ゲーミングデバイス界のなかで、特に人気の高いメーカーといえば、ロジクールGとRazerです。
そんな中でも、近年人気が出てきたテンキーレスや60%キーボードにおいては、Razerのほうがモデル数も多く、選びやすくなっています。
本記事では、Razerのテンキーレスキーボードに焦点をあてて、メリットやデメリット、選び方を紹介します。
同メーカーのファンはもちろん、他メーカーからの乗り換えを検討している人も参考にしてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 Razerのテンキーレスキーボードを使うメリット
- 2 Razerのテンキーレスキーボードを使うデメリット
- 3 Razerのテンキーレスキーボードの選び方
- 4 Razerのテンキーレスキーボードおすすめ5選
- 4.1 【Razer】BlackWidow Lite JP Mercury White(RZ03-02640800-R3J1)
- 4.2 【Razer】Huntsman Mini JP(RZ03-03390800-R3J1)
- 4.3 【Razer】Huntsman V2 Tenkeyless JP(RZ03-03941000-R3J1)
- 4.4 【Razer】 Huntsman Tournament Edition(RZ03-03080100-R3M1)
- 4.5 【Razer】DeathStalker V2 Pro Tenkeyless White Edition(RZ03-04373500-R3M1)
- 5 まとめ
Razerのテンキーレスキーボードを使うメリット
Razerのテンキーレスキーボードを使うメリットですが、下記のとおりです。
- 他のRazerデバイスと相性が良い
- コンパクトなモデルが数多く販売されている
- 独自のキースイッチを採用しているモデルが多い
他のRazerデバイスと相性が良い
そのメーカーが好きな人は、キーボードだけでなくマウスやマウスパッドなどを、同じメーカーで統一する人がほとんどです。
そのため、全体的なカラーバランスや素材感などが統一されて、まとまったデスク環境を構築することができます。
また、専用のソフトを使用してライティングなどを設定することがあり、そういった場合でも、Razerのデバイスで統一していると便利です。
コンパクトなモデルが数多く販売されている
ロジクールと違って、Razerにはテンキーレスモデルや60%キーボードが多く販売されています。
そのため、どんどんコンパクト化を進めているゲーマーにとって、Razerはひとつの選択肢に入ってくることが多いです。
また、性能的に見ても使いやすいモデルが多く、初心者でも選びやすいのもメリットと言えます。
独自のキースイッチを採用しているモデルが多い
メカニカルキーボードの内部には、キースイッチというものが内蔵されています。
そのキースイッチにも色々なメーカーがありますが、Razerは独自のキースイッチを採用。
そのため、より操作感を追求したものや、クリック感などを高めたもの、アクチュエーションポイントを短くしたものなど、ゲームに特化したものが多く販売されています。
ですので、一般的なCherry MX製のキースイッチを使用していないモデルが欲しいとなると、選択肢に入ってくるでしょう。
Razerのテンキーレスキーボードを使うデメリット
続いてデメリットですが、下記のとおりです。
- 価格がやや高い
- 定番のキースイッチを採用しているモデルが無い
価格がやや高い
Razerでテンキーレスのキーボードを探すとなると、価格が若干高くなってしまうのがデメリットとも言えます。
他のメーカーであれば安価なモデルもあるため、メーカーにこだわりがなくてテンキーレスモデルを探している場合は、無理にRazerを選ばないようにしましょう。
定番のキースイッチを採用しているモデルが無い
多くのメーカーのメカニカルキーボードで採用されているCherry MXやKaihuaのキースイッチですが、Razerは独自のキースイッチがメインです。
そのため、定番のキースイッチを採用したモデルを探しているのであれば、Razerは選択肢から外れるでしょう。
Razer独自のキースイッチは色が特殊で分かりづらいですが、Cherry MXやKaihuaとの比較表も多く見受けられますので、リサーチしてから購入してみるのもおすすめです。
Razerのテンキーレスキーボードの選び方
Razerのテンキーレスキーボードを選ぶ際に注目しておきたいポイントは下記のとおりです。
- キースイッチの色
- 配列
- 接続方法
- 価格帯
キースイッチの色
ゲームのプレイをメインと考えるならば、しっかりとキースイッチの色を選ぶことをおすすめします。
Cherry MXで人気のある赤軸に近い性能であればオレンジ軸を、銀軸に近いものであれば黄軸を選んでおくといいでしょう。
他にも独自のスイッチが多いRazerですが、中には静音性の高いものもあるため、口コミやレビューも参考にしてみてください。
配列
キー配列には日本語配列とUS配列がありますが、これは完全に好みになっています。
日本語配列であればチャットなども楽で、US配列はエンターキーが小さかったりスペースキーが大きかったりと、若干の操作感の違いもあります。
ですので、こだわりがなければ日本語配列にしておけば、使い勝手がいいのでおすすめです。
接続方法
基本的には有線接続のモデルが多いですが、一部はワイヤレス・Bluetooth接続に対応しています。
こちらも理由がなければ有線で問題ありませんし、デスク周りをスッキリさせたいのであればワイヤレスがおすすめです。
また、Bluetooth接続に対応していれば、スマホやタブレットでも使えるため、非常に便利です。
価格帯
価格帯については、1万円以上のモデルがほとんどで、高いものになると2~3万円ほどになります。
もちろん、テンキーレスモデルでなければもう少し価格は抑えられますが、そもそもテンキーが必要ない人は選択肢から外れるでしょう。
実用性と予算のバランスを考えて選ぶのであれば、やはり1万円前後のモデルがおすすめです。
Razerのテンキーレスキーボードおすすめ5選
製品名 | 軸色 | 配列 | 接続方法 |
---|---|---|---|
BlackWidow Lite JP Mercury White | オレンジ軸 | 日本語配列 | 有線接続 |
Huntsman Mini JP | 赤軸 | 日本語配列 | 有線接続 |
Huntsman V2 Tenkeyless JP | 赤軸 | 日本語配列 | 有線接続 |
Huntsman Tournament Edition | リニア赤軸 | US配列 | 有線接続 |
DeathStalker V2 Pro Tenkeyless White Edition | 薄型リニア赤軸 | US配列 | ワイヤレス・Bluetooth接続 |
【Razer】
BlackWidow Lite JP Mercury White(RZ03-02640800-R3J1)
Razerの中でも安価で購入しやすい人気モデルで、近年人気のあるホワイトカラーのゲーミングキーボードです。
同メーカーのゲーム専用設計であるオレンジメカニカルスイッチを採用しており、従来の赤軸より静かで正確性の高い打感を味わえます。
また、キーキャップの内部にはOリングを内蔵しており、スイッチとは別に静音性を高めています。
軸色 | オレンジ軸 |
---|---|
配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線接続 |
【Razer】
Huntsman Mini JP(RZ03-03390800-R3J1)
テンキーレスよりさらに小さい、60%ゲーミングキーボードです。
ボディにはアルミを採用しており、シンプルながらも高級感のある見た目のほか、頑丈な設計で耐久性も高くなっています。
着脱式のUSB-Cケーブルでの接続となるため、持ち込みや別のパソコンで使用する際にも接続が非常にラクです。
軸色 | 赤軸 |
---|---|
配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線接続 |
【Razer】
Huntsman V2 Tenkeyless JP(RZ03-03941000-R3J1)
人気の高いモデルのテンキーレスバージョンとして発売された、ゲーミングモデルです。
前モデルより静音性を高めており、より集中してプレイできるほか、ボイスチャットなどに音が乗りづらくなっています。
リストレストが標準装備されているので、いままでゲームプレイ中に手が疲れやすいと感じていた人にもおすすめです。
軸色 | クリッキー・リニア |
---|---|
配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線接続 |
【Razer】
Huntsman Tournament Edition(RZ03-03080100-R3M1)
旧モデルよりアクチュエーションポイントを最大30%短縮しており、より高速で正確な操作を可能にしたゲーミングキーボードです。
キーキャップにテクスチャー仕上げをしており、耐久性の高さと摩耗に強くなっています。
オンボードメモリが内蔵されているため、ライティングやカスタム設定を保存しておけるため、複数のパソコンで使いまわせるのもおすすめです。
軸色 | リニア赤軸 |
---|---|
配列 | US配列 |
接続方法 | 有線接続 |
【Razer】
DeathStalker V2 Pro Tenkeyless White Edition(RZ03-04373500-R3M1)
薄型のキースイッチとキャップを採用したゲーミングキーボードです。
これにより、物理的にアクチュエーションポイントを短くし、さらにはキー間の指の移動もしやすくなっています。
2.4GHzのワイヤレス接続とBluetooth接続に対応しており、複数のデバイスで使いまわせるほか、デスク周りがスッキリする点もおすすめです。
また、本体右上にはメディアコントロールが付いているため、手元で咄嗟にボリューム調整ができるのも便利です。
軸色 | 薄型リニア赤軸 |
---|---|
配列 | US配列 |
接続方法 | ワイヤレス・Bluetooth接続 |
まとめ
ロジクールGと並んで人気の高いRazerですが、また違ったスペックの高さを感じるゲーミングキーボードが多く販売されています。
他のデバイスも多く販売されているので、Razerファンの方は是非、Razer統一のデスク環境を構築してみてください。
Razerのテンキーレスキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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