2人向けクッカーおすすめ10選！メリットや選び方を紹介！

「カップルや夫婦でキャンプをしてみたい」そう考えているキャンパーの悩みの一つに、2人キャンプに向いているギアの選定が挙げられます。

特に調理器具であるクッカーは、ファミリーやソロ用の規格ばかり目立ち、2人向けモデルがどれなのか解りにくいですよね。

でも、クッカーをうまく使いこなせば、様々な料理が作れるので、キャンプの楽しさが倍増するといっても過言ではありません。

本稿では、2人向けクッカーを探している皆様へ向けて、2人用クッカーの解説とおすすめをご紹介しますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

武居巧介

執筆者

海外遠征経験あり
釣り歴30年
年間釣行100日程

千葉県在住の中年アングラー。幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。

1 2人向けクッカーを使うメリット
2 2人向けクッカーを使うデメリット
- 2.1 流用には向かない中途半端なサイズ感
- 2.2 常に2人でキャンプをするとは限らない
3 2人向けクッカーの選び方
4 2人向けクッカーおすすめ10選
5 まとめ

2人向けクッカーを使うメリット

クッカーを余分に用意しなくてすむ

2人でキャンプをするときにソロキャンプ向けのクッカーを流用すると、クッカーが2セット必要になりますので、かさ張ります。

そんな時、2人向けクッカーを使用すれば、クッカーを1セット用意すれば事足りますので、その分別のギアを用意できるので便利です。

最適サイズだからこそ楽しめる

2人向けクッカーを使えば、図らずとも2人分の料理が出来上がりますので、いろんな料理作りが手間なく楽しめます。

手軽に作れますので、何品かチャレンジするのも楽しいです。

無駄にかさ張らない

1つあれば2人分の料理がつくれますので、沢山食器を用意する必要がありませんし、なにより携帯性に優れているのでかさ張りません。

また、フライパンや皿をスタッキング収納ができるモデルを選べば、道具を買い足す必要がなく経済的です。

2人向けクッカーを使うデメリット

流用には向かない中途半端なサイズ感

2人向けクッカーは、ファミリーキャンプで使用するには小さく、ソロキャンプで使用するには大きすぎるので、流用には向きません。

カップルや夫婦など、2人でキャンプでの使用に限定されますので、その点で若干の不便さを覚えます。

常に2人でキャンプをするとは限らない

2人用のクッカーは、2人でキャンプをするときに最適なサイズなのですが、いつも2人でキャンプをするとは限りません。

普段はソロキャンを楽しんでいるけど、今回は2人でキャンプをするような「たまにしか2人でキャンプをしない」ユーザーには不向きです。

2人向けクッカーの選び方

容量は1000mlくらいのサイズが最適解

2人分のパスタを茹でたり、袋に入ったレトルトラーメンなどを調理する際には、1000mlくらいの容量のクッカーが丁度いいです。

また、お米を炊く際は、寸胴鍋のような形状の深型のデザインのクッカーは、ご飯が美味しく炊きやすいのでおすすめです。

スタッキングできると色々使えて便利

クッカーによっては、皿やフライパン、ケトルなどをスタッキングされた状態で、セット販売されているモデルもあります。

個別に買っていくより、収納と携帯に優れ、コスパがいいので最初に買う2人向けクッカーとしておすすめです。

デザインによって得意分野が違う

寸胴鍋型

深底の寸胴鍋のようなデザインのクッカーは、麵を茹でるときや、カレーやスープなどのお湯を多く使用する料理に向いています。

特にスープ用としては、調理後も冷めにくいので使いやすいです。

鍋型

深すぎず浅すぎないデザインが、さまざまな料理と相性がいいのが特徴です。

じっくり遠火で鍋料理を温めながら食べるときに、中の具が取りやすく食べやすいでしょう。

また、炊飯する際、ご飯が炊けたら蒸らすために逆さまにしやすく使いやすいです。

スクエア型

メスティンと呼ばれる飯盒のようなタイプがスクエア型です。

炊飯から炒め物、即席ラーメンを作りやすい反面、カレーやスープを作るのには不向きのタイプです。

素材によって魅力が違う

ステンレス製

光沢があり熱伝導率が低い反面、重みがある素材で頑丈なのがステンレスの特徴です。

頑丈なので長時間煮込んだり、焼いたりするのに向いていて、コスパがいいので入門用として最適な素材です。

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アルミニウム製

軽量で熱伝導率が高く、錆びにくいのにリーズナブルな価格設定と、魅力にあふれている素材がアルミニウムです。

しかし、融点が低いので空焚きに弱く、摩耗しやすいので消耗が激しい面もあります。

アルミ製クッカーおすすめ10選！メリットやデメリットを解説！

チタン製

アルミニウムに比べ熱伝導率が低いが、高い硬度から薄く加工できるため、結果的に丈夫で軽く熱伝導率が高いのがチタンの特徴です。

価格面では、ステンレスとアルミに比べ高いですが、使い勝手が一番いいので長い目で見ればコスパが高いでしょう。

2人向けクッカーおすすめ10選

メーカー・製品名	容量	素材	重さ
Esbit・キャンプアウトドア用ポット	1000ml	アルミ	250g
Boundless Voyage・チタンクッカーセット	1000ml	チタン	179g
iBasingo・2点セットチタン製ポットセット	1000ml	チタン合金	270g
VASTLAND・クッカー 4点セット	1000ml	アルミ	530g
ロゴス・ツーリングクッカーセット	1000ml	ステンレス	585g
SOHAPI・アルミクッカーセット	800ml	アルミ	760g
Boundless Voyage・飯盒メスティン	1000ml	チタン	520g
CAPTAIN STAG・クッカー鍋マウントクッカー	1100ml	アルミ	295g
Gaobabu・オリジナルアルストクッキングセット	1000ml	ステンレス	698g
和平フレイズ・日本製クッカーセット	1000ml	ステンレス	430g