70g台のユーティリティシャフトおすすめ10選!メリットやデメリットは?

ラフなどライの悪い場所でも扱いやすいことから人気のユーティリティですが、純正のものからシャフトを変える人も多くいます。 

特に、ユーティリティ専用シャフトは、ヘッドの性能を最大限に引き出し飛距離と安定感を与えてくれます。 

ですが、様々なメーカーから販売されており、ヘッドにマッチするシャフトを探している人は、何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。 

そこで本記事では、70g台のユーティリティシャフトのメリットやデメリット、おすすめ商品を紹介しています。 

初心者が扱いやすいシャフトから上級者向けのシャフトまで、多くの商品を集めていますので、参考にしてみてください。 

70g台のユーティリティシャフトを使うメリット

スイングに安定感が出る 

ゴルフにおけるスイングのしやすさは、他のクラブとの重量差によって決まるものです。 

最近のドライバーでは、シャフトが50g台のいわゆる”軽硬”が多く、70g台のユーティリティでアイアンとのバランスが取れます。 

それによって、ユーティリティもアイアンやドライバーなどと同じような重量感覚でスイングすることができるようになるため、スイングに安定感が出ます。 

扱いやすく操作性が高い 

ユーティリティは、ウッドとアイアンの良いところ取りをしたクラブですが、ウッドでもアイアンでもありません。 

アイアン用シャフトではヘッドが軽すぎてシャフトはしなりませんし、ウッド用シャフトではヘッドが重いため挙動にばらつきが出てしまいます。 

やはり、ユーティリティにはユーティリティ専用シャフトが最もマッチして、適切なしなりとスイングやインパクトの安定性を高めてくれます。 

自分に合った性質のシャフトを使用できる 

多くのアマチュアゴルファーは、右へのプッシュのミスや飛距離に悩んでおり、純正シャフトにはそれを補うつかまりやすいシャフトが多いです。 

そのため、つかまった球を打てる方が使うと、つかまりすぎて左に引っ掛けやすくなってしまう場合があります。 

ユーティリティ専用シャフトを用いることで、つかまりにくかったり高弾道など、自分が必要とする性能のシャフトを選ぶことができます。 

70g台のユーティリティシャフトを使うデメリット 

費用がかかる  

ユーティリティ専用シャフトに変更するには、費用がかかります。 

購入資金はもちろんですが、可変スリーブ対応ヘッドにはスリーブ代が、可変スリーブ未対応の場合にはシャフト交換代が必要になります。 

ユーティリティのヘッドが可変スリーブに対応しているかどうかを確認したうえで、数千円から1万円弱ほどの費用がかかることに注意しましょう。 

バランスや性能が悪くなってしまうこともある  

ユーティリティに限らずですが、ゴルフクラブはシャフトとヘッドの掛け算で性能が決まります。 

そのため、シャフトとヘッドの相性が悪いと、それぞれの良さを打ち消してしまったり、期待していた性能を得られなかったりしてしまいます。 

純正シャフトであればミスマッチすることはないですが、シャフトを変更する際にはヘッドとシャフトの相性にも注意するようにしましょう。 

70g台のユーティリティシャフトの選び方 

調子 

「調子」や「キックポイント」と言われるシャフトが最もしなる部分によって、性能面で大きく異なってきます。 

手元がしなる「元調子」は、ヘッドの挙動が安定し操作性に優れていますが、つかまえにくいため上級者向けです。 

ヘッド側がしなる「先調子」は、ヘッドが走りやすくつかまった球が打ちやすいですが、ヘッドの動きが多いので安定感に欠けます。 

ユーティリティのシャフトには、元調子と先調子の間である性能面でバランスのいい「中調子」が良いでしょう。 

重量 

ゴルフクラブは、最も長いドライバーが一番軽く、最も短いウェッジが一番重くなるようにバランスをとる必要があります。 

これは、スイングした際に長いものほど重く、短いものほど軽く感じるため、長さの異なるクラブを同じ重量感でスイングできるようにするためです。 

そのため、ユーティリティの前後にあるウッドやアイアンの重量を確認して、きれいな重量フローとなるように選ぶと良いでしょう。 

硬さ 

シャフトにはフレックスと言われる硬さを表す指標があり、自分のスイングスピードに合わせて選ぶようにしましょう。 

軟らかすぎるとしなりが強くなるためヘッドが暴れたり曲がりやすくなり、硬すぎるとしならずに飛距離が出なくなってしまいます。 

ドライバーなどのウッドとあわせて、自分のヘッドスピードに合った硬さのシャフトを選びましょう。 

メーカー 

シャフトメーカーによっての良い悪いはあまりなく、何に焦点をあてて作られたシリーズなのかが大事になるでしょう。 

同じメーカーでも、片方のモデルはアマチュア向けであっても、もう片方はアスリートモデルであったりとターゲットは異なります。 

どのメーカーの物とこだわるよりも、誰をターゲットにどんな特徴があるシャフトなのかを考慮して選ぶようにしましょう。 

価格帯 

ユーティリティシャフトの価格帯は、安いもので5,000円ほどから高いもので3万円超まで幅広い価格帯のものがあります。 

もちろん高いものほど良いものでスコアが伸びるわけではなく、調子や重量、硬さを考慮して選ぶことをおすすめします。 

本記事では、幅広い価格帯のモデルを紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。 

70g台のユーティリティシャフトおすすめ10選 

メーカー・商品名調子重量トルク
三菱ケミカル TENSEI Pro 1K Hybrid元調子71.5g3.8
CRAZY STP Utility

中調子

76g3.5
フジクラ TR HYBRID中元調子75g2.5
フジクラ MCH先中調子77.5g3.3
USTマミヤ ATTAS MB-HY中調子75g3.0
KBS KBS TOUR HYBRID PROTOTYPE

中調子

75g3.2
S-TRIXX S-TRIXX VALMER VX-h中調子72.5g3.8
グラファイトデザイン TOUR AD U中調子79g

2.8

グラファイトデザイン TOUR AD DI HYBRID中調子78g3.1
コンポジットテクノ Fire Express UT先中調子75g2.8

【三菱ケミカル】
TENSEI Pro 1K Hybrid 

引用:楽天市場

マトリクス樹脂の組成を最適化することで強固な架橋構造を構成し、シャフトの弾性率や強度が向上しています。 

特徴的なのは、緻密な織目の1Kクロスを手元に配することで高賦形性を維持しつつ、しなやかな手元調子のシャフトになっています。 

手元調子の安定感を得つつも、カウンターバランスのため思い切り振り抜けるシャフトであり、叩いて強弾道で安定的に飛ばしたい方におすすめです。 

調子元調子
重量71.5g
トルク3.8

【CRAZY】
STP Utility 

引用:楽天市場

カーボンシャフトでありながら、太さに段差を用いた特徴的なシャフトで、カーボンとスチールの両方の良さをあわせ持ったシャフトです。 

カーボンの「高弾道・弾き感」を残しつつ、スチールの「コントロール性能・粘り感」をもっています。 

中調子であり、安定感とヘッドの走りのバランスが良く、誰が使っても間違いのない万人に受けるシャフトです。 

調子中調子
重量76g
トルク3.5

【フジクラ】
TR HYBRID 

引用:楽天市場

トッププレイヤーからの要望をもとに、しっかりと叩けるハイブリッドシャフトとしてツアー向けに作られました。 

そのためトルクは2.5と小さく、中元調子であることも相まって非常に安定感のある挙動をするユーティリティ専用シャフトです。 

ツアー並みのパワーを想定して作られており先端剛性は高くなっているため、打ち込んでも左に行かず安心して叩けるシャフトです。 

調子中元調子
重量75g
トルク2.5

【フジクラ】
MCH 

引用:Amazon

最新テクノロジーによってカーボンと金属を複合し、重心バランスの良いユーティリティ専用シャフトです。 

カーボンシャフトの特徴である滑らかな動きに、アイアンシャフトの特徴的なコントロール性能がプラスされた良いとこ取りになっています。 

安定感はありつつも先中調子でヘッドが動きやすいため、もう1番手分の飛距離が欲しいけれど安定感は捨てられない方などに向いているでしょう。 

調子先中調子
重量77.5g
トルク3.3

【USTマミヤ】
ATTAS MB-HY 

引用:楽天市場

東レの最先端素材である「トレカM40X」という素材をシャフト先端部に採用したため剛性が高く、適切なインパクトを迎えやすいシャフトです。 

中調子でオーソドックスな剛性分布をしておりクセのない振り心地のコントロール性能とスピード性能のバランスに優れています。 

特化するほど飛距離性能が必要なわけでもなく、安定して扱いやすいいつでも使えるユーティリティを求める方におすすめです。 

調子中調子
重量75g
トルク3.0

【KBS】
KBS TOUR HYBRID PROTOTYPE(KBS-THGRAPHITEPROTO) 

国内外のツアーで使用されており、トッププレイヤーからのフィードバックを大事にするメーカー・KBSのユーティリティ専用シャフトです。 

ユーティリティに求められる高い打ち出し角にスピン性能を持たせ、飛距離を出しながらもコントロールしやすくなっています。 

左へのひっかけが多い方など、硬すぎずしっかりしなるけれども引っ掛けたくないシャフトをお探しの方におすすめです。 

調子中調子
重量75g
トルク3.2

【S-TRIXX】
S-TRIXX VALMER VX-h 

引用:楽天市場

三菱レイヨンとの共同開発によって、卓越した安定性と飛距離性能をもたらしたユーティリティ専用シャフトです。 

中調子でオーソドックスなしなり感によって幅広いゴルファーに対応した万人に適するシャフトになります。 

トルクも大きめで扱いやすく、しなり負けしない剛性もあるので操作性もあり、価格が安く求めやすいコスパがおすすめポイントです。 

調子中調子
重量72.5g
トルク3.8

【グラファイトデザイン】
TOUR AD U 

引用:楽天市場

高弾道で積極的にグリーンを狙っていける、アベレージゴルファーから上級者まで使える万能型のシャフトです。 

やや重めの設定で中調子のためオーソドックスなユーティリティシャフトですが、トルクは2.8と低くねじれ剛性に強くなっています。 

しなりを使いながらヘッドを走らせて飛ばしつつも、ヘッドのねじれが抑えられることでより遠くまで積極的に狙えるようになるでしょう。 

調子中調子
重量79g
トルク2.8

【グラファイトデザイン】
TOUR AD DI HYBRID 

太く、強く、鋭くしなるのが特徴の、吹け上がりやつかまりすぎを抑え直進性を求めたユーティリティ専用シャフトです。 

中調子でトルク3.1と、オーソドックスでクセのない設計でありながら、Tip径が9.4mmと太くより安定感がある仕上がりになっています。 

左へのひっかけのミスを無くし、振りやすく打ち出し角が高く、方向性が安定して直進性の高い球を打ちたい方におすすめです。 

調子中調子
重量78g
トルク3.1

【コンポジットテクノ】
Fire Express UT HR technology 

引用:楽天市場

高速化するドライバーシャフトへのマッチングを考慮し、トルク2.8のパワーチップ構造でヘッドの開閉を抑えたシャフトです。 

スイング時のトゥダウンやヘッドの開閉が抑えられており、適切な打ち出し角にミート率の向上が期待できます。 

高速系シャフトと同様のスピード感をもたせつつ、ミート率の向上が図られており、他クラブとのマッチングを重視する方におすすめです。 

調子中調子
重量75g
トルク2.8

まとめ

最近では、ドライバーのシャフトを交換する人が多いですが、ユーティリティも例外ではありません。 

求める性能に合致し、ヘッドとの相性のいいシャフトを選ぶことで格段に打ちやすくなるので、シャフト選びの参考にしてみてください。 

紹介アイテム一覧

70g台のユーティリティシャフトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

三菱ケミカル
TENSEI Pro 1K Hybrid 
CRAZY
STP Utility 
フジクラ
TR HYBRID 
フジクラ
MCH 
USTマミヤ
ATTAS MB-HY 
KBS
KBS TOUR HYBRID PROTOTYPE(KBS-THGRAPHITEPROTO) 
S-TRIXX
S-TRIXX VALMER VX-h 
グラファイトデザイン
TOUR AD U 
グラファイトデザイン
TOUR AD DI HYBRID 
コンポジットテクノ
Fire Express UT HR technology 
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