ほかのウォータースポーツと並び、サーフィンでも海水を流す際の必須アイテムと言えるのが、ポリタンクシャワーです。
海水で使用するアイテムは、紫外線と相まって痛みやすい傾向にあり、使用後においては速やかな水洗いが推奨されています。
今回は、サーフィン用ポリタンクシャワーについての実情を軸に、選び方とおすすめの11アイテムを詳しくご紹介していきます。
目次
- 1 サーフィン用ポリタンクシャワーを使うメリット
- 2 サーフィン用ポリタンクシャワーを使うデメリット
- 3 サーフィン用ポリタンクシャワーの選び方
- 4 サーフィン用ポリタンクシャワーおすすめ11選
- 4.1 【takagi】アウトドアポンプ 電池いらず(A122AZ)
- 4.2 【MOLUSKO】簡易シャワー 7L(MS-32)
- 4.3 【JOK】アウトドアポンプ(FLP-68)
- 4.4 【MAGNA】ポータブルシャワー USB充電式
- 4.5 【MRG】ポータブルシャワー USB充電式(P001)
- 4.6 【innhom】ポータブルシャワー
- 4.7 【KEDSUM】ポータブルシャワー
- 4.8 【Zanflare】ポータブル アウトドアシャワー
- 4.9 【LOGOS】パワードシャワー DC専用(69930011)
- 4.10 【アトラス】充電式ポータブルシャワー
- 4.11 【ZenCT】ポータブル アウトドアシャワー(CT201)
- 5 まとめ
サーフィン用ポリタンクシャワーを使うメリット
体を洗える
ほかのマリンスポーツと同様、サーフィンでも体についた塩気は頭髪にも悪い影響を与えるので、洗い流す必要があります。
塩気自体は人体への悪影響はないですが、綺麗に洗い流さずにいると、ベタベタ感による不快感をもたらします。
ポリタンクシャワーは海から上がる際の海水の洗い流しはもちろん、塩気の付着による不快感も防止してくれるのです。
道具を洗える
サーフボードを含む各ギアも、実は塩気は大敵とも言われてます。
道具は常に海水に浸されている状態のうえ、強い紫外線などがウェットスーツやリーシュコードなどの劣化を早めます。
ポリタンクシャワーで塩を洗い流すことが道具の劣化を防ぎ、それによって各種サーフギアの適正な管理も可能となるのです。
温水シャワーとしての利用も可能
外気温が低い寒い日などは、お湯を入れた温水ポリタンクシャワーとしても、多くのサーファーから重宝されています。
真冬の海では、濡れた体での着替え時が1番の寒さを感じ、体が冷えれば思うように着替えもできません。
ポリタンクシャワーでもお湯に入れ替えることで温水シャワーとなり、冷えた体を温められます。
サーフィン用ポリタンクシャワーを使うデメリット
ポリタンクとの併用で重くなる
そもそもポリタンクの重量を占めているのが中に入る水であり、その水の容量によって重さは左右されます。
一般的には5〜10L辺りの容量が使い易いサイズとされますが、実用的な量としては20L辺りが最も多く利用されています。
塩を洗い流すことの重要性に並び、ボードやウェットスーツを洗うために必要な水量が欠点にもなるのです。
大き過ぎると場所をとる
容器自体は、水が入る内容量によって大きさが異なり、5、10、20Lの順に大きくなっていきます。
海へ向かうサーファーのほとんどは車での移動が多く、荷物を積む車内では、できるだけのスペース確保が重要です。
ポリタンクシャワー自体が荷物となれば、幅や場所をとることはもちろん、車中泊時での寝るスペースすらもなくしてしまいます。
お湯が冷めやすい傾向にある
暖かい季節のシャワーは、常温水でとりわけ問題はないものの、冬場のシーズンでは温水シャワーは必須アイテムです。
ただし、真冬となれば外気温が非常に低く、予め温めておいたポリタンクの中のお湯も、冷たい外気によって次第に冷めてしまいます。
保温目的の対策は何かしら必要となり、基本的にはポリタンクシャワー単体での保温効果にも限界があるのです。
サーフィン用ポリタンクシャワーの選び方
扱いやすさ
サーフィン用ポリタンクシャワーには、大きく分けて手動と電動とがあり、それぞれの用途別に選択していくことも重要と言えます。
ポンピングしてシャワーが出る手動式に対し、電動式では電池とシガーソケット給電の2タイプにて用いる形になっています。
手動で面倒な電力供給を省くか、電力供給でパワフルかつ快適なシャワーかを、自身の用途に合わせて選択しましょう。
シャワー機器に加えてタンク量も考慮する
塩を流すための水浴びでは、体を含み、サーフボードやウェットスーツを洗い流すための十分な水量が必要です。
個人差もありますが、サーファーの多くは約20Lの水の量を使用しているとも言われています。
シャワー機器自体の設定可否とタンクサイズに並び、持ち運ぶ際の扱いと必要な水の量を考慮することも重要と言えるでしょう。
シャワーホースの長さ
サーフィンを終えて海から上がり、水浴びをする際で意外と問題になってくるのが、水が届くが届かないかの距離です。
一般的に、車載したポリタンクで使用するケースが多く、シャワーホースの長さ次第では非常に使いにくくなってしまいます。
ホースの長さは製品別に細かく異なる場合もあり、それぞれの特性に合わせながらの選択が重要と言えるでしょう。
サーフィン用ポリタンクシャワーおすすめ11選
【takagi】
アウトドアポンプ 電池いらず(A122AZ)
マリンスポーツやアウトドアはもちろん、あらゆるシーンでの万能シャワーとしておすすめなアイテムがこちらです。
市販のポリタンクにセットし、シャワー器具上部のボタンを約20回程ポンピングするだけで、シャワー水が出てきます。
シャワーヘッドにあるレバーによって、手元での通水と止水が簡単に行えて、ホース自体の長さも不自由はしないと言えます。
【MOLUSKO】
簡易シャワー 7L(MS-32)
簡易的でありながらもしっかりと実用性を持ち、あらゆるシーンにて活用できるおすすめのアイテムがこちらです。
手動で空気を蓄圧して使用するタイプになり、タンクの満水容量は7Lの小ぶりサイズですが、シャワーでは十分な水量を放ちます。
2段階ある切り替え操作をシャワーヘッドのレバーで行えるほか、ホースの長さも160cmあるので扱いやすいと言えます。
【JOK】
アウトドアポンプ(FLP-68)
主に園芸関連を扱うブランドであり、アウトドア好きにも密かな人気があるおすすめアイテムがこちらです。
単一電池2個を用いて動作させる方式で、どちらかと言うと道具を洗う場合に重宝するタイプになっています。
シャワーホースを全く使用しないタイプだけに、サーフィンなどで用いる場合はひと工夫する必要があるかもしれません。
【MAGNA】
ポータブルシャワー USB充電式
雑貨やアウトドア関連用品を扱うブランドであり、実用的なポータブルシャワーとしてもおすすめなのがこちらのアイテムです。
USBを含むシガーソケット給電のほか、バッテリーにおいては最大60分の連続使用も可能になっています。
散水範囲が比較的広いこともあり、体はもちろん、サーフボードやウェットスーツなどに付着した塩分も綺麗に洗い流せます。
【MRG】
ポータブルシャワー USB充電式(P001)
国内外のネットワークにて商品調達・開発を行うなど、機能性を重視したポータブルシャワーとしてすすめなのがこちらです。
ヘッドの角度変化によって止水がスムーズに行えて、分解することでフィルターメッシュも洗浄可能となっています。
軽量かつコンパクトなデザインで仕上げられており、単体での持ち運びにおいても重さやサイズ感に困らない仕様です。
【innhom】
ポータブルシャワー
主にECサイトでの販売にて、安価でありながらも便利をモットーに、幅広い商品展開をしているブランドです。
こちらのアイテムは細かい吐出穴に加え、その穴数を増やすことにより、柔らかいシャワーの肌触りを実現しています。
分解によるメンテナンスも可能なほか、収納袋付きなので、持ち運びに困らないコンパクトな仕様です。
【KEDSUM】
ポータブルシャワー
ECサイトで安価な雑貨を幅広く展開し、アウトドア関連グッズにおいてもいち推しなのがこちらのアイテムです。
散水幅が比較的広い範囲であることに加え、しっかりとした水量によって、付着した砂や汚れなどを簡単に洗い流せます。
USBを含むシガーソケット給電はもちろん、本機専用のバッテリーが2つ付属しているので、ロングライフな使用も可能です。
【Zanflare】
ポータブル アウトドアシャワー
生活雑貨を中心に販売しているZanflareで、特におすすめなポータブルシャワーがこちらです。
給電についてはUSB充電の方式一択となりますが、2段階ある水量調整機能によって、用途に合わせた水の量の調整が行えます。
ポンプ自体が多少重量感はあるものの、機能性を重視している観点では、ポータブルシャワーとしては人気のあるモデルです。
【LOGOS】
パワードシャワー DC専用(69930011)
国内では誰もが知る定番アウトドアブランドであり、数多いアウトドアギアの中でも特におすすめなのがこちらです。
シガーソケットにて充電するタイプであるほか、しっかりとした水圧によって砂や汚れも簡単に洗い流せます。
シャワーヘッドにあるスイッチが、手元での止水や水量調整を可能にし、若干長めであるホースも用途の幅を広げてくれます。
【アトラス】
充電式ポータブルシャワー
ポータブルシャワーは機器単体での販売が多い中、実用性に焦点を置いたアイテムとしておすすめなのがこちらです。
ソフト素材による折りたたみ可能な20Lタンクが付属され、基本的には別途でポリタンクを用意することなくシャワーを使用できます。
シャワー機器自体はある程度の重量があるものの、タンクを併せた全てをコンパクトにまとめられる仕様は最大のメリットでしょう。
【ZenCT】
ポータブル アウトドアシャワー(CT201)
家電や生活雑貨を扱うブランドとしてもよく知られており、安価と実用性でおすすめなのがこちらのアイテムです。
シャワーヘッドにあるスイッチにて、簡単な止水や水量調整が無段階で行えるほか、USB充電式の大容量バッテリーが搭載されています。
散水範囲が広く持たれていることに加え、一般家屋に並ぶ十分な水量となるので、体やウェットスーツを洗うのには最適と言えます。
まとめ
ポータブルシャワー自体の必要性は人それぞれですが、サーフィンでは塩分を洗い流す目的から、真水の使用は必須と言えます。
価格や製品個々の仕様を考慮し、自身にとっての必要性を重視しながら選びましょう。
サーフィン用ポリタンクシャワーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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