ウッドストーブを安全に楽しむためには、灰受けや受け皿としても使用できる、耐熱効果のある下敷きがおすすめです。
ウッドストーブは二次燃焼可能な製品も多くあり、非常に高温になるうえ地面との距離も近く、難燃性のシートやプレートは必須となります。
乾燥した季節で枯れ葉などへの引火や、地面へのダメージを防ぐため、キャンパーのマナーとして下敷きになるものは携帯しましょう。
今回は使いやすくて持ち運びに便利な、ウッドストーブ用の下敷きに使える製品をご紹介します。
ウッドストーブ用下敷きを使うメリット
地面をダメージから守る
耐熱効果のある難燃性のシートやプレートを使うことは、地面へ伝わる熱を軽減してくれるメリットがあります。
ウッドストーブは二次燃焼ができる製品もあり、通常の焚き火台より高温になる場合があり、注意が必要です。
炎の熱は地面に存在する微生物などにダメージを与えるため、ウッドストーブを使用する時は必ず下敷きを敷くことをおすすめします。
周りへの引火を防ぐ
ウッドストーブ用の下敷きを敷くことで、周りの枯れ枝や枯れ葉への引火を防ぐ効果があります。
自然に還らない燃えかすを地面に落とす心配もなくなるので、ウッドストーブや焚き火台を購入する時は、必ず一緒に用意すると良いでしょう。
秋〜冬は特に引火の危険性があり、耐熱シートなどの下敷きは必須と言えます。
軽量コンパクトに携帯できる
シート状のガラス繊維やカーボンフェルトの製品は、折りたたんでコンパクトに収納でき、携帯に非常に便利です。
軽量なウッドストーブを使用するのに、嵩張る下敷きを持ち歩くのは躊躇しますが、シート状の製品なら大丈夫でしょう。
特にカーボンフェルトは軽量で、好きなサイズにカットして使うことができ、軽量化にこだわるなら特におすすめできます。
コスパが良い
ウッドストーブに使用する下敷きはとてもコスパが良く、気軽に購入できるのも大きなメリットです。
なかには数百円で購入できる製品もあり、予算に合わせてぴったりの下敷きを選ぶことができます。
丸洗いできるタイプは少々価格は上がりますが非常に使いやすく、予算に余裕があるなら最もおすすめです。
ウッドストーブ用下敷きを使うデメリット
シートタイプは使い捨てになる
携帯にも便利でとても使いやすいシートタイプですが、消耗品なので使い捨てになるのがデメリットです。
もったいないとボロボロになるまで使いたくなりますが、耐熱性や耐火性が損なわれたものは、危険性も高まるのでやめた方が良いでしょう。
予算に限りがある方は、コスパの良い安価なシートを使用することをおすすめします。
プレートは重量がある
ステンレスやスチール製のプレートは買い替えの必要がなく、経済的にも非常に助かりますが、持ち運びに不便というデメリットがあります。
重量があり、シートの様にコンパクトに折りたためないため、小型で軽量のウッドストーブを使う方には向かないでしょう。
特に重さを気にせず、中型のウッドストーブを使う方にはとても使いやすくおすすめです。
ウッドストーブ用下敷きの選び方
シートかプレートかで選ぶ
ウッドストーブの下敷きには、耐熱効果の高い難燃性のシートが一般的ですが、中型のウッドストーブなら金属製のプレートを好む方も多いでしょう。
シート状のものはとてもコンパクトに収納でき、持ち運びにも便利で非常に使いやすく、最も安全ですが消耗品なので買い替えが必要です。
プレートは末長く使用でき、落ちた灰の処理もしやすく丸洗いもできますが、重量があり、携帯には少々不便を感じるでしょう。
愛用のウッドストーブの大きさや好みで、適切な下敷きも変わってくるので、よく吟味して選ぶことが大切です。
素材で選ぶ
耐熱シートには大きく分けて、ガラス繊維製のものと、カーボンフェルト製のものがあります。
ガラス繊維製は耐久性があり、シリコンコーティングされたものは、水を弾き丸洗いできるのでお手入れも楽ちんです。
カーボンフェルト製はとても軽量で、自分でカットもできるので非常に携帯に便利で、徒歩キャンプや登山などに特におすすめ。
プレートの製品にはステンレスやスチール製があり、スチール製はとてもおしゃれで雰囲気があるので、無骨なキャンプをするならぴったりです。
大きさで選ぶ
ウッドストーブのサイズに合わせた下敷きを選ぶことも大切です。
キャンプで使いやすく、最も多く展開されてる中型サイズのウッドストーブに合わせるなら、50×50cmほどの下敷きが最も使いやすいでしょう。
小型のウッドストーブなら30×30cmほどがおすすめで、どんなサイズにしろ、急な強風などに備えて大きめの下敷きを用意することが必要です。
ウッドストーブ用下敷きおすすめ10選
【SOHAPI】
焚き火シート スパッタシート
シリカコート加工されたガラス繊維の焚き火シートで、滑らかな肌触りなのでチクチクせず、ストレスなく使用することができます。
50×50cmと、平均的なウッドストーブの下敷きとしてちょうど良いサイズで非常に使いやすくいです。
とてもコスパが良く、気軽に使用できるため、最初の焚き火シートとしてもおすすめです。
【NBEUCA】
焚き火シート
従来の製品より品質がアップした、軽量なガラス繊維の焚き火シートです。
縫い目やペグ用のハトメの処理が丁寧に仕上げてあるので、使用中の破損の心配も少なく、コスパも良いので気兼ねなく使えるのも大きなポイントです。
ウッドストーブにぴったりのサイズから、大型の焚き火台用まで、様々なサイズ展開があります。
【CARBABY】
焚き火シート
瞬間使用温度が1500度の、耐熱性に優れた使いやすい焚き火シートです。
シリカコートコーティングされたガラス繊維なので、肌触りが良く、ブラックカラーで無骨な雰囲気なのもおしゃれでおすすめ。
四隅にハトメがついているので、ペグでしっかり固定できるのもポイントです。
【Chaslean】
バーナー シート スパッタシート（IOU16）
非常にコスパの良いカーボンフェルト製の耐火シートです。
30×45cmとコンパクトサイズなので、小型のウッドストーブやガスバーナーの下敷きとしても重宝します。
大小様々なサイズがありますが、カーボンフェルトは好きなサイズにカットして使用できるので、敢えて大きなサイズを購入してカットするのもおすすめです。
【BUNDOK】
焚き火 シート（BD-498）
バンドックの、使いやすいサイズのカーボンフェルト製焚き火シートです。
60×60×3.5cmで重量は140gと非常に軽量なので、ウッドストーブとセットで持ち運ぶのに最適です。
ガラス繊維のシートはチクチクして苦手な方は、触り心地の良いカーボンフェルトのシートがおすすめです。
【ZEN Camps】
焚き火シート
少々価格な上がりますが、安心の日本のブランドの製品で、非常に高品質なので安心して使用できます。
縫い目にも難燃性の糸を使用しているので、焚き火の熱や炎でほつれる心配がありません。
シックなオールブラックの無骨な雰囲気満載で、スタイルにこだわりたい方も満足できるおすすめの製品です。
【ELUTENG】
焚き火シート ガラス繊維
珍しい円形の焚き火シートで、グリーンの色合いがおしゃれで目を引きます。
0.5mmの厚みがあり、裏表どちらでも使用できるのも大きなポイントです。
60×60cmと、ウッドストーブに使いやすいサイズですが、大きめのサイズもあるので、お好みの大きさを選ぶことができます。
【キャプテンスタッグ】
ステンレス イージーファイアベース （UG-0006）
キャプテンスタッグのスライド式炭入れで、小型の焚き火台として使えるほか、ウッドストーブの灰受けや土台にも重宝します。
コンパクトに収納でき、ステレンス製でお手入れも簡単なので、ハードに使用することができます。
何よりコスパがとても良いので、気軽に購入できるのも嬉しいポイントです。
【キャプテンスタッグ】
角型トレー バット 灰受け（UG-3274）
小型のウッドストーブにぴったりの、シンプルなステレス製のプレートです。
特に折りたたみ式のウッドストーブなら、一緒にコンパクトに携帯でき非常に便利です。
様々な用途に使え、料理の食材を入れるトレーとしても使いやすく重宝するでしょう。
大小の2サイズあり、安価で気軽に何枚も購入できるのも大いに助かります。
【TokyoCamp】
焚き火台 専用プレート
同社の焚き火台専用のプレートですが、ウッドストーブにも非常に使いやすく、おしゃれでスタイリッシュな製品です。
消耗品の焚き火シートと違い、スチール製なので末長く使用でき、買い換える必要がありません。
折りたたんでA4サイズに収納でき、携帯に便利なのも嬉しいポイントです。
まとめ
雰囲気抜群で魅力的なウッドストーブを安全に使用するために、耐熱効果のある下敷きは必ず用意することをおすすめします。
コスパが良く入手しやすい製品ばかりなので、ウッドストーブ用の下敷きを取り入れる際は、是非参考にしてみてくださいね。
ウッドストーブ用下敷きの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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