キャンプサイトも、芝・砂利・土など様々ありますが、場所によっては水捌けが悪かったり、傾斜しているサイトもあります。
ウッドデッキを流用する事で、平らになる為、立地条件によりウッドデッキサイトを設置しているキャンプ場もあります。
ウッドデッキにテントを張るための、ウッドデッキペグを使用すれば、シンプルかつ楽に設営が可能です。
ウッドデッキにテントやタープなどを張るための、専用の特殊ペグであるウッドデッキペグについて解説します。
目次
- 1 ウッドデッキペグとは
- 2 ウッドデッキペグを使うメリット
- 3 ウッドデッキペグを使うデメリット
- 4 ウッドデッキペグの選び方
- 5 ウッドデッキペグおすすめ10選
- 5.1 【NACETURE】ウッドデッキ専用 (732064321912)
- 5.2 【GoodsLand】アンカーペグ ソロキャンプ用品
- 5.3 【Azarxis】アンカーペグ ウッドデッキ専用(3330-3340)
- 5.4 【TRIWONDER】アンカーペグ ウッドデッキペグ(OS3340)
- 5.5 【Eco Ride World】アンカーペグ 魚骨型(SO_357)
- 5.6 【JEELAD】アンカーペグ 魚骨ペグ
- 5.7 【YAPJEB】アンカーペグ ツーリングテント設営(3330)
- 5.8 【tess】キャンプ用テント ウッドデッキ対応
- 5.9 【D .B.J】アンカーペグ ウッドデッキペグ
- 5.10 【Naturehike】アンカーペグ 調節可能
- 6 まとめ
ウッドデッキペグとは
ウッドデッキペグとは、他のペグと比較すると、非常に特殊な形をしています。
ウッドデッキペグは、本体のアンカーペグ、スプリング、カラビナの3パーツから成り立っているものが多く、見た目が魚の骨のように見えるため、通称「魚骨ペグ」とも呼ばれます。
使い方としては、板と板の隙間に差し込み、90度に回転させることで、板の下から引っ掛ける仕組みとなっています。
ウッドデッキペグを使用する事で、余計なロープを使わずに、テンションがかかり見た目もスッキリとした設営が可能となります。
ウッドデッキペグを使うメリット
ペグの抜き差しが楽
ウッドデッキペグの使い方は、ウッドデッキの板と板の隙間に押し込み、90度に回転させるだけなので、ペグ打ちハンマーなどの工具は一切いりません。
撤収の際はその逆で、差し込んだペグを90度に回転させ、引き抜くだけの簡単さです。
通常のペグは、打ち込みと引き抜く労力が必要ですが、ウッドデッキペグを使えば、時間をかけずに設営と撤収が、楽に行えます。
ペグが汚れずメンテナンス不要
ウッドデッキそのものが地面と接していないので、ペグ本体が汚れる心配がありません。
雨の日など通常のペグは、水没する時もありますが、ウッドデッキに設営するウッドデッキペグは、水没する心配もありません。
他のペグの場合、土を除去する作業がかかりますが、ウッドデッキペグの場合、そうしたメンテナンスの手間も省けるため、ウッドデッキ専用ペグとして大変便利です。
レイアウトを選ぶ必要性が不要
通常のテントサイトは、整地された場所もあれば、石や凹凸があったりする場所もあります。
ウッドデッキサイトにおける最大の魅力は、平らである事です。
ガイロープをウッドデッキの外にペグダウンする際は、ロープの張り出し位置など、レイアウトを考える必要があります。
しかし、ウッドデッキペグを使用すれば、板と板の間に押し込むだけなので、動線を気にせずレイアウトを考える必要がいりません。
ロープへつまづく心配も不要
キャンプでよくある事ですが、昼間は見えているガイロープも、夜間になると見えずらくなります。
そのため、どこにロープを張ったかわかっていても、夜間になるとつまずく事が多々あります。
ウッドデッキ上でのテント設営も同じであり、ガイロープをウッドデッキの外に張り出してペグダウンすると、見えづらくつまずくおそれがあります。
ウッドデッキペグを使用すれば、余計なロープをしていないため、夜間、ロープへつまずく危険性も回避できるのも魅力です。
ウッドデッキペグを使うデメリット
ペグの使用頻度が低い
ウッドデッキペグは、ウッドデッキにテントを設営するためのペグなので、ウッドデッキに設営しない限り、その使用頻度は限りなく低くなります。
全国のキャンプ場のうち、ウッドデッキサイトは割合も少なく、行き先も限られてしまいます。
色々な場所でキャンプを楽しみたい方や、ウッドデッキにこだわらない方には、特定の場所にしか行けないため、必要性の少ないペグとなってしまいます。
ペグ打ちしたい人には合わない
キャンプに行った際、非日常を味わうために、ペグ打ちをしたい方もいると思います。
自分のキャンプサイトを作り上げる上で、区画サイトやフリーサイトで、試行錯誤しながらテントやタープの配置を考え、ペグダウンする方もいる事でしょう。
打ち込む箇所の選定や、打ち込む音やペグ打ちそのものをやりたい方には、専用ペグであるが故に物足りなさを感じてしまう方もいるかもしれません。
ウッドデッキのサイズ次第では役に立たない
ウッドデッキのサイズは決まっていて、さらにウッドデッキは地面より小上がりになっているため、テントサイズが大きすぎると、ウッドデッキからはみ出してしまいます。
せっかく持って行ったウッドデッキペグも、はみ出したテントでは使うことが出来ず、出番がなくなってしまいます。
ウッドデッキペグの選び方
対応板の厚みと隙間のチェック
ウッドデッキそのものは、キャンプ場の場所によってマチマチであり、対応している板の厚みと隙間によっては、ウッドデッキペグの選定も変わってきます。
せっかく持っていったウッドデッキペグも、板厚と板幅に噛み合わなければ、使い物になりませんので、事前にキャンプ場に問い合わせるなどして、準備することをおすすめします。
サイズの確認
ウッドデッキペグ本体である、アンカーのサイズはチェックが必要です。
長さが板の厚みに噛み合うか、板の隙間から入れてから、アンカーが板と板に引っ掛かるかチェックが必要です。
長さは十分でも、板と板の間に引っ掛かからなければ、ウッドデッキペグとして役目を果たせません。
事前に確認を行い、アンカー本体サイズの確認をおすすめします。
素材と色の確認
ウッドデッキペグは、殆どが耐摩耗・耐腐食・防水に強いアルミニウム合金やステンレス合金が主流です。
ウッドデッキペグは、板の下からテンションがかかるので、軽くて丈夫な素材を選ぶことで、長く使用することができるので、素材や重量なども確認しておく事をおすすめします。
また、色も豊富にあるので、テントに一体感が出るものや、逆に目立つ色でスタイリッシュさを求めるのも、選ぶ際の基準にするといいでしょう。
ペグの本数とセット価格の確認
ウッドデッキペグは、本数がセット単位で販売されているものが多く、コスパ的にも一般のペグと比較し非常に安価に購入できるものが殆どです。
ウッドデッキペグが足りない場合、テントやタープにテンションがかからず、風や雨に弱い張り方となってしまいます。
ウッドデッキからの落下も考えられるウッドデッキペグは、コスパもいいため、予備も含め、少し多めに購入しておくことをおすすめします。
ウッドデッキペグおすすめ10選
【NACETURE】
ウッドデッキ専用 (732064321912)
アルミ合金製ペグ、アルミ合金製カラビナ、ステンレス製スプリングのウッドデッキペグです。
過酷なアウトドア環境下でも劣化しにくいよう、耐久性・耐腐食性の高い素材が使われているため、長く使用できます。
10本セットと多めに入っているので、テントだけではなく、タープやパラソルなどに使いたい方にもおすすめです。
【GoodsLand】
アンカーペグ ソロキャンプ用品
アルミ合金製のアンカーペグで、スプリングやカラビナを付属していない事で、ポータブルに持ち運びが可能です。
アルミ合金素材を使う事で軽量で耐久性も高く、長く使えるウッドデッキペグです。
板の厚さが4cmまで対応可能であり、様々なウッドデッキに柔軟に対応できます。
4本セットの本体を取りまとめるカラビナも付属しているため、取りまとめもでき、嵩張らないためソロキャンプなど荷物の軽減をしたい方におすすめです。
【Azarxis】
アンカーペグ ウッドデッキ専用(3330-3340)
アルミ合金製ペグ、アルミ合金製カラビナ、ステンレス製スプリングを使用したウッドデッキペグです。
アルミ合金とステンレス素材のため、耐久性・耐腐食性も高く、風雨条件下でも安心してお使いいただけておすすめです。
アンカーペグとカラビナの色彩を、9種類から選べるのが特徴で、タープとテントを色違いのペグで変えるなど、バリエーションも楽しめます。
【TRIWONDER】
アンカーペグ ウッドデッキペグ(OS3340)
ステンレス合金素材を使用することで、優れた軽さと耐摩耗性、耐腐食性、防水性を実現したウッドデッキペグです。
ラインナップも豊富に取り揃えており、12種類から幅広く選択できるのが特徴です。
バイクツーリングなど、最小限に荷物を抑えたい場合に便利な、スプリングなしのウッドデッキペグも取り扱っていますので、用途に合わせた選択が可能なのも魅力です。
【Eco Ride World】
アンカーペグ 魚骨型(SO_357)
スプリングやカラビナが付属していない、アンカーペグのみのウッドデキペグであるため、コンパクトな持ち運びを実現したペグです。
アルミニウム素材のため、ペグ重量8gと軽量であり、持ち運びにも困りません。
10本セットで数量も多いため、テントの他にタープやパラソルなど多岐にわたり、使用ができるのでおすすめです。
ワイヤーリングも付属しているため、束ねて紛失防止にもなるので、ギアバックの隙間に入れても安心です。
【JEELAD】
アンカーペグ 魚骨ペグ
アルミ合金製ペグとアルミ合金製カラビナ、ステンレス製スプリングを使用したウッドデッキペグです。
軽くてサビに強いだけでなく、軽量で頑丈な為、過酷なアウトドアで長く使えます。
6本セットで青と黒がラインナップされており、特に青色はアンカーとカラビナまでブルーなので、統一感やスタイリッシュなデザインを求める方にはおすすめです。
【YAPJEB】
アンカーペグ ツーリングテント設営(3330)
素材にアルミニウム合金を使用しているため軽量かつなウッドデッキペグです。
6個セットで価格も990円と、とてもリーズナブルなウッドデッキペグです。
3色のラインナップを取り扱っており、いずれもアンカーペグとカラビナが同色なのが特徴です。
テントとタープで色分け出来るだけでなく、全てを同色で揃えたいなど、統一感を出したい方におすすめのウッドデッキペグです。
【tess】
キャンプ用テント ウッドデッキ対応
アルミ合金製ペグ、アルミ合金製カラビナ、ステンレス製スプリングを使用したウッドデッキペグです。
雨・風のもとでも耐える耐久性と耐腐食性のある素材を使用している為、長く使用できるウッドデッキペグです。
10本セットと多めのウッドデッキペグなので、テントの他にパラソルやタープも張りたい方に、おすすめです。
【D .B.J】
アンカーペグ ウッドデッキペグ
素材にアルミニウム合金を使用し、アンカーペグ本体とカラビナだけのウッドデッキペグです。
スプリングが組み合わされていないので、携帯性に便利なのが特徴です。
収納ケースと、ペグ本体をまとめられるワイヤーリングが付属しているので、まとめて収納出来ので、紛失の回避もできます。
手軽に携帯性を求め、持ち運びたい方におすすめです。
【Naturehike】
アンカーペグ 調節可能
アルミ合金製ペグ、アルミ合金製カラビナ、ステンレス製スプリングを使用したウッドデッキペグです。
長さが6.7cmの通常版の他に、長さが7.6cmの長さ増加版と、カラビナが付いた掛フック版がラインナップされ、ウッドデッキの板の厚みによって、ラインナップを選べるのが特徴です。
4mm-10mmまでの板の隙間に対応してますので、隙間の幅を気にする事なく、使用できるウッドデッキペグです。
まとめ
ウッドデッキペグは、キャンプ場のウッドデッキサイトに対応する特殊なペグですが、板と板の間に挟む為、自宅のウッドデッキでも使用することが出来るので便利です。
スノコを代用し、ウッドデッキペグを使用したテント設営も可能なため、テントを痛める心配もありません。
キャンプ場でも自宅でも使用可能なウッドデッキペグは、コスパも良くワンセット持っていてもいいギアではないでしょうか。
ウッドデッキペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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