近年コロナ禍の影響で在宅時間が増えてゲーム人気が高まっています。
ゲーミングパソコンではもちろんのこと、近年では家庭用ゲーム機でもテレビではなくゲーミングモニターでプレイする時代になりました。
しかしライトユーザーや馴染みの無い人達にはゲーミングモニターを使用してないことも多いです。
昨今の状況を考えるとリフレッシュノートが120Hzは最低でも欲しいでしょう。
今回はゲーミングモニターを解説しつつ、コスパが良くておすすめの安いモニターをご紹介させていただきます。
目次
- 1 120hz対応のゲーミングモニターを使うメリット
- 2 ゲーミングモニターは安い高いで何が変わる?
- 3 120hz対応のゲーミングモニターの相場価格!安いの基準は?
- 4 120hz対応ゲーミングモニターの選び方
- 5 120hz対応の安いゲーミングモニターおすすめ10選
- 5.1 【ASTON】21.5V フルハイビジョンゲーミングモニター B09322PCMF
- 5.2 【AOC】ゲーミングモニター G2790VX/11
- 5.3 【Pixio】ゲーミングモニター PX248 Prime
- 5.4 【AOC】ゲーミング液晶モニター C24G2/11
- 5.5 【I・O DATA アイ・オー・データ】ゲーミングモニター GigaCrysta EX-LDGC221HTB
- 5.6 【JAPANNEXT】24インチゲーミングモニター JN-24GT165FHDRTMC
- 5.7 【HKC】ゲーミングモニター23.6 GF40
- 5.8 【LG】フレームレスゲーミングモニターultraGear 24GN650-BAJP
- 5.9 【Pixio】ゲーミングモニター PX278
- 5.10 【Acer】4Kゲーミングモニター Nitro XV282KKV
- 6 まとめ
120hz対応のゲーミングモニターを使うメリット
ライトユーザーや馴染みの無い人には普通のモニターディスプレイやテレビで問題ないと思うでしょう。
たしかに普通のモニターでもゲームをすること自体ができないわけでは無いので一理あります。
しかし、昨今のゲーム市場はグラフィックを滑らかに、かつ鮮明、高解像度にするのが一般的です。
昔では考えられなかった家庭用ゲーム機ですら120フレームレートに対応しています。
つまり、一部のコアなパソコンゲーマー層だけでなく家庭用ゲーム機のライトユーザーも高FPSでプレイすることができるようになったのです。
高フレームレートでゲームをすることで今までコマ飛びだった描写も表示することがで、より没入感のある世界を楽しめます。
その恩恵はジャンルにより様々ですが、どのゲームでもデメリットになることはありません。
ゲーミングモニターは安い高いで何が変わる?
普通のディスプレイよりゲーミングモニターは価格が高い傾向にあります。
またゲーミングモニターと定める基準が無いのも現状です。
ゲーミングモニターの価格を構成する要素は大きく分けて5つあります。
ディスプレイサイズ、解像度、パネル素材、応答速度、リフレッシュノートの5つです。
これら5つを高水準に求めるともちろん価格が高くなる傾向にあります。
しかし、ゲーミングモニター用途だとディスプレイサイズや解像度を高水準に求めても必ずしも恩恵を受けるとは限りません。
またパネル素材と応答速度は密接な関係があり、応答速度やリフレッシュノートはゲームプレイにも影響を与えることがあります。
最低でもゲーミングモニターとするなら応答速度と高リフレッシュノートは欲しいところです。
120hz対応のゲーミングモニターの相場価格!安いの基準は?
リフレッシュノートが120Hz以上対応のゲーミングモニターでもディスプレイサイズ、解像度、応答速度、パネル素材で値段は変わります。
最低限の性能を求めるとしてリフレッシュノート120Hz以上対応でフルHD解像度24インチモニターを基準に考えてみましょう。
この性能だとすると、一つの価格帯の目安としては2.3万〜2.5万円前後です。
この価格帯だと安いと言えるでしょう。
最安値クラスだと2.3万円を下回ることもあります。
ただしディスプレイサイズ、解像度などでも価格は変わりますので一概に低価格だけではもちろん判断できません。
これらを総合的に判断して安くて、高コスパなゲーミングモニターを探すことが一番大事です。
120hz対応ゲーミングモニターの選び方
ディスプレイサイズ
ゲーミングモニターはその仕様用途からテレビとは違い至近距離でディスプレイを見ます。
そのためテレビみたいにディスプレイサイズが大きければ大きいほど良いわけではありません。
これはゲーミングモニターだけに限った話では無く、普通のパソコンディスプレイでも同じだと思います。
一般的に画面全体を視界に入れることのできる丁度良いサイズは24インチ前後です。
臨場感を求めたい人は27インチまでなら選択肢になるでしょう。
これ以上大きくなると視点移動が増えて、視認できていないことも多くなります。
多くのゲーミングモニターのラインナップでも一番24インチ前後が豊富です。
解像度
これはゲーミングモニターに詳しく無い人でも聞いたことがあると思います。
最近だと解像度が4Kのテレビが家庭でも普及しました。
ゲーミングモニターでも解像度を選ぶことができます。
しかし、主要ディスプレイサイズである24インチ前後だと例えば4K解像度であってもなかなか違いを感じることができません。
しかし画面サイズが27インチなど大きくなるにつれてフルHDだと画質の粗が目立つのも事実です。
高リフレッシュノートと高解像度の両立はコスパが悪くなります。
一般的にリフレッシュノートを優先するならふるHDもしくはWQHDで十分でしょう。
ただし家庭用ゲーム機だとWQHDに対応していないこともあるので注意が必要です。
パネル素材
一般的にディスプレイのパネル素材は3種類で、それぞれにメリット・デメリットがあります。
以下のような特性からゲーミングモニターではTNパネルが一番多く、次いでIPSパネルが多いでしょう。
コスパの観点からはTNパネル一択になります。
TNパネル
TNパネルは視野角が狭いので、角度をつけて画面を見ると色彩変化が強く出ます。
しかし、最も安価であり応答速度が速いので人気です。
VAパネル
VAパネルはその発光方式から視野角も広く、黒を最も綺麗に映せるのでコントラストがはっきりしています。
しかし応答速度が遅くなるのでゲーミングにはあまり向いていません。
IPSパネル
IPSパネルは視野角が広くコントラストも綺麗なので広角で画面を見るのに向いています。
しかし、応答速度も遅くなりがちで価格も比較的高価です。
応答速度
ゲーミングモニターとなると応答速度はリフレッシュノートと並びとても大切なものになります。
応答速度は1ピクセルが示す色が次の色に変わる速度のことです。
全ての人が反応できているかは別としても応答速度が速いと残像が減ります。
残像がないと言うことはブレが無くなるので映像として綺麗です。
またゲーム内の事象をリアルタイムで映すことができるので格闘ゲーム、シューティンゲーム、レーシングゲームなどでは重要になります。
パネル素材によってかなり左右される値ですが、ゲーミングモニターと言うだけあって5ms以下の応答速度が好ましいです。
リフレッシュノート
リフレッシュノートは1秒間にモニターの画面を更新する回数です。
一般的なテレビやディスプレイだと60Hzが一般的になります。
しかし、昨今の家庭用ゲーム機でも120fpsを出力できるのでテレビなどでは性能を発揮できません。
そのため120Hzを超えるような高リフレッシュノートのモニターが必要になります。
リフレッシュノートが高いと非常に滑らかな映像になり、普段飛ばされていた映像ですら視認可能です。
どんなジャンルのゲームをしても高リフレッシュノートはほとんどデメリットになりません。
特にシューティングゲームや格闘ゲームは必須と言えるでしょう。
ゲーミングモニターとして使用するなら最低でも120Hz以上を対応しているモニターがオススメです。
細かな仕様
上記4つはモニターを構成する要素ですが、他にも細かな要素があればゲーミングモニターとして便利になります。
例えば、VESA規格に対応しているかどうかで、別のモニターアームやモニタースタンドを使うことが可能です。
付属スタンドを使うなら不要な規格ではありますが、マルチディスプレイに今後増やしたり、角度を自由に変えたりしたいなら選んでおきましょう。
また、グラフィックボードメーカーの独自のシステムにモニターが対応して映像を最適化することが可能なら損はありません。
他にも接続端子がHDMIやDispayPortに対応していて、何個接続端子があるかなども実は重要であったりします。
120hz対応の安いゲーミングモニターおすすめ10選
【ASTON】
21.5V フルハイビジョンゲーミングモニター B09322PCMF
画面サイズ:21.5インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:165Hz
現在では最安値のゲーミングモニターになります。
応答速度も5msと及第点でリフレッシュノートは165Hzなのでゲーミングモニターとしては最前線で戦うことが可能です。
AMD FreeSyncに対応しているのでAMDのグラフィックボードとは相性も良く、VESA規格対応など細かな仕様も搭載しています。
21.5インチとモニターサイズは小型ですが、そこまで大きさにこだわらない方なら選択肢に入るでしょう。
【AOC】
ゲーミングモニター G2790VX/11
画面サイズ:27インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:144Hz
応答速度1msでリフレッシュノート144Hz対応なので現環境では何不自由なくゲームプレイが可能です。
フリッカーフリー機能やAMD FreeSyncにも対応しており細かな仕様も、もちろん対応しています。
HDMIとDispayPort端子をそれぞれ搭載しているのでゲーミングPCでも家庭用ゲーム機でも安心です。
27インチと大画面ですが、解像度はフルHDなので少々画質の粗さは目立つでしょう。
【Pixio】
ゲーミングモニター PX248 Prime
画面サイズ:23.8インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:144Hz
23.8インチとゲーミング環境では最適解のサイズながらIPSパネルなので高視野角です。
また応答速度も1msと高速で、リフレッシュノートも144Hzと性能も申し分ありません。
AMD FreeSyncとVESA規格にも対応しており細かな仕様も搭載しています。
端子がHDMI2つ(1つは2.0規格)とDispayPortと豊富に搭載しているのもありがたいです。
少々値上がりしましたが、それでもコスパ最強クラスのゲーミングモニターでしょう。
【AOC】
ゲーミング液晶モニター C24G2/11
画面サイズ:23.6インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:165Hz
24インチ前後のディスプレイサイズにフルHD解像度で応答速度1ms、リフレッシュノート165Hz対応と性能は申し分ありません。
特筆すべきは1500Rの曲面VAパネルを搭載していることでしょう。
平面パネルが多い中、曲面パネルは珍しく臨場感がアップします。
HDMI2つ、DispayPort、D-suvなど接続端子が新旧豊富なのも嬉しいです。
こちらもコスパ最強クラスでしょう。
【I・O DATA アイ・オー・データ】
ゲーミングモニター GigaCrysta EX-LDGC221HTB
画面サイズ:21.5インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:144Hz
21.5インチの少々小型のゲーミングモニターですが、性能は一級品です。
特に応答速度は0.6msと驚異的な速さを実現しており、レースゲームなどでは頼りになるでしょう。
AMD FreeSync Premiumにも対応しておりワンランク上の最適化がなされています。
画面モードも5つのモードから選べるなどシーンで切り替えられるのも他にはない機能です。
【JAPANNEXT】
24インチゲーミングモニター JN-24GT165FHDRTMC
画面サイズ:24インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:165Hz
応答速度1msでリフレッシュノート165Hz対応と十分です。
もちろんAMD FreeSyncやVESA規格にも対応しています。
このモニターのありがたい点はゲーミングモニターには珍しい2W*2スピーカーを搭載していることでしょう。
ゲーム中はヘッドセットなどのデバイスを使用するので不要と思われがちですが、あると結構便利です。
スピーカー搭載ゲーミングモニターをお探しならコスパは良いアイテムになります。
【HKC】
ゲーミングモニター23.6 GF40
画面サイズ:23.6インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:144Hz
応答速度4msでリフレッシュノート144Hzとゲーミング環境では問題ありません。
ダークイコライゼーション機能でゲーム映像のメリハリが強く出すぎないよう調整されています。
またR1800の局面ディスプレイで、ベゼル幅2mmと非常にスタイリッシュなモデルです。
性能だけでなく、ゲーミングデバイスとしての見栄えも求めるならオススメできます。
【LG】
フレームレスゲーミングモニターultraGear 24GN650-BAJP
画面サイズ:23.8インチ/解像度:フルHD/リフレッシュノート:144Hz
IPSパネルながら応答速度1msを実現しているゲーミングモニターです。
DAS(Dynamic Action Sync)モードやブラックスタビライザーなど独自技術で映像にも力を入れています。
AMD FreeSync Premiumにも対応しておりゲーミング性能+映像美も楽しみたいならコスパは高いです。
またピボット機能やチルト搭載などディスプレイ本体の機能も優れています。
【Pixio】
ゲーミングモニター PX278
画面サイズ:27インチ/解像度:WQHD/リフレッシュノート:144Hz
解像度の恩恵も受けつつゲーミング性能も欲しい方におすすめできるのがこちらのモニターです。
27インチ、WQHD、144Hz、応答速度1msとゲーミング性能と解像度を両立しています。
この性能だと最安値のアイテムです。
ゲーミングPCだと問題ありませんが、家庭用ゲーム機だとWQHDに対応していないので注意が必要です。
【Acer】
4Kゲーミングモニター Nitro XV282KKV
画面サイズ:28インチ/解像度:4K/リフレッシュノート:144Hz
出力するデバイスもかなり限られてきますが、現環境では一番高スペックでゲームをするなら4K120FPS以上です。
実際に家庭用ゲーム機も対応していると公表しています。
最先端故にまだまだ価格は高いですが、現時点ではこの商品が最安値クラスなので紹介しました。
とにかく最先端で最高画質と最高のゲーミング性能で遊びたいなら選択肢に入るでしょう。
まとめ
筆者おすすめのゲーミングモニター10選を紹介させていただきました。
昨今のゲーム人気はすごいものでゲーミングパソコンだけでなく、家庭用ゲーム機も進化が止まりません。
時代の流れに遅れず、最先端のコンテンツを最適に遊べるよう是非ゲーミングモニターを手に入れてみてください。
120hz対応のゲーミングモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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