バス釣りに使用するルアー種類は数多くありますが、季節、ボート釣り、岸釣りを問わず使用しやすいのがバイブレーションです。
特に、キャスティングの空気抵抗が小さく、飛距離を稼ぎ出しやすいので釣り場の状況も確認しやすいと言えます。
釣り場を攻略の糸口となるルアーなので、バイブレーションに適しているロッドを持っておきたいと考える方も少なくありません。
今回は、そんなバイブレーションプラグに適したロッドをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 バイブレーションに適したロッドを使う・こだわるメリット
- 2 バイブレーション用ロッドの選び方
- 3 バイブレーション用ロッドおすすめ10選
- 3.1 【シマノ】ポイズングロリアス(1610M)
- 3.2 【シマノ】スコーピオン(1752R-2)
- 3.3 【ティムコ】フェンウィック リンクス(LINKS70CHJ)
- 3.4 【ティムコ】フェンウィック リンクス(LINKS-FM74CMJ)
- 3.5 【ダイワ】スティーズ(SC C69M+ -st)
- 3.6 【ダイワ】ハートランド(802MHRB-21)
- 3.7 【メジャークラフト】デイズ 360(D360C-70H)
- 3.8 【ノリーズ】ロードランナーヴォイス ハードベイトスペシャル(HB760L)
- 3.9 【ノリーズ】ロードランナーヴォイス ハードベイトスペシャル(HB760M)
- 3.10 【メガバス】デストロイヤー エヴォルジオン(F5.1/2-72ti)
- 4 まとめ
バイブレーションに適したロッドを使う・こだわるメリット
キャスティング時の飛距離を伸ばすことができる
バイブレーションの特徴であるキャスティング時の高い飛距離を、ロッド選びに拘ることで更に引き上げることが可能です。
長いキャスティングの飛距離を出すことができれば、必然的に魚とルアーが遭遇する確率も高くなります。
他の釣り人が釣りをしていない場所までルアーを届けることで、バスから高反応を得ることも可能です。
針掛かりがよい
バイブレーションを使用した時のヒットは、バイブレーションが動いている時に発生することが多くなります。
ルアーが高速で動いている状態でのヒットとなるため、しっかりとルアーを咥えこんでいない場合、針掛かりが悪くなります。
バイブレーションに適しているロッドを使用することで、針掛かりがよくなりファイトに持ち込める数が多くなります。
バラシが少ない
針掛かりが弱い場合には、バスとのファイト中にバラシが発生してしまう可能性が高くなります。
バイブレーションはバラシが発生しやすいルアーとしても知られています。
バイブレーションに適したロッドにより、ファイト中のバラシを軽減し、高確率でバスを手の中に収めることが可能となります。
ファイト中の安心感を高めてくれます。
巻き抵抗を小さくできる
バイブレーションは、サイズや使用するモデルによって、巻き取りを行った時に大きな負荷がかかる場合があります。
数投であれば問題ない場合でも、広大な釣り場で繰り返しキャスティングを行った場合、釣り人の体力は大きく削られます。
バイブレーションに適したロッドを選ぶことで、負荷を最小減にとどめて使用することが可能です。
ウィードを切りやすい
バイブレーションはウィードに絡めて使用する場合も有効となります。
ウィードに絡まった状態からバイブレーションが瞬時に抜けた時に多くのバスが反応し、ヒットに持ち込むことが可能です。
最適なロッドを使用すると、ウィードからルアーを瞬時に引き離すことが可能となり、口を簡単に使わせないバスに有効となります。
バイブレーション用ロッドの選び方
ロッドの長さで選ぶ
バイブレーションに使用するロッドは、取り回しやすい範囲内で可能な限り長いロッドを選ぶことがおすすめです。
ロッドの長さは飛距離に関連しており、キャスティング時にロッドを振りきることができれば、長いロッドほど飛距離がでます。
バイブレーションはキャスティング時に飛距離を出しやすいルアーですが、長いロッドであるほど、更に広範囲に釣り場を探れます。
キャスティング時にロッドを振りきることが前提となるので、身の回りの障害物も考慮してロッドの長さを選ぶことが重要です。
飛距離以外にも、長いロッドは小さな動作でルアーが泳ぐ水深を大きく調整でき、根掛かりも回避しやすくなる傾向があります。
硬さで選ぶ
バイブレーションに使用するロッドは、バイブレーションの大きさと巻き抵抗によって選ぶことがおすすめです。
ロッドの硬さに対してルアーが軽すぎる場合や、重すぎる場合はロッドの反発力を使ったキャスティングができなくなります。
バイブレーションプラグの重量と、ロッドが持つ適正ルアー重量を合わせることで快適に使用することができるようになります。
14g程度の中型バイブレーションであればミディアムクラスのロッドがおすすめとなります。
バイブレーションには巻き抵抗が大きいルアーもあります。
巻き抵抗が大きい場合は、ミディアムハードやハードなどを使用することもおすすめです。
快適と思える硬さを見つけ出すようにしましょう。
曲がりで選ぶ
キャスティング時や、ルアーを巻き取る時など、ロッドに負荷がかかった時にどのように曲がるかはロッドによって異なります。
バイブレーションに使用するロッドは、あまり穂先側に曲がりの極点を持つのではなく、根本から曲がるモデルがおすすめです。
極度に穂先から曲がるロッドは、ロッドの穂先に負荷が集中するので、ルアーの巻き抵抗が強く感じてしまいます。
キャスティングにおいても、ロッド全体の反発力を活かすことができなくなるので、飛距離を伸ばしにくくなる傾向があります。
胴調子に近いレギュラーやレギュラーファーストと呼ばれるモデルを使用すると快適にバイブレーションを使用できます。
素材で選ぶ
ロッドに使用されている素材は、ロッドの使い心地に大きく影響する部分です。
反発力が強い素材が使用されていると、感度が高くなりますが、針掛かりが悪くなる傾向が出てきます。
反対に反発力が弱い素材は、感度が悪くなりますが、針掛りが良くなり、バラシも少なくなります。
ロッドを選ぶ時には、高弾性のみを使用して作られているものではなく、中断性や、低弾性を中心に選ぶことがおすすめです。
高級なロッドの中には、高弾性と低弾性の素材を部分的に使い分けて、感度と針掛かりの良さを両立しているものも存在しています。
手にとっただけでは分からない方は、ロッドのタグ表記や、メーカーホームページを確認するとよいでしょう。
バイブレーション用ロッドおすすめ10選
【シマノ】ポイズングロリアス(1610M)
バイブレーションなどの常にリールを巻き続ける釣りにも適したバーサタイルロッドです。
適度な柔らかさと操作感を両立し、感度と針掛かりがよくなっています。
6.10ftの長さなので、ボートでの釣りはもちろん、岸釣りでも使いやすい1本となっています。
バイブレーションに適した高級ロッドとしておすすめです。
長さ | 6.10 ft / 2.08 m |
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継数 | 2本 |
テーパー | RF |
仕舞寸法 | 179.1 cm |
自重 | 95 g |
先径/元径(mm) | 1.9 |
ルアーウェイト(g) | 7~21 |
ナイロン(lb) | 8~16 |
フロロ(lb) | 8~16 |
PE(号) | MAX 3 |
カーボン含有率 | 99.9 % |
【シマノ】スコーピオン(1752R-2)
バス釣りはもちろん、魚種を問うことなく使用することができるロッドです。
7.6ftの長いロッドであることに加えて、大型のガイドが取り付けられているので、他の7.6ftロッドよりも更に高い飛距離が出せます。
ロッドの根本は高弾性、穂先や中盤は中弾性と低弾性素材が使用されているので、キャスティングしやすく、針掛かりもよいです。
長さ | 7.6 ft / 2.29 m |
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継数 | 2本 |
テーパー | R |
仕舞寸法 | 130 cm |
自重 | 147 g |
先径/元径(mm) | 1.9 |
ルアーウェイト(g) | 7~28 |
ジグ(g) | - |
ナイロン(lb) | 7~28 |
フロロ(lb) | 7~28 |
カーボン含有率 | 99.2 % |
メーカー価格 | 40,600円 |
【ティムコ】フェンウィック リンクス(LINKS70CHJ)
28gまで快適に使用することができる硬さを持っているロッドですが、負荷をかけるとしなやかに曲がるように作られています。
他のロッドよりも根本から曲がるように設計されており、バイブレーションをはじめとした巻物ルアーとの相性がよくなっています。
重たいバイブレーションも快適に使用することができるパワーと、曲がりを持っています。
硬さ | H |
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ロッドタイプ | ベイト |
長さ | 7 ft / 2.13 m |
継数 | 1本 |
テーパー | MS |
仕舞寸法 | 213 cm |
自重 | 129 g |
ルアーウェイト(oz) | 1/4-1 |
ナイロン(lb) | 10-20 |
メーカー価格 | 29,500円 |
【ティムコ】フェンウィック リンクス(LINKS-FM74CMJ)
14g程度の中型ルアー用に作られている1本です。
7.4ftの長めのロッドとなっていますので、岸釣りからでもしっかりと沖まで届く飛距離を出すことができるようになっています。
張りが強すぎず根本から曲がる設計で作られているので、バイブレーションに触れるだけのアタリも絡めとることが可能です。
このロッドのみで岸釣りを楽しむことも可能です。
硬さ | M |
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ロッドタイプ | ベイト |
長さ | 7.4 ft / 2.24 m |
継数 | 1本 |
テーパー | MS |
仕舞寸法 | 224 cm |
自重 | 136 g |
ルアーウェイト(oz) | 1/4-3/4 |
ナイロン(lb) | 8-20 |
メーカー価格 | 31,000円 |
【ダイワ】スティーズ(SC C69M+ -st)
トーナメントで釣り勝ために作られたロッドであり、トッププロも愛用するロッドです。
SC C69M+ -stは岸釣り用に作られたロッドとなっており、川村幸太郎プロが監修して生み出された1本です。
穂先がしなやかに作り込まれており、僅かなあたり逃さず捉えることができるようになっています。
岸釣りで高い釣果を追い求める方におすすめです。
硬さ | M+ |
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ロッドタイプ | ベイト |
長さ | 6.9 ft / 2.06 m |
継方式 | グリップジョイント |
継数 | 2本 |
テーパー | RF |
仕舞寸法 | 176 cm |
自重 | 112 g |
先径/元径(mm) | 2.0/12.9 |
ルアーウェイト(g) | 5~28 |
ルアーウェイト(oz) | 3/16~1 |
ナイロン(lb) | 8~20 |
フロロ(lb) | 8~20 |
カーボン含有率 | 99 % |
メーカー価格 | 67,500円 |
【ダイワ】ハートランド(802MHRB-21)
圧倒的な遠投性能を発揮することができるロッドとして作られている1本です。
バス釣り用のロッドとしては珍しく、8ftの非常に長いロッドとして作られており、長さを活かした超遠投が可能となります。
琵琶湖などの大型の釣り場では、他の釣り人が届かないエリアにまでバイブレーションを届かせることもできます。
硬さ | MH |
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ロッドタイプ | ベイト |
長さ | 8 ft / 2.44 m |
継数 | 2本 |
テーパー | R |
仕舞寸法 | 126 cm |
自重 | 165 g |
先径/元径(mm) | 1.8/ 12.9 |
ルアーウェイト(g) | 7-21 |
ルアーウェイト(oz) | 1/4-3/4 |
ナイロン(lb) | 8-20 |
フロロ(lb) | 8-20 |
PE(号) | 1.0-2.5 |
カーボン含有率 | 100 % |
メーカー価格 | 57,000円 |
【メジャークラフト】デイズ 360(D360C-70H)
高いコストパフォーマンスが人気なロッドであり、28gを超えるような重量の重たい橋部レーションに適している1本です。
僅かに穂先が柔らかく設定されているので、遠投した先でも自動的にバスを絡めとることができるようになっています。
東レが開発したカーボン素材が使用されているので、高い感度を持っているロッドでもあります。
長さ | 7.0 ft |
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自重 | 128 g |
ルアーウェイト(oz) | 3/8-1.1/2 |
ナイロン(lb) | 12-25 |
フロロ(lb) | 12-25 |
PE(号) | MAX5.0 |
メーカー価格 | 37,000円 |
【ノリーズ】ロードランナーヴォイス ハードベイトスペシャル(HB760L)
中型~小型のバイブレーションに適したロッドとしておすすめな1本です。
ロッド全体がしなやかに作られている特徴をもっており、遠投した先での小さなアタリも自動的に針掛かりさせることができます。
ロッドにかかる負荷の大きさによって曲がりの極点が移動するようになっているので、大型のバスでも力負けしません。
硬さ | L |
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ロッドタイプ | ベイト |
長さ | 7.6 ft / 2.31 m |
継数 | 2本 |
テーパー | M |
仕舞寸法 | 183 cm |
自重 | 197 g |
先径/元径(mm) | 1.9 |
ルアーウェイト(oz) | 1/4∼1/2 |
ナイロン(lb) | 10∼16 |
メーカー価格 | 53,000円 |
【ノリーズ】ロードランナーヴォイス ハードベイトスペシャル(HB760M)
HB760Lよりも硬いロッドとして作られており、重量のあるバイブレーションにも対応することができるようになっています。
強風下でも安定した飛距離を出すことができるように設計されているのもこの番手の特徴となっています。
ウィードを切りながらバイブレーションを巻き取ることもできるので、ウィードが多い釣り場では特におすすめな1本となります。
硬さ | M |
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ロッドタイプ | ベイト |
長さ | 7.6 ft / 2.31 m |
継数 | 2本 |
テーパー | F |
仕舞寸法 | 196 cm |
自重 | 205 g |
先径/元径(mm) | 2.1 |
ルアーウェイト(oz) | 3/8∼3/4 |
ナイロン(lb) | 10∼20 |
メーカー価格 | 53,000円 |
【メガバス】デストロイヤー エヴォルジオン(F5.1/2-72ti)
ロッドにチタンが組み込まれているメガバス独自の技術が搭載された1本です。
チタンを搭載することで、しなやかでありながら、高感度、そしてチタンの復元力を活かした遠投性能も持っています。
7g~28gまで対応できる懐の深さと類まれな針掛かりの良さも魅力となっています。
他のロッドには無い性能を持っています。
長さ | 7.2 ft |
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継数 | 1本 |
自重 | 160 g |
ルアーウェイト(oz) | 1/4-1 |
ナイロン(lb) | 8-22 |
フロロ(lb) | 8-22 |
カーボン含有率 | 91 % |
メーカー価格 | 64,000円 |
まとめ
幅広く魚を探すことができるバイブレーションは、使いこなすと釣り場攻略の糸口を早く見つけることができるようになります。
ご紹介したロッドはバイブレーションが使いやすく、性能を引き出すことができる番手なので、参考にしてみてくださいね。
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