性を強化し、快適な作業空間を構築できる点が魅力です。
サイズ/重量 | 15.2×7×2cm/300g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1/DP×1 |
オーディオ | 有 |
【HP】
USB-C G4(3FF69AA)
スマートフォルムで適応力を高めつつ、背面のポートで拡張性を強化できるドッキングステーションです。
セキュリティ機能でデバイスを安全に保護できますし、端末への急速充電にも対応しています。
充実したポートを活用し、理想の操作性を実現しつつ、モニター出力で作業領域も拡大できます。
サイズ/重量 | 19.8×6.9×2.2cm/350g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1/DP×2 |
オーディオ | 有 |
まとめ
HP製ドッキングステーションは拡張・性能に優れていますし、海外メーカーながらもサポートが充実している点も強みです。
ラインナップが高額製品ばかりであるため、迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
HPのドッキングステーションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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