今回の記事では、サーフスケートのカスタムウィールを特集します。
初心者の方は聞き慣れない言葉かもしれませんが、ウィールとはスケートボードのタイヤの部分です。
純正ウィールのまま滑ることも、もちろん可能です。
しかし、自分の滑っている環境や路面に合ったウィールを選んでカスタムしていくことでより快適に楽しめます。
どんなウィールを選べば良いのか、ウィールの種類と状況に合わせた組み合わせをしっかり解説していきます。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
目次
- 1 サーフスケートウィールにこだわるメリット
- 2 サーフスケートウィールの選び方
- 3 サーフスケートウィールおすすめ10選
- 3.1 【OMG!】サーフスケート ソフトウィール(78A)
- 3.2 【Carver】MUG Wheels SMOKE(78A)
- 3.3 【OJ Wheels】SUPER JUICE CITRUS (78A)
- 3.4 【BONES】STF PATTERNS V3 SLIMS(99A)
- 3.5 【SATORI】NEEN WILLIAMS NATIVE(78A)
- 3.6 【SPITFIRE】FORMULA FOUR CONICAL FULL 99DURO
- 3.7 【BONES】ATF Rough Riders Runners(80A)
- 3.8 【Lucid】ロングボード クルーズスケートホイール(83A)
- 3.9 【HEAVEN】CRUISER WHEEL(78A)
- 3.10 【OJ Wheels】Wkowski Mountn Trip Hrdlne(99A)
- 4 まとめ
サーフスケートウィールにこだわるメリット
乗り心地
ウィールにこだわるメリットとして、材質やサイズによって乗り心地が全く違うためオリジナルカスタム可能な点です。
サイズで安定感やターンのホールド感が大きく変化し、材質で悪路での振動吸収率やスピード感が変わります。
製品条件と路面等の相性を理解し、自分の通っているパークや路面状況に合わせて選ぶ必要があります。
路面との相性
ウィールと路面との相性を理解すれば、最大限にサーフスケートの性能を発揮して楽しむことが可能です。
例えば、スケボーパークや整備されたコンクリなどウィールにほとんど抵抗の掛からない路面と、荒いアスファルトや段差の多いタイル面とでは明らかに条件が変わります。
後半で、どの材質やサイズが、どんな路面に合うかしっかりと解説していきます。
ルックス
性能面はもちろんですが、オシャレも捨てることのできないスケーター文化の中で、これは外せないメリットです。
各メーカー、様々なカラーやデザインのウィールをリリースしています。
自分の使用しているデッキのデザインや世界観に合ったウィールを選ぶことで愛着も増し、他人と被らないことでファッション性も格段にアップします。
消耗品
ウィールにこだわって、詳しく正しい知識を得ていれば消耗品として扱い定期的に交換するはずです。
定期的に交換することで、安定したパフォーマンスの維持と安全面の確保が可能になります。
いくら条件にマッチしたオシャレなウィールを履かせていたとしても、過度に劣化していてはパフォーマンスは落ちます。
また、車のタイヤと同じで人の命を預ける大切なパーツであり、劣化したウィールは転倒事故にも繋がります。
サーフスケートウィールの選び方
ソフトウィール
ウィールを選ぶにあたって、まずは種類を理解しましょう。
ソフトウィールとは、文字のごとく柔らかいゴム素材から作られています。
柔らかい分、しっかりと路面に食いつくためグリップ力が高く、衝撃の吸収率も高いため乗り心地は抜群です。
左右への大きな振りやターンにも、しっかりとグリップするため安心感があります。
良いコンディションとは言えない悪路、小石や段差の多いストリートフィールドに向いていおり、デメリットとしては柔らかい分だけ削れるのも早く消耗品としての寿命は短めになります。
また、グリップ力が高いということは路面との摩擦も大きくなりますのでスピードが乗りにくいです。
ただ、整備されていないストリートフィールドであれば安全面を最大限に考慮すればスピードの乗りの悪さもメリットとしてとらえて頂けるはずです。
ハードウィール
続いてハードウィールですが、ソフトに比べて非常に硬いゴム素材でできています。
硬い分、ソフトに比べ食いつきが悪いためグリップ力は低いですが、摩擦が少ないので良く転がりスピードの乗りが良いです。
また、衝撃の吸収に向いておらず悪路で乗ると乗り心地が非常に悪いため、整備されているコンクリート上や、スケボーパーク内での使用に最適です。
速く走らせたり、滑らせてドリフトを織り交ぜたようなトリックに使用すると良いでしょう。
硬い分、極端に滑らせたりしなければ消耗も遅く、長く乗ることは可能です。
乗り方や使用する場所にもよりますが、乗り心地のクセやスピード感から筆者としては上級者向けに感じています。
サイズ
素材種類を説明してきましたが、ウィールを選ぶにあたってはこのサイズ選びが最も重要といえます。
素材も大切ですが、乗り心地や路面との相性、グリップ性能などは全てウィールサイズが合っていての話しになります。
例えば、体重の重い男性と、小柄な女性が同じウィールサイズできれいにターンを決めたり快適に乗るには無理があります。
大型車に小さなタイヤを装着してもバランスが悪く走行や安全面に不安があり、逆に小型車に大きすぎるタイヤを装着すれば、まともに走ることはできません。
デッキのサイズは肩幅や身長を考慮して選ぶのに対し、ウィールサイズは体重を考慮して選びます。
体重が重ければ、大きく幅も広いウィールが良く、軽ければその逆が向いています。
また、乗り方や行いたいトリックにり、意図的にバランスを崩す場合もありますがかなり上級者向けですのでまずは自分の体形と相談しましょう。
デザイン
最後に、メリットでも挙げたルックスを重視したデザインで選ぶ楽しさを知って欲しいです。
生粋スケーターやサーファーの陸トレの枠を超えて、一般初心者サーフスケーターの方も多くいらっしゃいます。
若者や女性からの人気も高く、サーフスケート本体のその可愛いカラーリングやデザインが大きく関係しています。
それに合わせ、各メーカー様々なデザインのウィールをリリースしています。
最初から装着されているウィールでも、もちろんOKですがデッキの色や世界観に合わせてオリジナルの感性に任せてウィールを選んでいただくと更に愛着が増します。
素材、サイズには最大限注意しつつ、ぜひ自分だけの組み合わせを遊んじゃいましょう。
おまけの注意点
ウィールサイズ、径や幅を純正から変更した場合には注意して欲しい点があります。
左右に大きく振ってカービングした際、ウィールサイズが変わっているとデッキと干渉する恐れがあります。
これはトラックの高さやデッキのデザイン等で変わるので一概には言えませんので、ご自身の組み合わせをよく確認してみてください。
もし干渉しそうな場合は、『ライザーパッド』と呼ばれるスペーサーをデッキとトラックの間にかませます。
スペーサーをかませ、隙間を大きくすることでこの干渉は解消できますので安心してください。
必ずカスタムしたら乗る前に一度確認しましょう。
サーフスケートウィールおすすめ10選
【OMG!】
サーフスケート ソフトウィール(78A)
OMGのソフトウィールで、サイズも60~70mmとカスタム品として最も一般的なサイズをラインナップ。
メーカーページにもサイズ感が分かりやすく記載されており、ユーザーへの気遣いが伺えます。
オールラウンドに使用できる一品ですがトリック等はせずに、ゆったり乗るクルージングに適しています。
カラーバリエーションもあり、お気に入りを選びましょう。
【Carver】
MUG Wheels SMOKE(78A)
カーバーの純正ウィールで、78Aですのでソフトウィールに分類されます。
70mm幅で接地面積も51mmと、かなりしっかりとグリップします。
安定感、グリップ感共に一級品で、大きな左右への振り、サーフィン陸トレに最適です。
純正品でカスタム品とは少し意図が違いますし、値段もしますがその性能の良さから間違いないアイテムです。
色はダーク系で、落ち着いたクールな足元を演出できます。
【OJ Wheels】
SUPER JUICE CITRUS (78A)
サーフスケートウィールのカスタムで迷ったら、専門ブランドのOJ WHEELSをぜひ選んでみてください。
グリップ力や安定感はもちろんですが、抜群の耐久力とソフト過ぎない質感を両立しています。
ソフトウィールでありながら、それなにりスピードの乗りが良いのでかなりオールラウンドに使用できます。
カラーも数色展開してるので要チェックです。
【BONES】
STF PATTERNS V3 SLIMS(99A)
99Aで、サーフスケートではあまり用いられないハードウィールです。
上級者向けではありますが、サーフスケートであってもトリックを好むスケーターもいます。
99Aであれば硬すぎず、キリギリですが様々な路面に対応できます。
これ以上硬いとサーフスケートには不向きですが、ハードウィールでサーフスケートしたい方にはボーンズおすすめです。
【SATORI】
NEEN WILLIAMS NATIVE(78A)
知る人ぞ知る、専門ショップSATORIさんのウィールです。
78Aでクルージングに適しており、サーフスケートにもバッチリです。
最大の魅力はこの可愛らしいデザインにあります。
ホワイトベースに、細かな絵が描かれておりハイセンスを感じます。
見た目で差を出したい方にもおすすめです。
【SPITFIRE】
FORMULA FOUR CONICAL FULL 99DURO
スケーターでウィールカスタムを検討した際は絶対に外せないし、知らない人はいないといっても過言ではないブランドです。
ハードウィール設計ですが、接地面が広く安定感がありグリップ力もあります。
ホワイトカラーにファイヤーパターンやオリジナルの火の玉キャラのロゴが有名で印象的。
王道中の王道ですが、間違いない一品です。
【BONES】
ATF Rough Riders Runners(80A)
ATFにはボーンズオリジナルの特殊ソフトウレタンが採用されており、悪路に対応可能なモデルです。
近くに整備された環境がない方におすすめです。
またカラー展開も多く、スポーツカーのホイールをイメージさせるレーシーなデザインもGOOD。
蛍光グリーンが筆者はお気に入りです。
【Lucid】
ロングボード クルーズスケートホイール(83A)
70mmとかなり大きめのウィールですが、ロングボード愛好家には必要なサイズになります。
有名大手ブランドがあまり出さないサイズ感なので、探すのに困っている方がいたらぜひおすすめです。
クリアカラーに細文字のデザインで、見た目もオシャレ。
ベアリングやスペーサーなど小物もセットでお得です。
【HEAVEN】
CRUISER WHEEL(78A)
こちらも、65×46mmとかなり大きめのウィールですが、ロングボードを多くリリースしているヘブン製ですので大きめのデッキに相性は抜群です。
クリアブラックで、最もスタンダードな見た目です。
性能を考えればかなりお手頃でコスパ最強なので、消耗品としてタフに使い込みたい方におすすめです。
【OJ Wheels】
Wkowski Mountn Trip Hrdlne(99A)
99Aのハードウレタンなので乗り味は上級者向けではありますが、何といってもこの圧倒的なデザインの良さに惚れ惚れします。
色使いもストリート系を極めており、蛇やタイガーの絵も最高にかっこいいです。
見た目重視の方、上級者の方もぜひ試してみてください。
非常に耐久性があり、タフなモデルです。
まとめ
自分に合った素材やサイズでカスタムすれば、乗り心地や使用感が変わりレベルアップにも繋がります。
ウィール選びの重要性、楽しさを知っていただき、より良いスケーターライフをお楽しみください。
サーフスケートウィールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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