今回の記事では、初心者向けのサーフスケートを特集します。
陸でのサーフィン練習に最適であり、オフ日のサブとして使用する方、またはサーフスケートそのものを楽しむ方など、様々な用途で人気を博しています。
サーフスケートは3〜5万円と高額なアイテムが多く、初心者の方が最初の1台目として探していく上で非常に悩む値段帯です。
これからサーフスケートを検討する初心者の方にも分かりやすく、入門に適したアイテムを紹介していきます。
メリットデメリットに加え、選ぶポイントもしっかりと解説してきます。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
目次
- 1 初心者向けサーフスケートを使うメリット
- 2 初心者向けサーフスケートを使うデメリット
- 3 初心者向けサーフスケートの選び方
- 4 初心者向けサーフスケートおすすめ10選
- 4.1 【Scripps Surfboards】サーフスケート31インチ
- 4.2 【WOODY PRESS】サーフスケート スラスター2 35インチ
- 4.3 【WOODY PRESS】ウッディーカービング 30インチ
- 4.4 【DIAMOND HEAD】ダイアモンドヘッド クルージングデッキ 43インチ
- 4.5 【DIAMOND HEAD】ダイアモンドヘッド クルージングデッキ 27.7インチ
- 4.6 【YOW】サーフスケート タイダイ ガブリエルメディーナ 33インチ
- 4.7 【Carver】レジン CX トラック コンプリート 31インチ
- 4.8 【GRAVITY】Eagle – takeoff 36" スラスター2 @32000 SURF SKATE
- 4.9 【HEAVEN】バンブー40インチ
- 4.10 【CARVER 】TRITON 日本限定モデル サーフスケート 32インチ Palms CX4-TRACK
- 5 まとめ
初心者向けサーフスケートを使うメリット
最初の1台目
初心者向けサーフスケートの中には比較的リーズナブルに手に入るモデルが存在し、最初の1台目にピッタリです。
自分に最適な条件やスペックを把握する前に高額ハイエンドモデルを購入すると、買い替え時に大きく損してしまうリスクがあります。
また、技術が身につくまでは派手にぶつけてしまったり、高負荷を掛けてしまう場合があります。
多少のダメージも初心者用であれば、気にせず使用できます。
コスパ
初心者用サーフスケートには、ハイエンドモデルと大差ない仕様でありながら1〜2万円台で手に入るアイテムも存在します。
初心者モデルでありながら、コスパ最強と言えます。
もちろん上級者やベテランにも選んでいただけるレベルで、買い替えなどするつもりが無い方はこちらがおすすめです。
こちらも後ほど、厳選して紹介します。
サーフィン練習用
サーフィンの練習に特化したモデルが多く存在しており、オフシーズンや荒れて出れない日の練習用に最適です。
初心者のうちはなかなか実際の波に乗ることは難しいため、上達に時間が掛かります。
サーフスケートであれば、陸で実際のサーフィンに必要な動きを気軽に身につけることが可能です。
またコスパモデルを選べばサブとして使用するのに、高額なハイエンドは必要ないという方にもぜひおすすめです。
オールラウンド
自分に合った大きさや、用途が分かってこればハイエンドモデルもOKです。
ハイエンドモデルの中には、サーフィンのオフトレから乗ることに重点を置いたトリックやターンまでこなせ、1台でなんでも楽しめるモデルが存在します。
値段は高くなりますが、オールラウンドモデルは初心者でも非常に乗りやすく、癖のあるものより上達が早くおすすめです。
初心者向けサーフスケートを使うデメリット
所有感
初心者向けの安いサーフスケートは、やはりハイエンドブランドのような所有欲を満たすことはできません。
某有名ブランドアイテムは、やはり見た目もスタイリッシュで所有しているだけで満足度が違いますし、部屋に飾っていても映えます。
初心者向けは、しっかりとタフに使い込むことを前提に購入しましょう。
安すぎると失敗も
初心者向けサーフスケートの中には、数千円で購入が可能な格安モデルも存在します。
しかし、あまりにも無名ブランドの安物を購入すると初期不良があったり、すぐに破損したりとトラブルが多発します。
いくら安くても、役割を果たせなくては意味がありません。
安くても良いものを選ぶ必要がありますので、後ほど厳選して紹介します。
品質
初心者向けの安いモデルは、ハイエンドモデルと比べ使用されているパーツの品質が劣る場合があります。
デッキの素材、トラックの種類、ウィール、ベアリングの種類や個数、ボルトの固定方法など挙げたら切りがありません。
使用感や耐久性に差が生じるため、安くても良いパーツをしっかりと備えているモデルを選ぶ必要があります。
初心者向けサーフスケートの選び方
デッキの長さ
初心者が最初にサーフスケートを選ぶポイントとして、デッキ(板)の長さが非常に重要です。
デッキの長さで乗り味や、バランス感が全く違うため自分に合った長さを選ぶ必要があります。
サーフボードと同じく『ロングボード』『ファンボード』『ショートボード』に分けられます。
40インチ以上をロングボード、39〜35インチをファンボード、35インチ以下をショートボードと目安として考えていただければOKです。
ロングボードは安定感があり、バランス感の掴めない初心者におすすめです。
ファンボードが最も万能で、バランスも取りやすく小回りも効くためターンなど技も可能です。
ショートボードは安定感が難しく、上級者向けではありますが子供や女性にはロングボードでは大きいため小柄な方はショートボードをおすすめします。
デッキの材質
続いて重要なのは、デッキの材質です。
基本的にウッドデッキ(木製)がほとんどを占めており、材質=木材の種類です。
初心者の場合は、バランスを崩した際に板だけ飛ばしてぶつけてしまったり、体重を置く位置が悪く常に高負荷を掛けてしまったりと余計に酷使します。
安かったとしても、しっかりと強度のあるデッキ素材を選ぶことが耐久性を増すポイントです。
おすすめは、カナディアンメープルという木から製造されているモデルと、バンブーと呼ばれる竹の一種であり、強度と軽さを両立しています。
カナディアンメープルはハイエンドモデルにも使用されているほどなので、安心して選んで頂けます。
トラック
最後に、ここは最も重要と言っても過言ではないトラックです。
トラックとは、デッキ(板)とウィール(タイヤ)を繋いでいる部分であり、体重を移動させることで傾き稼働し、左右にスイングします。
一般のスケートボードと違い、トラックのこの構造がサーフスケート最大の特徴であり命と言える部分です。
高さも様々で、高いほど方向け量が増すため大きくターンすることが可能です。
また、低いほどターンは小さくなりますがキビキビと小刻みに操作することが可能になります。
ターンの精度や、切り替えした際の反発力など、しっかりとしたトラックでないと乗り味は悪くなります。
また、強度がないとすぐにイカれてしまうため、トラックの設計にしっかりと力を注いでいるモデルを必ず選びましょう。
ハイエンドモデル
散々、初心者用のコスパモデルを選びましょうと書いてきましたが、身近に教えてくれる人がいれば最初からハイエンドモデルを選ぶことも手です。
もちろん、上記で書いてきたことは最優先していただきたいですが自分に合った用途とサイズ感を把握できれば買い換える必要もないためハイエンドモデルでも問題ありません。
強度、品質共に安心感のあるハイエンドモデルであれば安心して長く使用することも可能なため逆に経済的です。
初心者であっても扱いやすい、また比較的狙いやすい値段域のハイエンドモデルも厳選して紹介します。
初心者向けサーフスケートおすすめ10選
【Scripps Surfboards】
サーフスケート31インチ
レアな日本発ブランドのサーフスケートです。
プロサーファーも使用している本格モデルですが1万円そこそこで購入できるため、最初の1台目におすすめです。
基本的な性能はしっかりと備えており、デッキもメープルで強度もあります。
31インチと短めですので、小柄な方におすすめです。
【WOODY PRESS】
サーフスケート スラスター2 35インチ
1万円台で購入可能でありながら、ハイエンドモデルと変わらない性能と品質を誇るコスパ最強モデル専門のウッディープレスです。
大きさも35インチと丁度よく、扱いやすいです。
トラックにはスラスターシステムを搭載しており、少しの体重移動でしっかりと左右に振ることが可能で初心者にもおすすめです。
【WOODY PRESS】
ウッディーカービング 30インチ
こちらも圧倒的なコスパを誇る、ウッディープレス製のショートボードです。
しっかりと軸を残し大きく体重移動しないと左右の振れが発生しないため、サーフィンのリアルな動きを必要とします。
オフトレに最適でありサーフスケートとしては上級者向けに思えますが、ワイドなデッキ設計なので安定感があるため初心者にも安心です。
【DIAMOND HEAD】
ダイアモンドヘッド クルージングデッキ 43インチ
ウッディープレスと同様、非常に高い品質でありながら1万円代で購入可能なダイアモンドヘッドです。
安定感のあるロングボード設計で、最初の1台目にぴったりです。
クルーズデッキは細かな動きを練習するのではなく、ゆったりと乗って走らせることを楽しむモデルです。
デッキが長い分、しなりが発生するため意外と小回りも効くので慣れたらターンも可能です。
【DIAMOND HEAD】
ダイアモンドヘッド クルージングデッキ 27.7インチ
30インチを切り、ショートボードの上級者モデルに思えますが小柄な方や女性、子供にぴったりのサイズ感です。
クルージングデッキですがスラスターシステム搭載で、少しの体重移動で左右の振りもしやすく初心者でもターンやアクション等可能で扱いやすいです。
カナディアンメープル使用で耐久性と軽さもあり、コスパの高いモデルになっています。
【YOW】
サーフスケート タイダイ ガブリエルメディーナ 33インチ
サーフスケートをやっている人であれば知らない人はいない有名ブランドである、ヤウの代表格モデルです。
価格帯で言えばハイエンドモデルに位置しますが、その安定した万能な性能は初心者にも扱いやすくおすすめです。
見た目もオシャレで、カービングからトリックまで何でもこなせます。
愛用者も多く、人気モデルです。
【Carver】
レジン CX トラック コンプリート 31インチ
ヤウと同じく、サーフスケーターであれば知らない人はいない有名ブランドのカーバーです。
デッキの長さ、バランス共に整っており初心者でも非常に扱いやすいです。
CXトラックを採用し、耐久性にこだわった設計です。
激しくターンさせたり、細かい動きを頻繁に加えても問題なく、サーフィンのトレーニングに最適です。
【GRAVITY】
Eagle – takeoff 36" スラスター2 @32000 SURF SKATE
見た目も性能も全てを満たしたい時は、グラビティがおすすめです。
トラックにはスラスターシステム2採用で、軽く体重を乗せれば簡単に左右へ振ることが可能で、ソフトウィール搭載で悪路にも対応しています。
アメリカンな塗装はとてもかっこよく、ストリートでの使用にぴったりです。
36インチで安定感もありサーフィンの練習から、トリックまでこなし初心者でも上級者のようなライン取りが可能です。
【HEAVEN】
バンブー40インチ
HEAVENのロングボードにはウェーバートラックが採用されており、高速走行時でも安定するので初心者であっても安心して思い切ることが可能です。
左右に振るだけのトラックではなく、よりサーフィンの動きに近いレールワークが可能でオフトレに最適です。
最近ではスノーボーダーにも人気のモデルです。
【CARVER 】
TRITON 日本限定モデル サーフスケート 32インチ Palms CX4-TRACK
最後はやはり、最も人気のあるカーバーのトライトンで決まりです。
日本限定モデルもポイントで、ブラックメインの落ちつたデザインです。
カーバーの技術とデザイン、全てが詰まっており文句なしの性能です。
オフトレから普段遣いまで、幅広く対応し癖のない使用感から万能に長く使えます。
まとめ
初心者におすすめのモデルと選び方を解説してきました。
格安モデルからハイエンドまで、初心者でも乗りやすい入門に適したモデルばかり厳選しました。
まずは1台目を選び、スケート場へ繰り出しましょう。
慣れてこればハマること間違いなしです。
初心者向けサーフスケートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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