Web会議やオンライン授業、動画撮影や動画配信などのシーンで、高画質を実現できるのが、4K対応のWebカメラです。
4K対応のWebカメラは、ノートパソコンに内蔵されているフルHDやHDのカメラよりも、はるかに美しい映像を表現します。
そのため、ぼやけのないクリアな映像を求める方には、おすすめのアイテムです。
この記事では、おすすめの4K対応Webカメラを10商品、高画質のメリットデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 4K対応Webカメラを使うメリット
- 2 4K対応Webカメラを使うデメリット
- 3 4K対応Webカメラの選び方
- 4 4K対応Webカメラおすすめ10選
- 4.1 【DEPSTECH】オートフォーカス 三脚付き(DW49-JP)
- 4.2 【DEPSTECH】リモコン付き(DW50-JP)
- 4.3 【Tummty】1200万画素 広角120度
- 4.4 【Spedal】LEDライト付き 3色切り替え(AF966)
- 4.5 【OKIOLABS】自動光補正 広角80度(OKS-004)
- 4.6 【OKIOLABS】AI自動追跡 広角125度(OKS-001)
- 4.7 【エレコム】830万画素 オートズーム機能付き(UCAM-CX80FBBK)
- 4.8 【NexiGo】5倍デジタルズーム リモコン付き(N950P)
- 4.9 【NexiGo】Al自動フレーム 10倍デジタルズーム(N970P)
- 4.10 【ロジクール】HDR Windows Hello対応(C1000s)
- 5 まとめ
4K対応Webカメラを使うメリット
クリアな映像を表現できる
4Kは約800万画素になるので、フルHDの約200万画素と比べて4倍の解像度です。
フルHDではぼやけてしまう映像も、4K対応のWebカメラを使うことでスッキリと鮮明に見えるようになります。
クリアな映像を表現できるので、相手に自分の表情をはっきりと見せることができ、洗練された印象を与えるでしょう。
ノイズを除去してくれる
4K対応のWebカメラには、ノイズキャンセリング機能の付いたマイクが内臓されています。
対象になる音だけを拾い、背景に存在する耳障りなノイズを除去してくれるので、聞き取りやすい音声を相手に届けることができます。
騒がしい環境の中でWeb会議や動画配信をした場合でも、しっかりと会話することができるでしょう。
3人以上の撮影が可能になる
ノートパソコンの内蔵カメラの視野角は、70~90度がほとんどで、2人までの撮影に向いています。
3人でもカメラに映りはしますが、肘が付く格好になり、窮屈な印象を与えるでしょう。
4K対応のWebカメラには、視野角が90度以上の商品があるので、それを使用すれば、3人以上でも余裕を持って撮影できます。
4K対応Webカメラを使うデメリット
価格が高い
フルHDやHDのWebカメラよりも、はるかに画質が良くなる分、価格は高くなります。
4K対応のWebカメラでも5~6千円で購入できる商品は存在しますが、基本的に1万円はかかることも。
エレコムやロジクールなど、信頼性の高いメーカーの商品は2万円前後するので、やはり高額だといえます。
通信状況の影響を受けやすい
高画質になればなるほどデータ量は大きくなり、転送する量も増えるので、通信環境が大事になります。
動画配信などで、4Kの映像を配信したいと思っても、通信状況が悪ければ安定して届けることはできません。
4K対応のWebカメラを購入するだけで、高画質な映像を実現できるわけではない、ということは覚えておきましょう。
4K対応のモニターが必要になる
フルHDやHD対応のモニターでは、4Kの高画質を表示できないので、4K対応のパソコンモニターが必要になります。
ただし、Google MeetやZoomなどの主なWeb会議ツールでは、4Kの画質に対応していないのが現状です。
そのため、Web会議ツールの使用の際には、4K対応のモニターは必要ないといえるでしょう。
4K対応Webカメラの選び方
価格で選ぶ
どのWebカメラを購入したら良いのか、悩んで決められないときは、価格で選ぶのも一つの方法です。
4K対応のWebカメラは、5千円台のものから数万円するものまで、幅広い価格帯で販売されています。
低価格の商品でも、オートフォーカス(AF)や自動光補正の機能が付いているので、撮影の際に難しい設定をする必要はありません。
予算が1万円の場合は、1万円以内の価格で絞り込み検索をすれば、商品を選びやすくなるでしょう。
機能で選ぶ
高性能なWebカメラを使用することで、より快適に撮影ができます。
例えば、AI(人工知能)搭載でオートフレーミング機能が付いていれば、カメラに映る人間を自動的に画面中央に配置してくれます。
また、リモコンが付いていれば、電源のON/OFFやボリューム調整などを遠隔操作できるので、カメラに近づく必要がありません。
高い機能を持つカメラほど高額にはなりますが、無駄のないスムーズな撮影が可能になるでしょう。
視野角で選ぶ
視野角が広くなればなるほど、広範囲の撮影が可能になるので、撮影人数に合わせた選択が必要になります。
1人で映る場合は70度、2人なら90度の視野角のカメラで十分です。
3人以上の撮影となると、視野角が120度以上のカメラが適していて、スペースにゆとりを持って撮影できるでしょう。
また、1人で映る場合、視野角が広すぎると背景が見えすぎてしまうリスクがあるので、利用目的に合わせて視野角を選ぶと失敗しづらいのでおすすめです。
4K対応Webカメラおすすめ10選
【DEPSTECH】
オートフォーカス 三脚付き(DW49-JP)
800万画素のSONY製センサーが搭載された、オートフォーカス機能付きのWebカメラです。
ピントを自動的に合わせてくれるので、クリアな映像を簡単に撮影できます。
他にも、三脚スタンドが付いていたり、ノイズを除去するデュアルマイクも内蔵。
視野角は55度と狭いですが、画質がきれいだという評判で、人気商品です。
【DEPSTECH】
リモコン付き(DW50-JP)
カメラから離れていても、明るさや彩度、画像や音声を遠隔操作できます。
視野角は80度になるので、2人までなら十分に撮影できるでしょう。
800万画素のSONY製センサーやオートフォーカス機能、デュアルマイクも内蔵されています。
【Tummty】
1200万画素 広角120度
1200万画素のセンサー搭載で、視野角は120度と広角なので、3人以上の撮影に向いています。
また、オートフォーカス機能に加え、自動光補正機能も付いているので、明るさを自動調整し、暗い環境の撮影でも困りません。
WindowsやMacだけでなく、AndroidのOSにも対応した、互換性の高いカメラです。
【Spedal】
LEDライト付き 3色切り替え(AF966)
カメラにLEDライトが付いていて、ワーム、ナチュラル、ホワイトの3色に切り替えができ、暗い場所での撮影にも困りません。
他にも、オートフォーカス機能やノイズキャンセリングマイク、プライバシーカバーや三脚スタンドが付いています。
視野角は90度で、800万画素のSONY製センサーも搭載されたWebカメラです。
【OKIOLABS】
自動光補正 広角80度(OKS-004)
自動光補正機能が付いたWebカメラで、暗い環境でも明るさを自動的に調整してくれます。
また、自社開発の専用ソフト、OKIOLABS Camera Controlを使用することで、カメラの設定を自由に調整できます。
ズームや色、コントラストやホワイトバランスなど、自分好みに設定できるので、楽しく撮影できるでしょう。
【OKIOLABS】
AI自動追跡 広角125度(OKS-001)
AIが搭載されたオートフレーミング機能付きの、4K対応Webカメラです。
カメラに映る人間を、常に画面の中央にいるように撮影し、途中で誰かが入ってきても、全員が映るように自動調整してくれます。
視野角も125度と広角で、参加者が3人以上のグループ会議やグループトークに最適なモデルだといえるでしょう。
【エレコム】
830万画素 オートズーム機能付き(UCAM-CX80FBBK)
オートズームや話者マーキングといった、エレコム独自のAI機能を搭載したWebカメラです。
オートズーム機能では、カメラに映る人間を自動検出し、撮影範囲を自動で調整してくれるので、見やすい映像を実現。
また、話者マーキング機能では、話し手を識別し“発言中マーク”が表示されることで、発言する機会をつかみやすくなります。
【NexiGo】
5倍デジタルズーム リモコン付き(N950P)
4K対応のWebカメラで、付属のリモコンでビデオ通話を遠隔操作できます。
電源のON/OFFやボリューム調整の他にも、ズームイン、ズームアウトのコントロールが可能。
また、5倍デジタルズーム機能も付いてはいますが、4Kには非対応です。
視野角は35~90度に調整ができるので、自分の好きな範囲で撮影できます。
【NexiGo】
Al自動フレーム 10倍デジタルズーム(N970P)
AI搭載でオートフレーミング機能付きの、4K対応Webカメラです。
こちらのモデルでは、10倍デジタルズームが可能で、4Kにも対応しています。
また、フラッシュメモリが付いているので、すべての設定をカメラに直接保存することが可能。
デバイスを切り替えた場合でも、すぐに設定を呼び出せるので便利です。
【ロジクール】
HDR Windows Hello対応(C1000s)
HDR(ハイダイナミックレンジ)テクノロジーとRightLight 3による自動光補正機能が付いているWebカメラです。
光の弱い場所や直射日光が当たる照明環境においても、光バランスを自動で調整し、クリアな映像を実現。
Windows Helloにも対応していて、顔認識によるパソコンへのログインが可能になります。
まとめ
4Kの高画質を届けるためには、カメラの購入や通信環境の整備など、コストはかかります。
しかし、美しく臨場感あふれる映像によって、現実に近いコミュニケーションが可能になり、自身をより魅力的に表現できます。
画質をとことん追求したい人は、是非4K対応のWebカメラを選んでみてください。
4K対応のWebカメラの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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