モニターのサイズにも大小さまざまあり、どちらも一長一短です。
小さめのモニターを複数並べている人も多いかと思いますが、なかには極限まで大きいモニターを使用してみたいと思っている人も居るのではないでしょうか?
そこで本記事では、超特大な49インチのウルトラワイドモニターのメリットやデメリット、おすすめ商品を紹介します。
ほかにも、限られたモデルから何をメインに選ぶべきかも解説しますので、参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 49インチのウルトラワイドモニターを使うメリット
- 2 49インチのウルトラワイドモニターを使うデメリット
- 3 49インチのウルトラワイドモニターの選び方
- 4 49インチのウルトラワイドモニターおすすめ7選
- 4.1 【Acer】49インチ湾曲液晶ウルトラワイドモニター(EI491CRPbmiiipx)
- 4.2 【LG】モニター ディスプレイ 49インチ(49WL95C-WE)
- 4.3 【Dell】49インチ 曲面 大型モニター(U4919DW)
- 4.4 【Samsung】49-Inch CRG90 Curved Gaming Monitor(LC49RG90SSNXZA)
- 4.5 【Sceptre】49インチ デュアルQHD ゲーミングモニター(C505B-QSN168)
- 4.6 【Viotek】49インチ スーパーウルトラワイドモニター(SUW49DA)
- 4.7 【ASUS】ROG Strix スーパーウルトラワイド 曲面ゲーミングモニター(XG49VQ)
- 5 まとめ
49インチのウルトラワイドモニターを使うメリット
49インチのウルトラワイドモニターを使うメリットは、次のとおりです。
- 大画面で作業やゲームができる
- 映像作品を楽しむのにもピッタリ
- 複数モニターを用意する必要が無い
大画面で作業やゲームができる
なんといっても最大のメリットは、49インチの大画面で作業やゲームができる点です。
FPSゲームでは視野が広がり、視認性が高まるほか、レースゲームであれば運転席に居るかのような没入感を味わえます。
また、仕事やクリエイティブな作業においても、表示領域が広がることで複数のウィンドウやアプリを並べられるため、作業効率が上がるでしょう。
複数のモニターを並べても同じようなことができるため、両方のメリット・デメリットをチェックして、自身に合ったモニターを購入しましょう。
映像作品を楽しむのにもピッタリ
ゲームや作業だけでなく、大画面で映像作品を楽しむ時にも、49インチのウルトラワイドモニターが活躍してくれます。
ただし、一般的なモニターと違い、ウルトラワイドの場合は横に長いため、慣れないと違和感があるかもしれません。
他にも、映像をフルスクリーンで表示した際に、両サイドに黒い部分が出る可能性もあります。
複数モニターを用意する必要が無い
先述したとおり、ウィンドウやソフトをたくさん並べたい場合、複数のモニターを並べるという選択肢もあります。
ですが、複数のモニターを並べた場合、それぞれのモニターのフレームが邪魔に感じることがあります。
また、パソコンに接続するためのケーブルや電源ケーブルなども、モニター分必要になってしまうため、どうしてもモニター周りが混雑するでしょう。
一方で、49インチのウルトラワイドモニターであれば、ケーブルの本数も少なく、フレームも邪魔にならないため、デスクがスッキリとした印象になります。
他のデバイスをたくさん使っていて、モニターケーブルを減らしたい人にもピッタリです。
49インチのウルトラワイドモニターを使うデメリット
続いてデメリットですが、下記のとおりです。
- 圧迫感がある
- 非常に重い
- 価格帯が高価
圧迫感がある
49インチともなると横幅が非常に広く、デスクに設置すると圧迫感があります。
特に、デスクスペースが狭いところに無理やり設置すると、かえって目が疲れてしまうことも。
ですので、圧迫感が苦手な人は避けておいた方が良いでしょう。
圧迫感を軽減する方法としては、湾曲したタイプを購入したり、モニターアームで距離を離してみるのもおすすめです。
非常に重い
サイズがあまりにも大きいため、モニターだけで約15kgとなっていて、非常に重いです。
そのため、設置するのが大変で、場合によっては一人で設置は難しいでしょう。
また、デスクの天板の耐荷重をオーバーしてしまうと、天板が湾曲したり最悪の場合は破損してモニターが落下することも考えられます。
ですので、購入前にデスクの耐荷重にも注目しておきましょう。
価格帯が高価
サイズが大きいことや性能面での問題もあり、49インチのウルトラワイドモニターは非常に高価です。
大体は15万円~20万円程で、最高級のモデルであれば30万円ちかくになってしまいます。
もう少し小さいサイズであれば、10万円前後で購入できるモデルもあるため、本当に49インチが必要かどうかを購入前に検討しましょう。
49インチのウルトラワイドモニターの選び方
49インチのウルトラワイドモニターを選ぶ際に注目したいポイントは、下記のとおりです。
- リフレッシュレート
- パネルの種類
- メーカー
- 価格帯
リフレッシュレート
ご自身の用途に合わせて、リフレッシュレートを決めるといいでしょう。
ゲーム向けであれば、120Hzや144Hzの高リフレッシュレートのモデルを選んでおくと、ゲーム中に滑らかな映像を楽しめるため、視認性が上がります。
一方で、仕事やクリエイティブな作業向けであれば、無理に高リフレッシュレートのモデルを選ぶ必要はありません。
パネルの種類
49インチのウルトラワイドモニターで採用されているパネルは、VAパネルもしくはIPSパネルが多いです。
ゲーム向けであればVAパネル、映像作品や写真編集などであれば色彩表現が豊かなIPSパネルがおすすめです。
メーカー
49インチのウルトラワイドモニター自体の種類が少なく、選択肢はあまりありませんが、ゲーミング・ビジネスどちらでも有名なメーカーから販売されています。
ゲーミング向けであればAcerやASUS、作業向けであればDELLなどがおすすめです。
一部、有名ではないメーカーのモデルもありますが、口コミやレビューを確認して、評判が良ければ選択肢に入れてもいいでしょう。
価格帯
サイズも大きくスペックも高いため、価格帯はどうしても高価になってしまいます。
価格帯としては15万円~30万円程度と、パソコンが1台購入できるほどの金額です。
そのため、購入を検討していても、予算の都合で諦める場合もあるかと思います。
ですので、予算オーバーしてしまうのであれば、サイズを小さくして選択肢を広げるのもおすすめです。
49インチのウルトラワイドモニターおすすめ7選
メーカー・製品名 | リフレッシュレート | パネル | 入力端子 |
---|---|---|---|
Acer 49インチ湾曲液晶ウルトラワイドモニター EI491CRPbmiiipx | 144Hz | VA | HDMI 2.0×1、HDMI 1.4×2、DisplayPort v1.2×1、3W+3W ステレオスピーカー |
LG モニター ディスプレイ 49インチ 49WL95C-WE | 60Hz | IPS | USB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×2 |
Dell 49インチ 曲面 大型モニター U4919DW | 60Hz | IPS | USB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×2 |
Samsung 49-Inch CRG90 Curved Gaming Monitor LC49RG90SSNXZA | 120Hz | 記載無し | DisplayPort×2、HDMI×1 |
Sceptre 49インチ デュアルQHD ゲーミングモニター C505B-QSN168 | 120Hz | 記載無し | DisplayPort×2、HDMI×1 |
Viotek 49インチ スーパーウルトラワイドモニター SUW49DA | 120Hz | 記載無し | DisplayPort×2、HDMI×1 |
ASUS ROG Strix スーパーウルトラワイド 曲面ゲーミングモニター XG49VQ | 144Hz | VA | DisplayPort×2、HDMI×1 |
【Acer】
49インチ湾曲液晶ウルトラワイドモニター(EI491CRPbmiiipx)
フレームレスデザインではありませんが、主張しすぎないため、視認性が高いウルトラワイドモニターです。
作業だけでなくゲームをプレイする上でも便利で、144Hzの高リフレッシュレートに対応しています。
解像度もDFHD(3840 x 1080)となっており、ワンランク上の超解像度で映像を楽しめます。
リフレッシュレート | 144Hz |
---|---|
パネル | VA |
入力端子 | HDMI 2.0×1、HDMI 1.4×2、DisplayPort v1.2×1、3W+3W ステレオスピーカー |
【LG】
モニター ディスプレイ 49インチ(49WL95C-WE)
珍しいホワイトのウルトラワイドモニターで、ホワイト統一環境に馴染んでくれます。
ピクチャーバイピクチャーでもWQHD(2560×1440)で表示できるため、モニターを2枚購入するより解像度の面で優遇されています。
IPSパネルを採用しているため色彩表現も豊かで、ゲーム向けというよりかはクリエイティブな作業や仕事向けと言えるでしょう。
リフレッシュレート | 60Hz |
---|---|
パネル | IPS |
入力端子 | USB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×2 |
【Dell】
49インチ 曲面 大型モニター(U4919DW)
大型ですが3800Rの湾曲ウルトラワイドモニターで、隅々の視認性が非常に高くなっています。
そのため、視点移動が少なく目の疲労感も軽減されるので、長時間の作業にピッタリです。
USB Type-C接続に対応しているので、ノートパソコンをケーブル1本で電源確保からデータ転送までおこなえます。
リフレッシュレート | 60Hz |
---|---|
パネル | IPS |
入力端子 | USB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×2 |
【Samsung】
49-Inch CRG90 Curved Gaming Monitor(LC49RG90SSNXZA)
スタイリッシュなデザインがカッコいい、ウルトラワイドのゲーミングモニターです。
AMD FreeSync Premium Proを搭載しているため、画面のチラつきをしっかり抑えてくれるため、視認性が上がります。
もちろん、ピクチャバイピクチャにも対応しており、片方はデスクトップパソコン、もう片方はノートパソコンなどを表示させることも可能です。
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
パネル | 記載なし |
入力端子 | DisplayPort×2、HDMI×1 |
【Sceptre】
49インチ デュアルQHD ゲーミングモニター(C505B-QSN168)
HDR400に対応したゲーミングモニターです。
3辺フレームレスで圧迫感がなく、さらには没入感まで高めてくれます。
そのため、ゲームはもちろん、映画などの映像作品を楽しむときにも便利です。
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
パネル | 記載なし |
入力端子 | DisplayPort×2、HDMI×1 |
【Viotek】
49インチ スーパーウルトラワイドモニター(SUW49DA)
リモコン付きのウルトラワイドモニターで、どこにいても操作しやすいのが特徴です。
付属のスタンドもスタイリッシュで、デスクに置いても邪魔になりにくくなっています。
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
パネル | 記載なし |
入力端子 | DisplayPort×2、HDMI×1 |
【ASUS】
ROG Strix スーパーウルトラワイド 曲面ゲーミングモニター(XG49VQ)
ゲーム向けの機能が豊富に搭載された、ウルトラワイドゲーミングモニターです。
映像の暗い部分をハッキリと映してくれる「Shadow Boost」や、FPSカウンター、Aimポインターなど珍しい機能があります。
解像度は、3840 x 1080でウルトラワイドモニターとしては一般的ですが、144Hzの高リフレッシュレートを実現しています。
リフレッシュレート | 144Hz |
---|---|
パネル | VA |
入力端子 | DisplayPort×2、HDMI×1 |
まとめ
モニターのなかでも、かなりサイズの大きい49インチのウルトラワイドモニターですが、種類は少ないです。
ですが、どれもハイスペックで使い勝手の良いモデルばかりですので、本記事を参考に予算と相談しながら、ピッタリのモデルを選んでみてください。
49インチのウルトラワイドモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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