サーフィンのレベルアップに伴い、ビーチブレイクポイント以外にリーフブレイクポイントにも挑戦してみたいと思う人は多いです。
世界でも有名なサーフポイントはリーフブレイクであることが多く、決まった形のマシーンウェーブを楽しむことができます。
しかし、海底が岩やサンゴのため、ワイプアウトした際に尖った岩などで怪我をするリスクも高くなるのです。
ここでは、足の保護に効果的な夏用のサーフブーツをご紹介していきます。
夏用サーフブーツを使うメリット
足を保護
サーフブーツを履くのは寒い冬だけに限ったことではなく、サーフポイントによってはサーフブーツが必要なことがあります。
特に知らないポイントや海外のポイントに入るときは、サーフブーツを履いていると安心です。
岩やサンゴだけに限らず、毒を持った海洋生物からも身を守ることができます。
移動時に歩きやすい
海水浴場になっているポイントは駐車場が海から近く、素足やサンダルでも歩ける距離であることが多いです。
しかし、リーフポイントは周辺も岩場であり、駐車場からも遠く、森林地帯を歩いてポイントまで行く場所も多くあります。
サーフブーツのソールは滑らない加工がされているので、濡れた岩場や森林地帯でも歩きやすいです。
保温性
夏場であっても水の中に長時間入っていると足は冷え、春先や梅雨の時期は外気温に比べて水はまだ冷たいです。
体が冷えると体が硬直して動きが鈍くなり、思わぬ怪我に繋がることがあります。
特に冷え性や怪我をしている方は夏用のサーフブーツを履き、なるべく冷やさぬようにして怪我の防止をすることをおすすめします。
夏用サーフブーツを使うデメリット
ソールの部分が厚いと足裏や指先の感覚が伝わりづらく、微妙なコントロールがしづらいと感じる方もいます。
波の力を足底で感じながらアクションを狙う際には、やりづらさを感じることがあるかと思います。
特にローカットのブーツは靴の内部に水が入りやすく、水が溜まって足が重く感じがちなため、水捌けが良い物を選んでください。
夏用サーフブーツの選び方
生地の厚みの目安は真冬用で5mm~6mm、秋冬用が3.5mm前後なので、夏用で選ぶとなると2mm程が目安となります。
サーフブーツはつま先までラバーソールで覆われています。
よって、サイズが合っていないと靴擦れしやすいので、必ずサイズに合ったものを選んでください。
また、ある程度の締め付け感がないと中で足が動いてしまい、力が逃げてしまいます。
そのため、足首や甲の部分にベルクロが付いているものがおすすめです。
夏用のサーフブーツはローカットのものが多く、水が侵入しやすいので、水捌けが良いデザインを選ぶとストレスなく使用できます。
夏用サーフブーツおすすめ8選
【SURF8】
サーフブーツ(8SA1S1)
サーフブーツで圧倒的な支持を集めているサーフエイトから、2mmのリーフブーツです。
サーフエイトが独自開発した伸び止めラバーは圧迫感が軽減され、ストレスなく快適な履き心地です。
ブーツ本体が柔らかくて、丸めてコンパクトに収納できるので、荷物が多いトリップでも邪魔になりません。
【FCS】
SP2 REEF BOOT
もはや説明不要のブランドであるエフシーエスのリーフブーツは、ボディ部分が1.5mmで軽やかな履き心地です。
軽量設計でありながら、アウトソールは1mmラバーを使用しているので、足底をしっかりと保護してくれます。
足首と甲の2本のベルクロが足をがっちりとホールドし、力を分散することなくサーフボードに伝えます。
【FELLOW】
サーフブーツ
シューズ内部が足袋のように親指から分かれており、中で足がしっかりと固定されて踏ん張りやすいです。
アウトソールは蜘蛛の巣状のスパイダーグリップソールになっており、サーフボードに足が吸い付きます。
また、内部生地には水が抜けやすい生地が使われているので、長時間使用していても快適です。
【FELLOW】
サーフブーツ
2mmの裏起毛のサーフブーツなので、春秋、初冬まで使えるアイテムです。
特に春口は外気温が暖かくなってきても水温は低いことがあるため、冷え性な方は持っておくと重宝します。
また、リーフシューズに比べて、履口がくるぶし上まで覆うのでフィット感があります。
生地が2mmと薄手なので、真冬用のブーツに比べて動きやすいです。
【O'NEILL】
忍者サマーソックス
薄手のソールなので素足の感覚に近く、夏でも使えるソックスタイプのリーフブーツです。
リーフ部分での安全性とボードに乗った時のグリップ性が高くなるので、リーフポイントやSUPライダーの方におすすめです。
ソックスタイプで生地も薄いので、冬用のサーフブーツに比べて脱ぎ履きも容易であることも嬉しい点になっています。
【TOOLS】
リーフブーツ(10003163-01)
1991年のJPSAグランドチャンピオンである関野聡氏によってつくられた、湘南発のブランドです。
2ヵ所のベルクロに加えて、靴の履口のトップラインに付いたストラップの3点で固定できるので、靴の中で足がブレないです。
メガストレッチ素材が使われているので、ストレッチ性やフィット感が良くなっています。
ライディング中やテイクオフの際にも違和感なくスムーズに動けるのも魅力です。
【ROXY】
シンクロ ラウンドトゥリーフブーツ(Erjww03012)
女性用サーファー必見のロキシーから2mmのリーフブーツです。
足首のベルクロにさりげなくロキシーのロゴが入っており、履口のホワイトカラーのストラップがポップな印象です。
サーフィンシーンだけではなく、夏のビーチファッションとして、海水浴やマリンスポーツにも使えそうなデザインとなっています。
【Ocean & Earth】
POCKET REEF BOOTY
1.5mⅿのリーフブーツで薄くて柔らかいので、折りたたんで水着のポケットに入れられるデザインとなっています。
とにかく手軽に持ち運べるので、初めて入るリーフポイントで地形がわからない時、ポイントまで距離がある際にあると便利です。
ソールパターンもグリップ性のあるデザインになっているので、滑りやすい岩場やテトラポットの上を歩く際も安全です。
まとめ
危険回避の観点からもサーフブーツを使用することは、怪我を未然に防ぎ自身を守ることに繋がります。
自然の中で楽しむ以上、予期しない危険が潜んでいるのは当然のことです。
知らないポイントに入る際には、慢心せずにサーフブーツの着用をおすすめします。
夏用サーフブーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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