Surfaceは携帯性・スペックを両立させつつ、直感的に操作できるタッチパネルに対応しているのが特徴です。
タッチペンにも対応しており、幅広い用途でパフォーマンスを発揮できますが、接続できるデバイスの自由度には限界があります。
ドッキングステーションを視野に入れる方も多いですが、選ぶ際の基準が分からず、製品選びで迷うこともあるとあるでしょう。
そこでSurface向けドッキングステーションを紹介しつつ、使用時のメリットデメリット・選び方も解説していきます。
目次
- 1 Surface向けドッキングステーションを使うメリット
- 2 Surface向けドッキングステーションを使うデメリット
- 3 Surface向けドッキングステーションの選び方
- 4 Surface向けドッキングステーションおすすめ10選
- 4.1 【Minitito】7-In-1 ドッキングステーション(Min-hub)
- 4.2 【ロジテック】6-In-1 ドッキングステーション(LHB-PMP6U4)
- 4.3 【サンワダイレクト】5-In-1 ドッキングステーション(400-HUB039BK3)
- 4.4 【Arsandyn】Surface Laptop ドッキングステーション
- 4.5 【TOPUSER】9-In-1 ドッキングステーション(Laptop-stand-HUB)
- 4.6 【Lemorele】13-In-1 ドッキングステーション(TC100)
- 4.7 【Rytaki Pro】12-in-1 ドッキングステーション
- 4.8 【Selore&S-Global】16-In-1 ドッキングステーション
- 4.9 【マイクロソフト】Surface Dock 2(SVS-00013)
- 4.10 【Kensington】6-In-1 ドッキングステーション(MD125U4)
- 5 まとめ
Surface向けドッキングステーションを使うメリット
拡張性の幅が広がる
Surfaceはスリムボディ+軽量で携帯性を高めつつ、スタンド機能付きで場所を選ばずにパフォーマンスを発揮できます。
しかし、端末には最低限のインターフェースしか搭載されていないため、複数のデバイスの同時接続は不可能です。
ですが、ドッキングステーションを接続することにより、ケーブル一つで複数のデバイスを同時に接続できます。
端末への給電も行える
Surfaceはあらゆる用途でパフォーマンスを発揮できますが、内蔵バッテリーで稼働しており、こまめな管理が必須です。
バッテリー管理を怠ってしまった場合、作業中に電源が落ちてしまい、作業の中断を余儀なくされてしまいます。
ですが、ドッキングステーションは接続端末への給電に対応しており、半永久的にSurfaceを稼働させることが可能です。
デバイスを一括で管理できる
Surfaceは拡張性が低いため、プリンター・キーボード・マウスと複数のデバイスを同時に接続できません。
複数のデバイスを運用する場合、都度ケーブル接続を繋ぎ直す必要があり、無駄な手間と時間が掛かってしまうのが欠点です。
ですが、ドッキングステーションは各種端末の同時接続を可能にしつつ、端末を切り替える際もケーブル1本で済ませられます。
携帯性に優れている
Surfaceは優れたスペックと直感的な操作性を実現しつつ、スマートフォルムで携帯性を高めているのが特徴です。
Surface向けに設計されたドッキングステーションも携帯性が考慮されており、サイズ・重量が抑えられています。
これにより、片手でも持ち運べますし、カバン等に収納してもかさばらず、あらゆるシーンに適応できます。
Surface向けドッキングステーションを使うデメリット
コストが掛かる
Surfaceにドッキングステーションを接続することにより、拡張ポートを増設し、快適な環境構築が可能です。
ですが、導入にはコストが掛かりますし、求める拡張性・ポートの性能次第では2万円以上の予算が必要になります。
可能な限りコストを抑えるにしても5千円程度の出費となるため、導入する際は予算の確保が必須です。
モデル別で対応/非対応が異なる
SurfaceにはPro/Laptop/Go等のモデルが存在しており、各モデルが年々更新されているのが特徴です。
Surface対応ドッキングステーション自体は製品数が多いですが、モデルによって対応/非対応が異なります。
新作Pro非対応でありながらも旧作Proには対応しているケース等があるため、使用モデルとの互換性チェックが必須です。
Surface向けドッキングステーションの選び方
USBポート数で選ぶ
Surface向けドッキングステーションはUSBポート数を拡張できますが、搭載されているポート数は製品別で異なります。
USBポートが2個しか搭載されていない製品もありますし、5個以上を搭載した製品も登場しています。
1~2個のUSBデバイス程度なら最低数で良いですが、プリンター等の様々なデバイスを接続するなら3~5個が推奨です。
使用するデバイス数によって必要ポート数は違ってくるため、ご自身の環境に適したポートを備えた製品を選びましょう。
拡張できる幅で選ぶ
ドッキングステーションは端末の拡張性を強化できますが、強化できる幅は製品によって差が存在します。
シングルモニター出力なら映像端子は1つで良いですが、マルチモニターで運用したいなら枚数に応じた映像端子が必須です。
LANポートは必ずしも必要というわけではありませんが、活用することで安定した接続環境を構築できます。
必要な拡張性は環境によって違ってくるため、ご自身の理想・環境を考慮し、適した拡張性を持つ製品を選びましょう。
メーカーで選ぶ
Surfaceの普及に伴い、Surface対応ドッキングステーションはあらゆるメーカーから製品化されています。
しかし、同じ価格帯でも国内・海外製による品質の差などがあるため、メーカー選びは非常に重要です。
無数に存在するメーカーの中から選ぶ際、失敗しないポイントはユーザーからのレビュー評価のチェックです。
製品ページでは把握しきれない実際の使用体験・メーカー評価が可視化されているため、必ず参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
Surface向けドッキングステーションは5千円以下~2万円越えまで、幅広い価格帯で豊富に展開されています。
可能な限りコストを抑えるなら5千円以下からの選択になりますが、価格=ポート数・拡張性の結び付きの強さに注意です。
最低限運用できる程度なら5千円以下で良いですが、豊富なポート数・拡張性を求めるなら相応の予算が掛かります。
事前にご自身の使用デバイスをチェックしておき、充分なポート数を搭載しつつ、手が届く価格帯から選択しましょう。
Surface向けドッキングステーションおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | USBポート | 映像端子 | LANポート |
---|---|---|---|---|
Minitito 7-In-1 ドッキングステーション | 18×8×1.8cm/50g | Type-A×3 | HDMI×1 | 有 |
ロジテック 6-In-1 ドッキングステーション | 11.5×4.5×1.2cm/82g | Type-A×2/Type-C×1 | HDMI×1 | 有 |
サンワダイレクト 5-In-1 ドッキングステーション | 26×4×3.2cm/160g | Type-A×3 | HDMI×1 | 有 |
Arsandyn Surface Laptop ドッキングステーション | 25.4×12.7×1.3cm/113g | Type-A×2/Type-C×1 | HDMI×1 | 無 |
TOPUSER 9-In-1 ドッキングステーション | 28×2.8×1cm/290g | Type-A×4/Type-C×1 | HDMI×1 | 有 |
Lemorele 13-In-1 ドッキングステーション | 17×4.3×1.6cm/100g | Type-A×4/Type-C×1 | HDMI×2/VGA×1 | 有 |
Rytaki Pro 12-in-1 ドッキングステーション | 18.9×13.2×7.9cm/860g | Type-A×2/Type-C×2 | HDMI×2/VGA×1 | 有 |
Selore&S-Global 16-In-1 ドッキングステーション | 12×6×2.5cm/105g | Type-A×5/Type-C×1 | HDMI×2/VGA×1/DP×1 | 有 |
マイクロソフト Surface Dock 2 | 13×7×3cm/515g | Type-A×2/Type-C×2 | Type-C×2 | 有 |
Kensington 6-In-1 ドッキングステーション | 10×10×2.3cm/190g | Type-A×2/Type-C×1 | HDMI×2 | 有 |
【Minitito】
7-In-1 ドッキングステーション(Min-hub)
スティックタイプでサイズを抑えつつ、ケーブル1本で各種端末に接続できるドッキングステーションです。
充実した各種ポートで任意のデバイスを同時に運用できますし、最大100Wで端末への給電にも対応しています。
4K対応HDMI端子を活用し、作業領域の拡大を可能にしつつ、5千円を切るコスパの良さを実現している点も魅力です。
サイズ/重量 | 18×8×1.8cm/50g |
---|---|
USBポート | Type-A×3 |
映像端子 | HDMI×1 |
LANポート | 有 |
【ロジテック】
6-In-1 ドッキングステーション(LHB-PMP6U4)
最新USB 4.0規格に対応し、MacBook/Surfaceでの使用を想定して設計されたドッキングステーションです。
高速通信により、安定したデバイス接続を可能にしつつ、4K・8K出力が行えるHDMIポートも搭載されています。
ポート数こそ少ないですが、各ポート・接続規格で優れた性能を実現しつつ、コストが抑えられている点が好評です。
サイズ/重量 | 11.5×4.5×1.2cm/82g |
---|---|
USBポート | Type-A×2/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1 |
LANポート | 有 |
【サンワダイレクト】
5-In-1 ドッキングステーション(400-HUB039BK3)
Surface Pro/Goに互換性があり、端末背面に取り付けて設置できるドッキングステーションです。
最低限のポート数ながらも各種端子が充実しており、任意のデバイスを接続し、快適な環境を構築できます。
端末への急速充電により、バッテリーが切れる心配が無く、端末とセットで持ち運べる携帯性も評価されています。
サイズ/重量 | 26×4×3.2cm/160g |
---|---|
USBポート | Type-A×3 |
映像端子 | HDMI×1 |
LANポート | 有 |
【Arsandyn】
Surface Laptop ドッキングステーション
Surface Laptop3~5専用で設計されており、合計7個の拡張ポートを搭載したドッキングステーションです。
端末に直付けできるため、設置にスペースを確保する必要が無く、接続した状態のままで持ち運べます。
3つのUSBポートを活用し、任意のデバイスで操作性を高められますし、4K解像度出力に対応している点もおすすめです。
サイズ/重量 | 25.4×12.7×1.3cm/113g |
---|---|
USBポート | Type-A×2/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1 |
LANポート | 無 |
【TOPUSER】
9-In-1 ドッキングステーション(Laptop-stand-HUB)
ラップトップスタンド型で設計されており、無駄なスペースを消費せずに設置できるドッキングステーションです。
Surfaceをはじめ、各種端末への互換性を持ち、アルミ素材で放熱性を高めており、パフォーマンスの低下を防いでくれます。
最大100W急速充電でバッテリーが切れる心配も無く、長時間作業に集中できる環境を構築できる点が好評です。
サイズ/重量 | 28×2.8×1cm/290g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×1 |
LANポート | 有 |
【Lemorele】
13-In-1 ドッキングステーション(TC100)
軽量+コンパクトで携帯性を高めつつ、合計13個のポートで拡張性を強化できるドッキングステーションです。
USB type-Cケーブルで各種端末に接続可能であり、最大5Gbpsで接続デバイスにおける遅延も抑えてくれます。
ギガビット対応LANポートで接続を安定させつつ、端末への給電により、半永久的に端末を稼働させられます。
サイズ/重量 | 17×4.3×1.6cm/100g |
---|---|
USBポート | Type-A×4/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×2/VGA×1 |
LANポート | 有 |
【Rytaki Pro】
12-in-1 ドッキングステーション
手のひらサイズで携帯性を高めつつ、接続ケーブルが長く設計されており、任意の位置に設置しやすいドッキングステーションです。
充実したUSBポートを活用し、快適な操作性を実現しつつ、マルチモニター運用で作業領域も拡大できます。
最大5Gbpsでデバイスにおける遅延を抑えつつ、LANポートで安定した接続環境を構築できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 18.9×13.2×7.9cm/860g |
---|---|
USBポート | Type-A×2/Type-C×2 |
映像端子 | HDMI×2/VGA×1 |
LANポート | 有 |
【Selore&S-Global】
16-In-1 ドッキングステーション
極限までサイズを抑えつつ、合計16個のポートを搭載し、拡張性の幅を底上げできるドッキングステーションです。
充実したUSBポートで操作性の向上が見込めますし、多数の映像端子でマルチモニター運用にも対応しています。
各種端末への互換性があり、複数台の端末と併用しやすく、LANポートで接続環境を安定させられる点も好評です。
サイズ/重量 | 12×6×2.5cm/105g |
---|---|
USBポート | Type-A×5/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×2/VGA×1/DP×1 |
LANポート | 有 |
【マイクロソフト】
Surface Dock 2(SVS-00013)
Surface端末用に設計されており、ブラックカラーで高級感あふれるで残胃に仕上げたドッキングステーションです。
端末への急速充電をはじめ、最大10GbpsUSBポートにより、遅延の無い快適な操作性を実現できます。
4Kデュアルモニター運用にも対応しており、作業領域を広く確保し、コンテンツで深い没入感を楽しめる点も好評です。
サイズ/重量 | 13×7×3cm/515g |
---|---|
USBポート | Type-A×2/Type-C×2 |
映像端子 | Type-C×2 |
LANポート | 有 |
【Kensington】
6-In-1 ドッキングステーション(MD125U4)
ポケットサイズで携帯性を高めつつ、USB 4.0/Thunderbolt4接続に対応したドッキングステーションです。
Surface各種端末に互換性があり、ハイスペックな接続規格でデバイスにおける遅延を極限まで抑えています。
4Kデュアルモニターにも対応しており、ポート数が少ないながらもハイスペックな環境構築できる点が魅力です。
サイズ/重量 | 10×10×2.3cm/190g |
---|---|
USBポート | Type-A×2/Type-C×1 |
映像端子 | HDMI×2 |
LANポート | 有 |
まとめ
Surface向けドッキングステーションは優れた拡張性を備えつつ、抜群の携帯性であらゆるシーンに適応できます。
製品の拡張性次第では高額な予算が必須となる点には注意し、本記事を参考にしつつ、理想の製品を選んでいただければ幸いです。
Surface向けドッキングステーションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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