山登りに持って行くリュックは、どんなものが良いか、購入を悩まれている人は多いのではないでしょうか。
「登山用」と名の付くリュックはさまざまなメーカー・ブランドからたくさんの商品が発売されています。
どのような目的で、どのくらいの量を積載するかで、どんなリュックが適しているかが大きく変わります。
今回はいろいろなシーンを想定した中で「最強の登山リュック」を紹介しますので、ぜひ購入の参考にしてみて下さい。
目次
- 1 最強の登山リュックを使うメリット
- 2 最強の登山リュックを使うデメリット
- 3 最強の登山リュックの選び方
- 4 最強の登山リュックおすすめ12選
- 4.1 【GREGORY】BALTORO 65(1424401129)
- 4.2 【FJALL RAVEN】Kajka 75(27095)
- 4.3 【THE NORTH FACE】Tellus 45(NM61809)
- 4.4 【Millet】PEUTEREY INTEGRALE45+10(MIS2077)
- 4.5 【deuter】エアコンタクト 45+10(D3320116-4700)
- 4.6 【OSPREY】ケストレル 48(10001817)
- 4.7 【MAMMUT】バックパック デュカン 30(2530-00320)
- 4.8 【Columbia】スターレンジ30Lバックパック(PU8197-011)
- 4.9 【boreas】Muirwoods 30(04-0032A)
- 4.10 【VAUDE】エスケプター 30+10(11151)
- 4.11 【Mystery Ranch】Gallagator Daypack19L(19761326)
- 4.12 【mont-bell】ポケッタブルディパック 20(1123649)
- 5 まとめ
最強の登山リュックを使うメリット
快適に登山を行える
自分の目的に合うリュックを使用することで、登山を快適に行うことが可能になります。
登山用ですので、普通のリュックには装備されていない歩行をサポートしてくれたり、雨から中の荷物を守ってくれる設計が多いです。
ショルダーひとつをとっても、登山用は厚いクッションが付いていますので、体に食い込むことはありません。
買い替えをしなくて良い
最強のリュックを購入すると、登山に持って行くリュックを頻繁に買い替えをしなくて良くなります。
理由としては、いろいろと厳選して自分にとって必要な点が反映されている商品を購入するので、長く使うことが可能です。
結果的に、買い替えにかかる費用をおさえることができるので、その分他のアイテムの購入に充てることができます。
安心して使用できる
山道ではいろんな災害や事故に遭遇する可能性がありますが、最強リュックを登山で使用すると心配事が減ります。
山頂は天候が変わりやすく、急な雨に見舞われたリ悪路で足をとられ転倒したりとトラブルが多い印象です。
それらを想定して、素材などにこだわったリュックを選べば安心して使用できます。
専門性に優れている
登山用のリュックを使用するということは、普通のリュックにはない利便性に優れた機能が付いています。
基本装備にフォーカスした上で、自分が思う最強のリュックを購入するので、より登山に特化したリュックを持って行くことができます。
近年は、さまざなメーカーやブランドで登山用のリュックが開発されているため、選択の幅が広いです。
最強の登山リュックを使うデメリット
登山以外では使いづらい
登山リュックは山で使用する以外のシーンでは、なかなか使い勝手が良いものではありません。
背中の部分に分厚いパッドが装着されているリュックは、登山に使用するのであれば疲れも溜まりりませんが日常使いでは邪魔になります。
登山では快適な機能も取り外しができないので不便に感じます。
費用がかかる
登山リュックを購入する際、普通のリュックより価格が高い場合が多いです。
ある程度本格的なリュックが欲しいのであれば、多少の覚悟が必要になります。
有名メーカーブランドのリュックも、やはり値段が高いものが多い印象ですので、あらかじめ予算を決めた方が良いです。
初心者には選びづらい
自分にとっての最強の登山リュックを選ぶには、経験が必要な部分があるので初心者には選びづらいかもしれません。
山を登って初めて気づくことや、こんな機能がほしいと体感したものが、リュック選びに反映されるケースが多いです。
ですが、今はネットなので容易に情報を集めるのができますので、初心者たからと気にせず選びましょう。
最強の登山リュックの選び方
登山スタイルで選ぶ
登山スタイルで選択するリュックが変わりますので、自分がどのような場所にどのくらいの期間、なんの目的で行くのかを明確にしましょう。
収納容量も日帰りであれば20L~30L、テント泊では30L~50L、連泊したりするのであれば55L以上が必要になると言われています。
緩やかな山か険しい山道を登るかによっても持って行く道具は違ってきますので、初心者の方は持って行くモノリストを作成しましょう。
季節によって選ぶ
山は季節によって同じ道を通っても表情がまったく違いますので、装備も変える必要があります。
そのため、季節によって使い勝手が大きく変わることを頭に入れてリュックを選びましょう。
例えば、サイドにあるメッシュ性のペットボトル入れは、冬場登山に使用すると網目の部分に雪が付着し非常に面倒なことになります。
また、冬山に行く場合は夏山に比べて防寒着やアイゼン、ピッケルなど持って行く道具が増えますので、収納容量が変わります。
移動手段に合わせて選ぶ
山を登るために飛行機や新幹線などを利用することは珍しくありませんが、移動手段は、リュック選びに大きな影響を与えます。
飛行機を使用する場合は、機内持ち込みに制限がありますのであらかじめ確認する必要があります。
また、電車やバスを利用する場合などは、他の乗客と並んで座る際に邪魔にならないように、なるべく横に広がっていない形状の商品がおススメです。
体型に合わせて選ぶ
多くの商品が、デザイン面や機能面でも男女兼用で使用できるリュックが増えていますが、体型に合わせて選ぶことはとても大事です。
体格に合わせて選ぶことでケガを防止したり疲れにくいことにつながり、結果的に快適に登山することができます。
女性用の商品は女性の骨格に合うようにフレームが設計されています。
また、身長によっても合うリュックは違うので、自分の背中の長さとリュックの背面の長さが合うリュックを選択しましょう。
重量で選ぶ
昔は登山用のリュックは重いというので定番でしたが、今は超軽量のリュックも多く存在し、大型サイズでも驚くほど軽いモデルが発売されています。
30Lの収納容量を誇るリュックが1,000gを切ってる優れた商品もありますが、ただその分何かの機能が省かれている可能性が高いです。
ですが、ハイキング程度の登山であれば持って行くモノも少ないため、軽い方がいいでしょう。
機能で選ぶ
登山用バックには、雨蓋がついていたりトレッキングポールを収納する場所があったりと普通のリュックではない機能があります。
他にも、レインカバーや寝袋などを収納するための専用のスペースが設けてある商品もあります。
収納がボディのどこについているのか、どんな機能がついてるかを商品説明文を読んだうえで購入しましょう。
素材で選ぶ
昔よく見かけたのは帆布や革で作れたリュックでしたが、近年の登山ブームでこれらの素材がまた人気になってきています。
現在の主流はナイロンですが、耐久性に優れているので引き裂きに強いです。
コーデュラナイロンは、通常のナイロンに比べて7倍もの強度を誇ると言われています。
他にはポリエステルがあり、こちらは速乾性がありますので濡れたときは乾きやすい素材です。
環境にやさしいリサイクル素材も最近は使われています。
メーカーで選ぶ
登山リュックは海外・国内のメーカーから多くの商品が販売されています。
GREGORYやOSPREYなどはアメリカで誕生し、deuterやMilletは欧州の国のブランドです。
それぞれの国や地域の山を対象に開発されていますが、日本であればmont-bellが有名で創業者も著名な登山家でした。
憧れの山がある地域や好きな国のブランドを選ぶのも良いかと思います。
価格帯で選ぶ
価格は普通のリュックより登山用の方が、品質や工程などにこだわって作っていますので高い印象です。
日帰りで使用する30Lのリュックで、30,000円程予算を考えていれば良いリュックは手に入ります。
連泊などする際は、安心して持っていけるリュックが欲しいので予算をあげて80,000円程見ておくと良いでしょう。
もちろん必ずしも値段が高いものが良いものではありませんが、品質が良いリュックは高く販売されています。
最強の登山リュックおすすめ12選
メーカー 製品名 | 重さ | 収納容量 | 素材 |
---|---|---|---|
GREGORY BALTORO 65 1424401129 | 2,230g | 65L | 記載なし |
FJALL RAVEN Kajka 75 | 3,300g | 75L | ビニロンポリエステル |
THE NORTH FACE Tellus 45 NM61809 | 1,490g | 45L | ナイロン |
Millet PEUTEREY INTEGRALE45+10 MIS2077 | 1,580g | 41-50L | ナイロン |
deuter エアコンタクト 45+10 D3320116-4700 | 2,500g | 41-50L | ナイロン・ポリエステル |
OSPREY ケストレル 48 10001817 | 約1,560g | 46L | ナイロン |
MAMMUT バックパック デュカン 30 2530-00320 | 960g | 21-30L | ナイロン |
Columbia スターレンジ30Lバックパック PU8197-011 | 940g | 30L | ナイロン |
boreas Muirwoods 30 04-0032A | 1,040g | 21-30L | エチレン酢酸ビニル |
VAUDE エスケプター 30+10 11151 | 1,260g | 21-30L | 記載なし |
Mystery Ranch Gallagator Daypack19L 19761326 | 600g | 20L以下 | ポリエステル |
mont-bell ポケッタブルディパック 20 1123649 | 230g | 20L以下 | デニール・ナイロン・オックス |
【GREGORY】
BALTORO 65(1424401129)
65Lの収納容量を誇る大型サイズのリュックですので、連泊する登山を計画している人におススメです。
可動式のショルダーと厚いクッション性があるヒップベルトは、背負っているときにリュックとの一体感を生み出すので歩行が楽に感じます。
ボトム部分には取り外し可能な仕切り付きの寝袋を入れるスペースがあり、大変重宝します。
重さ | 2,230g |
---|---|
収納容量 | 65L |
素材 | 記載なし |
【FJALL RAVEN】
Kajka 75(27095)
素材にビニロンポリエステルなどの合成繊維が使用されていますので、軽くて耐久性のあるリュックです。
収納容量は75Lあり、機能も充実したリュクで、雨蓋は取り外してウエストまたはチェストバッグとして着用することも可能です。
見た目のデザインはシンプルで、クラシカルな雰囲気を感じることができます。
重さ | 3,300g |
---|---|
収納容量 | 75L |
素材 | ビニロンポリエステル |
【THE NORTH FACE】
Tellus 45(NM61809)
収納容量が45Lあり、テント泊から小屋泊まで対応できる中型サイズの登山リュックです。
機能も多数付いていますが、ボディに採用されているナイロンはリサイクル素材ですので、地球環境に優しいリュックになっています。
レインカバーは雨蓋部分に専用ポケットがあるので、突然の雨にも対応できるよう、取り出しやすい位置に収納できます。
重さ | 1,490g |
---|---|
収納容量 | 45L |
素材 | ナイロン |
【Millet】
PEUTEREY INTEGRALE45+10(MIS2077)
収納容量は45Lですが、最大50Lまで拡張することができる優れた登山リュックです。
軽量で作れていますが、引き裂きや摩擦に強いロビックナイロンとオックスフォードナイロンを使用しており、高い耐久性を実現しています。
また背中部分は、3Dメッシュパネルが採用されており疲労が溜りにくく、さらにエアフロー構造によって蒸れにくい作りになっています。
重さ | 1,580g |
---|---|
収納容量 | 41-50L |
素材 | ナイロン |
【deuter】
エアコンタクト 45+10(D3320116-4700)
縦走や、ハードな登山を計画している人におすすめの登山リュックです。
素材にナイロン・ポリエステル採用されていますので、耐久面やお手入れのしやすさなどそまざまな面で優れています。
Xフレームと言われるものが採用されており、これはリュック全体に剛性をもたせ、全体の荷重を腰に集約する効果があります。
重さ | 2,500g |
---|---|
収納容量 | 41-50L |
素材 | ナイロン・ポリエステル |
【OSPREY】
ケストレル 48(10001817)
見た目のデザインが落ち着いた感じの、小屋泊などに適している中型リュックです。
レインカバーやトレッキングポールの収納場所があり、サイド部分には内部にアクセスできるように、縦に長いジッパーあります。
また、簡単に調節できる背面調整システムが搭載されていますので、自分に体格に合うように調整することができます。
重さ | 約1,560g |
---|---|
収納容量 | 46L |
素材 | ナイロン |
【MAMMUT】
バックパック デュカン 30(2530-00320)
日帰りにちょうど良い収納容量が30Lで、そんなに大きなサイズではないので扱いやすい登山リュックです
素材はナイロンが採用され耐久性に優れているうえに、重さがわずか960gしかありませんので、非常に軽く長時間の歩行でも疲れにくいです。
また、チェストストラップは伸縮性があり、快適性が高まっています。
重さ | 960g |
---|---|
収納容量 | 21-30L |
素材 | ナイロン |
【Columbia】
スターレンジ30Lバックパック(PU8197-011)
サイズはそんなに大きくなく、中型の登山リュックですが収納力に長けています。
ポケットは外側に5つ、内側に6つの計11ありますので、貴重品や小物をそれぞれ分けて、収納することができます。
リュックの口もファスナーを全開にすると開きますし、これ一つあれば登山でも日常でも使うことができるオールラウンダーなリュックです。
重さ | 940g |
---|---|
収納容量 | 30L |
素材 | ナイロン |
【boreas】
Muirwoods 30(04-0032A)
軽量に作られているのがとても魅力な登山リュックです。
アルミ製のフレームは簡単に取り外しが可能になっているのですが、外すと重さはさらに軽くなり、980gになります。
シンプルな構造のリュックですが、ハイドレーションに対応したり、ウェストベルトにポケットが付いたりと機能が充実しています。
重さ | 1,040g |
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収納容量 | 21-30L |
素材 | エチレン酢酸ビニル |
【VAUDE】
エスケプター 30+10(11151)
カラー目立つ登山リュックで、中型のサイズにしては長時間歩行するための機能が充実しています。
背中部分のバックパネルやショルダーハーネスはメッシュ仕様で通気性に優れており、不快な蒸れを感じることはありません。
また、ボディ内部1気室と2気室で選ぶことができ、荷物の量によって仕切れますので旅先で荷物が増えてもパッキングがしやすいです。
重さ | 1,260g |
---|---|
収納容量 | 21-30L |
素材 | 記載なし |
【Mystery Ranch】
Gallagator Daypack19L(19761326)
収納容量が20Lの小型の登山リュックですが、ファズナーを全開にする上部と前方が開く仕様になっています。
コンパクトなリュックながら、チェストベルトやウェストベルトなどは装備されているので安心して登山に使用できます。
ポリエステルを採用しており600gと非常に軽いですので、ハイキングなどに持って行くにはおすすめです。
重さ | 600g |
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収納容量 | 20L以下 |
素材 | ポリエステル |
【mont-bell】
ポケッタブルディパック 20(1123649)
軽量コンパクトなサイズながら、収納容量が最大20Lの登山用リュックです。
リュック本体を折りたたむことが可能で、畳んだ時のサイズはタテ17cmxヨコ17cmxマチ4.5cmの大きさになります。
ハイキング程度であればこのリュックがあれば十分で、フロント部分には大きなポケットが備え付けられてあり便利です。
重さ | 230g |
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収納容量 | 20L以下 |
素材 | デニール・ナイロン・オックス |
まとめ
登山用リュックを購入の際は、普段とは違う自然の中で使用するということを想定して選ぶといいと思います。
機能性の部分はメーカーによって大きく作りが違うので、ぜひ厳選した登山用リュックを参考にしてみて下さい。
最強の登山リュックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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