リモート会議もすっかり一般化してきた昨今、今まで使っていたWebカメラで不自由を感じるようにもなってきました。
特に人数が多くなってくると、発言の度にカメラを切り替えるのも面倒です。
そこで360度Webカメラを使用して全方向を映し、会議を進行するようにすると、参加者全員の顔が見られて、臨場感ある会議になります。
今回は会議の進行に役立つ360度Webカメラを厳選して紹介します。
360度Webカメラを使うメリット
カメラ1台で会議ができる
リモート会議する時、参加者それぞれの通信環境や使用者が不慣れなため、全員のカメラセッティングが完了するまで時間が掛かることがあります。
360度Webカメラであれば、1台のカメラで参加者全員が写り、それぞれがカメラセッティングする必要がありません。
設定は一般のWebカメラと同様に、パソコンにUSB接続すれば使用できるので、簡単に会議を始められます。
臨場感がある
360度Webカメラではパノラマ映像も可能となり、参加者全員を画面に映し出せます。
机の真ん中に設置されたWebカメラは、ソーシャルディスタンスを保ったままの離れた席の人も大きく映り、座る席を気にする必要がありません。
画面分割では、発言者や他の参加者の様子も同時に見ることができて、実際にその場所にいるような臨場感があります。
コミュニケーションが円滑になる
AI自動フォーカス機能があるWebカメラは、声に反応してカメラが発言者を捉えます。
話す人の表情を見ることができるので内容が入りやすく、相手側とのコミュニケーションもスムーズとなります。
またホワイトボードを使ったプレゼンテーションも画面分割を使用すると、ボードを見ながらの説明もしやすく、相手にも伝わりやすいです。
360度Webカメラを使うデメリット
価格が高い
360度Webカメラは2万円を超える価格となり、一般的なWebカメラよりも高い価格になります。
AI自動フォーカス機能がある高性能なWebカメラの価格は10万円近いです。
そのため、使用人数や使用頻度を考慮し、慎重に選びましょう。
360度Webカメラは価格が高くなりますが、会議参加者ためのカメラを購入したり、参加者にWebカメラの設置を求めたりする必要はなくなります。
画像が歪む
360度Webカメラではパノラマ映像作成のため、魚眼レンズを使用している機種があります。
魚眼レンズは広角以上に広範囲を映すことができますが、中央が大きく映し出され、周りが歪んで写ってしまいます。
そのため離れて座っている人がきちんと映らないない場合もあり、事前にカメラのセッティングや座る位置を確認して、あまり歪みが出ないように確認しましょう。
360度Webカメラおすすめ8選
【ソースネクスト】
Owl Labs Meeting Owl Pro(MTW200)
大手企業の導入も多いソースネクストのWebカメラは、AI自動フォーカス機能を備え、発言者の顔を即座に映します。
集音距離は5.5mと幅広く、ソーシャルディスタンスで離れた席からの声も聞き取り、エコーキャンセリングでクリアな音声を相手方に伝えます。
またスマホに専用アプリをインストールすると、プレゼンテーションなどの動きある撮影にも対応し便利です。
【サンワダイレクト】
360度Webカメラ(400-CAM084)
三脚に取り付け可能なWebカメラは、高さや角度も調整できて適正なアングルでの撮影がしやすいです。
パノラマ映像では会議参加者全員を映し出し、多様な画面分割で一人一人の顔もはっきりと写ります。
カメラレンズ周りのボタンで操作しやすく、タッチセンサーで写したい場所をクローズアップできます。
【Kandao】
Meeting Pro 360度
パソコン内などにある会議用資料をディスプレイに投影することにより、会議参加者で共有できる会議用Webカメラとして使い勝手が良いです。
アルゴリズムシステムを利用したAI自動フォーカス機能が、発言者を正確に検知してフォーカスします。
手元で簡単操作できるリモコンも付いていて、この1台でリモート会議が効率的に行えます。
【j5create】
360°ミーティング Webカメラ(JVCU360-EJ)
360度回転するカメラは6つの画面分割モードがあり、参加者人数によって選択できます。
会議司会者をホスト設定すれば、タッチバーに触れるだけで司会者をフォーカスしてくれます。
カメラレンズ周囲でモード切り替えなどの操作ができ、LEDランプの色によりカメラの状態がわかり便利です。
2つの全指向性マイクが発言者の声を拾い、はっきりとした音声で聞き取りやすいです。
【COOLPO】
会議用webカメラ(CP-P20A)
パノラマ映像とともに発言者を映し出し、4Kの高画質は顔の表情もわかりやすく、相手側にも会議の雰囲気がつかみやすいようになっています。
声と動きに反応してレンズが追跡するので、画面越しでもスムーズにプレゼンテーションができます。
法人向けにデモの貸し出しサービスがあり、試してみるのもよいでしょう。
【EMEET】
Meeting Capsule(E410101)
世界三大デザイン賞の一つであるレッドドット賞を受賞しているWebカメラです。
カメラレンズを上向きにすれば広角は180度、前向きでは90度、使用場所や人数に合わせてのセッティングができます。
下向きにすれば、映像なしの会議も可能です。
8つのプロ用マイクが声を拾い、AI自動フォーカス機能で発言者を映し出し、会議の進行をスムーズにします。
【MAXHUB】
webカメラ 360度 パノラマ(UCM40)
歪みのないパノラマ映像で、会議参加者全員をはっきりと映し出します。
「PanoCam Studio」をインストールすれば6つの画面分割モードの選択が可能となります。
マニュアルモードでは、手元の資料を大きく写せて便利です。
身長やテーブルの高さに合わせてカメラの角度調整もでき、軽くてコンパクトで持ち運びもしやすいです。
【Nuroum】
ウェブカメラ(C2)
広角100度の視野を持ち、多人数での会議も可能にするWebカメラです。
自動HD光補正機能が薄暗い場所でも、明るさを調整して参加者の表情を明るく見せます。
独自の音声処理技術により雑音をカットしているので、聞きやすく会議の進行がスムーズになります。
360度Webカメラを試してみたい方には、価格も手頃で購入しやすいです。
まとめ
全方位が写せる360度Webカメラは、人数が多いリモート会議でもコミュニケーションを取りやすくしてくれるお役立ちアイテムです。
これからの会議スタイルとして、今後ますます増えていくでしょう。
360度Webカメラの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方