アンチショック機能付きトレッキングポールおすすめ10選!メリットや選び方は?

重い荷物を背負ったり、長い距離を歩く登山などでは、想像以上に足や膝への疲労が溜まります。

そのため、トレッキングポールを使用して、少しでも負担を軽減したいところです。

ですが、トレッキングポールを地面を突いた時の衝撃で、今度は手首や肘にも負担がかかってしまいます。

そこで本記事では、「アンチショック」機能付きのトレッキングポールのメリットとデメリット、お勧めの商品を紹介しています。

アンチショック機能付きトレッキングポールとは

アンチショック機能付きのトレッキングポールとは、トレッキングポールを地面を突いた時の衝撃を吸収してくれる機能が搭載されたモデルのことです。

アンチショック機能はグリップの内部に備わっているモデルや、石突きとシャフトの間の先端部に備わっているモデルなどがあります。

そして、トレッキングポールの素材によって、アンチショック機能の必要性が変わってきます。

たとえば、カーボン素材はしなやかで衝撃を吸収してくれるので、アンチショック機能は不要です。

しかし、アルミニウム素材は硬さがあるのでアンチショック機能が必要となってきます。

アンチショック機能付きトレッキングポールを使うメリット

手首や肘の負担が軽減される

アンチショック機能付きのトレッキングポールを使用することで、手首や肘に伝わる負担が軽減されます。

そして、負担が軽減されると筋肉や関節に疲労が溜まるのを軽減できるので、長時間の山行でも比較的楽です。

登山にまだ慣れていない初心者の人や非力な人は特に恩恵を感じられるはずです。

足や膝の負担も軽減される

アンチショック機能が搭載されていると、手首や肘の負担だけでなく、足や膝への負担も軽減されます。

特に、重い荷物を背負っている時や、急な登りではアンチショック機能のおかげで楽に登れるという声も多いです。

そのため、身体全体の疲労軽減目的でアンチショック機能を搭載しているモデルを選ぶのも良いかもしれません。

アンチショック機能付きトレッキングポールを使うデメリット

重量が増える

アンチショック機能を搭載することで、搭載していないモデルと比較すると重量が少しですが増えてしまいます。

日帰り登山がメインの人は気にならないかもしれませんが、長距離縦走や重い荷物を背負って歩くテント泊登山では少しでも重量を軽くしたいものです。

そのため、重量が増えるということを加味して、アンチショック機能が必要か不要かを考えることが大切です。

人によっては違和感を感じる

アンチショック機能付きのトレッキングポールは、人によっては使用した時に違和感を感じる場合があります。

アンチショック機能があると地面を突いた時に衝撃を吸収するので、通常のトレッキングポールと比較して柔らかい使用感です。

そのため、カチッとした使用感に慣れていたり、好みによっては逆に疲れを感じてしまう可能性があります。

故障や破損のリスクがある

トレッキングポールのアンチショック機能は、故障や破損のリスクも少なからずあります。

そして、メーカーやモデルによっては壊れてしまっても修理が出来ないものがあるので、注意が必要です。

そのため、気になる人は故障や破損のリスクが比較的少ないであろう、信頼と実績のあるメーカーのモデルを選ぶことをオススメします。

アンチショック機能付きトレッキングポールの選び方

アンチショック機能の性能で選ぶ

アンチショック機能はメーカーやモデルによって、性能が変わってきます。

例えば、バネで衝撃を吸収するモデルがあれば、独自に開発した素材で衝撃を吸収するモデルもあります。

そして、メーカーによっては衝撃吸収性を数値化している場合があるので、それぞれを比較して選ぶことが大切です。

アンチショック機能の位置で選ぶ

トレッキングポールのアンチショック機能はメーカーやモデルによって、付いている位置が異なり、位置によって特性が変わってきます。

例えば、グリップに付いているモデルの場合は重心が上に来るので、操作感が得られやすいです。

そして、下段のシャフトに付いているモデルであれば、重心が下に来るので振り子のように遠心力が加わりやすくなります。

重量で選ぶ

アンチショック機能付きのトレッキングポールは付いていないモデルと比較して、少しですが重いです。

ですが、モデルによってはシャフトを薄くて耐久性のあるものを使ったり、他の機能を省いたりすることで、軽量化をしているものがあります。

そのため、アンチショック機能付きでも軽くしたい人は、素材や他の機能をチェックして選ぶことが大切です。

メーカー

アンチショック機能付きトレッキングポールを選ぶ際に注目したいのは、メーカーです。

トレッキングポールの有名メーカーはBlack DiamondやLEKIなどが挙げれらます。

そして、この2つは使用している人も多く、信頼と実績のあるメーカーとして地位を確立しています。

また、安価でも必要十分な性能とアンチショック機能を備えているのがDABADAやバンドックなどのメーカーです。

価格帯

安価なモデル・メーカーであれば2,000円前後でも購入可能で、高価なモデル・メーカーになってくると1万円~3万円と幅広い価格帯から選べます。

高価なモデル・メーカーのアンチショック機能は独自システムで製作されていて、疲労軽減具合のデータがあるなど、信頼性が高いです。

そして、安価なモデル・メーカーは、とりあえずアンチショック機能を試してみたいという人にオススメします。

アンチショック機能付きトレッキングポールおすすめ10選

メーカー・製品名重量使用サイズ収納サイズ
バンドック トレッキングポール システム3300g95~120cm63.5cm
バンドック トレッキングポール システム2250g75~95cm63cm
HAWK GEAR 登山ストック トレッキングポール200g55~125cm55cm
Black Diamond パーシュートショックS/M,M/L(247g,263g)S/M,M/L(100〜125cm,100〜140cm)S/M,M/L(66cm,70cm)
LEKI マカルー FX カーボン AS267g110~130cm40cm
シナノ FAST-125A/S260g100~125cm66cm
シナノ 3YS-HSS 2W235g66~90cm47cm
NUMOLA トレッキングポール 超軽量288g51~110cm51cm
DABADA 軽量アルミ製 トレッキングポール220g95~120cm56.5cm
WEIMALL トレッキングポール340g66~135cm66cm

【バンドック】
トレッキング ポールシステム3(BD-459)

引用:Amazon

テントや椅子などのキャンプ用品を多く製作する日本のメーカーであるバンドックが製作した、登山やハイキングにオススメの伸縮式モデルです。

シャフトの素材はアルミニウムで、アンチショック機能を搭載しています。

また、調整可能なストラップと握りやすい形状のI型グリップが備わっているので、快適に使用が可能です。

重量300g
使用サイズ95~120cm
収納サイズ63.5cm

【バンドック】
トレッキングポールシステム2(BD-451)

引用:Yahoo!ショッピング

T型グリップを搭載した、登山やハイキングにオススメな伸縮式のモデルです。

シャフトにはアルミニウム素材を使用していて、アンチショック機能を搭載しています。

また、調整可能なストラップが備わっていたり、シャフトに微調整がしやすいメモリが印字されていたりと便利です。

重量250g
使用サイズ75~95cm
収納サイズ63cm

【HAWK GEAR】
登山ストック トレッキングポール

引用:Amazon

登山からトレイルランニングまで使える、伸縮式の軽量モデルです。

シャフトには超軽量のEVAアルミニウム素材を使用していて、シャフトの繋ぎ目にアンチショック機能を搭載しています。

また、用途や好みに合わせて付け替えることが出来るバスケットやキャップが付属しているので、様々な場面で使用可能です。

重量200g
使用サイズ55~125cm
収納サイズ55cm

【Black Diamond】
パーシュートショック(BD82503)

引用:Amazon

快適な握り心地のコルクグリップや、軽い操作感のロック機構、フィット感の高いストラップなどを備えた伸縮式のモデルです。

シャフトは航空機グレードのアルミニウム素材を使用していて、グリップにアンチショック機能を搭載しています。

そして、グリップにショックがあるということで、肘への負担が軽減されています。

重量S/M,M/L(247g,263g)
使用サイズS/M,M/L(100〜125cm,100〜140cm)
収納サイズS/M,M/L(66cm,70cm)

【LEKI】
マカルー FX カーボン AS(1300446)

引用:Amazon

3段のシャフトの内、上部2段のシャフトにカーボン素材、先端のシャフトにアルミニウム素材を使用した折りたたみ式モデルです。

先端のシャフトと石突との間にアンチショック機能が搭載されています。

そして、ロンググリップを採用しているので、地面の急な変化にも対応しやすくなっています。

重量267g
使用サイズ110~130cm
収納サイズ40cm

【シナノ】
FAST-125A/S(510224)

グリップの内部にアンチショック機能を搭載した、アルミニウム素材の伸縮式モデルです。

アンチショック機能をグリップに入れ込むことでトレッキングポールの重心が手元にくるため、高い操作性を維持することが出来ます。

そして、グリップは日本人の手の大きさに合わせて設計されているので、無理なく自然に握れる形状となっています。

重量260g
使用サイズ100~125cm
収納サイズ66cm

【シナノ】
3YS-HSS 2W(113438)

引用:Amazon

2wayで握ることが出来るT型のグリップを搭載した、伸縮式のモデルです。

シャフトの素材はアルミニウム素材を使用していて、下段のシャフトの上部にアンチショック機能を搭載しています。

そして、アンチショック機能は「静かな突き心地」と「優しい跳ね返り」にこだわっていて、2段階の衝撃吸収を実現しています。

重量235g
使用サイズ66~90cm
収納サイズ47cm

【NUMOLA】
トレッキングポール 超軽量

引用:Amazon

登山やハイキング、そして日常のウォーキングまで使用することが出来る伸縮式のモデルです。

シャフトの素材はアルミニウムを使用していて、シャフトの内部にアンチショック機能が搭載されています。

そして、積雪路面から砂利道まで全ての路面状況に対応出来るように4種類のバスケットとカバーが付属しています。

重量288g
使用サイズ51~110cm
収納サイズ51cm

【DABADA】
軽量アルミ製 トレッキングポール

引用:Amazon

信頼と安全の証であるSGマークを取得している、伸縮式のモデルです。

シャフトはアルミニウム素材を使用していて、中段と下段のシャフトの間にアンチショック機能が搭載されています。

また、握りやすいコルクグリップや外れる心配が少ないスクリューキャップなどが備わっていて機能性が高いです。

重量220g
使用サイズ95~120cm
収納サイズ56.5cm

【WEIMALL】
トレッキングポール

引用:Amazon

登山やハイキング、ウォーキングまで活躍する伸縮式のモデルです。

シャフトには超々ジュラルミンと呼ばれるアルミニウム素材を使用していて、中断のシャフトの下部にアンチショック機能を搭載しています。

また、肌に優しい裏起毛付きのストラップや、握りやすいEVAグリップなど他の機能も充実しています。

重量340g
使用サイズ66~135cm
収納サイズ66cm

まとめ

トレッキングポールのアンチショック機能は身体にかかる負担を軽減してくれますが、重量が増えるといったデメリットもあります。

また、凄く恩恵を感じる人もいれば、違和感を覚える人もいるので、自分にとって本当に必要かを吟味して選ぶ必要があります。

紹介アイテム一覧

アンチショック機能付きトレッキングポールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

バンドック
トレッキング ポールシステム3(BD-459)
バンドック
トレッキングポールシステム2(BD-451)
HAWK GEAR
登山ストック トレッキングポール
Black Diamond
パーシュートショック(BD82503)
LEKI
マカルー FX カーボン AS(1300446)
シナノ
FAST-125A/S(510224)
シナノ
3YS-HSS 2W(113438)
NUMOLA
トレッキングポール 超軽量
DABADA
軽量アルミ製 トレッキングポール
WEIMALL
トレッキングポール
アンチショック機能付きトレッキングポール
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